しかし、連続殺人犯という過去があるだけ、しばらくは宮川の見張り付きであることも条件となった。
太宰は、新たな水龍の力で桜田を確保した。
やはり力弱くてもテクニック型の水のテクニックには、
桜田も負けてしまった様子。
おそらく水龍の迫力にびっくりしただけだろうが。
そんな桜田は、太宰が困難としていた、心筋梗塞、脳梗塞、肺がん、胃がん、胆嚢癌かつ患者は30代という超大型手術を任された。
最初心臓を停止するという措置により、太宰以外は犯罪者だから殺すつもりだと疑ったが、心臓止めている間に血栓を全て取り除くという
桜田の思考だったので、実は問題なかった。
桜田の完璧以上の手術により、一瞬で手術が終わった。
この手術成功により、桜田はライフコントロールの一員となった。
〜〜〜ある日のヒューマノイザーとの戦い〜〜〜
とある会社員達は、ヒューマノイザーとなって自社ビルを破壊していた。どうやら会社倒産しかけていることにより、2000人リストラということで、リストラ要員された社員達の暴走のようだ。
そんな、ヒューマノイザー達を倒そうとする芥川、桜田、夏目、直江
会社員達の代表:「こんな頑張ってきたのに会社のために働くなんてまっぴらごめんだ。事業部長となって会社に貢献したのに、その結果がリストラだなんて、俺はもう会社を信じられない。
会社を破壊してやる」
桜田:「おまえの気持ちは痛いほどわかる。職は違うが、
俺だって医者としてたくさんの命を救った。しかし、病院側の都合で俺は医者をやめなきゃいけなかった。
人の命を扱う仕事をしているのに、なぜそのような立場のものが
お互いの立場を守るために潰しあわなければならないのか!?
こんな自分の利権しか考えられない奴らしか、人の命を救う仕事を
続けられないなら、俺はもうこんな世界にはいられないと
思った。
だから、その恨みの反動で多くの人間を殺してしまうような状況になっていた。」
会社員の代表:「医者も大変なんだな。」
桜田:「あんただってできる。俺だって犯罪者という底辺から、
医者の世界には戻れた。
久々のメスを握ったのは怖かったが、刃物は
人を殺せるし、人を救えることを改めて再認識した。
事業部長ほど上り詰めた実力者なら、違う会社でもやり直せる。
おまえを認めてくれる実力者がいる。
地獄に落ちてもやり直せるんだ!!」
その桜田の問いかけに、ヒューマノイザー達は自分達に埋め込まれたチップを外し出した。
雷と炎のアンドロイダー:「おい!やめろ!!
おまえらは、ヒューマノイザーとして力を得たんだぞ。
芥川達に負けてしまうではないか。戻せ!チップを戻せ!!」
その問いかけに無視する会社員達
会社員達の代表:「俺らは自分の実力で勝負する。
これ以上俺たちは下に落ちない。だから、あとは上に上がれる。
俺たちの力を証明してやるんだ!」
雷と炎のアンドロイダー:「勝手にしろ。ヒューマノイザーの力を自ら失った馬鹿は知らん」
そう言ってアンドロイダーは逃げた。
芥川:「桜田、おまえにしては変身せずによくヒューマノイザーに立ち向かったもんだ。やはり、似た境遇は強いな」
桜田:「やめてくれよ。ただ、人を救いたかっただけだ。
これまでさんざ多くの人を殺しちゃったんだ。
これからは、人の命を救う。」
〜〜〜ライフコントロール医療部〜〜〜
桜田の1時間6件の手術は成功し、医療部は驚いてた。
ライフコントロール医者1:「太宰さん。こいつすごいな。これ全て世界で治せる医者が一桁台の手術ですよ。こないだまで、連続殺人犯というのが信じられません。」
太宰:「殺人スキルも日本一であるが、医療技術は世界3本指に入ると言われている。桜田の頃はこのレベルがあれば世界一だが、今はこれでもまだ世界一ではないんだ。
アメリカのマックス・ハーバーという男が現在の世界一。
やつは今年からアメリカに現れた天才的な医者。一年目にして、
こないだの桜田の癌程度の手術はもちろんのこと、どんな肉腫系の手術も10分あれば直してしまうスーパーホープ。
桜田もデビューからそんなこと言われていたが、奴のスキルはあんなもんじゃない。
あいつは、切開が桜田の半分以下。桜田も患者の負担軽減によりメスの小さいが、あいつは極限レベル。
手術によっては、桜田よりも手術時間が短い。
あいつがいるから、桜田のスキルは今のところ世界2位だろう。
それでも、十分神だからいいが。」
そうこうしているうちに、桜田は次の1時間で10人の患者を治してしまった。
