東方黒麗教 〜the Black Maiden. 作:rii11
萃香の話によると、幻想郷では鬼の対処法は忘れ去られており、封印出来る者は限られてくるという。退治するです?って聞いたら、やめてくれよ。といって、三日置きの百鬼夜行は始まった。萃香は、此処に泊まるようになっていた。そして、萃香の能力もコピーできて、最近はわざわざ血を出さなくても、出来る様になってきた。
そして今日遂に、霊夢にばれて異変を終わらせなければ、ならなくなった。
「いやー。駄目だった」
「そうなのですか」
「最後に、スペルカードで来てくれ」
「良いですよ」
場所を移動する。森の中です。
紫奥義「弾幕結界」
あらゆる方向から弾幕が発生して、放たれるです。
「こんなもの?」
勿論、これで終わりでは無いです。今度は、さっきよりも多い量が飛んでくる。
「ちっ」
鬼符「ミッシングパワー」
萃香が技を放つ。こっちに向かってきてるです。
神槍「スピア・ザ・グングニル」
打ったはず...です。でも、まだ向かって来てるです。瞬時に右へ避ける。こっちに向かってきてる。もう一回グングニル。まだ向かって来てるです。
禁忌「レーヴァテイン」
大きく振るです。
当たった筈ですけど、まだ向かってくるです。
うーん...そうだ!
神鬼「未来永劫斬」
こっちからも向かって行くです。因みに、夜斬刀でやってます。
「?この刀。何で私の身体も?」
「何言ってるのですか?」
「いや、ちょっと考え事」
「考え事なんて、余裕ですね」
「いやー、失礼」
(その刀、何で霧状の身体まで斬れるの?)
「そろそろ止めにするですか?」
「そうだな、ありがとな」
「失敗したですけどね」
「まあ良いさ。それより、気がむいたら旧地獄に来てみると良いよ。歓迎するよ」
「分かったです」
「じゃあな」
「ダスビダーニャ」
「行ったです。出てくるです」
「いやーバレてましたか」
鴉が居るです。
「最近、貴方の二つ名が付いたので、お伝えしようかと」
「遅いと思うです」
「いやー。最近、貴方の所に行く程の暇が無くて」
「どんな二つ名なんです?」
「闇より黒い神の巫女」
「闇より黒い神の巫女。です?」
「ええ、」
カッコイイです。
「良いと思うのです」
「それは良かった」
「あと、異変の事について、聞きたい事があれば言うです」
「それは助かります」
「聞いて来て良いですよ?」
「では、先程萃香殿が居られましたが」
「依頼です。鬼の仲間を集めたいって、依頼が来たのです」
「では、春冬異変については?」
「春冬異変では、アイデアを渡しただけです」
「そうですか...あれ?羽根は?」
「普段は見えなくしているのです」
「ありがとうございました」
「もう良いですか?」
「では、私はこれで」
それでは、期待しないで待たないでください。
ダスビダーニャ