神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ!   作:ドMを極めし者

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コアラ 心から笑えるために

さて、とりあえず三人の忠誠は受け取ったよ。

 

…………でね。

 

「…………あの?とりあえず君たちの紋章を消したから、そろそろ残りの人を治すつもりなんだけど…………何してるの?三人とも?」

 

ウルゥル「癒している」

 

「わたし達のお仕えします。」

 

二人は俺を誘惑するように体に匂いを擦り付けながら、抱きついて来ていた。

 

プニップニッ!

 

やっべ!?柔らかい!?格好が格好なだけに直に伝わるんよな!体温とか、柔らかさとか…………そして…………

 

ジブリール「っん///っはぁっ///」

 

ジブリールも背中に抱きついてきている。

 

なんで息が荒いの!?

 

プニュッン

 

あれ?以外と今もあるの!?

 

アニメのジブリールを少し背を小さくしておっぱいが少し小さい姿なのに…………

 

この感触でわかる!将来!確実に巨乳に!!

 

【顔を埋めたいね!(*≧∇≦)ノ】

 

将来が楽しみだ!!

 

じゃなくて!

 

「ウルゥル、サラァナ離れてくれ。あと、ジブリールもなんで息が少し荒いの!?」

 

サラァナ「主様の世話はわたし達の仕事です」

 

ウルゥル「お食事からおやすみまで」

 

サラァナ「床にお風呂にお不浄まで、すべてわたし達がお世話いたします」

 

ジブリール「だから、私たちで気持っ…癒されてください!マスター!」

 

「おい!今気持ちよくなって欲しいっていいかけなかったか!?」

 

ウルゥル「存在理由」

 

サラァナ「主様の全てを受け入れる。あんなコトやそんなコト、具体的には性欲処理をしてもらう」

 

おい!ピー音仕事しろ!!

 

【私の独断で解雇しました!(*≧∀≦*)】

 

大賢者ー!?何してるの!?

 

【誉めないでよ///照れる~(*/∀\*)】

 

誉めてねぇ!

 

ジブリール「その為にわたし達は存在しています。気になさらないでください!マスター!」

 

「一回落ち着けぇ~!?」

 

 

…………何とか貞操は守ったよ…………

 

とりあえず、皆に紹介をしなきゃね。

 

さて、残りの人を解決していく。

 

そして、最後の一人。

 

…………たぶん皆に遠慮したんやろうな。

 

…………コアラである。

 

コアラ「…………」ニコニコッ

 

…………ずっと笑顔なんよな。

 

すっげー不気味。

 

「まず俺が流貴だ。」

 

コアラ「コアラと言います。なんでもします。よろしくお願いします。」ニコニコッ

 

…………うん。かなりヤバイな。

 

「とりあえず、背中を向けて。」

 

コアラはニコニコしながら背中を見せてくる。

 

…………よく見たら、手が震えてるね。体もよく見ると傷だらけだな。

 

とりあえず、紋章を消した。

 

「紋章は消えたぞ?」

 

コアラ「……えっ?」ニコニコッ

 

「…………確認してみたら?」

 

コアラは確認すると…………

 

コアラ「…………消えてる…………」ニコニコッ

 

…………笑顔のまま泣き出す。

 

紋章が消えたことを確認したらボロボロと泣き始めた。

 

そして、俺はコアラを抱き締めて頭と背中を撫でる。

 

子供を落ち着かせる気持ちで。

 

…………俺も子供だけど…………それでもね。

 

コアラが泣き止むまで、俺は抱き締めて撫で続けた。

 

そして、落ち着いたのか

 

コアラ「あっあの!ごめんなさい!泣いてしまってごめんなさい!汚してしまってごめんなさい!なんでもしますから!殴らないでください!」

 

コアラは一気に離れた。

 

「…………」

 

ここまで…………追い込まれてるのか…………

 

 

コアラ「もう…………痛いのは…………嫌だよ…………」

 

泣きながら……土下座をさせるのか……天竜人は……

 

 

…………いっそのこと滅ぼすか?

 

【ダメです!今はダメですよ!Σ(゜Д゜)】

 

…………わかってるよ。大丈夫。ありがとう。

 

 

【……私も同じですから……必ず果たしましょう。流貴ちゃんが世界を変えましょう!(*ゝ`ω・)キラッ!】

 

ああ。まずは目の前の事からな。

 

俺はコアラに近づく。

 

コアラはビクッてしているが、無理矢理コアラを強めに抱き締める。

 

コアラ「えっ?」

 

「お前はもう奴隷じゃない。自分でも確認したろ?だから、大丈夫だ。」

 

コアラ「っ!?」

 

「これからは痛いことはない。もう、終わったんだ。泣きたいなら泣け。お前は奴隷じゃない。お前は人間だ。もう…………怯えなくていいんだ。」

 

コアラ「…………でも」

 

「もし帰る場所もないなら、俺のところに来い。俺が、俺達「家族」がお前を守ったる。俺達「家族」がお前の帰る場所になったる。」

 

コアラ「…………「家族」?」

 

「ああ。そんな作り笑顔じゃなくて、心から笑わしたるよ!コアラ、お前は人間だ。」

 

コアラ「…着いていって……いいの?……「家族」じゃないよ」

 

「俺のところに来るんやろ?なら、お前は大切な「家族」だ。俺の守るべき存在の一人だ。これからは俺達がいる。忘れるなよ。」

 

そう言ったらコアラは胸に貯まっていたものを全て吐き出すように泣き始めた。

頭と背中を撫でながら、たくさん泣いて疲れたのだろう。コアラはスヤスヤ寝始めた。

 

でも、そのときの寝顔はどこかスッキリしていた。

 

コアラをそのまま寝かせて、甲板に出る。

 

元奴隷たちは、まだ喜んでいる。

 

さて!まずはシャボンディに行くのか。

 

 

…………船を分けた方がいいかな?…………うーん。

 

時間かかるかな?

 




【とりあえず、コアラも救えてよかったよ!(*≧∀≦*)】

ドMを極めし者「とりあえず、コアラはサボにくっつけたいな!」

【あっ、やっぱりね(*´ω`*)】

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