ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!   作:naogran

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ラブライブ予備予選を終えて後日。予備予選の結果の日が来て、全員に緊張が走る。

曜・果南・ダイヤ「うーーーーん・・・・・」

ルビィ「まだ・・・?」

ダイヤ「全く、どれだけ待たせるんですの!?」

果南「あーもー、こう言うの苦手!」

千歌「落ち着いて?」

漣「落ち着けよダイヤ、果南。朗報が来るかもだぞ?」

果南「っ!ちょっと走って来る!」

漣「おい果南!?」

千歌「結果が出たら知らせるねー!」

果南「いいよ!」

漣「知らない方が良いのかー?」

果南「っ。うーーん・・・」

戻って来た。

一方花丸はパンを食べてる。

鞠莉「あんまり食べると太るよ?」

花丸「食べてないと落ち着かないずら・・・」

漣「過食症か?」

善子「リトルデーモンの皆さん。この堕天使ヨハネに魔力を!霊力を!」

床にチョークで書かれた魔法陣の真ん中に立って祈る善子。

漣「善子?」

善子「全ての、力を!!」

するとトラックが素通りして、素通りした風で蝋燭の火が消えた。

善子「消すなーーーーー!!」

漣「叫んでも聞こえねえよ。」

曜「来た!!」

漣「え!?」

曜「ラブライブ!予備予選、合格者・・・」

漣「善子の願いが届いたのか?いやまだ分からんか。」

千歌「緊張する・・・」

ダイヤ「アクアの”ア”ですわよ?ア!ア!ア!!」

漣「アーア五月蝿え。」

曜「イーズーエクスプレズ・・・」

予選で落ちてしまった。

果南「嘘・・・」

千歌「落ちた・・・」

ダイヤ「そんなーーーー!!」

漣「ん?曜、ちょっと見せろ。」

曜「うん。」

スマホを漣に見せる。

漣「・・・エントリー番号順だこれ。」

8人「ズコー!」

千歌「曜ちゃーん!」

曜「ごめんごめん。」

漣「じゃあ読むぞ。イーズエクスプレス・・・グリーンティーズ・・・ミーナーナ・・・Aqours・・・Aqours!!」

千歌「Aqours!!」

果南「あった!!」

ルビィ「ピギャァァ!!」

鞠莉「予備予選突破・・・オーマイガ・・・オーマイガ・・・オーマイガーーーーーー!!!」

遂にAqoursが予備予選を突破した。


shiny.9「はばたきのとき」

部室。

 

果南「さぁ、今朝獲れたばかりの魚だよ!皆食べてね!」

 

大漁の獲れたての魚の刺身がテーブルの上にあった。

 

千歌「何でお祝いにお刺身?」

 

果南「だって、干物じゃお祝いっぽくないかなって。」

 

漣「それ以外の奴も考えろよ。でも美味そうだなぁ。米欲しいな。」

 

千歌「夏みかんとか!」

 

花丸「パンとか!」

 

果南「じゃあお刺身でも良いでしょ?」

 

刺身を試食する漣。

 

漣「美味い。サーモンの脂が蕩ける。」

 

ルビィ「ピィィィ!!」

 

焦ってるルビィがノートパソコンを持って戻って来た。

 

漣「どうしたルビィ?」

 

ルビィ「見て下さい!PVの再生回数が・・・」

 

ラブライブ予備予選で披露した『想いよひとつになれ』の再生回数が15万再生を突破してた。

 

千歌「私達のPVが!?」

 

漣「158,372回再生!?この短期間で!?」

 

曜「凄い再生数!!」

 

ルビィ「それだけじゃなくて、コメントも沢山付いていて!」

 

花丸「可愛い・・・」

 

ダイヤ「全国出て来るかもね・・・」

 

果南「これはダークホース・・・」

 

善子「暗黒面!?」

 

曜「良かった。今度は0じゃなくて。」

 

