最速RTA1:00:00‼ 残された連中の建国記   作:古い底の王

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人間の生活は衣食住から Ⅰ

まず最初にみんなで周辺の瓦礫を片付けることになりました。この場には今数十人がいます。この人数では祭司場内だけでは狭いし外を散歩して怪我でもしたら厄介です。

 

ブオオオン!ドガアァン!

 

ここで大活躍したのが玉葱剣士ジークバルド。

 

玉葱「ガッハッハ!さぁさぁどんどん持ってくるがよい!」

 

あろうことかストームルーラーを瓦礫の破壊に使っています。

それでいいのか約束の証。

 

ホークウッド「気にしてなかったが結構あるもんだな。」

 

アンリ「そうですね。まぁこんなことになって景観も何もありませんでしたから。」

 

「‥‥‥‥‥‥」

 

人数は少ないものの、ここにいるのは人外の強さを持つ不死人達。瓦礫なんて片手で一個ずつ鷲掴みにして持てます。

 

魔術師以外。しかしその魔術師も

 

オーベック「呪術か、なかなか興味深いな。」

 

コルニクス「火はいいものだよ。一段落したら呪術を学んでみるかい?」

 

オーベック「‥‥ふむ、お願いしよう。魔術の研究にも役立ちそうだ。」

 

魔術師は【ソウルの槍】呪術師は【内なる大力】を使いそれぞれできることをしていく。

 

そんなこんなで重機のようなスピードで片付けを終えた彼等は祭司場の辺りに畑を作ろうと考えた。

取り敢えず美味しい物を久しぶりに食べたいと言う玉葱の言葉に全面的に賛成だったからだ。

 

しかしここで問題が見つかった。

 

 

ホークウッド「‥‥‥」

アンリ「‥‥‥」

オーベック「‥‥」

コルニクス「‥‥‥」

 

全員が桑や鋤をもって立ち尽くす。誰も農業のやり方を知らなかったのである。

無理もない。ここにいるのは元貴族や騎士、傭兵、研究者であり、元農民などはこんなところまで来ないのだ。

 

いても既に死んでいる。ここで役に立ったのが意外にも元隠密の魔術師、オーベックであった。

 

オーベック「よし、取り敢えず各々思うように植えてみよう、出来が良かったもの、悪かったものの差を我々で研究し次により良いものを作ればいい。」

 

何を悠長なと思うだろうが、厄介なことにこの連中は不死である。一年くらい大したこと無いのだ。それに最悪エスト瓶さえあれば死にはしない。

 

こうして各々が何となくで農業を始めることになった。

 

 

 

 

【ホークウッド】

 

「この辺にするか。」

 

何を思ったかトカゲがいた広場に畑を作り始める。これは以前ぼんやりときいた覚えのある【死体やら糞尿は肥料になる】を思い出した結果墓場に作ろうと思ったのであった。

それを食べるのに躊躇しない辺りは流石不死隊の一員である。

 

ホークウッド「じゃまぁあと適当に水まきゃいいだろ。」

 

一月後それなりに植えた野菜がとれて満足げなホークウッドだが、畑の場所を聞いたみんなが思わず体を硬直させたのは仕方の無いことだろう。

 

 

【アンリ】

 

「‥‥困りましたね」

 

どこにしようか迷いに迷った結果巨人の木の真正面に小さく穴を掘って種を植えた。木があるんだから栄養はあるのだろうと思った結果だが非常に面倒な結果になった。

 

なにやら妙な野菜ができたのだ。植えたのはなんてことはないカボチャである。それが出てきたときなぜか巨人の顔になっていたのだ。

 

見た目は完全に巨人の顔だが、勇気を出して切ってみると中は鮮やかなオレンジ。まごうことなきカボチャである。

 

アンリ「‥‥どうしましょうこれ。」

 

仕方がないのでコルニクスの協力を得て一個煮てみると意外と美味しい。見た目以外はよいものに育ったのだ。

 

アンリ「まぁいいでしょう。」

 

こうして【巨人カボチャ】と名付けられたそれはしばらくの間皆の食卓に上がるのであった。

 

‥‥水と火しかないので煮付けしかできないのだが。

 

 

 

【シーリス&フォドリック】

 

シーリス「おじいちゃん、この辺でいいの?」

 

フォドリック「うむ、そこに植えよう。水をとってきてくれるかい?」

 

 

手際のいい二人組。そこは老人の知恵と言うべきか、フォドリックがある程度、といっても最低限ではあるが農業についての知識を持っていたのである。

所詮素人の浅知恵と言わないでいるとなにやらみんなで好きなところに植えろと言うことになったので、シーリスと二人で農作業をしている。

 

わいわいしながら二人で農作業をする孫と祖父。それなりの農作物をそれなりの味で作り出し、大満足であったとさ。

 

 

 

 

【数年後】

 

不死者A「なあなあ、この辺りの畑ってなんでこんなにぐちゃぐちゃなんだ?」

 

不死者B「なんでも初期組が行き当たりばったりで適当に作ったらしいぞ。あいつら適当だからな。」

 

不死者A「不死街いきゃ、正気の農夫とかいたんじゃね?」

 

不死者B「あいつらにそんなこと言ったって無駄だろ。夕食のカボチャ買いにいってくる。」

 

不死者A「いってらー」

 

 

第一話 完




一応設定

・篝火は使える、新しく作ったり消したりできない。
・エンディングは薪の王エンド
・NPCはロンドール組以外は全員いる(DLC、敵対含む)
・闇霊、白霊のみ登場した人もいる(例、ゴッドヒルト、クリエムヒルト)

・RTAと無関係のボスは存命(例、英雄グンダ、デーモンの老王)

・全員人間で1度死んだら終わりだが不老、エスト使える、食事排泄睡眠ない。
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