ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!   作:naogran

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放課後。鞠莉が電話で父親に交渉してみる事に。他の皆は廊下で待機中。

漣「けど、上手く行けるのか?」

千歌「大丈夫だよ。きっと・・・何とか、なるよね・・・」

ダイヤ「しかし、入学希望者が増えていないのは事実ですわ・・・」

千幸「あれから何の変化も無し、かぁ。」

善子「生徒が居なくちゃ学校は続けられないもんね。」

漣「そうだよなぁ。」

すると理事長室から鞠莉が戻って来た。

ダイヤ「鞠莉さん。」

果南「どうだった?」

漣「交渉は?」

鞠莉「残念だけど、どんなに反対意見があっても、生徒が居ないんじゃ、って・・・」

梨子「やっぱり、そうよね・・・」

漣「やはり生徒数の問題かぁ・・・」

鞠莉「だから言ったの。もし、増えたら考えてくれるか?って。」

果南「え?」

鞠莉「何人居れば良いのって。何人集めれば、学校を続けてくれるかって。」

曜「それで・・・?」

鞠莉「100人。」

千歌「100人・・・」

漣「10倍か。」

鞠莉「ええ。今年の終わりまでに100人の入学希望者が集まったら、来年度も募集し入学試験を行うって。」

ダイヤ「100人って・・・今はまだ、10人しか居ないのですよ・・・?」

梨子「それを年末までに100人・・・」

千幸「親父さん厳しいミッションを出してくれたな。」

千歌「でも、可能性は繋がった。終わりじゃない。可能か不可能か、今はどうでも良い。だって、やるしか無いんだから!」

果南「まぁ、確かにそうか。」

漣「そうだな。」

千歌「鞠莉ちゃん、ありがとう!可能性がある限り信じよう!学校説明会もラブライブも頑張って、集めよう!100人!」

曜「0から1へ!」

梨子「1から10へ!」

千歌「10から100へ!」


shiny.15「雨の音」

その後の屋上。

 

千歌「なぁ〜〜〜〜〜〜・・・・とは言ったものの・・・」

 

漣「いきなり変な溜め息出してどうした?」

 

千歌「だって、ラブライブの予備予選がこんなに早くあるなんて、思ってなかったんだもん・・・」

 

千幸「あ〜公式サイトで開催日が発表されてたな。にしてもこんな早く開催日が決まるとは驚きだな。」

 

ダイヤ「出場グループが多いですからね。」

 

ルビィ「この地区の予備予選は来月初め・・・場所は特設ステージ。」

 

善子「無数の魑魅魍魎が集う宴!」

 

千幸「中二病発言来た。」

 

花丸「でも、どうして早いと困るずら?」

 

漣「理由は簡単。歌詞を作らなければならない。その為の時間も必要だからな。」

 

鞠莉「成る程。」

 

千歌「あぁもお!私ばかりズルい!梨子ちゃん2曲作るのって大変って言ってたよ!」

 

梨子「それ言ったら曜ちゃんだって・・・」

 

漣「衣装作るのも大変って、曜言ってたしな。」

 

曜「あはは、9人分だからね。」

 

果南「同じ曲って訳にはいかないの?」

 

千幸「そこが本題だ。今まで歌ったのは除去して、未発表の新曲で出場しなきゃならねえからな。」

 

千歌「厳しいよ〜ラブライブ・・・」

 

ダイヤ「それを乗り越えた者だけが、頂からの景色を見る事が出来るのですわ。」

 

漣「幾多の困難を乗り越えて、栄冠を手に入れる事が出来る。」

 

千歌「それは、分かっているけど・・・」

 

漣「それはそうと千歌、お前進んでるのか?」

 

千歌「え?何の?」

 

梨子「歌詞の方は進んでいるの?」

 

千歌「あぁー・・・そ、そりゃ、急がなきゃ・・・だから、うん・・・」

 

花丸「ここに歌詞ノートがあるずら!」

 

千幸「マジ?俺にも見せろ。」

 

