東方黒麗教 〜the Black Maiden.   作:rii11

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最近、fgoの運が怖い


第57話フォーオブアカインド

カードを配り、それぞれ何枚か捨て、山札からカードをとる。

そして、手札を開く。

「ストレートフラッシュなのです」

「フォーオブアカインドで負けちゃった」

両方とも、良い手札なのですが、ここは私がストレートフラッシュで勝ってしまった。

「もう1回やるの、ですか?」

私がそう言うと、フランは首を頷ける(うなずける)

また、カードを配ったりする。

そして、手札を開く。

「「フォーオブアカインド」」

なんと、二人ともフォーオブアカインドだったのだ。

この場合、数が大きい方が勝ちなのですが···。

フランが、キングのフォーオブアカインドで、エースだった私に勝った。

「やった!勝った」

「強いですね」

今の時間を確認する。もうこんな時間なのかと思った。

「そろそろ、帰るです」

「バイバーイ」

「パカパカー」

 

 

 

「おかえりなさい」

「ただいまなのです」

「お昼は食べて来たのですか?」

「まだ食べて無いのですよ」

「では、今から作りますね」

「ありがとうです」

 

 

 

「ご馳走様なのです」

「そういえば何をしていたのですか?」

紅魔館で起きた出来事を一通り話し、少し時間が経つ。

 

「そういえば、最近ここら辺で正体不明の霊が湧いたり消えたりしているのです」

「そうなのですか。幽々子の所にでも聞きに行くですか?」

「それが確実だと思うのです」

嫌な予感しかしないのですが、仕方無いです。

私達は翌日、幽々子の所に向かった。

 

 

 

コンコンコン

白玉楼のドアを叩く音が響く。

叩いていると、直ぐに誰かがやって来た。

「はい。どちら様で···ってリーじゃ無いですか。どうぞ上がってください」

そう言い、私達は居間へと通される。

 

「あら、リーじゃ無いのどうしたの?」

「いえ、最近霊が現世に湧いたりしているみたいなので、聞きに来たのです」

「ああ、それは神霊ね。欲が具現化した、悪い霊ね」

「何処に行けば止められるですか?」

「そうねぇ。命蓮寺辺りかしら。最近出来た墓地は、あそこ位だもの」

「じゃあ、向かってみるのです」

 

 

 

着いた。ここは、墓地だ。

その墓地には、人が居た。

「貴方達は誰なのですか?」

「おお、人の子。···か?」

そう聞いてきたのは、そこに居た一人、物部布都だった。

「お主、本当に人間か?」

「その筈ですよ」

 

 

「そこまでよ」

誰かが急に来た。その誰かと言うのは霊夢だった。

「また貴方達は異変を起こそうとしていたわよね?」

「違うのですよ。話を聞いていただけなのです」

「嘘よ。絶対異変を起こそうとしていたわよね」

「そもそも、異変って言うのはなんじゃ?」

そう、布都は首を傾げた。それが、霊夢には白々しく写ったのだろう。

まず布都から弾幕勝負で片付けて行くようだった。




それでは、期待しないで待たないで下さい。
ダスビダーニャ

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