太宰:「まじか。こいつ神だ。俺なら1人2時間かかる手術を6分だなんて」
医者1:「世界に通用する太宰さんクラスでも2時間かかるのでは、
我々では治せません。メディカルエボリューションもこんな凄腕の
医者を担当に外して医者をやめさせるなんてもったいない。」
桜田は手術ルームから出て休んでいた。
太宰:「桜田、お疲れ。やっぱり凄いな、おまえ。
ほれ、缶コーヒーだ」
桜田:「サンキュー。今日の手術は終わりだから、あとは残った手術以外の仕事する。」
太宰:「そっか、にしても桜田、おまえパソコンでガリガリプログラム組んでるみたいだが、何作ってんだ?」
桜田:「ああ、これは、医療用のAIだよ。今8割できた。
これに作るプログラム言語は俺が開発した独自のもので、
その言語を使って必要なプログラムを作る。
また、これに使うデータベースとサーバも俺が独自に開発した。
これを使って大量データを扱うつもりだ」
太宰:「話がついてけない。そもそもおまえは医者だろ?なんでそんな芥川みたいなことができるんだ?」
芥川:「太宰、知らないのか?こいつ医者極めるためにIT技術も習得したんだぜ。にしてもここまでやれれば、医療部以外にも活躍できそうだ。」
太宰:「やめろよ、桜田とるのだけはやめろ。こいついなくなると医療部は戦力ダウンだ。」
芥川:「桜田は医者だから、医療部から取る気はない。
ただ、俺らの研究も手伝って欲しいと思ってる。
兼部は許されてるので、直江に交渉するだけよ。いいよな、桜田!?」
桜田:「別にロボット開発も嫌いじゃないのでいいですが、
元々は医者なので、緊急手術とか医療業務以外手伝うという方針にしていただければ兼部しますよ。
人の命が最優先ですし」
芥川:「おまえ変わったな。その条件でいいだろう。」
芥川は直江と交渉し、兼部により給与上乗せでOKを得た。
〜〜〜医療AIの完成〜〜〜
桜田は徹夜して医療AIを完成させた。桜田は必要手術が終わった後、
医療部の人間集めてプレゼンした。
宮川:「あんたこんな凄いやつだったんだ、ちょっと尊敬しちゃう」
桜田:「うるさいな、これからプレゼンなんだよ。」
ぼさいてた中、直江、芥川、夏目が観戦しにきた。
桜田:「医療部のみなさん、私が開発した医療AI、カリキュレートメディカルを紹介します。
ライフコントロールでは5つの人工知能を開発しましたが、
人を超えられませんでした。
しかし、このカリキュレートメディカルは人を超えます。
まず、医者が問診したデータと、独自のレントゲン結果を投入します。
レントゲン情報は、問診データと組み合わせて3Dデータ化し、
3Dデータ内で患者の細部まで操作してみる。
患者の細部までの操作を行った際の進行具合は、独自のレントゲンからとった細胞レベルの情報から再現する。
それにより、患者の病気を解析し、病気を特定を搾り出すことができる。
特定した病気から今回行う手術方法を過去の手術データや、現在発見されている手術方法により割り出す。見つからなければ、
システム内でどのような手術が有効かをシミュレーションして、
新しい手術法を見つけ出す。
割り出した手術法から、誰が担当した方が適切か、
いつまでに手術しないと間に合わないかなどの情報を洗い出し、
手術のミスを最小限にすることができる。
これは、計算量が多いので通常のプログラムではかなり遅いが、
独自に開発したプログラム言語、データベース、サーバにより、
1人につき1分あれば適切なものが割り出せる。
細胞レベルまでの計算なのでテラ単位どころか京単位となる超ビックデータとなるが、このビックデータを1分で処理できる機構にした。
ただ、データ量が多いので、システムは5年が限度の想定。
これは、ライフコントロールの過去10年間からの一日の平均患者数から割り出した想定使用量を計算した結果だが、患者数によっては絶対ではない。
そのために今後このシステムを改良するつもりです。
改良したら第二弾をやりますが、今回はこれで終了します。」
医療部は大量の拍手とともに、失業する可能性を恐れた。
桜田が人工知能を作れるとは思っていなかったからだ。
宮川:「あんたさ、凄いもん開発したね。警察のも作ってよ!」
桜田:「いいけど、高いよ。牢屋にいたときには警察の内情知ったから、そのくらいちょろいよ」
宮川:「全くあんたは。高くても別にいいわよ。説得するから」
手術どころか、医療用AIまで作り出した桜田。
警察のAIまで依頼された桜田はどこまで凄い技術をみせるのか?
次回へ続く