東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

3 / 63
ちなみに主人公の身長は150並です
それではどうぞ


第3話八雲邸にて

「ここだわ。ここが、貴方が今日から暮らす、八雲邸よ」

 

「つっです」

今にも倒れそうである。

 

「無理しなくて良いわよ。加減が分からなかったのね?」

 

「はいです」

 

早くするです。

 

「藍を呼んで来るわね、ちょっと待ってて頂戴」

 

「はいです」

 

早くするです(威圧)。そんな事を思いながら。

 

数秒後

 

「待たせたわね」

 

「何ですか?紫様?」

 

「ちょっと、この子を休ませて頂戴」

 

「?お主、その服装は、あの巫女の色違いか」

 

「っつです」

 

早くです。

 

「早く寝かせてあげて頂戴」

 

「はい、分かりました。紫様」

 

「っつ」

 

「この子の名は何と言う?」

 

「黒麗漓夢よ」

 

部屋の中

 

「お主、能力が強いそうじゃな。しかもそのせいで加減が分からず、使ってバテた。と、何とも情けない」

 

何も言い返せないです。

 

「ご、ごめんなさいです」

 

「まぁよい、休むといい。

それに、ここに住む事になったのじゃろ?」

 

「そ、そうです」

 

「なら良かろう。ここにも、お前と同んなじくらいの

、橙がいるんだが、これが可愛くて可愛くて」

 

「そ、そーなのかー 。それより、おやすみです」

目を閉じて、寝る。はあ 。やっとですか。

 

「あぁおやすみ」

 

「紫様?漓夢が寝ましたよ?」

 

「あぁ、私はちょっと用事があるから。じゃ、失礼」

 

「あぁ、紫様ぁ」

 

「行ってしまわれた」

 

「さて、面倒を見なくてはならないのか」

 

「特にうなされたりとかは無さそうだな」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

何十分か経って

 

「何も起きない」

 

「ただいまー」

 

「紫様」

 

「何?」

 

「い、いえ。何も起きないので」

 

「うなされたりはしてないのね?」

 

「はい」

 

「そうじゃあ、そこ代わって頂戴」

 

「はい?」

 

「もうこんな時間でしょう?」

 

「は、はい晩御飯ですね」

 

「この子には、おにぎりでいいわ」

 

「分かりました」

 

「行ったわ、本当にうなされたりとかはして無いようね」

 

「良かったわ。それにしても、自分の能力をコピーされて嫌じゃないの?って」

 

「私は、別に自分の能力の一部しか、コピーさせて無いから、別に嫌じゃないわよ」

 

「でも、この子には私の能力でも使えそうね」

 

「ふふっ」

 

「おにぎり持って来ました」

 

「ほら、起きなさい」

何ですか?

 

「うっ、うう。おはよう?です」

 

「まだ治ってないでしょ。ほら、おにぎり」

 

丁度、お腹空いてたです。

 

「ありがとです」

 

「それでは私は」

 

「まって」

 

「?」

 

「面倒見てくれてありがとうです」

 

「あぁ、それじゃぁな」

 

「無理しなくて良いのよ」

 

「はいです」

 

「ゆっくり食べてね」

 

「おいしいです。これは紫さんですか?」

 

「いいえ。藍よ、藍は料理が得意なの。私の自慢の式神よ」

 

「へー、そうなんですか」

 

「えぇそうよ」

 

「とっても美味しいです」

 

「でしょ?」

 

「紫様ーご飯ですよー」

 

「じゃ、行くわね」

 

分かったです。

 

「うん」

 

「はーい、今行くー」

 

「行っちゃったです」

 

「あぁ、本当に美味しいです」

美味しく食べました。

 

「あら、もう寝てるわ。ちゃんと、全部食べてるわね」

 

「それじゃぁ、お休みなさい」

 

翌日

 

「おはようです。ってまだ日が登って無いです」

 

「仕方ないです、もう1回寝るです」

 

1時間後

 

「( ̄□ヾ)ファ~今何時ですか?」

 

「日が若干出てるって事は、今は3月ですから

虎4つ時くらいですね(5時30分~6時くらい)」

 

「ん?」

 

「あっ、おはようです」

 

「おはよう。強いのね、朝」

まだ冴えていないのか、目を擦っている。

 

「はい、朝に強いです」

 

「( ̄□ヾ)ファ~」

 

「こうやって、暁を楽しむのもまた。です」

 

「暁?」

 

「えっと、日の出の頃の事を、暁って言うんです」

 

綺麗です。

 

「へぇ、確かに。日の出も悪くないわね」

太陽の方を見る。まだ暗い空に、太陽の光が差し込み、幻想的な風景を作り出す。

 

「多分、私が早起きするのは、これを見たいからだと思うんです」

 

「何で?」

 

「だって、夕暮れだったら誰でも見れるですから」

 

「あぁ、そうね。それに比べて暁は、早起きしないと見れないわ」

 

「だからら私は、暁が見れるように、今日もまた、明日もまた、早起きをするのです」

 

「でも。たまに暁を過ぎてしまうんじゃない?」

 

「その時は…仕方ないです」

 

「ふふっ」

 

「さあ、身体を動かしますか」

 

「えぇ、簡単な運動をね。身体が訛ってしまうから」

 

「よいしょ、よいしょ、です」

 

「ふふっ」

 

「何です?」

 

「いやぁ。人間って、そんな運動をするんだなー。ってね」

 

「そう言えば、妖怪でしたっけ」

 

「ええ、そうよ」

 

「紫さんは何をするんです?」

 

「お姉ちゃん、と呼びなさい」

 

え?ゆってる意味が分からないです。

 

「え?」

 

「お姉ちゃんと呼びなさい」

 

呼べばいいんですね。呼べば。

 

「お、お姉ちゃん」

 

「っ、良いわ。これからもそう呼びなさい」

 

あっ。これ絶対ハマったやつです。

 

「はい、お姉ちゃん」

 

「何やってるんですか、私の師は」

 

その通りです。

 

「え?お姉ちゃん。って呼ばせてるだけだけど?」

 

全くです。

 

「良いんですか」

 

「えっはいです」

 

「ね?」

 

適当にあいずちを打っときますか。

 

「お姉ちゃん♪」

 

「はぁ、全く。私の師はどうして」

 

本当にそれです。

 

「良いじゃない。本人にもちゃんとゆってもいいか、確認とったのよ?」

 

「それよりご飯出来ましたよ」

 

あっ。もう、スルーの方向です?

 

「はーい、ほら行くわよ」

 

はぁ。仕方ないです。

 

「待つですお姉ちゃん」

 

「はぁまったく」

(出来ればそう呼ばれたかった)

 

「ほらいただきます」

 

「いただきます」

 

食べ終わり

 

「ごちそうさまです」

 

「ごちそうさま」

 

「ごちそうさま」

 

「さて、今日は、この辺の案内と、貴方の能力をマトモに使えるようにする訓練よ」

 

「はい、お姉ちゃん」

 

「じゃあ、行ってくるわね」

 

「行ってくるです」

 

「ん、分かりました」

 

「はぁ、暇だ。見回りでもするか」




やっぱり前書きや後書きって
何書けばいいのか分からないですけど
次回も期待しないで待たないで下さい
ダスビダーニャ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。