隠れ家喫茶ゆるふわ(凍結中)   作:ハマの珍人

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 今日も一日お疲れさまです。
会社の忘年会をばっくれたハマの珍人です。

 UA10000突破&お気に入り346突破感謝です。
何より前回投稿してから感想が2倍に増えたのがありがたいです。

 さて、今回はあーちゃんお休みです。 ハァッ!?
かわりにあの娘と初登場のあの娘が出ます。
果たして(作者の頭は)どうなりますやら。

お楽しみ下さい。


隠し事は堂々としてれば意外とバレない

 土曜日のマダムス・ファミリー(命名 マスター)を切り抜けた昼下がり。どうも、川嶋優也です。季節は春。この間まで満開だった桜も散り始め、そろそろ5月かぁと感じてます。

 

 ゴールデンウィークになると、とにかくお客さんが増えます! 大変です。なんせ、マスターがつまみ食いする暇も無いんですから。

 それが過ぎると母の日があり、お子さんと旦那さんが『おかあさん、いつもありがとう』という気持ちをこめてなのか、近所の奥様方がハネを伸ばしに来店されたり、家族みんなでディナーを食べにいらしたりします。

 

 要は書き入れ時だぁ~。(白目)

 

さて、現実逃避もこの辺にしておいて……実は先ほどからかなり視線を感じてます。

マダムス……もうランチタイムでいいや。ランチタイムが終わってお客さんが二組いらっしゃいます。

 

 1組はご近所さんで、いつも窓際の席に座られる老夫婦。先日金婚式をされたそうです。

当店にお茶しに来るのがいつもの楽しみと語ってくださいました。微笑ましいですね。

 

 もう1組は奥の席に座られてる2人組のお客様。お2方ともサングラスと帽子をされてます。回りを気にしたり、何か不自然です。

 思えば入店されたときも……。

 

 

「いらっしゃいませ。2名様ですか?」

 

「――」ジーッ

 

「あっ、ハイ」

 

背の低いショートカットの女性はただこちらをサングラス越しに見ていて、背の高い黒髪ロングの女性が答える。

 

「空いてるお席にお座り下さい」

 

手前の席が空いてあるにもかかわらず、2人は奥の席に向かっていった。

 

「こちら、メニューになります」

 

お冷やを持っていき、メニューを渡した際もショートカットの女性はこちらから視線を外さない。まるでこちらの一挙手一投足を監視、または値踏みしているようだ。

 

「ちょっと、未央。……すみません」

 

黒髪ロングの女性が謝る。

 

「いえ、ご注文お決まりでしたらお呼びください」

 

一礼して下がる。俺、何かしたっけ?

注文をとった際も黒髪ロングの女性が答えて、ショートカットの女性はジッと見てるだけだった。

 

現在

 

そして今も視線をヒシヒシ感じている。

 

「お勘定お願いします」

 

「あ、はい、ただいま」

 

老夫婦に呼ばれ、レジへ向かう。

レジ周りには、お土産用として小分けした茶葉やコーヒー豆(豆、粉末どちらも)、手作りクッキーを売っている。老夫婦はいつもクッキーを買っていって下さる。

 

「孫たちへのお土産なの」

 

 とのこと。本当に微笑ましい。

 

「今日もありがとうね」

 

 婦人はいつも声をかけてくれる。旦那さんもニコニコ笑っている。こんな年の取り方をしたいと思ってしまう。

 

「いえ、またお越し下さい。お待ちしております」

出口までお見送りして一礼。

 

 戻って来たところで視線が増えた。もう1人の女性もこちらを見ている。

 

「マスター」

 

 カウンターに戻りマスターに声をかける。

 

「ん? どしたの?」

 

「あそこのお客さんの視線がツラいです」

 

「優也、ナンパでもしたのかい?」

 

 脇腹を突き刺す!

 

「じゃあ、知り合いとか?」

 

「俺に女性の知り合いはいないよ」

 

「高森ちゃん以外は……でしょ?」

 

脇腹を突き……チッかわしやがった。

 

「常連さんじゃないよね。あんな娘たちだったら覚えてるもんね。何か言ってたりはしなかったのかい?」

 

「ショートカットの方は何も。ロングの方は謝罪と……相手の名前呼んでたかな。」

 

 みお……と。ん? 何か引っかかった。

 

「名前? なんて名前?」

 

「みお……って言ってた。」

 

「へぇ。……高森ちゃんといえばさ、高森ちゃんのユニットの娘にも同じ名前の娘がいるんだよ。本田未央ちゃんっていうんだけどね」

 

 偶然だよね。と笑うマスター。

どうも高森さんがアイドルと知ってから高森さん関連の動画を見てるらしい。

俺も曲は聴いてみたけど、ユニットメンバーまではまだ覚えてない。

 

「まぁいいや。チョコケーキ、チーズスフレ、カフェオレ、カプチーノ上がったよ」

 

「行ってくる」

 

 

「お待たせいたしました。チーズスフレとカフェオレになります」

 

「……」

 

「あ、そっちです」

 

黒髪ロングさんが対応する。

 

「では、こちらチョコケーキとカプチーノになります。ごゆっくりどうぞ」

 

一礼して下がろうとした。しかし、そこでふと好奇心が頭をもたげた。

 

「本田さん……?」

 

本来はいけないことなのだが、声をかけてしまう。

 

動揺したのか本田さん(仮)はカップを取り損ねる。

 

