神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ! 作:ドMを極めし者
目が覚めると…………知らない天井が…………って天井がない…………青空?
あれ?俺って閉じ込められていたよな?
それで…………うん。ああ。湯飲みが落ちてきた。
あれ?俺って死んだの?まだ10歳で?
ええー。まあ、あのまま居ても夢が叶わないか。
さて、何で意識がある?化け物になったからか?
…………もう、名前は「化け物」でよくない?
「いやいや。さすがにそれはどうかと…………」
ん?…………うわっ!?何かおる!?
「何かとはなんじゃ!?人をゴキブリ見たいに…………」
す、すまん。いや、ごめんなさい。
な、生身の人とは…………九年ぶりなんで…………
「あっそうじゃのう。すまん。」
いや…………ところで…………ここどこ?神様?
「えっ?何でわかるの??」
何となく…………て言うか…………何で漫画の「白夜叉」の姿なん?
「まあのう。気に入っとるしのう………ダメか?」
いや。…………可愛いからいいよ///
「フェッ!?そ、そうかのう///」
ん?大丈夫?
「大丈夫じゃ!(元々かなりのイケメンなんじゃ!しかも「魅力」も「限界」を取り払ってるから神も魅了するんじゃぞ!?しかも、始めて喋った…………男の子じゃぞ!?ドキドキするのじゃ!)」
…………まあ大丈夫ならいいや。
で?
「で?」
いや、俺死んだじゃん?地獄?
「いやいや!そんなわけないじゃろ!お主のことは見ていたからのう。」
えっ?見てたの?………
「すまんのう。あと、すまん。わしのミスで死んでしまって。」
いや、死んだんだから気にしない。
とりあえず、俺はこれからどうなるの?
「うむ。…………まあしてほしいこともあるが、とりあえず、聞いておこう。
わしのミスで死んでしまったからのう。…………これからどうしたい?」
えっ?何でも?
「うむ。…………どうかのう?」
んん?んー。
なあ?お前はどうしてほしいの?
「えっ?」
いや、俺はまあ色々あるけど…………まずそっちの話が聞きたいからさ。
「…………出来れば…………ここで一緒に…………神をしてほしいんじゃ。」
えっ?いいの?
「えっ?う、うん。」
じゃあ。よろしく。
「えっ!?い、いや!お主にも色々あるじゃろ!?」
いや。何か、色々いきなりすぎで分からなくなっててな。
それなら出来ることからやっていこうかと。
「出来ること?なんじゃ?」
俺の「初めての友達」になってくれないか?
「…………えっ?」
いや。俺の人生を知ってるんだろ?俺って「家族」とか、「親友」がほしいけどさ。その前に「友達」がいないんだよ。
だから、俺の「友達」になってくれないか?
「…………なんで…………ワシなんじゃ?」
自分のミスをすぐに謝ったからかな?誤魔化せるやん?そう言うのって。素直でいい人ってわかったから。
あと。
「あと?」
…………寂しそうだったから。
「っ!?…………じゃが………お主はこのまま新しい人生を歩むことも可能なんじゃよ!?その人格のまま!?」
…………そうかもしれんけど。何かほっとけないよ。
ダメ?
「…………よいのか?…………」
いいよ!名前は?
「…………エデンじゃ。」
「エデン」か。いい名前だな。俺はないからな。
「うむ。ならわしがつけるか?」
おお!頼むわ!
「んー。輝く琉璃色の瞳から「琉輝」(リュウキ)と言うのはどうしゃ!」
琉輝…………俺の目の色か。
「うむ。それに「琉」には「王」、「輝」には「光」の文字がついとるし、縁起がいいじゃろ?」
まあ、そうだな!ならこれからよろしくな!エデン!
「うむ!よろしくのう!琉輝!」
…………ふふ!楽しみじゃ!