東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

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それではどうぞ


第25話 Immaterial and Missing Power.

萃香の話によると、幻想郷では鬼の対処法は忘れ去られており、封印出来る者は限られてくるという。退治するです?って聞いたら、やめてくれよ。といって、三日置きの百鬼夜行は始まった。萃香は、此処に泊まるようになっていた。そして、萃香の能力もコピーできて、最近はわざわざ血を出さなくても、出来る様になってきた。

 

そして今日遂に、霊夢にばれて異変を終わらせなければ、ならなくなった。

 

「いやー。駄目だった」

 

「そうなのですか」

 

「最後に、スペルカードで来てくれ」

 

「良いですよ」

 

場所を移動する。森の中です。

 

紫奥義「弾幕結界」

 

あらゆる方向から弾幕が発生して、放たれるです。

 

「こんなもの?」

 

勿論、これで終わりでは無いです。今度は、さっきよりも多い量が飛んでくる。

 

「ちっ」

 

鬼符「ミッシングパワー」

 

萃香が技を放つ。こっちに向かってきてるです。

 

神槍「スピア・ザ・グングニル」

 

打ったはず...です。でも、まだ向かって来てるです。瞬時に右へ避ける。こっちに向かってきてる。もう一回グングニル。まだ向かって来てるです。

 

禁忌「レーヴァテイン」

 

大きく振るです。

当たった筈ですけど、まだ向かってくるです。

うーん...そうだ!

 

神鬼「未来永劫斬」

 

こっちからも向かって行くです。因みに、夜斬刀でやってます。

 

「?この刀。何で私の身体も?」

 

「何言ってるのですか?」

 

「いや、ちょっと考え事」

 

「考え事なんて、余裕ですね」

 

「いやー、失礼」

(その刀、何で霧状の身体まで斬れるの?)

 

「そろそろ止めにするですか?」

 

「そうだな、ありがとな」

 

「失敗したですけどね」

 

「まあ良いさ。それより、気がむいたら旧地獄に来てみると良いよ。歓迎するよ」

 

「分かったです」

 

「じゃあな」

 

「ダスビダーニャ」

 

「行ったです。出てくるです」

 

「いやーバレてましたか」

 

鴉が居るです。

 

「最近、貴方の二つ名が付いたので、お伝えしようかと」

 

「遅いと思うです」

 

「いやー。最近、貴方の所に行く程の暇が無くて」

 

「どんな二つ名なんです?」

 

「闇より黒い神の巫女」

 

「闇より黒い神の巫女。です?」

 

「ええ、」

 

カッコイイです。

 

「良いと思うのです」

 

「それは良かった」

 

「あと、異変の事について、聞きたい事があれば言うです」

 

「それは助かります」

 

「聞いて来て良いですよ?」

 

「では、先程萃香殿が居られましたが」

 

「依頼です。鬼の仲間を集めたいって、依頼が来たのです」

 

「では、春冬異変については?」

 

「春冬異変では、アイデアを渡しただけです」

 

「そうですか...あれ?羽根は?」

 

「普段は見えなくしているのです」

 

「ありがとうございました」

 

「もう良いですか?」

 

「では、私はこれで」




それでは、期待しないで待たないでください。
ダスビダーニャ

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