宣言通り今日は番外編となります。今回は川嶋君がお休みになります。かわりにPaからあの娘が登場します。
今日で連続4日投稿。とりあえず三日坊主は回避です(笑)
何気に毎回文字数を増やすことを目的にしてます。でもまだ2000字・・・物語を書くって難しいですね。
では、お楽しみください。
346プロダクション フリールーム
どうも、こんにちは! ミツボシアイドル、未央ちゃんです! ミツボシ☆☆★ミ
最近同じユニットのあーちゃんの様子が変なんだよね。何か思い詰めてるとかじゃなくて、時々時間が空くとスマホを見て嬉しそうに笑ってるんだよね。
そのせいか、いつものゆるふわ空間に桃色空間が追加されたカンジなのかな? 自分の世界に入っちゃったのか声をかけてもなかなか戻って来ないんだよね。
今もその状態なんだけどさ。
これは恋の予感ですな。根拠? 無いけれど、物的証拠見つけて、供述とれれば大丈夫!オトしの未央ちゃんがオトして見せようぞ!
そうと決まれば証拠を探すしかありませんな。
カフェスペースに座ってるあーちゃんの後ろに気づかれないように接近。まるでスパイ映画みたいだね。抜き足差し足忍び足っと。
あーちゃんの背後に無事に到達。あぁ、いいにおい。これは志希にゃんの気持ちも分かるかも。さすがにあそこまでハスハスしないけどね。
あーちゃんは気づいた様子はないね。よし、総員突撃ー!
「あーちゃん!」
ガバッと後ろから抱きつく。
「ひゃあああ!!!」
あーちゃんが可愛らしい悲鳴をあげる。あぁ、柔らかいし温かいしいいにおいがする~。
香水とは違うし、あーちゃんのにおいかな? 女の子独特のにおいなのかな? 私も女の子だけどね。おっと変態さんぽい思考になっちゃった。
当初の目的、証拠探しを忘れるとこだった。
「何見てるの?」
「この間のオフに隠れ家カフェを見つけたんです」
エヘヘと笑いながらスマホの写真を見せる。
ううん。あーちゃんといい、しまむーといい、笑顔が可愛い娘はなにかズルい気がする。
でも可愛いから許す! 無罪放免!!
おっとと、また脱線しちゃった。
写真を見てみると。
「喫茶clover? 聞いたことないね」
ちえりんが聞いたら喜びそうだね。
「外装は普通の住宅ですからね」
あーちゃんがスッと指を動かす。
「えっ、これ喫茶店なの? 看板もないし」
「でも、内装は凝ってるんですよ?」
「うわっ、ホントだ! なんて言うの? 英国風?アンティーク調?」
桃華ちゃんに聞けば分かるかな?
「内装に拘りすぎて……とのことらしいです」
「あぁ……でもお高いんじゃないですか?」
テレビショッピングのまねをして聞いてみる。
「それがなんと、このお値段です!」
ノってくれるあーちゃん。もう大好き!
「えっ、嘘! ファミレスより安くない!?」
「ランチメニューはスゴい人気らしいですよ」
「普段は? 」
「エヘヘ」
笑ってごまかすあーちゃん。可愛い!
「ん?」
メニューの写真を見てふと気づく。
「メニュー多くない? 」
「洋食屋みたいなものらしいです」
「洋食屋・・・洋食屋!?」
喫茶店? 洋食屋? のメニューに載ってはいないはずの文字を見つけた。
「ほっけ、枝豆、モツ煮……洋食屋?」
「店主さんの計らいらしいです」
「スゴい店主さんだね」
お互い苦笑い。
「こちらが店主の三浦さんです」
三浦さんとやらの写真を見せてくるあーちゃん。
ぱっと見40から50代くらいの男性が写っていた。
あーちゃんがオジサン好きなら別だけど、普通に考えてこの人ではないと思うなぁ。
「あれ? もう一枚あるね」
「あっ、それは……」
あーちゃんが言いかけるも、未央ちゃんは構わずフリ~ック!
「ん? このお兄さんはどなたカナ?」
「川嶋優也さんです。このお店のバイトの方で……」
「ほうほう。名前も確認済みとは、やりますなぁ、あーちゃん」
「ち、違います! いや、違わないけど。そんなのじゃなくて」
真っ赤になって、あうあう言い始めるあーちゃん。
そういえば、アイコってトマトあるよね。
「このお店探してるときに迷っちゃって、それで案内してくれたのが川嶋さんなんです」
何それ!? 少女マンガのお約束的展開!