善子「そりゃそうでしょ?予選突破したんだから。」

 

漣「突破しなかったら安心してねえだろ?」

 

すると千歌のスマホに着信音が。

 

千歌「梨子ちゃんだ!」

 

 

 

 

 

 

東京のスタジオの控え室。

 

梨子「予選突破、おめでとう!」

 

千歌『ピアノの方は?』

 

梨子「うん。ちゃんと弾けたよ。探していた曲が、弾けた気がする。」

 

ピアノの上にトロフィーがあった。

 

 

 

 

 

 

部室。

 

千歌「良かったね。」

 

千幸『おーい漣!聞こえるかー?』

 

漣「おう千幸。」

 

千幸『予選突破出来て良かったな!』

 

漣「ありがとよ。梨子はどうだった?」

 

千幸『聞いてくれよ。何と金賞!しかもその近くにトロフィーがある!今メールで送るから待ってろよ!』

 

すると漣のスマホに着信音が。

 

漣「うわスゲェ!トロフィーでか!同時に良い成果が来たなんて凄いとしか思えねえな。」

 

千幸『だな。』

 

曜「じゃあ、次は9人で歌おうよ!全員揃って、ラブライブに!」

 

千歌「曜ちゃん・・・!」

 

梨子『そうね。9人で!』

 

ダイヤ「そしてラブライブで有名になって、浦女を存続させるのですわ!」

 

ルビィ「がんばルビィ!」

 

果南「これは、学校説明会も期待出来そうだね!」

 

千歌「説明会?」

 

鞠莉「うん。Septemberに行う事にしたの。」

 

漣「9月だな。」

 

ダイヤ「きっと今回の予選で、学校の名前もかなり知れ渡ったはず。」

 

鞠莉「そうね。PVの閲覧数からすると、説明会参加希望の生徒の数も・・・」

 

突然鞠莉が固まった。

 

漣「どうした鞠莉?」

 

 

 

 

 

 

鞠莉「0・・・」

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「え?」

 

鞠莉「0、だね・・・」

 

ルビィ「そんな!」

 

ダイヤ「嘘・・・嘘でしょ!?」

 

漣「ちょっと見せろ鞠莉。・・・0・・・マジかよ・・・」

 

千歌「0・・・」

 

曜「1人も居ないって事・・・?」

 

 

 

 

 

 

その後漣と千歌と曜は、ダイビングショップでカキ氷を食べる。

 

千歌「はぁ・・・また0かぁ・・・」

 

曜「入学希望となると、別なのかなぁ・・・」

 

千歌「だって、あれだけ再生されてるんだよ?」

 

漣「再生数は増えても、閲覧者は内浦だけだと思うなよ。全国の皆見てるんだからな。」

 

千歌「でも、予備予選終わった帰りだって・・・」

 

 

 

 

 

 

時は予備予選終了後の沼津。

 

女子学生A『あの!Aqoursの果南さんですよね?』

 

果南『え?』

 

女子学生A『やっぱりそうだ!さ・・・サイン下さい!』

 

果南『え?私?』

 

戸惑いながらサインを書く。

 

 

 

 

女子学生B『じゃあいきますよー!全速前進ー!』

 

曜『よ、ヨーソロー。』

 

2ショット写真。

 

 

 

 

ルビィ『ピギィィィ!』

 

女子学生『握手して下さーーい!!』

 

ファンから追い掛け回される。

 

 

 

 

漣『これで良いか?』

 

女子学生C『きゃ〜!朝霧漣さん最高〜!』

 

ファンの頭をポンポン撫でる。

 

 

 

 

ダイヤ『お待ちなさい。代わりに、私が写真を撮らせてあげますわ。』

 

女子学生B『ど、どちら様ですか?』

 

ダイヤ『うっ!』

 

ルビィを追い掛け回すファンからどちら様と言われた。

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

千歌「って感じで大人気だったのに・・・」

 

