東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

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第34話ルーミアは仲間

「何してるのだー?」

空を飛んでいると、ルーミアが現れる。レミリアは、別方面へ異変解決しに行っている。

「異変解決ですよ」

「そーなのかー 。漓夢の実力が見たいのだー」

忘れて無いのです。何で忘れて無いのです?

「良いのですよ」

「開幕スペル行くのだー」

月符「ムーンライトレイ」

ルーミアの弾幕が、夜を危うく照らす。

幻象「ルナクロック」

まずは奇数弾を放ち、近くまで寄った所で時を止め、ナイフを放つ。

ピチューン

ルーミアが私の弾幕に当たる。

夜符「ナイトバード」

左右にルーミアの弾幕が放たれる。

幻幽「ジャック・ザ・ルビドレ」

適当に大型弾幕を放ち、時を止めてナイフを大量に放つ。1ボスに対して容赦しない弾幕なのです。

ピチューン

またしても、ルーミアが当たってしまう。これには、ルーミアも認めたようで。

「霊夢よりも強いのだー。私も少し、本気を出すのだ」

漆黒符「ジ・ブラックアウト」

先程まで空に有った偽の月や星辰の光を漆黒が塗りつぶしていく。完全に真っ暗闇になってしまった。でも、案ずる事は無いのです。まだ耳と感覚神経が残ってるのです。目を閉じて音を感じて、空気の流れを感じる。

 

時は来たのです!!

漓刀「夜斬刀」

スパッ

居合で斬ってしまう。音は出なかったが、空気の流れが変だったのです。

「ここまで完膚無きまでに倒されると、尊敬すら覚えるのだー」

「そうなのかー?」

「そうなのだー」

「「わはー」」

「私も異変解決手伝っていいのかー?」

「いいのだー」

こうして、ルーミアも仲間になった。

 

 

 

私達が今いるのは森の中。道案内はルーミアに頼んでいる。木々が不規則に生えている中、木々が生えていない円形の場所にたどり着く。しかし、ただの円形の場所では無かった。その真ん中にはレミィが居たのだ。

「あら、待っていたのよ。リー」

カリスマを放ち、威圧さえ感じさせるその姿は、普段の砕けた感じとは全然違う物であった。

「何で待っていたのです?」

「それはね、貴方を倒す為よ」

「な、何でですか?」

「白々しいわね。これまで、私達異変を起こす側に付いて、戦わずにここまで来れたんですものね?羨ましい限りだわ 。そうやって、自分は戦わずに仲間···いいえ、手駒と言った方が良いのかしら?を使って楽して来たのは、何処の黒巫女さんでしょうね?」

神罰「幼きデーモンロード」 

夜闇にレミリアの出したレーザーの光が交差し、私達を囲んでいく。そして、そこに弾幕が放たれる。

霊符「夢想封印」

私の弾幕が放たれる。




それでは、期待しないで待たないで下さい。
ダスビターニャ

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