漣「けど、上手く行けるのか?」
千歌「大丈夫だよ。きっと・・・何とか、なるよね・・・」
ダイヤ「しかし、入学希望者が増えていないのは事実ですわ・・・」
千幸「あれから何の変化も無し、かぁ。」
善子「生徒が居なくちゃ学校は続けられないもんね。」
漣「そうだよなぁ。」
すると理事長室から鞠莉が戻って来た。
ダイヤ「鞠莉さん。」
果南「どうだった?」
漣「交渉は?」
鞠莉「残念だけど、どんなに反対意見があっても、生徒が居ないんじゃ、って・・・」
梨子「やっぱり、そうよね・・・」
漣「やはり生徒数の問題かぁ・・・」
鞠莉「だから言ったの。もし、増えたら考えてくれるか?って。」
果南「え?」
鞠莉「何人居れば良いのって。何人集めれば、学校を続けてくれるかって。」
曜「それで・・・?」
鞠莉「100人。」
千歌「100人・・・」
漣「10倍か。」
鞠莉「ええ。今年の終わりまでに100人の入学希望者が集まったら、来年度も募集し入学試験を行うって。」
ダイヤ「100人って・・・今はまだ、10人しか居ないのですよ・・・?」
梨子「それを年末までに100人・・・」
千幸「親父さん厳しいミッションを出してくれたな。」
千歌「でも、可能性は繋がった。終わりじゃない。可能か不可能か、今はどうでも良い。だって、やるしか無いんだから!」
果南「まぁ、確かにそうか。」
漣「そうだな。」
千歌「鞠莉ちゃん、ありがとう!可能性がある限り信じよう!学校説明会もラブライブも頑張って、集めよう!100人!」
曜「0から1へ!」
梨子「1から10へ!」
千歌「10から100へ!」
その後の屋上。
千歌「なぁ〜〜〜〜〜〜・・・・とは言ったものの・・・」
漣「いきなり変な溜め息出してどうした?」
千歌「だって、ラブライブの予備予選がこんなに早くあるなんて、思ってなかったんだもん・・・」
千幸「あ〜公式サイトで開催日が発表されてたな。にしてもこんな早く開催日が決まるとは驚きだな。」
ダイヤ「出場グループが多いですからね。」
ルビィ「この地区の予備予選は来月初め・・・場所は特設ステージ。」
善子「無数の魑魅魍魎が集う宴!」
千幸「中二病発言来た。」
花丸「でも、どうして早いと困るずら?」
漣「理由は簡単。歌詞を作らなければならない。その為の時間も必要だからな。」
鞠莉「成る程。」
千歌「あぁもお!私ばかりズルい!梨子ちゃん2曲作るのって大変って言ってたよ!」
梨子「それ言ったら曜ちゃんだって・・・」
漣「衣装作るのも大変って、曜言ってたしな。」
曜「あはは、9人分だからね。」
果南「同じ曲って訳にはいかないの?」
千幸「そこが本題だ。今まで歌ったのは除去して、未発表の新曲で出場しなきゃならねえからな。」
千歌「厳しいよ〜ラブライブ・・・」
ダイヤ「それを乗り越えた者だけが、頂からの景色を見る事が出来るのですわ。」
漣「幾多の困難を乗り越えて、栄冠を手に入れる事が出来る。」
千歌「それは、分かっているけど・・・」
漣「それはそうと千歌、お前進んでるのか?」
千歌「え?何の?」
梨子「歌詞の方は進んでいるの?」
千歌「あぁー・・・そ、そりゃ、急がなきゃ・・・だから、うん・・・」
花丸「ここに歌詞ノートがあるずら!」
千幸「マジ?俺にも見せろ。」
千歌「わあああああああ!!!」
ノートを見ると、怒ってる梨子のパラパラマンガだけが描かれてあった。
千幸「何でパラパラマンガ?」
花丸「凄いずら〜!」
ルビィ「そっくり!」
千幸「そこ褒める所?」
