神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ!   作:ドMを極めし者

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ラン 正体いつばらす?

まさか、ランがいるとはね。一応能力でこの子が何なのかを調べた。

 

そしたら、獣と獣人の変身が出来る。

 

…………ん?なんで人の形に変身できひんの?

 

………ああ。なるほどね。珍しいね。

 

これは人にもなれけど、コントロールが出来てないんだ。

 

普通人の形は自然に出来て獣人は難しいのに、この子は逆だ。

 

獣人の形は普通に出来て、人の形が出来ないんだ。

 

普段から狐の姿でいるからかな?

 

まあ、とりあえず、目が覚めるまでまつか。

 

一応、俺のベットに寝かせてる。

 

傷も治した。

 

そしたら、耳がピクッて動いて目が覚める。

 

「おっ!おきた。大丈夫?」

 

すると、急に動きだし、部屋のすみに逃げ、威嚇される。

 

まだ、怪我治しただけで体力はって思ったときには、倒れた。

 

俺は、すぐに向かい頭を撫でる。

 

「怖がらないで。虐めないから。ご飯があるから少しだけ待ってね。」

 

とりあえず、ベットに戻すか。

 

あと、気持ちよかったからもう少し撫でていよう。

 

気持ち良さそうだ。

 

…………撫でてるとなぜかこっちをずっと見てる…………観察してる?

 

そして、

 

ガチャっ!

 

ユリから誰か入ってくる。

 

ユリ「流貴様。できましたよ。」

 

「ありがとうね。ユリ。こっちに持ってきて。」

 

よし、とりあえずご飯を食べさせよう。

 

とりあえず、動けないだろうから

 

「お腹すいてるだろ?まずはスープから飲みな?」

 

すると、クンクンしてから舐める。

 

おお!尻尾と耳がピンってなった!

 

かわいいな。

 

すると、皿のスープを飲もうとするが、歩けていない。

 

とりあえず、スープンで飲ませる。

 

「まだまだあるから、落ち着いて飲みな?大丈夫だから。」

 

すると、理解したのかゆっくりスープンを飲んでいく。

 

スープを飲んだし、食べ物をあげる。

 

「まだあるからゆっくり食べな。」

 

すると、食べ始める。

 

もきゅっもきゅっ

 

って似合うぐらいの食べ方。

 

萌え殺す気か!?

 

ユリ「流貴様?その動物は?どうするのです?」

 

「うーん。船のなかにいたし、なんかあって迷ってしまったんやろ。せっかくやし、このまま家で飼うよ。」

 

ユリ「よろしいかと。皆には伝えておきます。」

 

「なら、名前を決めないとな。メスだしなー。」

 

あれ?なんかモジモジしてない?

 

何故だろう?こっちを見て赤らめている幻想がみえる…………

 

まあ、とりあえず

 

「よし!「ラン」!今日からお前は「ラン」だ。よろしくな。」

 

だよね。

 

やっぱり「ラン」にしとこう。名前があったとしても、そのときに代えればいい。

 

「ラン!今日から俺の「家族」だ!よろしくな。ラン!」

 

…………おお!俺に体を擦ってきた。

 

気に入ったのかな?

 

そして、ランは家の「家族」にした。

 

 

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あれから、1週間たった。

 

まあ、船はかなり進んでるよ。

 

スゴいやる気!あと、ランは家のアイドルになっている。だが、ランは皆と距離を作ってるのかな?なついていない。

仕方なく、撫でられてるように見える。

 

ただ、俺にはよくなついている。

 

と言うより、よく俺の肩と、頭に乗っている。

 

仕事してるときも、寝るときも…………ずっとそばにいるな。

 

たまに、頭や尻尾を撫でると気持ち良さそうだ。

 

…………もしかして、本当は別人?

 

いやいや。能力で確認したし…………こっちから踏み出した方がいいかな?

 

そして、ある夜。

 

俺は、もう寝ようとしたそのとき、

 

???「…………主よ」

 

ん?何処から?

 

周りには誰もいないのだが…………

 

いや、ランがいるわ。

 

 

ラン「主よ。少しいいか?」

 

…………ランよ。行きなりしゃべるか?

 

「おまえ……言葉がしゃべれたのか……」

 

ラン「………すこし、話がしたい。」

 

 

なんのはなしや?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラン サイド

 

…………最近、罪悪感がスゴいのです。

 

私は最初はそのまま利用使用と考えたが、…………みんな優しいのだ。

 

…………狐の姿もあるだろう。

 

だが、狐の私でも「家族」と答えてくれて、優しくしてくれる。

 

…………体を撫でまわされるのは、どうにかしたいが。

 

そして、何より…………流貴の側にいると、落ち着くのだ。

 

ナデナデが気持ちいい。

 

仕事してるときに頭に乗っても、

仕事が終われば必ずナデナデしてくれる。

 

…………顔を見るとドキドキする。

 

…………話してみたい。

 

一緒に会話してみたい。

 

…………変身をといたら、…………出ていかされるかな?

 

…………いや。それでも話したい。

 

お礼をいいたい。

 

…………本当の家族にしてほしい。

 

そして、夜。

 

主が寝ようとしている。…………いましかない。

 

「…………主よ」

 

…………こっちを見た。

 

ラン「主よ。少しいいか?」

 

「おまえ……言葉がしゃべれたのか……」

 

ラン「………すこし、話がしたい。」

 

…………どうなる?


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