神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ! 作:ドMを極めし者
さて!とりあえず、召喚してみるか、
…………どうやるんだろ?
回りには誰もいないね。
まあ、触って見るか。
流貴が触ったその時、
本から魔方陣が飛び出す!
ん!?なんか吸われてる!?
黒色の三角形を二つ重ね合わせた魔方陣が回っており、その中でひざまずきわ四人のヴォルケンリッターが姿を現す。
そして、
ピンク髪をポニーテールの女性、剣の騎士・シグナム。
シグナム「闇の書の起動を確認しました」
金髪ショートボブの女性、湖の騎士・シャマル。
シャマル「我らは、闇の書の蒐集を行い主を護る守護騎士にて御座います」
獣耳に尻尾の生えた筋肉質な男、盾の守護獣・ザフィーラ。
ザフィーラ「我らは夜天の主の許に集いし雲……」
最後に小柄で紅い髪の毛をお下げにした少女、鉄槌の騎士・ヴィータ
ヴィータ「ヴォルケンリッター……なんなりと御命令を」
…………出てきたーーー!?マジ!?
「…………えっと…………とりあえず、顔をあげて?」
バッ!
ヴォルケンリッター『はっ!』
うっわ!すごっ!僕はあんまりリリカルは、知らんねんな。
ただ、めっちゃ忠義が高いのはわかる。
「えっと…………とりあえず、僕は前家流貴って言います。
名前を教えてもらってもいいですか?」
シグナム「はっ!私は剣の騎士、シグナムと言います!」
シャマル「私は湖の騎士、シャマルといいます。」
ザフィーラ「俺は盾の守護獣、ザフィーラと言います。」
ヴィータ「私は鉄槌の騎士・ヴィータと言います!」
シグナム「主よ。何なりとご命令を」
…………やばい!なんか色々不安や!!
…………とりあえず、落ち着かせよっか。
「えっと…………とりあえず、そこの椅子に座ってもらってもいいですか?僕は貴方たちが誰でどういう存在かも分からないです。」
シグナム「しかし!主と同じ席など……」
「いやいや!ええから!とりあえず、僕もよくわかっていないの。いきなり本から魔方陣が出てきてビックリしてるもん。」
シャマル「わっ、わかりました。」
ふう。とりあえず、席に座ってもらった。
「咲夜ー?」
扉の外にいた咲夜が入ってきた。
咲夜「お呼びでしょうか?…………何者です!?」
咲夜が太ももに隠してるナイフを取り出す。
それを見たシグナムたちが立ち上がり、
シグナム「おのれ!監理局のものか!?」
戦闘準備に入る。
「ちょっちょっと待って!ちゃうからな!なんかいろいろ!咲夜!お客さんや!」
咲夜「お客様?聞いてませんが?」
「色々あるんよ!とりあえず、僕がお客と決めたからな。お茶持ってきて。あと、まだお父さんに言わんでいいよ?」
咲夜「しかし…………」
「ほんとに大丈夫だから…………な?」
咲夜「はぁっ。わかりました。あとで話してくださいよ。」
そう言うと咲夜は出ていく。
「えっと、シグナムさん。あの子はうちのメイドですから大丈夫ですよ?」
シグナム「そっそれは失礼しました!」
すぐに膝まずくね。
「いいから。とりあえず、座ってよ。」
シグナムが座る。ふぅ。さて、
「えっと、とりあえず、あなた方がどういう存在かも、あの本が何かもわかっていないんです。たまたま、持ったら起動してしまったので。よろしければ話していただけませんか?」
シャマル「かしこまりました。主様。ですが、我々に敬語は不要です。呼び捨てで構いません。」
「まあまあ、とりあえず、話して。」
ーーーーーーーー説明を聞いているーーーーーーーーー
…………
「なるほどね。質問なんだけど「闇の書の蒐集」は、絶対にやらなきゃダメなの?」
シャマル「えっ?いえ、それをする存在が我々なので。」
シグナム「私たちはその為に存在します。」
「んーー。…………じゃあ。それ、しなくていいよ?」
ヴォルケンリッター『はっ!?』
「だから、しなくていいよ?」
ヴィータ「えっ!?あの?主?」
「今までそれをやって来ただろうけど僕は興味ないからね。だから、ここにすまない?」
ヴィータ「それはどうゆう?」
「そうやね。まずこの世界のことを話すか。」
僕はこの世界のこと。僕のこと。これからのこと。「家族」のことを全て話した。その間に咲夜がきて一緒に説明した。咲夜にもこの子たちのことは話した。
「以上だけどなにか質問でも?」
シグナム「申し訳ない。混乱してきました。」
ヴィータ「ええ。予想外なものでして。」
シャマル「んん?」
ヴィータ「では、我々はどうすれば?」
「その事だけど、ここにすんで僕の「家族」にならない?」
シグナム「先ほどのですか。」
シャマル「しかし、我々は騎士であり貴方の僕。対等にはできません。」
「そんなのは気にしないで。僕が主の時だけ「闇の書の蒐集」のことは忘れて。」
ヴィータ「…………いいんですか?」
シャマル「ヴィータ!」
「いいよ。今まで頑張ったんやもん。僕が主の時は気にしないで。それに、僕にも野望がある。
それを叶えるためには、主従関係も必要。だけど、それ以上の絆がいるんだ。そのための「家族」なんだ!だから!無理しないで!」
ザフィーラ「………わかりました。」
シグナム「ザフィーラ!?」
ヴィータ「………うん。私もいいと思うよ。」
シグナム「ヴィータ!いいのか?」
シャマル「シグナム。いいと思います。主の望みです。」
シグナム「…………私たちは…………」
「今までが何があったかはよく知らない。でも僕が主なら、僕の「家族」になってほしい!僕は大切なもの、罪のない人、困ってる人、世界に拒絶された人を救いたい!守りたい!だから、僕はその為に強くなる。……でも、僕だけじゃ無理なことがたくさんある。だから、僕の「家族」になって力をかしてほしい!これは命令じゃない!君たちの意思で決めてほしい。」
シグナム「(みんな……私はこの方についていってみたい…………)」
ヴィータ「(私も!すごいもん!)」
シャマル「(ええ、支えてみたいです。それに)」
ザフィーラ「(この方の作り出す世界も……先を見てみたい。)」
シグナム「(決まりだな!)」
シグナムたちは、椅子からおり、僕の前に膝まずく。
シグナム「我々は主の……いや、流貴様についていきたい。支えたいと思いました。」
シャマル「流貴様の野望はとても素晴らしいと思います。」
ヴィータ「自分の意思で流貴様についていき、守りたいと思いました。」
ザフィーラ「我らが主よ。我々を「家族」として、迎えてくれますか?」
「…………命令ちゃうで?自分の意思だな?」
皆『はい!』
「よし!なら「家族」として迎える!よろしくな!」
皆「はいっ!」
「それと、僕はまだ四歳です。敬語は使わなくてもいいです。自然に話しかけてください。敬語を「家族」に使う人はいません。」
シグナム「どっ努力します。主よ。」
「まあ、慣れかな?まあ!よろしく!」
こうして、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラを僕の「家族」として迎え入れた。
【闇の書まで出てきたよ。(。>д<)】