神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ!   作:ドMを極めし者

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囚われし五人を助ける! 外の惨劇

「(…………とりあえず!大賢者!白夜叉にとりあえず聞いといて!「覇王神」ってなんなのかを。)」

 

【流貴ちゃんのことだよ?(;・∀・)】

 

はい?

 

【まあ、とりあえず白夜叉には後でな。先に救出な。】

 

うっうん!そうだね!(無理矢理)

 

…………あれ?ジブリールの瞳の色と形が一瞬変わり、頭に光の輪一瞬だけ見えた?

 

…………天使の特性か?

 

「まず俺がお前達を助けるから俺についてきてくれ!」

 

そして、檻を「言霊」で変えて外に出し、そして、モルジアナとクロメの所に。

 

さっきのやり取りで目が覚めているみたいだ。

 

ウルゥルとサラァナとジブリールも俺についてくる。

 

 

クロメ「…………ここにいなくていいの?」

 

震えながら、俺に話しかける。

 

「ああ。こんなところにいなくていい。一緒に逃げよう!」

 

クロメ「…………モルちゃん」

 

クロメは、モルちゃん(モルジアナ)にどうすればいいかを尋ねている。

 

モルジアナ「…………無理よ。逃げたら…………また…………」

 

クロメ「モルちゃん…………」

 

…………よく見たら傷だらけだ。モルジアナの足首は逃げられないように鎖をしている。クロメもしてあるが、明らかに別物。

 

…………かなり頑丈で…………爆弾が巻き付かれている。

 

 

モルジアナ「私は無理よ。クロメは…………逃げて。」

 

モルジアナは、自分の置かれている状況や足首の爆弾に気づいているみたいだ。

 

クロメ「嫌だよ!モルちゃんも一緒に!」

 

モルジアナ「これがある限り無理よ。あなたは行きなさい。お姉さんを探すんでしょ?」

 

クロメ「っ!……でも!……」

 

モルジアナ「誰か知らないけど…………クロメを頼みます。」

 

クロメ「モルちゃんっ!」

 

モルジアナは、覚悟を決めている。それがわかっているが、クロメは…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すまんけど、時間がない。足首の爆弾は解除するよ。」

 

モルジアナ・クロメ『……えっ?』

 

 

 

ガチャン!

 

ゴトッ!

 

 

モルジアナ・クロメ『っ!?』

 

ウルゥルとサラァナとジブリール

 

 

 

 

あっさりはずれた爆弾。

 

 

…………えっどうやって?

 

時間を停めて、言霊で『外れろ!』って言っただけ。

 

 

ね?簡単でしょ?

 

ウルゥル「っ!すごい」

 

サラァナ「刺すが主様です。」

 

ジブリール「……すごいです。……神様……」

 

とうとう神様扱い!?

 

「モルジアナ。俺は、誰も見捨てない。全員助けるぞ。それは、お前もだ。」

 

モルジアナ「………でも…………逃げても…………また」

 

「大丈夫!!絶対に俺が守ったるよ!!」

 

モルジアナ「えっ?」

 

「俺が守ったるよ!!もしここを出ていく宛がないなら、お前達を守ってくれる人がいないなら、俺がお前らを守ったる!全員な!

だから!今は逃げよ!必ず守るから!」

 

クロメ「……本当?」

 

モルジアナ「……もう………痛いこと……しない?」

 

…………どんだけ虐待されてたの?…………もっと早く来ていれば…………

 

俺は、二人とも一緒に抱きついて安心させようとする。

 

クロメ「っぇ///」ギュッナデナデ

 

モルジアナ「っん///」ギュッナデナデ

 

「大丈夫。守るから。これからは痛いことしなくていいし、痛くない。そして、俺がお前達を守るから。

俺の大切な「家族」としてむかえるからな!」

 

 

クロメ「…ぅん」

 

モルジアナ「…………ひっくっ………うぅ」

 

…………二人は泣き出す。

 

これは時間がかかるかもしれん。

 

…………時を停めるか。

 

…………よし!停めた!

 

この部屋以外のすべてを停めた。

 

「もちろん、君たちもな。守ったるから。帰る場所は?」

 

ウルゥル「主様の所」

 

サラァナ「私たちの帰るところは主様のとことです。」

 

ジブリール「えっと…………私たちは帰るところがないです。…………滅んだので…………」

 

「そっか…………なら俺と一緒においで。俺の「家族」として、大切にするから。もう大丈夫。」

 

ジブリール「…………うん!」

 

 

ウルゥル「どこまでも」

 

サラァナ「私たちは何処までもお供します。」

 

…………なんだこの忠誠心は!?

 

…………まあ、とりあえず!助けるぞ!

 

「…………さて、とりあえず!いくぞ。」

 

っとその前に、でんでん虫で。

 

 

~セバスとシャロンとタイガーとブラックに連絡中~

 

…………よし!ブラックたちがヤバイ!

 

脱獄した子供が外の状況を見て泣き出したらしい。

 

…………どんだけやねん!?

 

…………地獄絵図なの!?

 

【はい!こちら!「ブラックの視線から」です!

♪(/ω\*)イヤンッ】

 

うわっ!?いきなり脳内に…………うわぁぁぁぁぁ!?

 

なんじゃこりゃ!?いきなり脳内に地獄絵図が!?

 

えっ!?胴体なの!?全部サイコロになってるよ!?

 

顔なの!?ムンクの叫びの顔で落ちてるよ!?

 

地面が赤色!?いや!もう池だよ!?

 

生きてるやつはさっきから叫んでるよ!?

 

大賢者!?これ何!?

 

【ブラックの瞳からの映像の一部だよ(;・∀・)ほら!「神の瞳」の力の一つ。

「家族の瞳」を使ったんよ。(゜∇^d)!!】

 

「神の瞳」は色んな瞳が使える。「邪気の瞳」、「石化の瞳」など色々あるよ。その一つが「家族の瞳」。

家族の見た映像を見ることが出来る。

 

過去も、現在も。

 

 

…………ってブラックの見た映像がこれ!?

 

…………育て方を間違えた?

 

 

 

 


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