「気づいてたんだ」

 

本田さんはサングラスと帽子を外そうとする。

 

「あ、ストップ」

 

本田さんの動きを止めて、出口に向かう。ドアをあけて準備中の看板をかける。

 

「騒ぎになると大変なので」

 

2人に向かい営業スマイルを浮かべる。

 

本田さんと黒髪ロングさんはサングラスと帽子を外す。

と、カウンターの方からガタッと音がする。

見るとマスターが腰を抜かしていた。

 

「えっ!? 渋谷凛ちゃんと本田未央ちゃん!?」

 

今まで厨房にいたから見えなかったのだろう。目の前の芸能人を見て仰天していた。

 

「渋谷凛?」

 

「あ、私のことは知らないのか。はじめまして。渋谷凛です」

 

黒髪ロングさんもとい渋谷さんが席を立って一礼する。

 

「私は本田未央。よろしくね」

 

本田さんは笑顔で挨拶する。さっきまでの無愛想っぷりが嘘みたいです。

 

「凛ちゃんと未央ちゃんはニュージェネレーションっていうユニットなんだ。もう1人島村卯月ちゃんって娘もいるんだけどね」

 

マスターが興奮している。ニュージェネレーションは知ってるのか。マスター。

 

「しまむーは都合がつかなくてね。今回はしぶりんに頼んだんだ!」

 

しまむー? しぶりん? 頭がちんぷんかんぷんだ。

 

「未央が気になるから来てって言ってさ。お店に入ったら入ったで急に無口になるし、かと思ったらお兄さんのことをずーっと見てるし」

 

正直怖かったです。

 

「いや、あーちゃんに聞いてたお店がどんなのかなぁって思ってさ。ミシュランの調査員っぽくしてみたのだよ」

 

 ミツボシだしね。と笑っていた。ミツボシ? ドウイウコト?

 

「あの、失礼ですみません。サインと、握手してください」

 

 オイ、マスター! それは失礼じゃないのか?

 

「かまいませんよ」

 

「どうぞどうぞ」

 

 アイドル2人にサインと握手してもらい男泣きするマスター。

 

 まさかのアイドルが続けて来たことに驚いたものの、また来てくれるらしい。うれしい限りだ。

 

その後、チョコケーキを食べた渋谷さんと俺がチョコケーキについて熱い談義を交わし、マスターと未央ちゃんが置いてけぼりになったもの同士意気投合したのは別の話。

 

 

 

 




「このチョコケーキ作ったのは誰だぁ!? 」
「俺だ! 」
「中に入ってるのはなんだぁ!? 」
「オレンジだ!チョコばっかだと口飽きうんぬんかんぬん。」
「分かるわ!」

ざ・座談会

「おはこんばんちわ。好きなケーキはミルフィーユ、ハマの珍人です」

「川嶋優也だ」

「そしてスペゲスさん・・・」

「高森藍子です♪」

「あーちゃん来たぁ!!「うるさい!!」」脇腹グサァッ!

「アハハ」

「まずは感想ありがとうございます」

「2倍に増えたんだったか」

「では、感想談義しましょう♪」

『野球談義は地雷が……。(主にパッション)』

「読売(ゆっきー)、広島(紗枝はん、巴、美波?留美さん?)、阪神(笑美)、ヤクルト(きらり)かな?」

「どこかが勝てばどこかが負けますからね」

「ちな筆者はDe」

「続きがありますね」

『未央ちゃんが引っかき回す未来が……誰かストッパーを』

「今回は暴走はしなかったな。視線が怖かったけど」

「しぶりんっぽさが出せなくてすみません。次回は未央ちゃん目線で書くのでそこで」

「言質は取りました」あーちゃんスマイル

「恐ろしい娘!」

「では次だ」

『藍子メインの話がないので楽しみ』

「私は悲しい」ポロロン

「そもそも高森さんメインってのは考えてたのか?」

「もともとプロデューサーもので書こうとしててさ。あーちゃんに写真の面白さ教えた近所のお兄さんがプロデューサーって話」

「近所のお兄ちゃん。少し憧れますね」

「あーちゃんのお兄ちゃん発言、録音して売ろうぜ!」

「馬鹿言ってないで次行くぞ」

『運命かよ!は分かります。少女マンガみたい』

「ですよね」

「問題は次だ」

『ご注文がご注意に……。』

「ご注意お決まりでしたら~♪」

「プロット作らない弊害」

「やめたげてよぉ」

『マスターまたつまみ食いしてましたね』

「マスター!!!」

「アハハ」

「マスターのつまみ食いはさせたいと思ってた。あと、王様~の件は『俺たち○翼はない』の件を参考に……「パクリ」違うから!」

『ラブコメ展開だね?分かるとも』

「経験ないけど書いてます」

「考える力は大事ですよ?」

「フォローが辛い!」

『プロデューサーの構成はどうなってるの?』

「一応複数のPの予定です。(出演予定)ないです」

「ところで、評価の話だが……」

「☆1、はいってますね」

「まぁ、正直評価はあまり気にしてないかなぁ。まだ6話だし、今までが☆10~7っていうありがたい評価もらってたんですけど、正直実感湧かなくて。理由はわからないものの今回☆1入ったことで天狗にならずにすみそうです。
ただ、正直理由を教えていただければ幸いかなぁと」

「そうですかぁ」

「今回はここまでかな?では・・・。」

「「「次回の投稿でお会いしましょうノシ」」」



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