曜「ダイヤさんの下りは、いらなかった気がする・・・」

 

漣「ダイヤ、徐々にポンコツになってるな。」

 

曜「これで生徒が全然増えなかったら、どうすれば良いんだろう・・・」

 

漣「そう言えば、今から5年前、μ`sはこの夏に廃校を阻止したって思い出したわ。」

 

千歌「え、そうだっけ!?」

 

漣「ああ。廃校阻止のお陰で、学校存続が決まった。」

 

千歌「差・・・あるなぁ・・・」

 

漣「おい音ノ木と比べんなよ。」

 

果南「仕方無いんじゃないかな?ここでスクールアイドルをやるって事は、それほど大変って事。」

 

海から果南が戻って来た。

 

千歌「それはそうだけど・・・」

 

果南「うちだって、今日は予約0。東京みたいに放って置いても人が集まるもんじゃないんだよ?ここは。」

 

漣「いやでも良い所だよな内浦は。海が綺麗だし。」

 

千歌「でも、それを言い訳にしちゃダメだと思う。」

 

果南「千歌?」

 

すると千歌がテーブルを”バンッ”と叩いて立ち上がる。

 

千歌「それが分かった上で、私達はスクールアイドルやってるんだもん!」

 

そう言った後、カキ氷をガツガツ頬張る。

 

曜「千歌ちゃん、1度に全部食べると・・・」

 

カキ氷を食べ終えて走った。

 

曜「千歌ちゃん!?」

 

漣「おい何処行くんだ!?」

 

千歌「1人でもう少し考えてみるーー!!」

 

漣「1人で全部抱え込む真似はよせよ!?」

 

千歌「うっ!」

 

突然千歌が止まった。

 

曜・果南「ん?」

 

漣「どうした?忘れ物か?」

 

千歌「あぁ・・・来た・・・!!」

 

縮こまって頭を抑えた。

 

漣「あぁ、カキ氷の食い過ぎでアイスクリーム頭痛が来たか。」

 

曜・果南「あはは・・・」

 

 

 

 

 

 

その日の夜の千歌の部屋。千歌が大の字になって仰向けになっていた。

 

千歌(もう学校を救っていたのか・・・)

 

彼女はμ`sのポスターを見て心の中で呟いた。

 

千歌「(あの時は、自分とそんなに変わらないって。普通の人達が、頑張ってキラキラ輝いているって・・・だから、出来るんじゃないかって思ったんだけど・・・)何が違うんだろう・・・リーダーの差かなぁ?」

 

すると美渡が部屋に入って来た。

 

美渡「何1人でブツブツ言ってるの?」

 

千歌「はぁ・・・どうすれば良いんだろう・・・」

 

美渡「千歌?千歌さ〜ん?」

 

すると千歌が起き上がった。

 

千歌「もう考えててもしょうがない!行ってみるか!」

 

美渡「何処へ?」

 

千歌「え?何で美渡姉が居るの?」

 

美渡「あんた、今気付いたの・・・?」

 

千歌「あ、そうだ!漣さん呼ばなきゃ!」

 

そこで千歌がある計画を立てた。

 

 

 

 

 

 

すぐにSkypeで皆と通話する。

 

曜「東京?」

 

千歌『うん。見付けたいんだ。μ’sと私達の何処が違うのか、μ’sがどうして音ノ木坂を救えたのか、何が凄かったのか、それをこの目で見て、皆で考えたいの!』

 

果南「良いんじゃない?」

 

善子「つまり、再びあの魔都に降り立つと言う事ね。」

 

漣『何時まで魔都って呼ぶつもりだお前?』

 

 

 

 

 

 

東京。

 

梨子「私は1日帰りを伸ばせば良いけど・・・」

 

千歌「けど?」

 

梨子「ううん、じゃあ詳しく決まったらまた教えてね。」

 

千幸「東京で会おうぜ。」

 

