東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

28 / 63
それではどうぞ


第27話夜を斬れる程度の能力

私は、暇だった━。

 

三日置きの百鬼夜行も終わり、梅雨も過ぎた頃。

 

私は暇だったから、刀を振って新しい技のアイデアを探してした所だったです。

 

そして、夜斬刀の能力が夜を斬れる程度の能力という、能力が気になったので、夜ってどういう状態かを、考えていた時です。

 

もし・・・あの状態の事を言うんだったら。

 

そして、結果は予想通りだったです。

 

何をやったかと言うと、影を斬ってみたのです。影を斬ると、その物体も斬れる様です。

 

光が当たらない黒い部分を夜だとするならば、この刀で斬れると思ったからです。そして、影の濃さは濃いめの方が良く斬れるみたいです。

 

チリンチリン

 

「ちょっと待ってです」

 

呼び鈴の音。私を呼ぶ音。

 

「こんにちは、りーさん。阿求です」

 

「こんにちはです、どうしたんですか?」

 

「幻想郷縁起に、貴方の事を載せようと思いましたが。

情報が足りなさ過ぎたので」

 

「そうなのですか」

 

「まず2つ名は、闇より黒い神の巫女。ですね?」

 

「はい、そうですね」

 

「単刀直入にいいますね。異変を起こす気はありますか?」

 

「無いのです」

 

「そうですか」

 

「上がってです」

 

「では、上がらせてもらいます」

 

「では、改めるです」

 

「そうですね…」

 

こんな感じで、話をしてたです。

 

「では、私はこれで」

 

「ダスビターニャ」

阿求は帰って行ってしまった。でも、

 

「妖精。いるのです?」

 

気配がするのです。

 

「そこですね」

 

「あーあ。捕まっちゃったー」

 

サニーを捕まえる。もちろん、コピーはしない。

 

「お茶はどうですか?」

 

「仕方ないわね。ルナ、スター」

 

「何やってるの、サニー」

 

「さあ、良ければ上がってお茶を飲むです」

 

「ここはおとなしくしましょう」

 

「ぶー。はなせ、はなせ」

 

すっ。551の肉まん。

 

「それは!肉まん!卑怯だぞ、私が肉まん好きだって知ってたのか!」

 

「上がるですか?」

 

「分かった」

 

…Now Lowding

 

「何で私達の場所が分かったの?」

 

それはですね…

 

「眼と耳には、自信があるのですよ」

 

「...嘘だ!」

 

まるで、どっかのアニメみたいです。L5なのです?

 

「急にどうしたんです?」

 

「私達の能力が、眼と耳が良いだけで場所が分かる筈無いでしょ」

 

...本当にそうなんですけど。ここは適当に理由をつけるですか。

 

「実は先の運命を見て、居る事は分かっていたです」

 

上手く丸めた気がするです。

 

「そういえば、そんな事も出来たんだったね。私とした事が」

 

「そういえば、何しようとしてたんですか?」

 

まあ、どんな理由でも許すんですけどね。

 

「そのーなんて言うかー黒の巫女の実態って、どんな物なのか。って気になっただけ」

 

「じゃあ、次回に回すです」

 

「次回?何の事?」




次回、漓夢の日常。おたのしみに。
それでは、期待しないで待たないでください。
ダスビダーニャ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。