「背高いし、ウエイターの恰好が似合ってるね。大学生?」
「高校2年生です。2年4組」
「何で知ってるの!?」
「同じ学校の先輩でした」
「運命じゃん!赤い糸じゃん!!」
「み、未央ちゃん……落ち着いて。ね?」
イカンイカン。思わず頭が熱暴走しちゃったよ。
「それはお店で知ったことなの?」
「いえ、学校の階段でぶつかったときにノートをお互い取り違えちゃって……」
改めて少女マンガじみてるなぁ。またはギャルゲー? クラスの男子が話してたりするの……。
「でも、お互いにノート落としただけなら間違えないよね?」
「それが川嶋さん、先生に頼まれたのかノート運んでたところだったみたいです。私も移動教室で急いでて……」
それで階段でドーンと……。
「私の不注意もあるのに、私を気遣ってくれて……」
フムフム。
「ノート拾うのを手伝った時も、予鈴鳴っちゃったんですけど、その時も私に先に行かせてくれて……」
手を合わせて嬉しそうにカワシマさんについて語るあーちゃん。言っていることは当たり前のはずなんだけど……
「そう言えばお店でも――」
何故だろう……。
「――ってことがあったんですよ」
デジャヴが……あぁ、友達ののろけ話聞いた時に似てるや。
「――ってこともありまして……」
「乙女か!! 」
「未央ちゃん!? 」
閑話休題
「ふぅ、失礼失礼」
思考回路がショートしちゃったよ。この言い回し、ウサミンが言ってたなぁ。
「で、単刀直入に聞くね? あーちゃんは、川嶋さんのこと好きなの?」
「え? えぇぇぇ!?」
今度はあーちゃんが熱暴走を起こした。
「そ、そんな。川嶋さんとは出会ったばかりだし、好きとかそういうのじゃ、ただ、優しくて、下心もないみたいだし、その……」
いや、あそこまで嬉々として語っててそんなじゃないって言われてもなぁ。
「ん? 待って。下心ないってどういうこと?」
「え?」
「私たちはアイドルだし、アイドルと仲良くなろうって下心もあると「ないです」えっ?」
あーちゃんは即答した。
「そもそも、川嶋さんは私を知らないんです。アイドルの高森藍子を知らないんです」
あーちゃんの顔は真剣そのものだった。
「変装してない私を見ても川嶋さんは何も言いませんでした。聞いたけど、知らないって答えました。アイドルじゃないそのままの私。普通の高森藍子として見てくれたんです」
そこまでいうとあーちゃんはニッコリ笑った。
それは今までと同じ、いや、今までとはどこか違うような笑顔だった。
「女は恋すれば変わるんだよ」
クラスの友達が言ってたっけ。その時はまだアイドルじゃなかったし、恋なんて早いと思ってた。私にもそんな日が来るのか。来たとしたらどう変わるんだろうと思いもした。
結局その後恋することはなく、まぁ、ある意味運命が変わるような出会いをして、アイドルになったわけだけど……。
いつも見てるあーちゃんがまるで私の知らないあーちゃんになったようで少し不安になった。
「つまり、あーちゃんは恋をしてるんだね」
「えぇ!?だから、そんなんじゃ……」
「いいからいいから。そんなあーちゃんのために未央ちゃんが一肌脱いでしんぜよう」
「え、あの、だから話を……」
「おっはようございます!!! 今日もいい天気ですね!!! 皆さんも元気ですか!!!??? 」
ドアを激しく開けてやって来たのは、ポジティブパッションのパッション担当! あかねちんだ。
「おはよう、あかねちん!今日も元気だねぇ」
「はい!!! 元気が取り柄ですから!!! 藍子ちゃんも元気ですか!!!??? 」
「えっと、その……」
「まぁまぁ、あかねちん。あーちゃんは恋をしてるんだよ。」
「鯉ですか!!!??? たしかに今年のカ○プも調子良さそうですからね!!!」
「あかねちん。その話はゆっきーやきらりんの前でしてはいけない。未央ちゃんとの約束だぞ?」
「もう! 未央ちゃん!」
とりあえず、あーちゃんの愛しの相手を見ないことにはどうしようもないから、敵情視察だね。
番外編・・・というかポジパ編ですね。
とりあえず未央ちゃん視点で書かせていただきました。
未央ちゃん、アニマス、アイドル辞める・・・うっ、頭が。
と言うわけで、Paから未央ちゃんと茜ちゃんを出してみました。茜ちゃんは勢いで誤魔化しました。
次回はどうしましょう。プロット、ストック無いのはいつものことですが、ネタは2、3仕事中に考えてます(オイッ)
ともかく、また読んでいただければ幸いです。
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感想もいただければハゲみ(禿げてない!)もとい励みになります。
ではまた次回の更新でお会いしましょうノシ