千歌「わあああああああ!!!」

 

ノートを見ると、怒ってる梨子のパラパラマンガだけが描かれてあった。

 

千幸「何でパラパラマンガ?」

 

花丸「凄いずら〜!」

 

ルビィ「そっくり!」

 

千幸「そこ褒める所?」

 

千歌「結構力作でしょ?」

 

千幸「ああ凄いな。こんなパラパラマンガを描いたお前の才能がな。」

 

貶し気に褒める。

 

千歌「昨日、夜の2時まで掛かって・・・」

 

呑気に読んでると、梨子が怒った。

 

梨子「千歌ちゃん・・・!」

 

千歌「・・・はい。」

 

 

 

 

 

 

部室で歌詞を考えるが、何も思い浮かばない。

 

果南「でも、このまま千歌達に全部任せっ切りと言うのもね・・・」

 

鞠莉「じゃあ果南、久しぶりに作詞やってみる?」

 

果南「え?あ、いや、私はちょっと・・・」

 

鞠莉「前は作ってたじゃない。」

 

果南「それ言ってたら、鞠莉だって曲作りしてたでしょ?」

 

漣「果南は歌詞担当で鞠莉が曲担当だったとは。」

 

千幸「そこまで知らなかった。」

 

梨子「じゃあ衣装は?」

 

ダイヤ「まぁ、私と・・・」

 

ルビィ「え?」

 

曜「あー!だよね!ルビィちゃん、裁縫得意だったもん!」

 

ルビィ「得意って言うか・・・」

 

すると花丸がトートバッグを出した。

 

花丸「これも!ルビィちゃんが作ってくれたずら!」

 

漣「トートバッグも!?」

 

千歌「可愛い!」

 

梨子「刺繍もルビィちゃんが?」

 

ルビィ「うん・・・」

 

千幸「へぇ〜。」

 

鞠莉「じゃあ、二手に分かれてやってみない?」

 

10人「二手?」

 

鞠莉「曜と、千歌っちと、梨子が説明会用の曲の準備をして、他の6人が、ラブライブ用の曲を作る!そうすれば、皆の負担も減るよ!」

 

漣「そう言えばμ`sも三手に分かれて曲と衣装を歌詞を作ってたな。」

 

千幸「合宿の時にやったなそれ。」

 

ルビィ「でも・・・いきなりラブライブ用の曲とかなんて・・・」

 

鞠莉「だから皆で協力してやるの!一度ステージに立っているんだし、千歌っち達より、良い曲が出来るかもよ?」

 

ダイヤ「かもではなく、作らなくてはいけませんわね。スクールアイドルの先輩として!」

 

果南「おぉ?言うね〜!」

 

千歌「それ良い!じゃあ、どっちが良い曲作るか、競争だね!」

 

花丸「ルビィちゃん!」

 

ルビィ「う、うん!」

 

善子「承知!」

 

漣「よしじゃあ、それぞれ曲を作ると言う事で決定な?俺は千歌達のグループの顧問をやる。」

 

千幸「じゃあ俺は鞠莉達の顧問を受け持つ。」

 

千歌「よし!皆で頑張ろう!」

 

しかし梨子と曜は不安だった。

 

 

 

 

 

 

曜「じゃあ、私達は、千歌ちゃん家で曲作ってるねー!」

 

漣「そっちも頑張れよー!」

 

花丸「頑張るずらー!」

 

梨子「しいたけさん繋いでおくように言った?言ったよね?」

 

千歌「大丈夫だよ~。」

 

果南「さてと、私達は何処でやろうか・・・」

 

ルビィ「ここら辺だと、やっぱり部室?」

 

善子「何か、代わり映えしないんじゃない?」

 

千幸「確かにそうだな。何時もの場所でやってもアイディアが浮かばない事があるからな。」

 

ダイヤ「千歌さん達と同じで・・・誰かの家にするとか?」

 

果南「鞠莉ん所は?」

 

千幸「そうだな。家がホテルだって言ってたしな。」

 