千歌「結構力作でしょ?」
千幸「ああ凄いな。こんなパラパラマンガを描いたお前の才能がな。」
貶し気に褒める。
千歌「昨日、夜の2時まで掛かって・・・」
呑気に読んでると、梨子が怒った。
梨子「千歌ちゃん・・・!」
千歌「・・・はい。」
部室で歌詞を考えるが、何も思い浮かばない。
果南「でも、このまま千歌達に全部任せっ切りと言うのもね・・・」
鞠莉「じゃあ果南、久しぶりに作詞やってみる?」
果南「え?あ、いや、私はちょっと・・・」
鞠莉「前は作ってたじゃない。」
果南「それ言ってたら、鞠莉だって曲作りしてたでしょ?」
漣「果南は歌詞担当で鞠莉が曲担当だったとは。」
千幸「そこまで知らなかった。」
梨子「じゃあ衣装は?」
ダイヤ「まぁ、私と・・・」
ルビィ「え?」
曜「あー!だよね!ルビィちゃん、裁縫得意だったもん!」
ルビィ「得意って言うか・・・」
すると花丸がトートバッグを出した。
花丸「これも!ルビィちゃんが作ってくれたずら!」
漣「トートバッグも!?」
千歌「可愛い!」
梨子「刺繍もルビィちゃんが?」
ルビィ「うん・・・」
千幸「へぇ〜。」
鞠莉「じゃあ、二手に分かれてやってみない?」
10人「二手?」
鞠莉「曜と、千歌っちと、梨子が説明会用の曲の準備をして、他の6人が、ラブライブ用の曲を作る!そうすれば、皆の負担も減るよ!」
漣「そう言えばμ`sも三手に分かれて曲と衣装を歌詞を作ってたな。」
千幸「合宿の時にやったなそれ。」
ルビィ「でも・・・いきなりラブライブ用の曲とかなんて・・・」
鞠莉「だから皆で協力してやるの!一度ステージに立っているんだし、千歌っち達より、良い曲が出来るかもよ?」
ダイヤ「かもではなく、作らなくてはいけませんわね。スクールアイドルの先輩として!」
果南「おぉ?言うね〜!」
千歌「それ良い!じゃあ、どっちが良い曲作るか、競争だね!」
花丸「ルビィちゃん!」
ルビィ「う、うん!」
善子「承知!」
漣「よしじゃあ、それぞれ曲を作ると言う事で決定な?俺は千歌達のグループの顧問をやる。」
千幸「じゃあ俺は鞠莉達の顧問を受け持つ。」
千歌「よし!皆で頑張ろう!」
しかし梨子と曜は不安だった。
曜「じゃあ、私達は、千歌ちゃん家で曲作ってるねー!」
漣「そっちも頑張れよー!」
花丸「頑張るずらー!」
梨子「しいたけさん繋いでおくように言った?言ったよね?」
千歌「大丈夫だよ~。」
果南「さてと、私達は何処でやろうか・・・」
ルビィ「ここら辺だと、やっぱり部室?」
善子「何か、代わり映えしないんじゃない?」
千幸「確かにそうだな。何時もの場所でやってもアイディアが浮かばない事があるからな。」
ダイヤ「千歌さん達と同じで・・・誰かの家にするとか?」
果南「鞠莉ん所は?」
千幸「そうだな。家がホテルだって言ってたしな。」
鞠莉「え?私?確かに、部屋は広いし、ここから、そう遠くはないですし・・・」
花丸「もしかして、鞠莉ちゃんの家って凄いお金持ち・・・?」
ルビィ「うん、そうみたい。」
善子「スクールカーストの頂点に立つ者の、アジト・・・」
千幸「いきなり何言ってんだよこの子達・・・」
鞠莉「私はノープロブレムだけど、3人はそれで良いの?」
花丸「賛成ずら!」
ルビィ「右に同じ!」
善子「ヨハネに名に賭けて!」
鞠莉「オッケー!レッツトゥゲザー!」
小原グランドホテル。
ルビィ「凄ーい!綺麗!」
花丸「何か気持ち良いずら〜!」
善子「心の闇が・・・晴れていく・・・うっ・・・」