通話終了。

 

梨子「・・・片付けなくちゃ。」

 

千幸「何でこんな大量に?」

 

梨子「千幸さん、内緒にしていて下さいね?」

 

千幸「勿の論。」

 

控え室には、壁ドンや壁クイなどの雑誌が大量にあった。

 

 

 

 

 

 

EXTRA・Aqours「ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!」

 

 

 

 

 

 

数日後。9人が再び東京に赴いた。

 

千歌「うわぁ〜!賑やかだねぇ〜。」

 

漣「流石東京駅。賑わいが絶えないな。」

 

ダイヤ「皆さん、心をしっかり!負けてはなりませんわ!東京に飲まれないよう!!」

 

漣「安心しろよダイヤ〜!襲って来る奴らは俺が蹴散らしてやるからよ〜!」

 

ダイヤ「あなたは分かっていないのですわ!!」

 

漣「ほえ?」

 

千歌「何であんなに敵対視してるの・・・?」

 

漣「はいルビィさん、ダイヤが東京駅との間に何があったのか教えて下さい。どうぞ。」

 

ルビィ「お姉ちゃん、小さい頃東京で迷子になった事があるらしくて・・・」

 

 

 

 

 

 

幼い頃、ダイヤは東京駅で迷子になった。

 

幼いダイヤ『ごちゃごちゃ・・・ごちゃごちゃ・・・ごちゃごちゃ・・・ぴぎぃぃぃぃ!!』

 

 

 

 

 

 

漣「まぁ東京は複雑が多いからな。そこはまぁ仕方無え。」

 

千歌「トラウシだね・・・」

 

漣「トラウマな。」

善子「トラウマね。」

 

曜「そう言えば、梨子ちゃんと千幸さんは?」

 

千歌「ここで待ち合わせだよ。」

 

 

 

 

 

 

一方その頃千幸と梨子は、2つのコインロッカーに大量の雑誌を詰めていた。

 

千幸「何でコインロッカーに入り切れない程の量を買ったんだよ・・・!!」

 

梨子「ごめんなさい、つい・・・」

 

千幸「ついじゃねえだろ・・・!」

 

千歌「梨子ちゃん。何入れてるのー?」

 

そこに9人が来た。

 

梨子「ち、千歌ちゃん!皆も・・・」

 

そして千幸が別の雑誌を詰め込んですぐに閉めて鍵を掛けた。

 

千幸「よう漣!」

 

2人はハイタッチする。

 

漣「千幸、何してたんだ?」

 

千幸「ちょっとな。」

 

すぐに漣にメールを送った。漣がメールの内容を見る。

 

漣(あぁ成る程。分かった。内密にしとく。)

 

千歌「何入れてるの〜?」

 

梨子「えぇと・・・お土産とか・・・お土産とか・・・お土産とか・・・」

 

千歌「うわぁ〜!お土産〜!!」

 

突然千歌が迫って来た。その瞬間、雑誌が落ちた。

 

梨子「うわあああ!!」

 

千歌「何?」

 

すると梨子が咄嗟に千歌の両目を両手で隠した。

 

梨子「何でも無いの!!何でも無いのよ!!」

 

千幸「せいっ!」

 

そしてすぐに千幸が回収してコインロッカーに詰めて、すぐに閉めて鍵を掛けた。

 

千幸「梨子、大丈夫だ。」

 

梨子「さぁ!じゃあ行きましょうか。」

 

曜「とは言っても、まず何処へ行く?」

 

鞠莉「Tower?Tree?Hills?」

 

ダイヤ「遊びに来たんじゃありませんわ。」

 

漣「っつか俺達もう帰りたい気分。」

 

千幸「そう言うなって。」

 

千歌「そうだよ?まずは神社!」

 

ルビィ「また?」

 

千幸「神田明神か?」

 

千歌「うん!実はね、ある人に話聞きたくてずっと調べてたんだ。会ってくれるって!」

 

