東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

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第35話go to the hell.

弾幕がぶつかり合い、中和して消えていく。

「私、何も知らないのです」

因みに、ルーミアは戦闘に参加させる理由にも行かないので、森に隠れてもらっているのです。

「じゃあ、吐くまで続けるだけだわ」

獄符「千本の針の山」

大量の弾幕が放たれ、隙間を埋めて行く。

私もスペルを放てれば良いのですが、魔力消費が溜まって来て、スペルを発動出来ないのです。

つまり、避け続けるしか無いです。

 

 

 

何度か危うい所はあったのですが、何とか避け続ける事が出来たのです。

はあ、ちょっと疲れて来たのです。

「あら?スペルは使わないの?···まあ良いわ。結局、私が食べてしまうもの。さぞかし美味しそうだわ」

神術「吸血鬼幻想」

大弾幕が放たれ、その後を続いて小弾幕が並ぶ。

今回も、スペルを放てそうに無い。

 

 

 

「はあ、はあ、はぁ」

何とか避け続けたのです。疲れたのです。もう、ピチュっちゃうですか···。でも、まだ何も分かって無いのです。

漆黒符「ジ・ブラックアウト」

視界が完全な闇に染まる。私は今スペルを使えないから、ルーミアがやったのです。

 

意識は遠のく。

 

 

 

 

 

目が覚めると、とても暗い所に居るのが分かるのです。そして、水を漕ぐ音が聞こえ、人の声も聞こえるのです。

「お、起きたか。あたいは小町だ。宜しくな」

「よ、宜しくです」

「早速だけど、伝えにゃならん事があるんだ」

「なんです?」

「本当ならお前さんは、ここで死ぬ筈じゃぁ無かったんだ」

え?死ぬ筈じゃ無かったって、現に今、死んでるですよ。

「まぁ、そこら辺はあたいからは何も言えないから、えーきに聞くと良い」

「そうなんですか」

そういえば、能力は使え···無いですね。これは本格的に困ったのです。

 

「あれが閻魔殿だ。えーきの野郎に挨拶して来い」

見ると、全体的に赤い建物である事が分かる。とても禍々しい。

 

 

 

入ると、目の前には四季映姫が居る事に気が付く。

「おはようございます」

「覚えていなくても、罪は罪ですからね」

「何の事です?」

「結論から申しあげると、貴方にはこれから地獄の方で働いて貰います」

「です?」

働くって、経験は無いですよ?

「ノルマを達成出来なかったら、説教をみっちりとしますからね。後、死神の事はそこに居る小町にでも聞きなさい」

うわー。恐怖政治、怖いのです。 取り敢えず、小町さんに色々聞く事にしたのです。

「色々面倒になって来たもんだ。ほら、奥へ行くぞ」

 

 

 

その後私は、服装や持ち物をチェックされ、黒の袴に死神の鎌という姿になった。




それでは、期待しないで待たないで下さい。
ダスビダーニャ

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