果南「そんなに?」
ダイヤ「初めて来た時、あなただって。」
幼少時代。
果南『私、ここに住むーー!!』
そんな言葉を言ってた。
果南「そうだっけ・・・?」
千幸「しかし実家がホテルとは言え、凄えなこりゃ・・・ってか善子は何でソファーにぶっ倒れ込んでんだよ。」
ダイヤ「それよりも、ここに来たのは曲を作る為ですわよ!さぁ!」
千幸「目的を忘れるなよ?」
部屋にお邪魔した。
鞠莉「お待たせ〜!アフタヌーンティーの時間よー!」
千幸「アフタヌーンティーセット持って来やがったか・・・」
花丸「超未来ずら・・・」
鞠莉「好きなだけ食べてね?」
善子「何これ!」
ルビィ「このマカロン、可愛い!」
マカロンを持った善子が抵抗し始めた。
善子「ダメよヨハネ、こんな物に心を奪われたら、浄化される・・・浄化されてしまう!堕天使の黒で塗り固められたプライドがぁぁぁ!」
すると花丸が善子の口にマカロンを入れて食べさせた。
善子「ギラン!昇・・・天・・・」
千幸「倒れた。」
ダイヤ「何なんですの・・・?」
鞠莉「ダイヤ達もどうぞ。」
果南・ダイヤ「・・・ゴクリ。」
千幸「ほえ?」
何と6人がアフタヌーンティーを楽しんでた。
千幸「お前ら、ここに何しに来たんだ?」
場所を変えて黒澤家。
ダイヤ「コホン。やはり!鞠莉さんの家では、全く作業になりませんわ!全く!」
千幸「さっき目的を忘れるなって言われただろ!」
花丸「えぇ~・・・あっちが良いずら・・・」
善子「もっとポップコーン食べたかったのに!」
千幸「まだ言うなら15Kmジョギングさせてやろうか?」
善子・花丸「・・・へい。」
曲作り開始。
ダイヤ「では、まず詩のコンセプトから!ラブライブの予選を突破するには!」
花丸「はい!ずばり・・・”無”ずら!」
千幸・果南「無?」
花丸「そうずら!即ち無と言うのは、全てが無いのではなく、無と言う状態が有ると言う事ずら!それこそまさに無!」
ダイヤ「は?」
鞠莉「What?」
千幸「はい?」
善子「何それ・・・・・格好良い!」
花丸「善子さん・・・その「無」があると言う事こそ、私達が到達出来る究極の境地ずら!」
善子「ヨハネ・・・無・・・つまり漆黒の闇・・・そこから出ずる力・・・ふふっ・・・」
花丸「そうずら!」
ルビィ「凄い2人共!」
千幸「意気投合したな。」
ダイヤ「それでラブライブに勝てるんですの?」
果南「テーマが難し過ぎるし・・・」
鞠莉「オフコース!もっとハッピーなのが良いよー!」
善子「ええ!?理解出来ないとは・・・」
花丸「不幸ずら・・・」
千幸「理解出来てないのはお前らだろ?」
ダイヤ「そう言う鞠莉さんにも何かアイディアがあるんですの?」
鞠莉「任せなーい!前から温めていた、とびっきり斬新でハッピーな曲がありま~す!!」
スマホをスピーカーに置いた。
鞠莉「はぁ・・・皆に曲を聴いてもらうこの感覚、2年振ーりデスネ~!」
花丸「未来ずら〜!」
果南「どんな曲?」
鞠莉「聴いてみる?」
再生。すると。
”ドゥンドゥン”
ヘビメタの音楽が流れた。
その頃十千万では。
しいたけ「わん!」
志満「ん?」
再び黒澤家。
鞠莉「イエーーーイ!」
果南「何か良いね、体動かしたくなるって言うか。」
ダイヤ「まぁ確かに、今までやって来なかったジャンルではありますわね。」
鞠莉「音楽に合わせて体を動かせばハッピーになれますネー!」
果南「そうだね。ラブライブだもの。勢い付けて行かなきゃ!」
