東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

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それではどうぞ


第22話桜の木

西行妖

その根元には、幽々子が埋まっているのです。それを聞いてなお、満開の桜を見たい。というです。幽々子の話によると、「貴方なら、呪いからも守ってくれそうだわ」と、言ったです。正直、呪いから守れる自信が無いです。でも、レミィの能力を使って、そう言う未来にする事は出来るです。でも、それじゃぁ、面白くないです。

 

「そう言えば、お金をどうしましょう」

 

「幾らでも良いのですよ〜」

 

「そうなの。じゃあ、幾らにしましょうかしら」

 

「幾らでも良いですよ〜」

 

「あらそう、追い追いね」

 

「そうですね」

 

「そう言えばその刀、楼観剣に当たって良く切れなかったわね」

 

「ええ、天下五剣位じゃないと、互角で戦えないみたいですから」

 

「そうみたいね」

 

「そう言えば、何故貴方は何故、依頼なんて受けてるのかしら?」

 

「私は、黒麗様を信じてくれたら、それでいいです」

 

「何故黒麗様を信じてくれたら良いの?」

 

「黒麗様は、私自身を神様とした形ですので、信じてくれれば、私の力になるのです」

 

「なるほどね。さて、散歩でもしてくるわ」

 

「えぇ、いってらっしゃいです」

 

「行ってくるわ」

 

「さて、能力の練習でもやるのです」

 

咲夜さんから、ナイフの手ほどきを受けていたです。それに、懐中時計もくれたです。今回は、咲夜さんの能力を使える様にする事にしたです。前々から思ってたですけど、咲夜の能力は魔力の消費が他の能力とは違って結構多いです。なので、使う時は懐中時計を使うのです。

 

少女練習中...。

 

ふぅ、今回は、この位にするです。

 

「何してるのですか?」

 

「いえ、見ていただけです」

 

「そうですか」

 

「何をしていたんですか?」

 

「能力の練習です」

 

「練習?」

 

「ハイなのです。上手く使える様に、練習してるです」

 

「そうだったんですね」

 

「ハイなのです」

 

「貴方の能力って何でしたっけ?見た所、瞬間移動系ですか?」

 

「私の能力は、触れた"もの"の能力を、コピーする程度の能力。なのです」

 

「触れた"もの"の能力を?」

 

「はい、そうなのです」

 

「チート。ですね」

 

「ハイなのです」

 

「そう言えば、幽々子様は、どちらへ?」

 

「散歩に行ってるみたいです」

 

「散歩ですか。では、もうすぐ帰ってこられますね」

 

「あら〜二人して、何話してたの?」

 

「私の能力についてです」

 

「能力?」

 

「私の能力は、触れたものの能力を、コピーする程度の能力。なのです」

 

「今持ってる能力は?何なの?」

 

「今持ってる能力はですね、境界を操る程度の能力と空を飛ぶ程度の能力。闇を操る程度の能力と冷気を操る程度の能力。ありとあらゆるものを破壊する程度の能力。魔法を扱う程度の能力(主に精霊や、属性)と火水木金土日月を操る程度の能力。運命を操る程度の能力と時間を操る程度の能力。そして、人形を操る程度の能力」

 

「何順?それにしても多いわね」

 

「手に入れた順です」

 

「もう、チートってレベルじゃ無いわよ」

 

「そうなのよね〜」

「あ、お姉ちゃん」

 

「久しぶり、リー」

 

「紫?この子と知り合いなの?」

 

「えぇ、この子を泊めてた時期があったの」

 

「妖夢、警戒しなくて良いわよ」

 

「あら、そんなに簡単に、良いの?」

 

「何しに来たの?紫」

 

「あらあら、見に来ただけですのに」

 

「そうなのですか」

 

「リー。貴方、その羽根はどうしたの?」

 

「私の能力は、コピーした者の身体的特徴もコピー出来るみたいなのです」

 

「そうだったの」

 

「ハイなのです」

 

「元気そうで何よりだわ。じゃあ、たまには帰って来なさい」

 

「ハイなのです」

 

「結局、何しに来たの?紫は」

 

「さあ〜。紫の事だから、何か企んでるんじゃない?」

 

「分からないです」

 

こうして私達は、紫が来た事に違和感を感じながら、1日を過ごしていった。




それでは期待しないで待たないでください
ダスビダーニャ

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