花丸「ある人?誰ずら?」

 

千歌「会ってのお楽しみ~!凄い人だよ!」

 

漣「跡が付いてる。パンダみてえだな。」

 

千歌「でも話を聞くには打って付けの凄い人だよ?」

 

ルビィ「東京・・・神社・・・」

 

ダイヤ「凄い人・・・まさか・・・」

 

2人「まさか!」

 

 

 

 

 

 

神田明神。ここに凄い人が居た。

 

ダイヤ・ルビィ「まさか!まさか!まさかーーーーー!?」

 

 

 

 

 

 

聖良「お久し振りです。」

 

 

 

 

 

 

凄い人の正体は、Saint Snowの2人だった。

 

千歌「お久し振り。」

 

漣「久し振りだな。」

 

ダイヤ・ルビィ「なんだぁぁ・・・」

 

鞠莉「誰だと思ってたの?」

 

漣「お前ら希を期待してたのか?」

 

 

 

 

 

 

UTX高校。

 

漣「UTX高校・・・久し振りだな。」

 

千幸「ツバサ達元気してるかな?」

 

千歌「何か凄い所ですね・・・」

 

漣「あのUTXだぞ?A-RISEの3人が居た高校。」

 

梨子「予備予選突破、おめでとうございます。」

 

鞠莉「Coolなパフォーマンスだったね。」

 

聖良「褒めてくれなくて結構ですよ。再生数は、あなた達の方が上なんだし。」

 

曜「いえいえ。」

 

ルビィ「それ程でも〜。」

 

千幸「照れるなよ。でも2人のステージ良かったぞ。」

 

聖良「ありがとうございます漣さん。決勝では勝ちますけどね。」

 

千歌「っ・・・」

 

聖良「私と理亞は、A-RISEを見てスクールアイドルを始めようと思いました。だから、私達も考えた事があります。A-RISEやμ’sの何が凄いのか。何が違うのか。」

 

千歌「答えは出ました?」

 

聖良「いいえ。ただ、勝つしかない。勝って追い付いて、同じ景色を見るしか無いのかもって。」

 

千歌「・・・勝ちたいですか?」

 

2人「え?」

 

漣「千歌?」

 

千歌「ラブライブ、勝ちたいですか?」

 

理亞「姉様、この子バカ?」

 

千幸(相変わらず口悪。)

 

聖良「勝ちたくなければ、何故ラブライブに出るのです?」

 

千歌「μ’sやA-RISEは、何故ラブライブに出場したのです?」

 

聖良「そろそろ今年の決勝大会が発表になります。」

 

千歌「・・・」

 

聖良「見に行きませんか?ここで発表になるのが恒例になってるの。」

 

漣「何時もの場所か。良いだろう。」

 

 

 

 

 

 

巨大モニター前へ行く。

 

千歌「あ。」

 

ファイナルステージがアキバドームに決まった。

 

梨子「アキバドーム・・・」

 

果南「本当にあの会場でやるんだ・・・」

 

漣「相変わらずアキバドームはスゲェな〜。」

 

千幸(おい漣、あの人混みの中見ろよ。)

 

漣(ん?)

 

人混みの中を見ると、サングラスとマスクを着けてる黒髪ツインテールの髪型の女性が居た。

 

漣(彼奴。)

 

千幸(ここに居たのか。)

 

千歌「ちょっと、想像出来ないな・・・」

 

漣・千幸・梨子「?」

 

周りを見ると、漣と千幸と梨子以外がモニターを見て不安そうな顔をしていた。3人はお互いを頷いた。

 

漣「なぁ皆、音ノ木坂学院行ってみねえか?」

 

8人「え?」

 

千幸「そうだな。こっから近ぇし。」

 

梨子「それに、前に私が我儘言ったせいで、行けなかったから。」

 

千歌「・・・良いの?」

 

梨子「うん!」

 