千幸「確かにこれでハッピーに・・・なれるか!」
ノリツッコミして停止した。
鞠莉「何するんです!?」
千幸「何故ヘビメタ!?ってか音量デカ過ぎ!それにあれを見ろ!」
果南・ダイヤ・鞠莉「ん?」
ルビィ「ルビィ・・・こう言うの、苦手・・・」
善子「耳がキーンしてる・・・」
花丸「単なる騒音、ずら・・・」
1年生組がぶっ倒れてた。
千幸「ダメだこりゃ。」
一方その頃漣達は。
曜「浮かびそうもない?」
千歌「うーん・・・”輝き”って事が、キーワードだとは思うんだけどね・・・」
梨子「輝きねぇ・・・」
漣「輝き・・・」
千歌「早くしないと果南ちゃん達に先越されちゃうよ・・・」
すると漣のスマホにメールが受信された。
漣「ん?千幸?」
曜「何て書いてある?」
漣「すぐ来てくれ。って。」
千歌「嘘!?本当に先越された!?」
4人が黒澤家に向かうと。
ダイヤ「それではラブライブは突破出来ません!」
千歌「まさか、もう出来た!?・・・ん?」
善子「その曲だったら突破出来ると言うの!?」
鞠莉「花丸の作詞よりはマシでーす!」
千幸「来たかお前達。」
漣「千幸、この一触即発の展開は?」
千幸「見ての通り。1年生組と3年生組が曲作りの事で争ってる。」
ルビィ「でも・・・あの曲は、Aqoursには合わないような・・・」
鞠莉「新たなチャレンジこそ!新たなフューチャーを切り拓くのでーす!」
ダイヤ「更にそこにお琴を!」
花丸「そして無の境地ずら!」
千歌「あはは・・・」
EXTRA・Aqours「ラブライブ!EXTRAサンシャイン!」
ダイヤ「やはり、一緒に曲を作るのは・・・無理かも知れませんわね・・・」
果南・鞠莉「ふん!」
花丸・善子「ふん!」
この4人が決別してしまった。
ルビィ「趣味が違い過ぎて・・・」
千歌「そっか・・・」
漣「まぁ色々食い違う事もあるからな。」
曜「良いアイディアだと思ったけどなぁ。」
梨子「もう少し、ちゃんと話し合ってみたら?」
ダイヤ「散々話い合いましたわ。ただ、思ったより好みがバラバラで・・・」
千幸「それで食い違いの連続で、あの4人が喧嘩してしまった。」
漣「また新たな問題が出来ちまったな。」
千歌「バラバラかぁ・・・」
曜「確かに、3年生と1年生、全然タイプ違うもんね。」
梨子「でも、それを言い訳にしていたら何時迄も纏まらないし。」
漣「絶交してしまう可能性がある。」
ルビィ「それは・・・」
ダイヤ「確かにその通りですわね・・・」
千幸「お前達は、かなりコミュニケーションが低いかもな。」
曜「確かに、前から、1年生と3年生、あんまり話してなかったもんね・・・漣さんと千幸さんは皆と会話出来るし。」
千歌「善子ちゃんと、花丸ちゃんは、積極的に話す方じゃないし、鞠莉ちゃんと果南ちゃんも、ああ見えて人見知りな所あるし・・・」
ダイヤ「となると・・・」
部屋に戻って4人に提案を言った。
果南・鞠莉・花丸・善子「仲良くなる?」
ダイヤ「そうですわ!まずはそこからです!」
ルビィ「曲作りは、信頼関係が大事だし!」
花丸「でも、どうすれば良いずら?」
漣「そこはお前達で考えるんだ。」
すると果南が自信満々に立ち上がる。
果南「任せて!」
善子「何かあるの?」
果南「うん!小さい頃から、知らない子と仲良くなるには・・・!」
グラウンドでドッジボールを始めた。
果南「一緒に遊ぶ事!」
豪速球を投げた。花丸と善子の間を通って、鞠莉が豪速球をキャッチする。
鞠莉「ナイスボール!」
善子「何これ・・・」
