神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ! 作:ドMを極めし者
「…………俺?」
…………驚きが隠せない。…………何で俺に…………
四葉「「前家章二」の天才以上の頭脳、世界も従える運、見ただけで全てをこなすことが出来る才能。」
叉焼会「さらに本人は気づいてないが、生まれたときに覇王色を発動している。」
えっ!?そうなの!?
デビルーク「そして、「家族」を絶対に見捨てず、全てを完璧にこなそうとする。いやこなすことが出来る器。」
サウザンドアイズ「章二と弘美の「ハイスペック」「覇運」「完全無欠」「三つの覇気」。
この四つを持ち、リーダーとしての器に「プレアデス」やメイドなどを従え、魅了する「カリスマ性」をもつ。
さらに、親を無くした者や、苦しんでいる人を自分の「家族」として受け入れ一人で生きていけるようになると、ここに残るか、自由に生きるかを選択させる「器」。
まさに我々が求めていた人物なのだよ。」
…………確かにもっている。
章二「だが、我々は束縛したくない。だからこそ、この組織のことを教えなかったし、流貴の人生を勝手に決めるのは間違っている。だから、お前には好きに生きてもらうつもりだった。」
…………だけど、自分からそれを望んでいた。
章二「だが、流貴は我々が望んでいたことを次々にこなしていった。まるで我々の考えがわかっているかのように。だが、違った。お前は自分の大切な者を「家族」を、守るために強くなった。それでも、私はもしかしたらと思っていた。捨てきれなかったよ。
そして、四歳の誕生日。流貴はカミカミの実を食べてから宣言したよね?」
回想
(流貴)「うん。僕はいずれ世界を変える。
それはもう決まっている。
そのためにはこの力が必要だ。
なら!人生を賭けるだけの価値がある!
それぐらいの覚悟が無くて、世界何て変えられない!
そして、必要としてる僕のもとにこの実が来た。
僕からじゃなく、「カミカミの実」から僕のもとに来た。なら、これは僕が食べる!
そして、世界を変える!」
章二「あの時は驚いたよ。そして、命をかけて守る。そういったら、」
回想
(流貴)「…………ありがとうね。こんなまだ力のない四歳に…………でも、死ぬことは許さん。他の子もね。僕の大切な「家族」を失って「覇道」を進むつもりはない。犠牲があって偉業を成せると決まってるなら、僕はそれを変える!
これからも強くなり、君たちを守る!だから……死ぬとか言わないで。僕の為に生きて!そして、僕を支えてほしい。」
章二「私はあの時確信した。流貴なら全てを可能にする。
そして、流貴には気づいてなかったが、流貴の体から光が放たれていたんだよ。
決して眩しくない。全てを包み込む優しい光。
適合したんだよ。あの時に選ばれたんだ。カミカミの実に。…………その時俺は世界に認められたとすら感じたんだ。」
…………お父さん。
叉焼会「そのあと、章二が『五芒星』を開いてその時のことを話してくれた。
そして、我々はあることを決めた。」
「…………どんなこと…………?」
サウザンド「我らは『五芒星』のリーダー。「金星」の「前家家」当主の息子。
「前家流貴」を『五芒星』の「金星」の次期リーダーとして認め!「前家流貴」に忠誠を尽くすことを誓うとな。」
「…………そんなことが……」
四葉「元々我々は、『世界の頂点を見つけ、その方に仕えること』が目的の一つ。そして、その可能性を握るのは、流貴だったの。」
「…………壮大だね。」
デビルーク「だが、俺たちは「前家章二の息子の前家流貴」に仕えるわけじゃねえよ。
「俺たちが心から仕えてみたい」から仕えるんだぞ。」
…………そうか。認められたのだな。俺は……
「ふぅーーー。ちょっと待ってな。んー。」
サウザンドアイズ「…………不満か?」
章二「…………やっぱり嫌だった?」
「いや…………あのな。いきなりすぎて受け止められねぇ。」
デビルーク「そうか?」
「まず皆さん、後ろの皆を見てからその発言をしてくれ。」
皆を見てみろ!ぽかーんとしてるやつもいれば、
驚いてるものもいれば、
なぜかキラキラした目でこちらを見てるやつもいよ!?
「あと、嫌とかそんなんじゃない。むしろ嬉しい。ただ、」
サウザンドアイズ「ただ?」
「俺なんかに着いてきて良いのか?」
章二「流貴?」
「俺は確かに世界を変えるつもりやで。思ってることもやることも変わらないさ。
ただ、俺は海賊になる。海賊から四皇になり、どっかの国を支配して王様になるよ。
はっきり言ってこの方法が一番手っ取り早いからな。
そんな俺でも良いの?」
章二「えっ?今さら?」
はい?
四葉「我々はそれを理解してるさ。」
叉焼会「その上で忠誠を誓っておる。」
デビルーク「あとは、流貴よ。お前が命令すればいいだけだぞ?」
「ちなみに俺はもう違うからな。今の『五芒星』のリーダーをお前に渡してるからな。」
そう言うと、椅子から降り、俺を椅子に座らした。
章二「はい!これでお前は『五芒星』のリーダーだ。これから頼むぞ?」
「お父さん…………」
サウザンドアイズ「さあ!我らが主よ。命令を!」
…………もう決まりかな?
なら!覚悟を!!