漣・千幸「ああ!」

 

梨子「ピアノ、ちゃんと出来たからかな?今はちょっと行ってみたい。自分がどんな気持ちになるか、確かめてみたいの。」

 

漣「お前達はどうだ?行きてえか?」

 

曜「賛成!」

 

果南「良いんじゃない?見れば、何か思う事があるかも知れないし。」

 

ルビィ「音ノ木坂学院!?」

 

ダイヤ「μ’sの・・・」

 

ダイヤ・ルビィ「母校!?」

 

 

 

 

 

 

11人は、音ノ木坂学院下まで来た。

 

曜「この上にあるの?」

 

漣「ああ。この上だ。」

 

ルビィ「何か緊張する!どうしよう!μ’sの人が居たりしたら!」

 

ダイヤ「へ・・・平気ですわ!!その時は・・・サインと、写真と・・・握手・・・」

 

花丸「単なるファンずら。」

 

漣(さっき元メンバーの1人見付けちゃったけどな。)

 

すると千歌が階段を駆け上った。

 

漣「おい千歌!?」

 

梨子「千歌ちゃん!?」

 

曜「待って!」

 

ルビィ「抜け駆けはずるい!!」

 

全員が階段を駆け上る。そして駆け上った全員の目に映ったのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

μ`sの母校、音ノ木坂学院。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Aqoursの9人が音ノ木坂学院を見て感動した。

 

千歌「ここが・・・μ’sの居た・・・」

 

ダイヤ「この学校を・・・守った・・・」

 

鞠莉「ラブライブに出て・・・」

 

果南「奇跡を成し遂げた・・・」

 

漣「そして、俺達EXTRAが出会った・・・」

 

千幸「音ノ木坂学院!」

 

???「あの!何か?」

 

そこに音ノ木坂学院の女子生徒が話し掛けて来た。

 

善子「私の姿を検知している・・・!?」

 

花丸「止めるずら。」

 

曜「すみません。ちょっと見学してただけで。」

 

女子生徒「もしかして、スクールアイドルの方とEXTRAのお2人ですか?」

 

漣「そうそう。」

 

千歌「はい!μ'sの事、知りたくて来てみたんですけど。」

 

女子生徒「そう言う人多いですよ。でも、残念ですけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここには、何も残ってなくて・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「え?」

 

漣「残ってない?」

 

千幸「どう言う事だ?」

 

女子生徒「μ’sの人達、何も残して行かなかったらしいです。自分達の物も、優勝の記念品も、記録も。」

 

漣「アイドル研究部も廃部になってるのか?」

 

女子生徒「はい。でも、物なんか無くても、心は繋がっているからって。それで良いんだよって。」

 

漣「・・・彼奴ら、やるじゃねえか。」

 

千幸「流石伝説のスクールアイドルだな。」

 

???「行くよーー!」

 

千歌「ん?」

 

そこに穂乃果そっくりの女の子が走って来た。

 

母親「あ、こら!走ってたら転ぶわよ?」

 

女の子「大丈夫!」

 

漣・千幸(ほ、穂乃果?)

 

女の子「せーの、それ!」

 

階段の手摺りに座って滑り降りる。

 

漣「え、ちょっと!」

 

千幸「危ないよ!!」

 

すぐに走って階段下に着いた。

 

漣「千幸!?」

 

女の子は見事に着地して、千歌達に向かってピースした。

 

漣「ふぅ・・・」

 

千幸「君、危ないよ?落ちたら怪我するよ?」

 

女の子「えへへ〜、ごめんなさ〜い。」

 

母親「もぉ、危ないでしょ?すみません。」

 

千幸「いえいえ大丈夫ですよ。さぁ、ママの所へ行って。」

 

女の子「うん!」

 

 

 

 

梨子「どう?」

 

千歌「え?」

 

梨子「何かヒントあった?」

 

千歌「・・・うん。ほんのちょっとだけど。梨子ちゃんは?」

 

