神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ!   作:ドMを極めし者

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ラムとレムと話し合い ラムとレムの覚悟

ラムとレムは部屋で集まって今日のことを振り返ってるときに。

 

「ラム?レム?流貴だけど?入っていい?」

 

ラム「流貴………いいよ。」

 

レム「…………」

 

ん?レムが返事がない。

 

入るか。

 

ガチャっ

 

部屋に入ると、キングサイズベットの上でネテイルレムとその横でレムの頭を撫でてるラムがいた。

 

「レムは、寝てるのか」

 

ラム「ええ。」

 

僕はキングサイズベットの上に乗り、ラムの側による。

 

「…………ラム」

 

ラム「…何?」

 

「すまなかった。」

 

ラム「えっ?」

 

「僕が……もっと早ければ…こんなことに…おばさんやおじさんを……」

 

すると、

 

ミギュッ!

 

「むにゅっ!?」

 

ラムに僕の頬をラムの両手で捕まれた。

 

「リャム?(ラム?)」

 

ラム「…お父さんお母さんは、残念だったよ。でもね。流貴は私たちを救ってくれた。私はそれだけで十分嬉しいのよ。あなたは悪くないわ。」

 

「……でも」

 

ラム「流貴、お父さんとお母さんは、死ぬ前に何て言ったと思う?」

 

「わからないよ…………」

 

ラム「お父さんは「流貴君を信じるんだ!」。お母さんは、「流貴君と幸せに暮らしてね」って言ったのよ。

…………海賊に連れていかれそうになってるときに。」

 

「っ!?…………」

 

涙が出そうになる。ダメだ。二人の前ではなかないと決めた。二人の方が辛いのに。

 

ラム「お父さんも、お母さんも、私たちが海賊に連れて行かれるなんて微塵も考えてなかったのよ。(グスン)二人とも流貴を信じていたの。私たちを助けてくれるのを。

二人は…………あなたを信じていたわ!だがら…………自分を責めないで!」

 

…………ダメ…………もう…………

 

「……うっ…うっ…えぐっ……ひっく……」

 

ラムは僕を抱き締める…………

 

ラム「ありがとう。……流貴…うっ…うっ…」

 

僕もラムも泣きあった。そして、僕もラムを抱き締める。

 

せめて……今だけは……

 

そう思ってレムを胸に寄せる。

 

「絶対に……守るから……」

 

ラム「うん!…………うん!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しばらくたち、落ち着く。

 

「ラム?大丈夫?」

 

ラム「えっええ///大丈夫よ///」

 

「ラムもレムもこれからはここに住んで。」

 

ラム「えっ?でも」

 

「迷惑じゃない!前にいったよね。「家族」を守るって。ラムもレムも僕の「家族」で僕のことを理解してくれてる大切な人なんだ。せめて、手の届く距離で守らせて。」

 

ラム「流貴………ありがとう。」

 

「うん。レムはどうなん?」

 

ラム「えっ?」

 

レム「っ!?…………」

 

「僕とラムが話してるときに起きたみたいだよ?」

 

ラム「そうなの?」

 

レム「…………すごいね。りゅうくん。」

 

「レム………あのな。」

 

レム「いいんです。あれはりゅうくんのせいではないです。お姉ちゃんと一緒です。」

 

ラム「レム………」

 

レム「私はお姉ちゃんと私を助けてくれたことを感謝こそすれ、りゅうくんを怒ることは違います。」

 

「レム…………」

 

レム「やっぱり、りゅうくんは私の…………私たちの「ヒーロー」です!」

 

「レム…………ありがとう!僕は!絶対にレムを!ラムを!二人を守るから!もう…………失わないようにするから!」

 

ラム「流貴…………うん!」

 

レム「はい!りゅうくん!大好きです!」

 

二人を抱き締める。暖かい。

 

良かった。…………ラムとレムのお父さん、お母さん。

 

二人は必ず僕が守ります。どんなことが起ころうとも、絶対に守ります。必ず幸せにします。

だから、どうか二人をいつまでも見守り続けてください。

 

…………前に僕を認めてくれましたね。

 

今もその時の気持ちが変わってなければ…………

 

娘さんたちは、僕が貰います!

 

どうか、この二人に祝福を!!

 

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「ラム、レム。僕はブラックたちともう二人のところに行かなきゃいけない。」

 

ラム「うん。わかったわ。」

 

レム「ありがとう。りゅうくん」

 

「待ってて。誰かいる?」

 

僕はドアの方に向かって言う。

 

すると、

 

ユリ「失礼します。ユリでございます。」

 

「ユリ、二人はここにすむ。僕が決めた。あとでお父さんに言う。この二人を頼む。温かいミルクとか頼むよ。」

 

ユリ「かしこまりました。ラム様。レム様。私はドアの前にいます。用がありましたら遠慮なく声をかけてください。」

 

ラム「はっはい」

 

レム「わっわかりました。」

 

「よかった。僕はブラックのところに。またあとでね。二人とも。」

 

そして、ブラックのところに向かう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

レム「…………お姉ちゃん。」

 

ラム「ええ。ここで生活するなら…………」

 

レムとラムは前から流貴の「家族」になることを決めていた。

 

そして、流貴の役に立ちたいと。そして。

 

ラム・レム『ユリさん!』

 

ユリ「はい。なんでしょう?」

 

ラム・レム『私たちを流貴(りゅうくん)のメイドにしてください!』

 

ユリ「………えっ?」

 




【大丈夫!ラムちゃんもレムちゃんも流貴ちゃんが守ります!( ・`д・´)キリッ】

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