前回は勢いに任せて書いてしまい、ご指摘をいただきました。土日で追記・修正する予定です。
やはり恋愛ものを書こうというのが間違いか・・・。
では、お楽しみください。
喫茶clover
平日とはいえ、バイトである。土日のランチタイムほどではないもののお客さんは来る。
学校帰りの学生、仕事終わりのサラリーマン、若いカップル……ハハハ、リア充爆発しろ! おっと、失礼。スマイルスマイル。
ご近所さんからの人気に加え、最近は食べログの評価を見て来店されるお客さんが増えた。情報社会恐るべし。
平日のランチタイムはランチメニューに限定してマスターがこなしている。やらかす割に接客はしっかりこなすんだよなぁ。発注ミスるし、つまみ食いするけど。
閑話休題
そんなわけで夕食時のcloverも戦場である。
「マスター、3番テーブルにハンバーグセット1とカルボナーラ1です」
「あいよー!」
「お待たせいたしました。チキンカツセットです」
「5番テーブル、ハニトー上がったよー」
「マスター、レジお願いします!」
「はいよー!」
「ご注文お決まりでしたらお呼びください」
「マスター、つまみ食いはやめてください!!」
「はいよー……」
「マスター、バイト雇いましょう」
さすがに一人じゃムリ!
「検討させていただきます」
脇腹を素手で突き刺してやった。
8時も過ぎると客足が減った。閉店時間が9時なので当然と言えば当然。
「ありがとうございました。またのご来店お待ちしてます」
最後のお客さんも帰り、静寂が戻ってくる。
後に残ったのは洗われるのを待っている食器たち。
さて、やりましょうか。
腕まくりして流しに向かう。
「マスター、どうします?もう閉めますか?」
「ん~、もう少し待ってみようか。駆け込みでお客さん来るかもしれないしさ」
マスターがテレビをつける。Mス○だった。
「今日のゲスト誰だったっけなぁ」
席に座り本格的に見る体制。
本当に駆け込みのお客さん来たらどうするんだよ。
と、ドアが開きベルが鳴る。
「いらっしゃいませ!」
ふきんで手を拭きフロアに出る。
「こんばんは。まだ大丈夫ですか?」
立っていたのは高森さんだった。
「はい、どうぞ」
席に案内する。って、おじ……マスター気づいてないし!
「マスター、お客さんですよ」
「……」
「おじさん!」
「……」
「アラフィフ!!」
「……」
ダメだ、反応なし。テレビにくぎ付けだ。
「あの、私気にしませんから」
高森さんに気を遣わせてしまったかな。
「すみません。では、ご注文決まりましたらお呼びください」
高森さんに声をかけてから表の看板を『closed』にひっくり返す。今日はもうお客さん来ないだろうしね。
「すみません。オムライスお願いします」
「かしこまりました」
マスターは動きそうにないしなぁ。
マスターに一瞥くれてやってからキッチンに入る。
「お待たせいたしました。オムライスになります」
「いただきます」
高森さんが一口食べたのを見てから流しに向かう。と、
「優也! 優也! ちょっ、こっち来てみろ!!」
急におじさんが取り乱した。
「何さ?」
仕事中でさえもそんなに取り乱したの見たことないぞ?
「あれ、ほら、テレビテレビ」
テレビを指さしている。貞○でも這い出てきたのか?
それなら丁重にお帰りいただいた上で、テレビをガムテープでグルグル巻きにして粗大ゴミかな?
そんなことを考えつつ、おじさんの指先を辿ると……。
『続いてはポジティブパッションの3人です。こんばんは』
『こんばんは!ポジティブパッションです!』
『3人はあれだっけ? 346プロダクションのユニットだっけ?』
タ○さんがアイドルユニットに話かけて……はっ!?
