神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ! 作:ドMを極めし者
次はモルジアナと、クロメ。
うん。この二人は落ち着いたのかな?牢獄にいたときより、落ち着いてる。
「まず改めて、俺の名前は流貴。よろしくね。」
【大賢者です!(*^▽^)/★*☆♪】
聞こえてねぇだろ!
【何となくだ察しろ!( ・ε・)】
…………こいつ
モルジアナ「…………モルジアナ……です。」
クロメ「クロメです。」
「モルジアナとクロメもよろしく。二人には聞きたいことがあったのよ。」
モルジアナ「?……なに?」
「まずモルジアナはなんであんなに頑丈に囚われていたの?」
そうだ。モルジアナだけなんよ。足枷に爆弾があったの。
…………原作通り?
【たぶんね。(´・ω・`)】
モルジアナ「…………私は狩猟民族「ファナリス」出身なの」
そして、「ファナリス」について語りだした。
見た目はかわいらしい顔立ちの女の子なのだが、
ファナリスの特徴である、
岩をも砕き垂直の壁をも駆け上がる程の強靭な脚力と、
犬並に鋭い嗅覚を持つ。
腕力もそれなりにあり、
クロメくらいの人間なら軽々と投げ飛ばすことが出来るらしい。
…………原作通りだね。
「ん?なんで捕まったん?」
モルジアナ「…………海賊のなかに強い人がいたの。そして、種族は滅んだ。…………私以外。」
それ以外は…………そっか。
「…………その傷は」
モルジアナ「…………戦いの時の傷と…………ごっ…拷問と…ちっ……ちょうきっ」
「言わなくていいよ。そして、ごめんね。思い出させたね。」
モルジアナ「いっ……いえ。もう終わったから」
「………その傷も忌々しい紋章も全部治したるからな!」
モルジアナ「…………本当に…………消えるんですか?」
「ああ。治せるよ。それで、これからどうしたい?俺のところに来るの?その方がいいけど。」
モルジアナ「…………私は帰る場所もない。」
「なら俺のところに来るか?」
モルジアナ「…………いいの?」
「いいよ。おいで。誰も君たちを嫌がらないし、苛めたりしない。俺は、俺のところにくるなら、俺の「家族」だ。」
モルジアナ「…………「家族」?」
「ああ。俺は「家族」を裏切らない。そして、絶対にどんなものからでも守ってやる。」
モルジアナ「…………いいの?」
「おう!」ニコッ
モルジアナ「…よろしく…お願いします。」
「よろしくな!それと、別に敬語じゃなくていいよ。俺達は「家族」だからな。」
モルジアナ「………ありがとう。流貴」ニコッ
っ!?めっちゃ可愛い!…………ドキドキした
さて、
「クロメちゃんはどうする?」
クロメはどうかな?
クロメ「……私は元々……お姉ちゃんと一緒にいたの。」
「お姉ちゃん?」
アカメのことかな?
あれ?そういえば、なんでアカメと一緒じゃないの?
っ!?まさか!アカメを恨んでる!?
クロメ「私とお姉ちゃんは、スラムで暮らしていたの…………でも、お姉ちゃんと一緒に奴隷にされたの…………」
「…………その、お姉ちゃんは?」
クロメ「私と捕まったときに別々の船に乗せられたの…………だから…………どこにいるのか…………わからないの…………」
「…………そっか。」
クロメ「私は……怖い……でも、……お姉ちゃんを助けたい。一緒にいたい。……だから……強くしてください!」
「えっ?」
クロメ「私はお姉ちゃんを助けたい!だから!そのために強くしてください!…………モルちゃんみたいに強くないですが、努力します。………だから」
「いいよ。」
クロメ「えっ?」
「いいよ。でも、それだけじゃない。お姉ちゃんを助けるの。俺も一緒に探すよ。」
クロメ「えっ…………いいの?」
「ええよ!一緒に探そうや!と言うか俺のところに来るってことは「家族」になるってことはいったやん?」
クロメ「うっうん。」
「俺にとってもう「家族」なんよ。だから気にするな!俺は、「家族」を見捨てへん。だから、一人で抱えるな。俺にも背負わせて。」
クロメは俺に泣きながら抱きついてくる。
クロメ「……ぐすっ……ありがとう……流貴……」
俺は、抱き締めかえす。
「気にするな。「家族」なんだ。お前のお姉ちゃんは必ず探すぞ。」
クロメ「……うんっ!」
よし。とりあえず、目標の一つだな。
そして、二人の紋章を治す。
「ほら!消えたぞ!」
モルジアナ「………ほんとだ。」
クロメ「………これで」
「ああ!これからは自由だ!そして、これからは暗い顔や、辛い顔になるんじゃなくて「笑顔」になってよ!その方が可愛いし人生は楽しいよ!」
モルジアナ・クロメ「…………うんっ!ありがとう!流貴!」
二人は落ち着いたな。よかったよかった!