神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ!   作:ドMを極めし者

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タイガー流貴の覚悟を知る これから始まる救出開始!

充分すぎるほどね!

 

そして、俺たちの作戦を伝えた。

 

【とは言っても、能力、悪魔の実と情報強奪、お面の能力を伝えてないよ!(;・∀・)だってあとから使えるかもしれんや?(゜∇^d)!!】

 

そして、全てを伝えると…………

 

タイガー「…………そこまで準備と戦力があるのか」

 

「ああ。あとは、助けた奴隷をどうするのかだ。」

 

タイガー「まず、魚人は任せろ。ただ、他は仲間と共に全て届けるつもりだったのだ。」

 

「ふむ。なら他は俺が何とかしよう。」

 

タイガー「本当か!」

 

「構わん。ほとんどが帰る場所があるんだろ。任せろ。」

 

タイガー「戦力や作戦はわかったが、あまり派手にやると奴隷たちにも被害が出るかもしれんが…………」

 

「そちらは問題ない。任せろ。船は俺とお前の船でいけるぞ。」

 

タイガー「(……完璧だ。これなら問題ない。だが…………)」

 

「ん?どしたの?」

 

タイガー「わからない。これだけの準備と力があるならなぜ、今までやらなかったのだ?私が必要とは思えん。」

 

「いや、言ったでしょ。これは「取引」なんだって。」

 

タイガー「ん?どういうことだ?」

 

「俺は、実行できるだけの準備をした。だが、俺たちはまだ表に名前や顔が上がってはいけないのだ。時期じゃないし、今後に関わる。つまり、俺の取引は「今回の襲撃を協力する」替わりに、「襲撃事件の実行犯」となってほしい。」

 

タイガー「…………なるほど。私を隠れ蓑にするのか。」

 

「ああ。不快に思うかもしれんが、我々にも事情がある。」

 

タイガー「…………もし断ったら?」

 

「潔く諦める。ただ、二年後ぐらいに助けに来る。奴隷解放するのは確定だ。だが、少し空ける。」

 

タイガー「…………私は元々一人でやり、全てを背負うつもりだった。だからそれ事態は構わないし、それぐらいで力を貸してくれるならこちらから願いたい。

だが、最後に質問をいいか?」

 

「構わんよ。なに?」

 

 

 

 

タイガー「…………ナガレは魚人をどう思う?」

 

タイガーの質問はおそらく迫害の話だろうな。

 

白夜叉にも聞いたけどひどいもん。

 

「俺は、どうでもいいな。魚人も人間もこの世界で生まれてこの世界の住民だ。変わらん。もし、ここの奴隷の魚人の中で、魚人島に帰れない奴が居たとしても、俺は俺の「家族」として迎えることが出来る。人間も魚人も化け物も関係ねぇ。無実な人や「家族」は、俺が守るべき対象だし、「家族」になったら全力で守る。それだけだ。」

 

タイガー「っ!?…………(この男なら問題ない。……このような人間が増えれば………)」

 

タイガーは、流貴の言葉と覚悟に胸が撃たれた。

 

…………この男が世界の頂点になったらどれだけの人が救われるのか…………

 

「ん?どうしたん」

 

タイガー「ああいや、なんでもない。たしかにそうだな。この世界の住民だ。」

 

タイガーは満足そうに笑う

 

タイガー「ナガレよ。俺からも頼む。手伝ってくれ。」

 

「むしろこっちが頼むよ。」

 

こうして、タイガーとの交渉は決まった。

 

 

「さて、タイガーには実行犯としてわかるように暴れてほしい。あと解放した奴隷をまとめてもらってもいいか?

俺たちは、奴隷を解放していく。ギリギリまで暴れて海軍の気を引くから、準備が整い次第タイガーは出航してほしい」

 

タイガー「俺は異論ないがナガレや、お前の「家族」は大丈夫なのか?お前達の負担が大きすぎる」

 

「問題ない。俺も終わり次第すぐに戻ってくる。タイガーが行ったとわかるように動くからな。」

 

タイガー「わかった。心配ないと思うが気をつけろ」

 

「任せろ。あと、このでんでん虫を持ってろ。何かあれば使え。すぐに戻る。こっちも終わり次第連絡する。」

 

タイガー「ああ。すまない。」

 

「いやいや。気にするな。さて!これより作戦を始める。」

 

さあ!今から助けるぞ!待ってろよ!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その頃、マリージョア牢獄では。

 

???「………ついに」

 

???「………時が来ましたね。」

 

???「ウルゥル?サラァナ?どうしたの?」

 

ウルゥル「使命を」

 

サラァナ「お仕えすべき主がすぐ側に」

 

ジブリール「えっ?それって……【覇王神】のこと?」

 

ウルゥル「感じる」

 

サラァナ「すぐそこに私たちを迎えに来てる。」

 

ジブリール「……(こんなに苦しいのに…………そんなの…………にるわけないよ。)」

 

すると、

 

ドカァァァァァン!

 

ジブリール「ひっ!?なっなに?」

 

爆発音に驚くジブリール。

 

そして、コツコツと、足音が聞こえる。

 

こっちに来る!

 

そして、男が監獄の前にやって来た。

 

…………すごくきれいな人だ。

 

なぜか、目が離せない。ずっと側にいたい。触れてみたい。…………お仕えしたいって思えてしまう。

 

「大丈夫か?ここから脱出するぞ。」

 

そこで私は正気に戻り、

 

 

ジブリール「あっあなたは?」

 

思っていたことを聞いた。すると、ウルゥルとサラァナが。

 

ウルゥル「主様」

 

サラァナ「我々がお仕えする主様です。」

 

っと言っている。えっ?この人が……このお方が!

 

ジブリール「【覇王神】…………様?」

 

「【覇王神】?それはしらんな。」

 

すると、この人は私たちの前に腰を下ろし、頭を撫でる。

 

ウルゥル「んっ///」

 

サラァナ「あっ///」

 

ジブリール「んんっ///(えっ……気持ちいい。心が…落ち着く)」

 

そして、

 

「俺の名前は「前家流貴」。いずれ無実な人を守るために、世界を統一しようとしている「家族」を大切にする男だ。」ニカッ!

 

このとき私は気づいてなかった。

 

自分の瞳の色と形が一瞬変わり、頭に光の輪が出ていたことに…………

 

 


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