神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ!   作:ドMを極めし者

44 / 116
『五芒星』が流貴を認めた そして…………

「…………俺?」

 

…………驚きが隠せない。…………何で俺に…………

 

四葉「「前家章二」の天才以上の頭脳、世界も従える運、見ただけで全てをこなすことが出来る才能。」

 

叉焼会「さらに本人は気づいてないが、生まれたときに覇王色を発動している。」

 

えっ!?そうなの!?

 

デビルーク「そして、「家族」を絶対に見捨てず、全てを完璧にこなそうとする。いやこなすことが出来る器。」

 

サウザンドアイズ「章二と弘美の「ハイスペック」「覇運」「完全無欠」「三つの覇気」。

この四つを持ち、リーダーとしての器に「プレアデス」やメイドなどを従え、魅了する「カリスマ性」をもつ。

さらに、親を無くした者や、苦しんでいる人を自分の「家族」として受け入れ一人で生きていけるようになると、ここに残るか、自由に生きるかを選択させる「器」。

 

まさに我々が求めていた人物なのだよ。」

 

 

…………確かにもっている。

 

 

章二「だが、我々は束縛したくない。だからこそ、この組織のことを教えなかったし、流貴の人生を勝手に決めるのは間違っている。だから、お前には好きに生きてもらうつもりだった。」

 

 

…………だけど、自分からそれを望んでいた。

 

 

章二「だが、流貴は我々が望んでいたことを次々にこなしていった。まるで我々の考えがわかっているかのように。だが、違った。お前は自分の大切な者を「家族」を、守るために強くなった。それでも、私はもしかしたらと思っていた。捨てきれなかったよ。

そして、四歳の誕生日。流貴はカミカミの実を食べてから宣言したよね?」

 

回想

(流貴)「うん。僕はいずれ世界を変える。

それはもう決まっている。

そのためにはこの力が必要だ。

なら!人生を賭けるだけの価値がある!

それぐらいの覚悟が無くて、世界何て変えられない!

そして、必要としてる僕のもとにこの実が来た。

僕からじゃなく、「カミカミの実」から僕のもとに来た。なら、これは僕が食べる!

そして、世界を変える!」

 

章二「あの時は驚いたよ。そして、命をかけて守る。そういったら、」

 

回想

(流貴)「…………ありがとうね。こんなまだ力のない四歳に…………でも、死ぬことは許さん。他の子もね。僕の大切な「家族」を失って「覇道」を進むつもりはない。犠牲があって偉業を成せると決まってるなら、僕はそれを変える!

これからも強くなり、君たちを守る!だから……死ぬとか言わないで。僕の為に生きて!そして、僕を支えてほしい。」

 

 

章二「私はあの時確信した。流貴なら全てを可能にする。

そして、流貴には気づいてなかったが、流貴の体から光が放たれていたんだよ。

決して眩しくない。全てを包み込む優しい光。

適合したんだよ。あの時に選ばれたんだ。カミカミの実に。…………その時俺は世界に認められたとすら感じたんだ。」

 

…………お父さん。

 

叉焼会「そのあと、章二が『五芒星』を開いてその時のことを話してくれた。

そして、我々はあることを決めた。」

 

「…………どんなこと…………?」

 

サウザンド「我らは『五芒星』のリーダー。「金星」の「前家家」当主の息子。

「前家流貴」を『五芒星』の「金星」の次期リーダーとして認め!「前家流貴」に忠誠を尽くすことを誓うとな。」

 

「…………そんなことが……」

 

四葉「元々我々は、『世界の頂点を見つけ、その方に仕えること』が目的の一つ。そして、その可能性を握るのは、流貴だったの。」

 

「…………壮大だね。」

 

デビルーク「だが、俺たちは「前家章二の息子の前家流貴」に仕えるわけじゃねえよ。

「俺たちが心から仕えてみたい」から仕えるんだぞ。」

 

…………そうか。認められたのだな。俺は……

 

「ふぅーーー。ちょっと待ってな。んー。」

 

サウザンドアイズ「…………不満か?」

 

章二「…………やっぱり嫌だった?」

 

「いや…………あのな。いきなりすぎて受け止められねぇ。」

 

デビルーク「そうか?」

 

「まず皆さん、後ろの皆を見てからその発言をしてくれ。」

 

皆を見てみろ!ぽかーんとしてるやつもいれば、

驚いてるものもいれば、

なぜかキラキラした目でこちらを見てるやつもいよ!?

 

「あと、嫌とかそんなんじゃない。むしろ嬉しい。ただ、」

 

サウザンドアイズ「ただ?」

 

「俺なんかに着いてきて良いのか?」

 

章二「流貴?」

 

「俺は確かに世界を変えるつもりやで。思ってることもやることも変わらないさ。

ただ、俺は海賊になる。海賊から四皇になり、どっかの国を支配して王様になるよ。

はっきり言ってこの方法が一番手っ取り早いからな。

そんな俺でも良いの?」

 

章二「えっ?今さら?」

 

はい?

 

四葉「我々はそれを理解してるさ。」

 

叉焼会「その上で忠誠を誓っておる。」

 

デビルーク「あとは、流貴よ。お前が命令すればいいだけだぞ?」

 

「ちなみに俺はもう違うからな。今の『五芒星』のリーダーをお前に渡してるからな。」

 

そう言うと、椅子から降り、俺を椅子に座らした。

 

章二「はい!これでお前は『五芒星』のリーダーだ。これから頼むぞ?」

 

「お父さん…………」

 

サウザンドアイズ「さあ!我らが主よ。命令を!」

 

…………もう決まりかな?

 

なら!覚悟を!!

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。