東方黒麗教 〜the Black Maiden. 作:rii11
第29話うどんげぇ
チリンチリン
誰か、私に用のある人がやって来たです。
「あのーお薬要りませんか?」
鈴仙・優曇華院・イナバ。ですか。
「何の御用ですか?」
「いえ、お薬を売りに来たんです」
「正直に言うです。永遠亭に来い。って事です?」
「何でもお見通し?流石、お師匠様が目を付けるだけは有るみたいね」
「それで?です。何の用ですか?」
「貴方の噂を聴いてお師匠様が、[私達だけじゃ思いつかない事でも、この子には分かるかもしれない]って」
「そうなのですか」
多分、完成には信用していないと思うのです。
今日も多分、最悪睡眠薬を飲まされていたかもしれなかったのです。
「行くですよ。歩きが良いですか?それとも飛んだ方がです?」
「迷いの竹林の前までは、飛んでいきます。そして、竹林内は歩きます」
「では、行くですか」
「はい、私も素直に来てくれた方が、楽で良いので」
やっぱりなのですかー。
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迷いの竹林
「ここからは、迷いの竹林となります。後ろを離れないようにして下さい」
「分かったのです」
ドゴン グシャ
などと、鈍い破壊音が聴こえてくる。
「あれは?何ですか?」
「あれは、うちの姫様と妹紅の喧嘩ですよ。見てみますか?」
「いいのです」
「では、永遠亭へ」
その後も歩き、しばらくすると和風な建物が見えてくる。
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永遠亭
「こちらが、永遠亭です。中へどうぞ」
「お邪魔するです」
多分、移動している間に信用が高まったと思うのです。
信用60って何とか成る物なのですね。
「貴方が漓夢ね。ようこそ、永遠亭へ」
永琳が挨拶してくれる。
「私は、此処で病人の治療をしている。八意永琳よ」
「宜しくなのです。さっそくですけど、何の様ですか?」
「月の追っ手にどう対処するか。あなたにアイデアを求めたの。それと、今回の件は異変と思われる可能性が有るから、貴方を呼んだの」
「そうなのですか。では、永琳さん」
「はい?」
「貴方が私の、マスターですか?」
右手の平を出す。もう何度か見慣れた光景である。
「マスターじゃないわ、永琳お姉ちゃんよ」
そう言い、手を置く。
「契約成立です。永琳お姉ちゃん、宜しくなのです」
「はうっ」
凄く顔を赤らめているのです。
「これから宜しくね」
「何そこでたむろしてるの?」
「あっ姫様。そんなに汚くして。お客の前ですよ?」
「何?この子。神霊?それとも現人神?」
「どちらかといえば、現人神ですけどね」
「詳しい話は中でします。付いてきて下さい」
そういえば、現人神と書いてあらひとがみと読むんですね。
それでは、期待しないで待たないで下さい。
ダスビターニャ