東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

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ua4,000突破記念話は作れそうに無いです。
申し訳ありません。


第38話脱線させる程度の能力

「若干臭うですね」

歩きながら、そんな事を呟く。まあ、死体なんて放置していたら普通は腐ったりするですから。

 

 

 

あ、レミィが居るのです。···声を掛けづらいのです。仕方ないのです。

「あの、レミィ?」

「ああ、リーね。ごめんなさいね。仕方が無かったとはいえ、貴方を殺してしまうだなんて」

「仕方なかったのです?」

「ええ、どれだけ未来を見ても、貴方が死ぬ未来だったの。そこで、出来るだけ負担が少なく、かつ生き返れる未来を選んだの」

「他の未来はどんなのだったです?」

「良くは覚えていないけれど、焼け死んだり、触手で凄い事になって死んだり、色々な事があって死んだりしていたわ」

うわー。凄い事になって死んだりするのですか···。それは嫌ですね···。

「その鎌はどうしたの?」

「この鎌ですか?これは、”お迎え用”の鎌らしいのです」

「未来はいつでも変わる···ね(ボソッ」

「何か言ったのです?」

「何も言って無いわ。さて、暫く私の館に住むと良いわ」

「そうするのです」

 

 

 

「おかえりなさいませ、お嬢様。···とリーさん?」

「そうよ。暫くここで住む事になったから、宜しくね」

「はい、分かりました」

 

「暫くすれば、貴方の事も皆んな思い出すわ。個人差があるけれど···。そうね、大体1~2週間で元に戻るんじゃ無い?」

「ありがとうなのです」

「何時でも来たい時には来て頂戴ね。何時でも歓迎するわ 」

 

 

 

カッカッカッカッカッカッゴーンゴーンゴーン

時計の音が鳴る。今は6時である。

目を覚ます。そこは、新しい天井だった。紅魔館に居た事を思い出し、食堂へと向かう。

 

 

 

「頂きまーす」

今日の朝食は、目玉焼きにハムとサラダと言う、簡単な物だった。

 

美味しかったのです。

「あら、一足先にご飯を食べて居たのね」

「はい、ごちそうさまです」

「そういえば、あの刀はどうしたの?」

「多分有るですよ」

スキマを開き、刀を取り出して見ると、夜斬刀は茶色くなっている事が分かるのです。

「そんなに茶色かったかしら?」

「こんなに茶色く無い筈なのです」

「じゃあ、なんで茶色になったのかしら」

「私が死んだから、茶色くなったと思うのです」

「ん?」

「この刀は主人を選ぶのですが、多分、主人が死ぬと、新しい主人を探す為に、準備をしているんじゃ無いです?」

「そうだったのね。刀が主人を選ぶだなんて、随分自分勝手な刀なのね」

「そうなのです」

「そういえば、刀って何でこんな形なの?」

「それは、刀は切れ味を求めたからです」

「刀は切れ味なのね。じゃあ、剣は?」

「剣は、切れ味より丈夫さが求められるのです」

「何で?」

「剣は、そもそも血が付いたりすると切れなくなったり、盾があったりするので、切れ味を求めても無駄だと思われて、丈夫さを求めたのです」

「そうね」

「刀は、そもそも日本では鉄が少なく、盾が作られる事何てありませんでしたし、護身用として持つ物でしたから、そこまで大きい物も作れなかったのです」

「そうだったのね」




それでは、期待しないで待たないで下さい。
ダスビダーニャ
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