東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

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第33話 忘れてしまう事の辛さ

美鈴は倒れています。

 

入りますか?ん?妹紅から貰った刀を付ける···良いですよ。

 

えー右腰に、妹紅から貰った今剣(いまのつるぎ)が有ります。

 

門は、触ると開きます。

 

入る?分かりました。

 

 

 

コツコツコツコツ

 

ブーツが床を蹴る音が、館に響く。

 

暫くすると、ナイフが突如私の周りに出現する。

 

が、そのナイフが出現する前に、私のナイフを周りに投げていた為、両方のナイフは落ちる。

 

スキマで一気にレミリアの所まで行くです。

 

 

 

-レミリアの部屋

 

スキマから出ると、昼間なのにも関わらず、普段の服装でベットに腰掛けているレミリアの姿がある。

「ここに来てしまったのね」

「覚えているのです?」

来てしまったってなんです?

「ええ」

 

 

 

私はその日、能力を使って未来を見ていたわ。その日はリー、貴方の未来を見ていたわ。そうして見ていると、あらゆる妖怪や人々が貴方の事を忘れている未来だったの。しかも、私や稗田の所の子や、あの閻魔までも、貴方の事を忘れていたわ。

 

そこで私は、起きた出来事を紙に書いて、いつ起きても対応出来る様にしていたわ。

 

そして、こうして起きてしまったわ。咲夜もフランも、更にはパチェや小悪魔、美鈴と私を含めて、全員忘れてしまったわ。

 

そして、私は手記を見て思い出したわ。でも、皆はどれだけ言っても、信じてくれなかったわ。

 

 

 

「これが経緯よ」

一旦忘れてしまったのですか···。まあ、仕方の無い事なのです。生きていれば、いつかは忘れてしまう物なのです。

「ごめんなさいね。本当に。肉体関係まで持ったのに、忘れてしまうなんて」

とっても落ち込んでるのです。···どうにかしたいのです。

「···です。こっちに来て···です 」

「え?ああ、分かったわ」

近寄って目の前に立つレミリア。

「何をするの?」

そして、ぎゅっとハグする。

「え、何?ビンタでもするかと思ったじゃない」

「大丈夫なのです。例え忘れられたとしても、私が覚えていれば。何も問題無いのです」

「貴方には問題無くても、それを思い出した時に辛くなるのはこっちの方なのよ」

「それが、今の状況なのです。今は、冷静に判断して、異変の黒幕の所まで行くのです」

「···分かったわ。咲夜」

突如として現れた咲夜。···何か、威圧を感じるのです。

「はい、何でしょうか」

「数日間開けるから、頼んだわよ」

「はい、かしこまりました」

消える前に一瞬、とてつもない量の殺気を向けられた気がするのです。

「さあ、行くわよ」

「はいなのです 」




それでは、期待しないで待たないで下さい。
ダスビターニャ
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