テレビに高森さんが映っていた。観覧者ではなく、出演者として。
「はっ!? 高森さん!? 何で!?」
「!? ケホッ! ケホッ!」
高森さんが驚いてむせていた。急いでお冷やを注いで持っていく。
それを受け取り飲む高森さん。
――いや、待って、高森さんはそこにいるし、でもテレビに映っているのも高森さんだし、高森さんは同じ高校の後輩だし、でも今歌ってるのは高森さんだし……ドウイウコト?――
「双子か、そっくりさんか、ドッペルゲンガー!?」
「いえ、本人です。これ別の日に収録したんです」
Mス○ってそういえば生放送じゃないんだっけ。
「ってことは、アーユーアイドル?」
「えっ? あ、はい、アイアムアイドル……です」
頭がついていけない。
「高森さんってアイドルだったんですね」
「はい、隠しててごめんなさい」
「何で謝るんですか? 後ろめたいことないですよね?」
むしろ、知らなくてこっちがごめんなさいだよ。
今なら分かる。高森さんが何で「私のこと知りませんか?」って聞いたか。アイドルだもんね。
「確かに後ろめたいことはないですけど、でも、少し怖かったんです」
「怖かった?」
コクンと頷く高森さん。
「アイドルになる前は友達とか家族とか、お互い知ってる人ばかりでした。でも、アイドルになったら、私は知らないけど、あっちは知ってるとか、そういう人が増えてきちゃって……」
つまり、宝くじ当たった途端に親戚が増えるみたいなものか。
または、『俺、芸能人と同じ学校なんだぜ』って自慢する輩か。
「
そう言うと高森さんはうつむいた。
たしかにアイドルってイメージとかキャラがあるからなぁ。そっから外れるとファンは許さなかったりするからなぁ。
「でもさ、俺が知り合ったのは、アイドル高森藍子じゃないですよ。俺が偶然知り合った高森さんは、うちのお店のお客さんで、たまたま同じ高校の後輩で、たまたまアイドルだったってだけ。高森さんは高森さんですよ? 」
「ハイッ! 」
高森さんの顔にいつもの笑顔が戻った。俺は少し恥ずかしくて顔を背けた。
「あの、それと川嶋さんにお願いが……」
「お願い? 」
――なんだろう?――
「敬語じゃなくて、タメ口でお願いします。なんか、そのぅ、こそばゆくて」
頬を掻きながら高森は言った。カワイイ
「わか……った。タメ口でいかせてもらうね」
「ハイ! 」
「うぉっ!? いたのか高森ちゃん!? 」
そしてようやく気づいたおじさん。
本日もcloverはにぎやかです。
ざ・座談会!
「ちわっ。作者のハマの珍人で。」
「川嶋優也です」
「川嶋くん、ちっすちっす」
「ってかなんだコレ? 」
「いや、長々後書き書くのもなんかなぁって思って、よせられた感想やら、話の設定やらをここで書いていこうかなぁって」
「そんなことする暇あったら、プロット書いたりしろよ!平均2000字とか短すぎるだろ! 」
「まぁ、そうなんだよねぇ。仕事中にネタ考えて、風呂でネタ考えて、飯食いながらスマホでポチポチして、ポチポチしながらネタ考えて書いてるけど、なかなか文字数増やせないんだよね。描写が薄いのかなぁ」
「俺に言われても……」
「まぁ、いいや。では、寄せられた感想から何か……」
「って言っても5件じゃねぇか」
「バッカおめぇ、いただけるだけありがたく思え。正直、0か叩かれるかのどっちかを覚悟したぞ俺は」
「では、最初のを・・・『お前は間違っちゃいない』」
「FGOやってる方だね。『やってやるさ、存分に』って言ったからね」
「でも、あれ自ば「それはいけない」」
「次、『日常系大好き。特に店長のやらかし具合』これは少し悩んだからね」
「何も考えずに1話目で『おじさんはやらかす』って書くからだ」
「まぁ、発注ミスはある種実体験込みだから考えてたけどね」
「やらかしたのか? 」
「コンビニのバイトでね。ゴールデンウィークなの忘れて天気だけ見て飲み物発注かけたら売り切れてあせった」
「ひき肉の件は? 」
「ありそうじゃない? 」
「まぁいい。次!『あーちゃん大好きだから楽しみ』」
「俺も好きだよ。生存本能~の軍服姿でグッときて、2回目のスカチケでお迎えしたよ」
「1回目は?」
「奈緒。トラプリコンプしたくてさ、加蓮か奈緒か悩んだ」
「凛は? 」
「持ってたよ。まさかそのあと恒常を3回もお迎えするとは思わなかった。奈緒も凛も」
「お、おう。担当は? 」
「ゆっきー、ゆず、加蓮、あーちゃん」
「・・・次行くか。ちゃんみお理論ぶっ飛びすぎ」
「これは本当にすみません。明らかな描写不足に加えて、もう少し後でやるべき話だったなぁと」
「たしかに店に案内してノートを拾ってで恋はないかな」
「ちゃんみおも少女マンガの読みすぎなんですかねぇ」
「ラスト。『カープの話は紗枝の前でお願いします』」
「正直、ちゃんみおの恋云々はこれがやりたかったからなんですよね。」
「紗枝の前でするって考えなかったのか? 」
「紗枝はんより、巴かンミナミィにしようかなって。でも、巴はあまり分からないし、ンミナミィとアーニャの日ハムVSカープは考えたけど・・・ロシア語はさっぱりだ」
「ともかく、作者の経験、知識ともに不足してるってことだな」
「反省してます」
「今回はこれくらいか? 」
「ですね。まだまだ不慣れですが、おつき合いいただければ幸いです」
「「では、また次回の投稿でお会いしましょうノシ」」