花丸「ずらぁ・・・」
漣「いきなりドッジボールとは。」
千幸「まぁ確かに初対面の子と仲良くなるには、一緒に遊ぶ事が大事だしな。」
鞠莉「さぁ行くよー!マリー、シャイニングー・・・!」
花丸「ずらぁ!?」
善子「任せて!」
花丸の前に出た。
善子「力を吸収するのが闇。光を消し、無力化して、深淵の後方に引き摺り込む・・・それこそ!!」
鞠莉「トルネード!!」
更なる豪速球を投げた。
善子「国璽空園!!」
しかし顔面にボールが直撃して倒れた。
花丸「ずら!」
今度は花丸に直撃して、花丸が倒れた。
ルビィ「ピギィ!」
更に今度はルビィに直撃して、ルビィが倒れた。
ダイヤ「ルビィ!?大丈夫ですか!?」
鞠莉「あれ?」
漣「見事なトリプルキル。」
千幸「けど顔面はセーフだけどな。」
次は図書室。
花丸「ふぅ~、やっぱりここが一番落ち着くずら~。」
ルビィ「そうだね。」
善子「ふふふ・・・光に汚された心が、闇に浄化されて行きます!」
漣・千幸「ぷくくくく・・・顔に痕付いてるぞ・・・」
善子「何よ!聖痕よ!スティグマよ!」
鞠莉「あ~退屈~・・・」
果南「そうだよ、海行こう海~・・・」
漣「急に海の話になったな。」
千幸「海未?」
漣「違う。」
花丸「読書と言うのは、1人でも勿論楽しいずら。でも、皆で読めば、本の感想も聞けて・・・」
果南と鞠莉が寝てしまった。
千幸「説明聞きながら寝るなよお前ら。」
ダイヤ「2人は長い話が苦手ですので・・・」
漣「ダメだこりゃ。」
バスに乗って何処かへ向かう。
ダイヤ「と言う訳で、何と無く分かったのですが・・・」
漣「ああ。このメンバーは・・・」
果南「うわぁ~、今日は絶好のダイビング日和だね!」
鞠莉「また一緒にトゥギャザーしましょう!」
ダイヤ「と言うアウトドアな3年生と・・・」
善子「新たなリトルデーモンをここに召喚せしめん。」
ダイヤ「と言うインドアな1年生に分かれてる・・・と言う訳ですね。」
千幸「インドアのメンバーとアウトドアのメンバー混じってるとは・・・またまた新たな問題が発生したな・・・」
ルビィ「どうすれば良いの・・・?」
ダイヤ「仕方無いですわね・・・」
果南「え?」
花丸「何かあるずら?」
ダイヤ「こう言う時は、互いの姿を、曝け出すしかありません!」
漣・千幸「はい?」
銭湯(女湯)。
ダイヤ「即ち、裸の付き合いですわ。」
4人「裸?」
花丸「安直ずら。」
ダイヤ「お黙りなさい。古来日本には、共にお風呂に入る事でコミュニケーションを図り、物事を円滑に進める文化があったのですわ。」
果南「でも、こんな時間にお風呂なんか・・・」
善子「堕天使が人前で素肌を晒すなんて、ありえないわ!」
シャンプーをしていた善子が言った。
花丸「善子ちゃーん!暗黒ミルク風呂と言うのがあるずら~!」
果南・鞠莉・ダイヤ・ルビィ「白黒どっちやねん!」
善子「ギラリン!」
暗黒ミルク風呂に入る善子。
善子「くっくっ、体に、体に染み渡る・・・このパトスが!」
花丸「笑いながら入ってると不気味ずら。」
善子「うっさい!」
鞠莉「もー飽きた~。」
果南「十分あったまったよ~。」
ダイヤ「五月蝿い!少しは我慢なさい!」
花丸「あれ?ルビィちゃんは?」
一方ルビィは、暗黒ミルク風呂に入ってた。
ルビィ「あぁああぁぁ~極楽~~。」
すると雨が降り始めた。
ルビィ「ん?」
銭湯から上がった。
漣「いやぁ〜良い銭湯だった〜。」
千幸「体中に温厚が〜。」
果南「折角お風呂入ったのに、雨なんてね・・・」
