東方黒麗教 〜the Black Maiden. 作:rii11
第24話失われた力
チリンチリン
呼び鈴の音。私を呼ぶ音。
「はいでーす」
戸を開けると、伊吹萃香が此処に居た。
「ちょっと依頼を頼みたいんだ。それより顔、真っ赤だぞ?」
「さっきまでーウォッカを飲んでたんですよー」
「なら、一緒に飲むか?」
少女飲酒中...。
「うっぷ。もう無理です」
「私も、飲み過ぎた」
...Now Resting.
「それで?依頼ですか?」
大体の予想はついてますが
「遠くまで散らばったあいつらを、此処に戻してきて欲しいんだ」
「あいつら。です?」
「私達の仲間。つまり、鬼」
「そうですか...良いですよ」
「受けてくれるの?」
「はい、アイデアは貸しますよ」
「頼んどいて悪いね」
「うーん。三日おきに宴を開く様に出来ないですか?」
「何で?」
「三日おきに宴をやる事で、鬼を萃めるのです」
「なるほど。っていうか何で、能力を知っているの?」
「色々あるのです」
「腹が減ったから、帰るよ」
「よかったら、食べて行くです?」
「良いのかい?」
「はい、暁」
「もう出来上がりますよ」
「何がでるんだ?」
「・・・ボルシチです」
ただのボルシチじゃ無いですけどね。
「ボルシチ?」
「ロシア料理です」
「ふーん」
「出来ました」
「頂くのです」
「頂きまーす」
「頂きます」
少女食事中...。
「ごちそうさまです」
「ごちそうさま」
「いやー美味しかった。ごちそうさま」
今思ったですけど、鬼って昔人を食べてた筈ですから、懐かしい筈です。
「それは良かったです」
「そう言えばお前、強いらしいじゃないか」
あーーー。
「そう...ですね」
「今の間は何?」
「自信が無いのです」
「なら、一丁やるか?」
「やるって何を?」
「そりゃあ、その刀で来いって事だよ」
「良いのですか?」
「来い」
「分かったです」
漓剣「五芒星」
技を使うが、全て萃香の手によってすべての斬撃が返されてしまった。
「技の萃香。ですか」
「そうだよ」
左手をちぎる。
「血は血に、命は命に!回る回る世界は回る変わる変わる世界は変わる!バージョン妖夢!」
そこには、妖夢がいた。
「私と同じ様な事が出来るのか」
「喋ってる場合じゃ無いですよ」
神鬼「未来永劫斬」
思いっきり斬り、続けて見えない速度で斬り込んでいく。でも、感触が変ですね。
「降参こうさーん」
「どうです?」
「ああ、どうやら本当のようだ」
「終わる終わる世界は終わる」
「結局、それは何なんだ?」
「私は、コピーしたものの身体的特徴もコピー出来るのです」
「そうだったのか」
「はいなのです」
「じゃ、帰るか」
「役立って良かったです」
「私も、まだまだだな」
「ダスビダーニャ」
「バイバイ」
それでは期待しないで待たないでください
ダスビダーニャ