東方黒麗教 〜the Black Maiden. 作:rii11
「じゃあ、どうするんだ?」
「本当に、どうしましょうかね」
「早く解いて欲しいのです」
「うーん。どうやったら倒せるのかしら」
「この至近距離からマスパでもする?」
「無駄なのです。この御札のせいで、能力が弱くなってるですが、それでも攻撃を避ける位の事は出来るのです」
この御札は、魔力を吸っているのですが、それでもある程度、能力が使えるのです。
例えば、紫の能力は使えるのです。っと、忘れてたのです。刀を、今の内に神社に送っておく。
「どうなってるんだぜ?」
「本当によね。チートにも程があるわよね」
「能力を使えないように、魔力を吸うのはどうだぜ?」
もう既に、この御札が魔力を吸っているのですが、そこら辺はどういう事なのでしょう。
「そうね。あとは、どうするかね」
「なんで死ぬ方向で決まっているのですか?」
本当にです。勝手に死ぬ方向で決めないで欲しいのです。
「仕方ないじゃない。貴方が居る限り、異変は起きるのですから」
「そんな事も無い気がするのです」
「まあ、死んでも異変が起きたら、その時はその時だぜ」
とても無責任なのです。それに、次に異変が起きた時、私以外の誰かが犠牲になってしまうのです。それだけは、阻止したいのです。
「まあ、そうね。今考えられる原因が貴方というだけだからね」
「なんか、扱いが酷いのです」
「仕方ないわよ。貴方は、この世界に置いて、存在しているだけで害悪になるもの」
「ひ、ひどいのです」
本当に、扱いが酷いのです。もっとちゃんと扱って欲しいのです。
「ま、がんばるんだぜ」
「死ぬかもしれないのに、がんばるってなんなのですか
か」
「気にしたら負けなんだぜ」
「そうなのですか···」
「まあ、どうしようもない"運命"なのだから、気を楽にする事ね」
「"運命"なのですか···」
運命という単語に対して、強く私は反応したのです。
運命を操る程度の能力···。
それを使う時が来たって事なのですか。
「どうにか出来るかもなのです」
「どうやって?」
「能力を使ってなのです」
「今、御札が身体中に貼られているのに?」
「こんな程度、どうにでもなるのです」
そう言い、身体中に貼られている札の効力を効かなくする。
そうすると、御札が身体から剥がれていく。
「どうやったの?」
「説明はあとなのです。どういう"運命"にしたいかを言って欲しいのです」
呆れたような感じで、霊夢は口を開く。
「本当に能力を使う気なのね。分かったわ。異変が起きないようにして欲しいわ」
「"異変が起きないように"ですね。理解したのです」
能力を使い、未来を変化させる。
"異変が起きないように"
それでは、期待しないで待たないで下さい。
ダスビダーニャ