鞠莉「はい。果南。」
ハンカチを貸してあげる。
果南「ありがとう。」
ダイヤ「結局何だったんですの?」
善子「確かに何しに行ったんだか・・・」
漣「ただの日帰り旅行気分を満喫しただけじゃねえか。俺らもだけど。」
花丸「まるはご満悦ずら。」
ルビィ「ルビィも。」
ダイヤ「はぁ、彼方を立てれば此方が立たず。全く。」
果南「より違いがはっきりしただけかも・・・」
ルビィ「どうしよ、傘持って来てない・・・」
漣「しまった。俺も傘無え。」
千幸「くそ、折り畳みが無い。」
善子「どうするのよ。さっきの所へ戻る?」
果南「それはちょっとな・・・」
ルビィ「くしゅっ!結局何も進んでないかも・・・・」
漣「どうするんだ?このまま雨が止むのを待つか?」
花丸「近くに知り合いのお寺が、あるにはあるずらが・・・」
7人「え?」
知り合いのお寺に来た。
花丸「入って良いずら!」
ダイヤ「え!?こ、ここですの?」
鞠莉「良いの?」
花丸「連絡したら、「自由に使って良い」って。」
ダイヤ「お寺の方は、何方にいらっしゃるんですの?」
花丸「ここに住んでる訳じゃないから・・・居ないずら~。」
漣「無人か。」
ダイヤ「となると、ここで雨宿りして行くしか無いですわね。」
鞠莉「雨もまだまだ止みそうも無いしね。」
善子「ふっふっ・・・暗黒の力を、リトルデーモンの力を感じっ・・・」
花丸「仏教ずら?」
善子「知ってるわよ!」
千幸「ここでキリスト教を出すな。」
漣「誰も居ない寺か。面白そうだな。」
果南・ルビィ「っ!?」
寺にお邪魔した。大仏がある。
善子「で、電気は?」
花丸「無いずら。」
鞠莉「リアリー!?」
漣「この感じ、心霊番組でロケ行った時と同じ感じだな。」
鞠莉「行った事あるの!?」
漣「アイドルだからな。」
ここで雨宿りする事に。
千幸「しっかし、少し薄気味悪い雰囲気が漂ってるなぁ。」
果南「どどど、どうする?わ、私はへ、平気だけど・・・」
"ドォン"
果南「うわっ!?」
千幸「平気と言ってる稜から怖がってどうする。」
鞠莉「他にする事も無いし、曲作り?」
千幸「それしか無いな。」
ルビィ「でも、また喧嘩になっちゃったりしない・・・?」
果南「き、曲が必要なのが確かなんだし、兎に角やれるだけやってみようよ・・・」
ダイヤ「そうですわね。」
"ギシギシ"
果南「ヒャッ!」
漣「物音が多いな。」
鞠莉「意外とぱぁーっと出来るかも!」
花丸「だと良いずらね。」
千幸「果南、素直に怖いって言えよ。」
漣「ダイヤに抱き付いてるし。」
ダイヤ「歌詞は進んでるんですの?」
花丸「善子ちゃんがちょっと書いてるの、この前見たずら~。」
善子「何勝手に見てるのよ!」
果南「へぇ〜、やるじゃん!」
ルビィ「凄い!」
鞠莉「グレイト!」
善子「フッフッフ。良かろう、リトルデーモン達よ・・・だがお前達に見付けられるかな・・・このヨハネ様のアークを!ん?」
花丸「あったずら〜。」
善子「コラーーーー!!」
漣「もう見付かっちゃったな。」
ノートの中は。
ルビィ「これは・・・」
果南「う、
善子「
漣「何だこの中二病ノートは・・・?」
ダイヤ「この黒く塗り潰されてる所は何ですの?」
善子「ブラックブランク!」
ダイヤ「読めませんわ!」
"ギシッ"
突然の足音に気付いた果南。恐る恐る見ると。
果南「ん?」
小さな黒い子猫が居た。
果南「何だ。お前だったのか。」
漣「子猫?」
果南「うん。」
漣「ちっちゃいな〜。」
