東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

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第52話UFO

今回は本当に違うのですけどね。まあ、言っても無駄ですか。

[霊符「夢想封印」]

答えないでいると、霊夢が攻撃を始める。が、私は霊夢の周りにスキマを配置しているので、弾幕は私の所には来ない。

「何のつもりよ!!」

「誰も弾幕ごっことは言って無いのです」

「そうね。でも、流石にスキマで消すのは無いんじゃ無いかしら?」

「一方的に攻撃しようとしてた人が何を言うのですか?」

「うっ···」

それを境に、霊夢の弾幕は途絶えた。その隙に、スキマを使って飛倉の破片を手にする。

霊夢は動こうとするが、私のスキマが邪魔で、思ったように体を動かせないようだ。

そして、ここから離脱する。

 

 

 

「もう1つめか。早いね」

私が渡した、そのUFOみたいな形をした物に対して村紗は言う。

 

 

 

ある程度集めると、村紗がこういう。

「それぐらいあれば大丈夫だな。じゃあ、皆の所へ向かおう」

 

 

 

「もう見つけたのか?思ったより早かったじゃないか。それに、その子は?」

まず、ナズーリンから会いに来た。

「黒麗漓夢。リーって呼んでです」

「ふーん。これから、どこに行くんだい?」

「一輪の所だ」

「分かった」

そう言い、ナズーリンは聖輦船に乗る。

船は出発する。

 

 

 

「あら、村紗にナズーリンじゃありませんか。どうしたのですか?」

「飛倉の破片が集まったから、皆を集めようと思って」

「そうでしたか。それで?そちらの方は?」

今度は、村紗が説明する。

「黒麗漓夢だ。私達の飛倉探しを手伝ってくれたんだ」

「成程、そうでしたか。では、次は···星ですね。会いに行きましょう」

一輪も船に乗り、船は動く。

 

 

 

「もう準備が出来たのですか?なら、付いて行きましょう」

寅丸星はそんな事を言い、私の事は気にも止めずに船へと入る。

「じゃあ、法界へ向かいましょうか」

 

 

 

「不思議な場所ですね」

「そうだね」

声があまり響かない、不思議な所なのです。

「復活を手伝って貰える?」

「勿論なのですよー。何をすれば良いのですか?」

「この飛倉の破片を1箇所に集めて、魔力を流す。でも、並々の魔力じゃ姉さんは起きないから、注意しないといけないけど」

「分かったのです」

このUFOみたいな何かに、魔力を流し込んでみる。

 

 

 

しばらくすると、それが現れる。聖白蓮だ。

「うぅっ。あっ、貴方達!」

気が付いた聖は、すぐさま村紗達の所へ向かい、再開を喜び合っている。

そして、私の事も話した。

 

 

 

「そうでしたか。今の時代にも、私の様な考えを持った人がいたなんて」

「いえ、とんでもないのです」

こうして、星蓮船は幕を閉じ···た?


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