梨子「うん。私は良かった。ここに来てハッキリ分かった。私、この学校好きだったんだなって。」

 

すると千歌が音ノ木坂学院に向かって頭を下げた。梨子と曜も頭を下げる。他の6人も頭を下げた。

 

 

 

 

 

 

Aqours「ありがとうございました!!」

 

 

 

 

 

 

頭を上げて横を見ると、さっきまで居た女子生徒の姿が無かった。

 

漣「あれ?何処行ったんだ?」

 

階段下から上がって来た千幸。

 

千幸「どうした?」

 

漣「あの子が居ない。」

 

千幸「え?」

 

千歌は笑った。

 

 

 

 

 

 

夕方。電車に乗る。半分は寝てる。

 

漣「音ノ木坂学院懐かしかったなぁ〜。」

 

千幸「思い出が頭に浮かんだなぁ〜。」

 

漣「スピリチュアルだったなぁ〜。」

 

千幸「希の真似か?」

 

ダイヤ「結局、東京に行った意味はあったんですの?」

 

果南「そうだね。μ’sの何が凄いのか、私達と何処が違うのか・・・ハッキリとは分からなかったかな。」

 

鞠莉「果南はどうしたら良いと思うの?」

 

果南「私?私は・・・学校は救いたい。けど、Saint Snowの2人みたいには思えない。あの2人、何か1年の頃の私みたいで・・・」

 

すると鞠莉が果南の胸をスリスリする。

 

鞠莉「BIGになったね、果南も。」

 

果南「訴えるよ?」

 

すると電車がある駅に到着した。

 

 

 

 

女子生徒『μ`sの人達、何も残して行かなかったらしいです。それで良いんだよって。』

 

 

 

 

千歌「・・・っ!ねえ!海、見ていかない?皆で!」

 

すぐに駅に降りた。

 

漣「千歌!?」

 

梨子「千歌ちゃん!?」

 

この駅の近くに海があった。

 

 

 

 

 

 

μ`sが終わりを宣言したあの海があった。

 

 

 

 

 

 

ルビィ「綺麗〜!」

 

花丸「ずら〜!」

 

漣「この海・・・あの海だ。」

 

千幸「μ`sが終わりを宣言したあの海だ・・・」

 

千歌「私ね、分かった気がする。μ'sの何が凄かったのか。」

 

曜「本当?」

 

千歌「多分、比べたらダメなんだよ・・・追い掛けちゃダメなんだよ。μ’sも、ラブライブも、輝きも。」

 

善子「どう言う事?」

 

ダイヤ「さっぱり分かりませんわ。」

 

果南「そう?私は・・・何となく分かる。」

 

漣「俺も、分かった気がする。」

 

千幸「そうだな。分からなくもない。」

 

梨子「1番になりたいとか、誰かに勝ちたいとか・・・μ’sって、そうじゃなかったんじゃないかな?」

 

千歌「μ'sの凄い所って・・・きっと何も無い所を、何も無い場所を、思いっ切り走った事だと思う。みんなの夢を、叶える為に。自由に!まっすぐに!だから飛べたんだ!」

 

漣「叶え、みんなの夢。」

 

千幸「穂乃果が言ってた言葉か。」

 

千果「μ’sみたいに輝くって事は、μ’sの背中を追いかけることじゃない。自由に走るって事なんじゃないかな?全身全霊!何にも捕らわれずに!自分達の気持ちに従って!」

 

果南「自由に・・・」

 

鞠莉「Run&Run・・・」

 

ダイヤ「自分達で決めて、自分達の足で・・・」

 

花丸「何かワクワクするずら!」

 

ルビィ「ルビィも!」

 

曜「全速前進だね!」

 

善子「自由に走ったら、バラバラになっちゃわない?」

 

千幸「確かにな。」

 

梨子「何処に向かって走るの?」

 