ダイヤ「そう言えば、このブラックブランク・・・?動きますわ。」
ルビィ「お、お姉ちゃん!それ、虫ーーーー!」
ダイヤ・ルビィ「ピギャーーーーーー!!!!」
すると蝋燭の火が消えた。
8人「え?」
花丸「ずら?」
6人「きゃあああああああああ!!!!」
漣「お前ら落ち着け!」
千幸「火が消えただけだ!」
結果、バラバラになってしまった。
漣「二の舞になってしまったな・・・」
千幸「ループしちまったな・・・ってかこれはマズイぞ・・・」
善子「一体私達・・・どうなっちゃうの・・・?」
花丸「全然噛み合わないずら・・・」
果南「このままだと、曲なんか出来っこ無いねぇ・・・」
ダイヤ「そうですわね・・・」
鞠莉「バッド・・・」
ルビィ「そんなに違うのかな・・・?ルビィ達・・・」
空気がより一層重くなってしまった。するとその時。
ダイヤ・ルビィ「ピギャ!?」
漣「どうした!?」
花丸「雨漏りずら!」
善子「どうするの!?」
果南「こっちにお皿あった!」
鞠莉「こっちにも!えっと・・・」
ダイヤ「鞠莉さん、こっちにお茶碗がありましたわ!」
善子「こっちにもお皿頂戴!」
果南「OK!」
花丸「こっちにも欲しいずら!」
ルビィ「お姉ちゃん!OKOK!」
6人が皿や茶碗や桶を持って来て、雨漏りを防いだ。
漣「ん?」
千幸「どうした?」
漣「千幸、耳を澄ましてみろ。雨のリズムが聴こえるぞ。」
千幸「雨のリズム?」
雨の音を聴いてみると。
千幸「これは・・・」
ダイヤ「テンポも、音色も、大きさも。」
ルビィ「一つ一つ。全部違ってバラバラだけど。」
善子「一つ一つが重なって。」
鞠莉「一つ一つが調和して。」
果南「一つの曲になっていく。」
花丸「まる達もずら。」
6人「あははははは!」
遂に6人の気持ちが1つになった。
漣「ようやく気持ちが繋がったか。」
千幸「これで良い曲が出来そうだな。」
花丸「よぉし!今日はここで合宿ずらー!」
5人「えええーー!?」
漣「いきなりだな!?」
千幸「それも面白そうだ!」
翌日の十千万。屋根の上で千歌が空を眺めていた。
梨子「千歌ちゃーん!」
曜「そんな所で何してるのー?」
千歌「輝いてる。」
梨子「え?」
千歌「何か見えたんだ。今何を言いたいか、何を思っているのか・・・私が私に問い掛けていた、答えが・・・」
曜「千歌ちゃん。」
梨子「うふふ。」
するとそこに。
果南「千歌ーーー!!」
千歌「あ!皆!」
8人が帰って来た。
漣「よう千歌!待たせちまったな!」
千幸「色々あってな!」
曜「曲は出来たー?」
ダイヤ「バッチリですわ!」
6人「じゃーん!」
千歌「本当!?」
梨子「じゃあ練習しなくちゃね。」
曜「2曲分あるんだから頑張らないと!」
漣「ここから厳しく行くぞ!」
千幸「覚悟はあるかー!?」
千歌「うん!学校とラブライブに向けて!」
するとそこに、鞠莉のスマホに着信が来た。
「END」
キャスト
朝霧漣:荒井敦史
城戸千幸:池岡亮介
高海千歌:伊波杏樹
桜内梨子:逢田梨香子
松浦果南:諏訪ななか
黒澤ダイヤ:小宮有紗
渡辺曜:斉藤朱夏
津島善子:小林愛香
国木田花丸:高槻かなこ
小原鞠莉:鈴木愛奈
黒澤ルビィ:降幡愛
高海志満:阿澄佳奈
しいたけ:麦穂あんな
女子生徒:永沢よしこ
鈴代紗弓
今泉りおな
河瀬茉希
小泉瀬名
中林新夏
二ノ宮愛子
原口祥子
樋口桃
米山明日美
武田羅梨沙多胡
杉浦しおり
雨宮夕夏
篠原侑
浜崎奈々
大本久留美
成岡正江
赤司よしか
次回「虹」