東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

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エナジードリンクってめっちゃ美味しい。


第46話伊勢界

「ここは···?」

目を覚ますとそこは、普通の森に思えた。しかし、違う事が分かる。

 

ここが何処かは、私の記憶には無いのです。

 

「ここはどこなのです?」

「ここはーー」

紅炎は辺りを見渡す為に、首を動かすが、見回してもただの森でしかない。

「ちょっと分からないわね」

「そうですね。取り敢えず、辺りを探索するのです」

 

 

 

しばらく歩いていると、街に到着する。

「見覚えはあるですか?」

「しばらく来れなかったから、分からない」

「じゃあ、散策でもするのです」

2手に別れ、この街を散策する。

 

 

 

「どうです?」

「ここじゃ無いみたい。でも、ティーの出身みたい」

「役に立って良かったのです」

「うん。ありがと」

「また、用が有るなら来て欲しいのです」

「お世話になるわね」

 

 

 

紅炎を家に返し、私は元に戻っている人里を見る。

「もう、壊されなくて済むのですね」

そう語り、紫お姉ちゃんの家に帰る。

 

 

 

ドアを開け、中に入る。物音は一切しない。つまり、誰もいない。

 

もう夕方だが、寝てしまおう。

「おやすみなのです」

 

 

 

「晩御飯よ。起きて」

体を揺さぶられ、意識を覚醒すると、目の前に晩御飯が並んでいた。

 

ボルシチだ。

「頂きます」

 

 

 

「ご馳走様なのです」

綺麗に食べ、睡魔が少し襲ってくる。

「おやすみなのです」

意識を深くし、眠って行く。

 

 

 

意識を覚醒し、目を開ける。

特に変化は無い。

人里を見に行く。

 

 

 

それは、普段の人里そのものだった。何も変わりない、普通の光景。

しばらく見ていなかった気がするのです。

この、平和な人里を。

 

「ねぇ」

聞いた事のある声を後ろから聞き、後ろに振り向く。

 

紅炎だ。

 

「どうしたのです?」

「私達の元の世界を探してくれない?」

「勿論、良いのですよ」

「えっ?良いの?」

「勿論なのです」

そう答え、スキマを開く。

「次は、どこの世界に行きたいのです?」

「じゃあ、前に行ったティの出身の所」

「わかったのです」

スキマに自ら入って行き、移動を始める。

 

 

 

目を開ける。こんどは、街の外れに出ている。

なぜ真ん中じゃ無いかと言うと、人の目が多すぎるので、スキマから出るには向かないからだ。

 

「今日は、ゆっくりと街を見渡したい」

「勿論、良いのですよ?」

拒否する理由も無いのです。

 

この街は、霧の街ロンドンの雰囲気に似ている。

 

偶には、ゆっくりと観光を楽しむのも、また良いのです。

それに、この雰囲気もあいまって、楽しいのです。

 

 

 

キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン

 

鐘の音が鳴り響く。

その鳴っている方を見ると、ビックベンらしきものが有った。




それでは、期待しないで待たないで下さい
ダスビダーニャ
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