神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ!   作:ドMを極めし者

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失敗は誰でもある ロビン救出呆気なく終わる!

はっ!?何で!?て言うかムラサキが沈めたって言ってたやん!?

 

【わからない。世界を丸ごと調べれば分かりますけどどうします?(´・ω・`)】

 

 

ああ。全知全能的なあれ?

 

 

 

【元々私は世界の全ての情報を調べることが出来ます。それこそ。ラフテルの場所さえ解ります。ですが、それだと面白くないから、それを使わないようにしたでしょ?だから今は「家族」から得た情報しかわからないのが、今の私ですよね?( ´△`)】

 

 

そうなんよ。元々この「大賢者」は、万能を通り越してるんよ。

 

 

この世の全ての事を知ることが出来る能力なんよ。ただ、それは封印してる。

 

面白くないから。

 

 

だから、ムラサキが殲滅したって認識してその光景をみた情報しか大賢者は得られない。

 

 

白夜叉の部下の情報も入ってくるけどね。

 

 

【たぶんなんですけど、ギリギリ助かったのかもしれません。サクラが一応監視してるけど、拐われてるだけで怪我はしてません。サクラは一応監視してます。(´д`|||)】

 

…………つまり、無事やな。他に誰かおる?

 

 

【いえ。犯人は一人だけ。能力者です。( ̄^ ̄)】

 

 

何の能力が調べて、それぐらいなら出来るよな?

 

 

 

【もちろん!……へぇー。「ナワナワの実の縄人間」

無から縄を生み出せるとか。】

 

 

へぇー。とりあえず、サクラと合流するか。

 

 

「ムラサキ。とりあえずサクラと合流するか。…………ムラサキ?」

 

あれ?今電話してる?もしかして

 

 

【今連絡がいったようです。(´・ω・`)】

 

なるほど。

 

 

ムラサキ「……わかったわ。こちらから行くわ。「ガチャン」…流貴様。ロビンが誘拐されました。」

 

 

「サクラからか。相手は?」

 

ムラサキ「一人です。それと、申し訳ありません!私が沈めた海賊の生き残りだそうです。」

 

 

ムラサキがいきなり土下座してきた。

 

「ムラサキ。失敗は誰にでもある。してもいいんよ。「家族」の命がかかってない限り俺は怒らんよ。」

 

ムラサキ「ですが!…………私がきちんと確認していれば…………ロビンが誘拐されることには」

 

「でも、これからはもうこんな間違いしないだろ?」

 

 

ムラサキ「もちろんでございます!」

 

「だったら、今回の失敗は「意味がある失敗」や。俺は許す。だから、これからは失敗せんかったらいいよ。」

 

顔をあげるムラサキ…………泣いてるやん…………

 

ムラサキ「流貴様…………」

 

俺は膝を下ろしてムラサキを抱き締める。

 

俺の方がまだ身長は低いけど、この姿勢なら俺の方がまだ大きいから胸にムラサキの顔を寄せ抱き締める。

 

「ムラサキ。お前は立場は俺の「忠実な忍」やけど、それ以上に俺の大切な「家族」や。俺はそんな大切な人が土下座してるところや、泣いてるところなんて見たくないんよ。許してるし、もう泣かないでくれないか?」

 

 

ムラサキ「流貴様………」

 

 

「失敗をしても補っていって支え会うのが「家族」やと、俺は思ってる。失敗した。全て私のせいで迷惑をかけたと思うより、失敗した。次気を付けるって考えてほしい。そして、失敗したら周りに「家族」に頼りなさい。

他人に迷惑をかけたらアカンよ?

でもな。「家族」には迷惑をかけてもいいんよ。」

 

ムラサキ「流貴様…………ありがとうございます」

 

ムラサキは俺に抱きついてすすり泣く。

 

 

 

そもそも、失敗しない人間なんていないんよ。

 

 

 

前世の俺なんて…………な。

 

 

 

~町の路地裏~

 

ムラサキが落ち着いてからサクラと合流することにした。

 

ムラサキ「ここです。」

 

ムラサキも落ち着いてすっきりしてるな。

 

「ありがとう。大丈夫か?」

 

ムラサキ「大丈夫です!///」

 

顔が少し赤いな。泣いたから?

 

 

…………さて、どこや。

 

 

サクラ「流貴様。ここだよ。」

 

屋根から落ちてきた。

 

「サクラごくろうさん。何処におる?」

 

サクラ「彼処の古い家。元々海賊の隠れ家にしてたみたい。」

 

「相手はロビンの存在を知ってるの?」

 

サクラ「恐らく知らないかと、見た目が可愛いから売るとしか考えてないようです。」

 

なら、俺がそのまま保護して問題ないな。

 

ウルゥル「主様。」

 

サラァナ「私たちはどうしますか?」

 

「とりあえず、サクラは周りの警戒。目撃者を無くしたい。ウルゥルとサラァナはこの辺りを結界で覆って誤認させて。」

 

ムラサキ「流貴様。敵は私が殺ってもよろしいですか?」

 

「ん?別にええけど、なんで?」

 

ムラサキ「元々は私の失敗。ですので私が殺るのが筋です。」

 

 

「いいよ。でも反省したなら気にしないでね。」

 

 

ムラサキ「わかってます。ありがとうございます。」

 

「よし。なら行くか。」

 

そして、ロビン救出作戦を開始する。

 

とりあえず、このドアをあけてっと!

 

 

ドオォォォン!

 

 

モブ「っ!?な、なんだ!?」

 

海賊の生き残りの男と、縄でグルグルの女性がいた。

 

「悪いね。少し眠っててくれないか?」

 

俺とウルゥルとサラァナは、壁を蹴り飛ばして開けた穴から部屋に入る。

 

モブ「く!来るなぁー!!」

 

男の腕から黒色の縄がたくさん飛び出してきた。

 

ウルゥル・サラァナ『無駄(です)』

 

カキンッ!

 

モブ「なっなんだ!?俺の縄が跳ね返した!?」

 

「二人の守りを突破できるわけがない。」

 

モブ「バカな!?鉄すら貫通するんだぞ!?グハッ!?」

 

ドサッ!

 

ムラサキが後ろから海賊の心臓を一刺。

 

ムラサキ「無駄だ。」

 

うっわ!呆気な!

 

一発で終わった!?

 

「案外早く終わったな。」

 

ムラサキ「恐らく縄を使ってギリギリ逃げれたのかと。」

 

「そのまま逃げればいいのに…………はぁ。」

 

まあ、いい。

 

 

「ウルゥルもサラァナもありがとうな。」

 

ウルゥル・サラァナ『……はい///』ポッ!

 

そこで赤らめるな。さて、

 

俺は縄で縛られているニコ・ロビンの元に向かう。

 

よく見ると少し震えている。そりゃ目の前で自分を捕まえた男が知らないやつに殺されたら自分も殺されるって思うよな。

 

「大丈夫か?とりあえず、ほどくぞ。」

 

縄をほどく。意外と固いな。…………よし。口に加えてある布も外してっと。

 

 

 

 

「…………あなた…………何者?」

 

 

 

 

「俺はリューキ。将来必ず世界を変える海賊さ。」


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