千歌「私は・・・0を1にしたい!あの時のままで、終わりたくない!」

 

梨子「千歌ちゃん・・・」

 

千歌「それが今、向かいたい所!」

 

ルビィ「ルビィも!」

 

梨子「そうね!皆もきっと!」

 

果南「何か、これで本当に1つに纏まれそうな気がするね。」

 

ダイヤ「遅過ぎですわ。」

 

鞠莉「皆シャイですから。」

 

漣「皆人見知りかよ。」

 

千幸「けど面白そうだな。」

 

千歌「じゃあ行くよ!」

 

9人が円陣を組む。

 

曜「待って!指、こうしない?皆で繋いで、0から・・・1へ!」

 

千歌「それ良い!」

 

曜「でしょ?」

 

千歌「じゃあもう1度!」

 

指で円陣を組む。

 

千歌「0から1へ!今、全力で輝こう!Aqours・・・」

 

 

 

 

 

 

Aqours「サンシャイーン!!」

 

 

 

 

 

 

駅のホーム。

 

千歌『Dear穂乃果さん。私はμ’sが大好きです。普通の子が精一杯輝いていたμ’sを見て、どうしたらそうなれるのか・・・穂乃果さんみたいなリーダーになれるのか・・・ずっと考えて来ました。やっと分かりました。私で良いんですよね?目の前の景色を見て、まっすぐに走る・・・それがμ’sなんですよね?それが輝く事なんですよね?だから私は、私の景色を見付けます。あなたの背中ではなく、自分だけの景色を探して走ります!皆と一緒に!何時か・・・何時か!』

 

すると千歌が何かを見付けて走る。

 

千歌「あ・・・」

 

それは、1つの白い羽だった。彼女はそれを掴んだ。

 

 

 

 

一方漣と千幸は、にこと通話していた。

 

にこ『あんたあの時居たの?』

 

漣「お前何時もそうだよな。ラブライブ開催場所を知りたい時彼処行くよな。」

 

千幸「そして何時ものサングラスとマスクを装着。相変わらずだな〜お前。」

 

にこ『別に良いでしょ!あれをしないとファンに見付かっちゃうの!』

 

漣「はいはい。」

 

にこ『それより、あんた達と一緒に居る子達、予備予選突破出来たんですって?』

 

千幸「そうだ。にこ、応援してくれるか?」

 

にこ『勿論よ。あの子達の成長を見たいわ。』

 

漣「そっか。じゃあまたな。」

 

にこ『ええ。元気で居なさいね?今月宴会があるんだからね。』

 

漣「分かってる。じゃあな。」

 

にこ『じゃあね。』

 

通話終了。

 

 

 

 

 

 

そして千歌は、部屋に飾ってあるμ`sのポスターを剥がしたのだった。ラブライブ予選までもうすぐ。

 

「END」




         キャスト

       朝霧漣:荒井敦史

      城戸千幸:池岡亮介

      高海千歌:伊波杏樹
      桜内梨子:逢田梨香子
      松浦果南:諏訪ななか
     黒澤ダイヤ:小宮有紗
       渡辺曜:斉藤朱夏
      津島善子:小林愛香
     国木田花丸:高槻かなこ
      小原鞠莉:鈴木愛奈
     黒澤ルビィ:降幡愛

      高海美渡:伊藤かな恵
      鹿角聖良:田野アサミ
      鹿角理亞:佐藤日向
        生徒:水瀬いのり
        子供:藤田茜
        女子:種崎敦美
        女子:巽悠衣子

      矢澤にこ:徳井青空

      女子生徒:武藤志織
           依田菜津
           春野杏
           藤原夏海
           早瀬雪未
           小林千咲
           小林可奈
           結名美月
           春村奈々
           櫻井絵美里サヴァンナ
           鈴木亜里沙
           杉浦しおり
           篠原侑
           赤尾ひかる
           続木友子

次回「サンシャイン」
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