八神コウの弟   作:こうちゃん03

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こうちゃん03がログインしました。
Happy New Year Everyone!!!!
えー、遅れました。すみません。

感想をしてくれた人、本当にありがとうございます!憲法違反していました。マジカー

まあ、今回も駄文ですが、温かい目でみまもってね!

では、どうぞ!




第三話

ぱっぱと挨拶を終えた僕と涼風さんはすぐ仕事についた。僕のデスクはお姉ちゃんのすぐ隣。ディレクターさんによると、「うん、カノン君も八神君の隣で仕事した方が安心だろ?」との事です。まあ、たしかに安心しますがお姉ちゃんがゲームのことになるとすぐムキになるから。失敗したら。。。

 

「ん?カノンは食べないの?」

 

お姉ちゃんがおにぎりを口に運びながら言った。

 

「あ、そうだ。食べないと」とすぐ答え、慌ててラッピングを取った。コンビニのおにぎりは完璧すぎて怖い。栄養が傾いていることを無視すればフォームも、感触も、味もすべてうまい。

もぐもぐ。。。。

 

‐‐==+==--

 

時間が流れ、僕が机にある機材などを使いなれたところ、勤務時間となった。

 

「おーい、新人ちゃん!カノンも」

 

「はい」

 

僕はお姉ちゃんに呼ばれ、すぐに席を立った。数秒後に涼風さんも同様に来た。

 

「二人とも3D の経験は?」

 

「あ、絵以外はなにも分からないのですけど」

 

「一応使い方は把握しているよ」

 

「オーケ。では、青葉はこの参考書の第一章をやるように。カノンには早速仕事を振るよ。」

 

「「はい!」」

 

お姉ちゃんはすぐに資料を取り出し、僕に渡した。

 

「これ村のNPCのデザインだから、モデリングして3D キャラにして」

 

資料をじっくりみた。これは武器屋の店長さんのデザインだな。えーと、身長は180cmで筋肉モリモリのお兄さん。ッチ 身長分けろ。

 

はいと答えた後僕はすぐ自分の椅子に座った。僕は基本キャラに合わせて音楽を耳に流しながら作業を進める。今回の筋肉君だったらヘビメタ、キュートで可愛いのだったらアイドル、などなどと。

ネイビーブルーのヘッドフォンを頭にはめた。ペンタブの上にペンを浮かせ、もう一度資料をチラ見し、ペンを踊らせた。まるでペンが人間のようにペンタブの上を漂った。

 

 

順調にキャラができていた。一つ一つの細かいところを大切にしながら、エラーなどの基本的なことを見る。

 

エラーなし。キャラもよし。これならいけるかな?

 

 

ペンを放し、背もたれにもたれ一息ついた。力が背もたれに逃げるような感覚が背中を刺激し、ヘッドフォンを首にかけた。

 

そういえば、涼風さんは大丈夫かな?

そう思った瞬間、、、

 

ピロン

 

受信音が鳴ると同時にスクリーンの端からウィンドウが開いた

 

From きらきら青葉

こっちは順調だよ!

絶対追い抜いてやりますよ!  (๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

。。。。なにこれ?なんか、、、きたのだが、、、社内メッセ?こんなのアリなん?会社で。

 

 

To きらきら青葉

そんなの打っていいんですか?

怒られると思いますが、、、

 

 

一応返信したが、嫌な予感しかしない。

 

「影響されんの、早っ!」

 

お姉ちゃんがこっちを見た。

 

「カノンって、青葉からメッセきてる?」

 

「う、うん」

 

「ちょっと見せてくれない?」

 

「いいけど、、、」

 

涼風さん。ごめんなさい。予感が命中したわ。

 

お姉ちゃんは僕を抱きしめ、頭を肩に乗せた。吐息が耳元に響き、体に鳥肌が広がるが、それを耐える。

数秒間後、お姉ちゃんの頭が上がった。すぐ「ありがとう」と感謝し、自分の机に戻った。

 

A few moments later…(数秒後、、、)

 

「す、すみませんでしたっ!」

 

ほら、言ったじゃん。

 

‐‐==+==--

一日の前半戦が終わろうとしていた。お昼の時間。それは、一時的の終戦を示すもの。その時間まであとわずかだった。

 

早く12時にならないかなー、と思いながら画面に映っていた幼女を描いた。金色の髪に青い目。よくアルバムで見たお姉ちゃんの姿を思い出しながらペンをすらすらと動かした。そういえば、あのころは生まれてないんだよなー。

そんなバカみたいなことを考えていたら、また社内メッセが届いた。

 

From 八神コウ

お昼になったけど、一緒に食べる?

 

お姉ちゃんからのお昼のお誘いか。まあ断る理由もないし、いっか。

いいよ。遠山さんもさそう?と打ち、送信を押そうとした瞬間、またお姉ちゃんから

 

From 八神コウ

そういえば、青葉も誘おうか?

 

って、何でわざわざ社内メッセ?と思いながら、僕は体をまわし、お姉ちゃんを向いた。まだ仕事してるし。

 

「そんな仕事して、どうやって誘うの?」

 

お姉ちゃんは僕の言葉に反応したのか、一瞬フリーズし、すぐ隣のブースに消えた。

あおばー、とお姉ちゃんの声が響き渡った。そんな姿を見てると、隣の遠山さんが声をかけた。

 

「ずいぶん仲良しだね」

 

「まあ、一応姉弟ですから」

 

「ふーん。ねえ、ちょっと聞いていい?」

 

「え、いいですけど。」

 

「どうしたら、カノンくんみたいにコウちゃんと近い関係になれるの?」

 

僕は戸惑った。こういう質問って結構苦手だ。僕は基本、感覚で人と触れ合っているから、どうやったらと言われても。しかも、遠山さんなんか目が怖い。

 

「まあ、えっと、その」

 

「二人とも何してるん?」

 

「「ひゃあ!」」

 

まだまだ、一日は終わらない。

 




どうでしたか?
この前より短めになってしまいました。すみません。

しかもまだ第一話を超えないって言う悲劇が、、、、

ではいつものように、感想や訂正のダメダシなどをお願いします。

気持ちを全部出して、い・い・の・よ(///)

では、Happy New Year and may God bless you (あけましておめでとうございます。神の祝福がありますように)
2・11・18 「話」から「放し」に訂正

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