まぁ、前置きはこのぐらいにして、本編行きますか。
最後に作者からお知らせがあります。
では、お楽しみ下さい。
初めに違和感を感じた。自分が寝てるのは布団のはずなのに硬い。手を動かしてみる。妙にザラザラする。
ともかく目を開けようとする。とりあえず、自分が寝ているのは布団ではなくソファであることに気づいた。
太陽がまぶしくて、再び目を閉じる。昨夜は帰ってきてから疲れてソファで寝落ちしてしまったのだろう。
時間を確認したいけど、とにかくまぶたが重い。
「ん~?」
何かを焼く匂いと音が聞こえる。俺はひとり暮らしだし、ご飯を作ってくれる人がいるわけがない。
そっか、これは夢か。多分実家にいたときの夢だろう。それにしてはリアルな気もするけれど……
「あっ、起きましたか?朝ですよぉ」
「母さん、休みなんだから、あと5分~……」
「か、母さん!?」
「ん?」
母さんの声にしては高い気がする。
何とかまぶたを開けてみる。
「ね、寝ぼけてるんですか?」
顔を真っ赤にした高森さんだった。
急速に眠気と血の気が引いた。
昨日はおじさんが旅行に行くため休業。俺は食材の追加に来て、泊まる予定だった。
そこに高森さんが来て、ゲリラ豪雨も来て、なんやかんやテンパって一緒に1泊……
そして今に至る。しかも寝ぼけて母さんと勘違い。これはヤバイ。
「あ、その、高森さん、そのですね」
「朝、弱いんですか?」
「えっと、その、はい」
正座して縮こまる俺。
「川嶋さんにも可愛らしいところあるんですね」
「それは……どういう意味で?」
「なんとなく何でも出来ちゃう人なのかなぁと思いました」
「そんなこと……ないです」
――そんなこと、あり得ない――
「今も敬語ですし、動揺してるんですか?」
――俺は……何にもできない――
「川嶋さん?」
「えっ?」
「どうかしたんですか?」
「いや、何でもないよ?」
「あ、朝食勝手に作っちゃったんですけど……」
「えっ本当!?」
「川嶋さんほどではないんですけど……」
「そんなことないよ。美味しそう」
トーストにハムエッグにサラダ。いかにも朝食って感じ。
何より作ってくれたのが嬉しい。
「召し上がれ」
「いただきます!」
誰かに作ってもらった朝食、誰かと食べる朝食は最高だった。
さらに洗濯もしてもらったようでかなり申し訳ない。
そのことを伝えると、
「では、お買い物に付き合って下さい」
と言われたwhy?
「お洋服乾いてないですし、着替えもないですから」
「えっ!でも、高森さんアイドルだし……」
「変装しますから」
「いや、でも……」
「同じ屋根の下で寝ましたよね?」
「うっ……」
「私とお買い物……イヤですか?」
それを言われると返せない。とりあえずジャージでは申し訳ないので、何か高森さんが着られそうな服を探すことにした。
ショッピングモール
「では、ちょっと待ってて下さいね」
俺の中学時代のジャケット(袖まくり)にジーンズ(裾折りベルトで締めた)、キャップ(すき間からポニーテールを出している)のボーイッシュスタイルの高森さんが女性服売り場に行って、あれ?すぐ戻ってきた。
ビニール袋を抱えていた。
「ごめんなさい。もう少し待ってて下さい」
そう言い残して角を曲がって去って行った。
ここ女性服売り場何だけど・・・。
近くを通る女性客の視線、視線、視線。
とりあえずここが見えるベンチに座ることにした。
「お待たせしました」
ベンチに座った俺を見つけて戻ってきた。あれ?どこも変わってない。でもビニール袋は持ってない。
「えっと……何買ったの?」
「……何でもありません。」
どこか顔が赤い高森さん。どうしたのだろうか?
「川嶋さんもどうかしたんですか?汗かいてますけど?」
ハンカチで汗を拭ってくれる高森さん。
「あ、いや、ちょっと暑くてね」
「? そうですかぁ?」
「まぁ、いいや。買い物は終わり?」
「いえ、今からです!」
「ハイヨロコンデ」
別の店舗の試着室の前。高森さんの洋服を見ている。
正直女性の服のことはよく分からないんだけど・・・。
「どうですぁ?」
「ん~……右手に持ってるワンピースは良さげだね」
「じゃあ、コレにしますね」
「え? そんなあっさり決めちゃっていいの?」
「私もこっちかなぁって」
高森さんが選んだのなら間違いないだろう。
「では、お会計行ってきます」
高森さんの買い物も終わり、いろんな店舗を回った。
ウインドウショッピングってヤツなのかな。やったことないけれどこんなのだろう。
ペットショップで子犬を見たときの高森さんのはしゃぎっぷりがかわいかった。
「わ、川嶋さん。子犬さんですよ! カワイイ~! こんなに小さいのに一生懸命歩いてますよ!」
「しっぽブンブン振ってるよ」
「あぁ、子犬さん飼いたいです!」
「うちは猫2匹なら飼ってるよ」
「猫さんもいいですね」
しばらく高森さんはペットショップから離れようとしなかった。
今はス○バで買った飲み物を買って、帰路についている。意外と高いのな。あとは呪文みたいな注文してるお客さんがいて驚いた。舌かみそう。
「今日はありがとうございました」
「いやいや、もともとお礼みたいなものだし、役得だよ。役得」
それに高森さんのいろんな表情を見られて嬉しかった。
「こんな風に男の人と話したり、お出かけすること無かったので、新鮮でした」
「俺もこんな経験ないから、新鮮だった。むしろ、高森さんとずっとお話していたいかも。」
高森さんが足を止める。
「――交換しますか?」
「えっ?」
「連絡先、交換しますか?」
高森さんがこちらを見て言った。
「だ、大丈夫なの?」
小声で尋ねる。
「お店休みの時、教えていただけますし、お話できますから」
「えっと……じゃあ……」
「はい!」
こうして高森さんと連絡先交換した。
店に戻った後で高森さんを駅まで送って行った。
その後ウキウキ気分で店への道を歩く。
グイッ
「わっ!」
急に手を掴まれ、路地裏に引き込まれる。
見ると、黒髪ポニーテールの女性がいた。
「えっと、どちら様ですか?」
「私、私」
そう言いながらポニーテールをほどく。
「渋谷さん?」
この間来た渋谷さんだった。
「ねぇ、川嶋さん。相談があるんだけど」
なんだコレ。
ザ・座談会
「・・・」
「どうしたんだ? お知らせがあるらしいが」
「辞めます。」
「は?」
「今日を以て毎日更新を辞めます」
「なんで!?」
「リアルのことで申し訳ないんだけど、最近早くて5時、遅くて7時で仕事終わるんだけど、帰ってから執筆。遅くとも10時までに投稿。投稿終わってすぐにネタを考えながら寝て、6時起床。ネタ考えながら出勤。7時に会社ついて、感想チェック、指摘されたことを踏まえつつネタ考える」
「お、おう」
「さらに土日で指摘されたことを踏まえ追記修正・・・。加えて最近はプロット作らない弊害がかなり見えつつある」
「まぁ、そうだな」
「即あげじゃあ無理があるなぁと感じつつあるから、今回の話で毎日投稿を終了しようかなと。もちろん、ストック出来たらあげては行くけど、しばらくはカメ投稿になるかも」
「そうか」
「と、いうことで、楽しみにしてくださってる方には申し訳ないんですが、しばらくカメ投稿になります。何卒よろしくお願いします」
「では、次回の投稿でお会いしましょうノシ」