神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ! 作:ドMを極めし者
よし!とりあえず、着いてきてくれるね。
っとその前に、
「さて、とりあえずここを脱出するよ。何か取られたものとかある?武器とか」
渚「特にないです。」
そっか。
カルマ「あっ俺は武器とか欲しいんだけどとっちゃダメかな?」
ん?そうか。
「どんなやつがいい?」
カルマ「ナイフとかあるのかな?」
やっぱりナイフか。
「んー。俺が持ってるこれでいい?」
俺がたまに投げるナイフを渡す。
カルマ「ありがとう~流貴くん」
「くん?あっそうか。年上だ。」
速水「えっと流貴……は、何歳?」
「俺?10歳だよ?」
神崎「えっ!?五歳も年下?」
「えっ?ダメ?」
速水「一歳ぐらいの差だと思ってた。」
「そう?まあ何でもいいや。オボロ」
シュタッ!
渚・カ・神・速「「「「っ!?」」」」ザッ!
おお!皆一気に戦闘体勢になったな。
すっげー!
「俺の「家族」のオボロだよ。怖がらないで。で?オボロどうだった?」
オボロ「はい。これといって特にないですね。」
「そっかー。じゃあ、このまま帰るけど俺はちょっと寄るところあるから先に戻ってて。咲夜おるし。」
オボロ「そちらの四人は大丈夫なんです?」
「ああ。問題ないよ。」
オボロ「わかりました。」
オボロは、そのまま出ていく。
「さて、このままいくか。」
そして、外に出ていく。
えっ?見張り?皆寝ているよ。そして、この四人は居なかったことにした。
そして、疑心暗鬼だったが、俺について着た。
「さて、とりあえずあそこのカフェで話さない?」
神崎「えっ?でも……すぐに追手が…………」
「大丈夫だよ。何か合っても俺が守るし、追手は来ないよ。」
速水「来ないっでなんで?」
「今皆寝てるからね。」
四人は顔を青ざめる。
カルマ「それって殺したってこと~?」
「ああ。違う違う。本当に寝てもらっただけ。あんなやつら殺さなくても君達なら無力化出来るでしょ?」
渚「なんで僕達なら出来ると?」
「服の上からじゃ分かりにくいかもしれんが、俺はわかるよ。そうとう強いでしょ?何だろうね。暗殺に関わっていそうな体の造りをしてるよ。」
四人ともこっちを観察している。
「さて、まず改めて流貴です。で、こっちは咲夜。」
咲夜「です。よろしくお願いします。」
渚「僕は、渚って言います。」
カルマ「俺はカルマ」
神崎「かっ神崎って言います。」
速水「……速水です。」
よしよし、
「さて、とりあえず俺は君たちがこれからどうしたいか聞いてもいい?」
速水「どうする…………とは?」
「いや、君達は奴隷だったけど、今は違うじゃん?だから、これからどうするのかな~って帰る場所があるなら、俺が送るよ?もし一人で帰れるならそれだけのお金を渡してそのまま別れる。」
神崎「えっ?……なにもしないの?」
「はい?何が?」
カルマ「何がって俺たちを利用したり何かをするためにこんなことしたんじゃないの?」
「ああー。違う違う。俺はお前らが無実の奴隷だったから助けたんよ。」
渚「?どいうことですか?」
「んー。まずそれなら俺のことを話さないとな。」
そして、俺は自分の目標と今の状況を話した。出来るだけ、この世界の常識とこの世界のことを混ぜて話した。
この世界に来た人でも分かるように。
【一応、別の世界を知らないってことにした。そして、転生のことも大切なことは話さしてない(*ゝ`ω・)】
そして、全部話したら。
神崎「流貴さんってすごいですね。」
速水「ええ。ビックリしたわ。」
「そうか?やりたいことをしてるだけよ?」
咲夜「それで、救われてる人もいるのです。素直に受け止めてください。」
カルマ「質問なんだけど、さっき言ってた選択以外にも選択はあるの?」
「ああ。あるよ。もし何らかの理由で帰る場所が無かったり、帰れないなら、俺の「家族」にならないかって話。」
渚「それってさっきの話で出てきた「家族」?」
「そう。俺は自分の「家族」を裏切らないし、見捨てない。どんなことがあろうとな。そして、どんなやつが敵でも絶対に助ける。それが俺だ。」
咲夜「ですから、もし行くところがないなら、私たちと来ますか?」
四人は悩んでいる。まあ、そりゃそうか。
「一応、それは嫌とか、辞めとくとかでもいいよ。そしたら俺は、君達に1ヶ月は生きていけるだけのお金と武器をあげてそのまま別れるから。」
カルマ「なんで?流貴くんにメリットないじゃん?」
神崎「それにどうしてそこまでしてくれるの?事情も知らないのに」
「俺さ。悪さしたとか、罪があるならほっといてるよ。そのままにする。でも、君達って何らかの理由で捕まったんやろ?それも何も悪さをしてないのに…………俺は、そう言う罪もないのに犯罪者扱いや、奴隷になるとか嫌いやねん。そんな世界が嫌いだ。だから、それを俺が変える。
その為の一つだからね。君達を助けたの。」
カルマ「……なるほどね。じゃあ、もし俺たちが流貴君の所に着いていって、何故捕まったかの事情を話さなかったり、途中で四人で抜け出そうとしたりしたらどーするの?」
「別に?話したくないなら話さなくてもいいよ?それに途中で抜けるなら出来れば抜ける前に教えてほしいな。」
カルマ「あれー?止めるの?」
「いや?抜け出したあとにお金がないと生きていけへんやん?だから、その為のお金を渡すために。」
カルマ「……どうする?」
四人は悩んでいる。と言うより、話し合ってる。
そして、
渚「…………流貴さん。」
「ん?」
渚「…………もし、僕たちが「家族」になるのを保留でそちらのお世話になるって言ったらどうしますか?」
「ああ。途中で抜けることは確定なの?」
渚「いえ。そうじゃないです。まだ、会ってばかりでいい人なのはわかります。でも、まだ信用は出来てないので。出来たら「家族」に入ってもいいですか?」
「入ってもってグループ見たいに言われるのはなんか嫌だな。俺は血の繋がり何か関係なしに「本物の家族」として、迎えてるからな。」
渚「ごっごめんなさい。」
「いいよ。わかってくれたなら。」
カルマ「それで?どうなの?」
「ええよ?」
速水「……えっ?いいの?」
「要するに、事情は話せないけど、宛がないから「家族」にはならんけど守ってほしいってことやろ?」
神崎「まあ……そうですね。」
「いいよ?」
渚「あの…………自分達で言っといてあれですが、本当にいいんですか?」
「ん?俺のことを説明したときにも言ったけど、俺はそんなこと気にしない。救いを求める無実な人なら助ける。理由を言えなくてもな。」
四人はほっとしている。
「ただ、これだけ言っておくよ?俺の「家族」をバカにしたり、傷つけるのは許さんよ?」
渚「そんなことしません。」
カルマ「俺も」
神崎「私もしません。」
速水「私も」
「なら問題ない!これからよろしくね!」
渚・カ・神・速「「「「よろしくお願いします。」」」」
まあ、「家族」には出来なかったが、何とか保護対象に出来るな。