東方不死鳥紀   作:はまなつ

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4話です。戦争シーンは一応書けたけど短い。そして上手くかけてる自信が無い(泣)。あとこのssだとすこし弾幕ごっこのルールが違っているかもしれません。そのへんはご了承ください。次回はもう少し戦闘シーン入れたいな


4話 信二弾幕ごっこを知る

「ところでさっき聞きそびれた霊夢達が戦うって話、あれは結局どういう意味なんだ?」

 

信二が疑問に思っていたことを聞く。

 

「文字通り私達も戦うのよ。けど信二みたいに命のやり取りはしない。()()()()()と呼ばるもので勝負するのよ」

 

「弾幕ごっこ?なんだそれは?」

 

聞き慣れない単語を聞き思わず聞き返す。それもそのはず弾幕ごっこは幻想郷にしか無いものだから。

 

「簡単に言うと弾幕と呼ばれるものを出しあってそれに当たったら負けって言ういわゆる決闘みたいなものよ」

 

「これが弾幕だぜ」

 

そう言った魔理沙の右手には黄色い光の玉が浮いていた。魔法の塊みたいなものか?と信二は思った。

 

「これを沢山出して相手に当てるんだぜ!幻想郷での揉め事は大体弾幕ごっこで決まるからな。皆日々スペルカードを創作してるんだぜ」

 

「スペルカード?」

 

「それぞれが持つ必殺技の事よ。スペルカードはそれぞれ特有のものを持ち、同じものは二つと無いわ」

 

「まぁ百聞は一見にしかずだ。霊夢、弾幕ごっこやるぞ!」

 

魔理沙が霊夢に対して啖呵を切る。

 

「はぁー、まぁ信二に見せるくらいのやつならいいか」

 

「真剣勝負だからな、霊夢。ちゃんとやれよ?」

 

「真剣にはならないけど魔理沙には負けたくないから程々にやるわ」

 

そう言い二人は部屋の外に出る。魔理沙は手に持っていた箒の上に乗り空を飛ぶ。対する霊夢は何をするわけでもなく空を飛ぶ。

 

(肝心な俺が蚊帳の外だったような気がする…。てか霊夢も魔理沙も空飛べるのか、凄いな)

 

「それじゃあ行くぜ!魔符「スターダストレヴァリエ」」

 

そう言いながら手に持っていたカード…スペルカードを使い出した。すると星型をした光の玉が霊夢に降り注ぐ。まるで流れ星のように綺麗な技。これを霊夢は軽やかにかわしていく。

 

「全く、いつも見てるわよその技。夢符「二重結界」」

 

霊夢も手に持っていたスペルカードを使う。魔理沙のとは違いそこまでの範囲はない様子。しかし、二つの結界が魔理沙を覆い、その中で弾幕が繰り出されていく。

 

「霊夢のもな!代わり映えしないぜ!

 

決して広くない結界の中で器用に交わしていく魔理沙。交わしていく途中に魔理沙も弾幕を放つ。そしてそれを霊夢が交わしていく。

 

(なんか…想像以上に激しいな。俺だったら避けきれなそうだ)

 

そんなことを思いながら見ている信二。と二人が弾幕を放つのをやめ始めた。どうやら今回は決着をつけないらしい。

 

「こんな感じだ信二。分かったか?」

 

「ああ、意外と難しそうってのは分かった。ところでその弾幕は当たったらどうなるんだ?」

 

信二が見てる途中で気になったことを問いかける。

 

「当たると結構痛いわよ。それで気絶とか降参とかしたらそいつの負け。」

 

なるほど、と信二は感心する。確かに騎士の決闘のようなものだ。と、同時に一つの疑問が浮かび上がる。

 

「その弾幕では…死なないのか?」

 

「…基本は当たっても死なないわ。けど、何事にも例外があるように弾幕ごっこにも例外がある。これで死ぬこともあるわ」

 

霊夢が口にする。そうか、と信二が答える。感覚としては魔法とかなり似ている。

 

「まぁそんなの例外中の例外だけどな!」

 

魔理沙が元気よく言う。魔理沙には場を明るくする力でもあるのだろうか。その一言だけですこし沈んでいた空気が元に戻る。

 

「全く、能天気ね魔理沙は。ところで信二。あなたもう歩ける?」

 

霊夢に問われてすこし立ってみる。体はまだ痛いが歩くくらいなら出来そうだった。

 

「ああ、歩けるな、でもどうして?」

 

「あなたを医者にみせにいくのよ。あなた結構重いから私じゃ運べないのよ」

 

「まぁ見た目以上に筋肉があるからな。よく言われる」

 

「てか、医者ってことは…」

 

「そう、永遠亭に行くわよ」

 

「永遠亭?」

 

俺の幻想郷初めての行き先が決まった。

 

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