鞠莉「え?私?確かに、部屋は広いし、ここから、そう遠くはないですし・・・」

 

花丸「もしかして、鞠莉ちゃんの家って凄いお金持ち・・・?」

 

ルビィ「うん、そうみたい。」

 

善子「スクールカーストの頂点に立つ者の、アジト・・・」

 

千幸「いきなり何言ってんだよこの子達・・・」

 

鞠莉「私はノープロブレムだけど、3人はそれで良いの?」

 

花丸「賛成ずら!」

 

ルビィ「右に同じ!」

 

善子「ヨハネに名に賭けて!」

 

鞠莉「オッケー!レッツトゥゲザー!」

 

 

 

 

 

 

小原グランドホテル。

 

ルビィ「凄ーい!綺麗!」

 

花丸「何か気持ち良いずら〜!」

 

善子「心の闇が・・・晴れていく・・・うっ・・・」

 

果南「そんなに?」

 

ダイヤ「初めて来た時、あなただって。」

 

 

 

 

幼少時代。

 

果南『私、ここに住むーー!!』

 

そんな言葉を言ってた。

 

 

 

 

果南「そうだっけ・・・?」

 

千幸「しかし実家がホテルとは言え、凄えなこりゃ・・・ってか善子は何でソファーにぶっ倒れ込んでんだよ。」

 

ダイヤ「それよりも、ここに来たのは曲を作る為ですわよ!さぁ!」

 

千幸「目的を忘れるなよ?」

 

 

 

 

部屋にお邪魔した。

 

鞠莉「お待たせ〜!アフタヌーンティーの時間よー!」

 

千幸「アフタヌーンティーセット持って来やがったか・・・」

 

花丸「超未来ずら・・・」

 

鞠莉「好きなだけ食べてね?」

 

善子「何これ!」

 

ルビィ「このマカロン、可愛い!」

 

マカロンを持った善子が抵抗し始めた。

 

善子「ダメよヨハネ、こんな物に心を奪われたら、浄化される・・・浄化されてしまう!堕天使の黒で塗り固められたプライドがぁぁぁ!」

 

すると花丸が善子の口にマカロンを入れて食べさせた。

 

善子「ギラン!昇・・・天・・・」

 

千幸「倒れた。」

 

ダイヤ「何なんですの・・・?」

 

鞠莉「ダイヤ達もどうぞ。」

 

果南・ダイヤ「・・・ゴクリ。」

 

千幸「ほえ?」

 

何と6人がアフタヌーンティーを楽しんでた。

 

千幸「お前ら、ここに何しに来たんだ?」

 

 

 

 

 

 

場所を変えて黒澤家。

 

ダイヤ「コホン。やはり!鞠莉さんの家では、全く作業になりませんわ!全く!」

 

千幸「さっき目的を忘れるなって言われただろ!」

 

花丸「えぇ~・・・あっちが良いずら・・・」

 

善子「もっとポップコーン食べたかったのに!」

 

千幸「まだ言うなら15Kmジョギングさせてやろうか?」

 

善子・花丸「・・・へい。」

 

 

 

 

曲作り開始。

 

ダイヤ「では、まず詩のコンセプトから!ラブライブの予選を突破するには!」

 

花丸「はい!ずばり・・・”無”ずら!」

 

千幸・果南「無?」

 

花丸「そうずら!即ち無と言うのは、全てが無いのではなく、無と言う状態が有ると言う事ずら!それこそまさに無!」

 

ダイヤ「は?」

 

鞠莉「What?」

 

千幸「はい?」

 

善子「何それ・・・・・格好良い!」

 

花丸「善子さん・・・その「無」があると言う事こそ、私達が到達出来る究極の境地ずら!」

 

善子「ヨハネ・・・無・・・つまり漆黒の闇・・・そこから出ずる力・・・ふふっ・・・」

 

花丸「そうずら!」

 

ルビィ「凄い2人共!」

 

千幸「意気投合したな。」

 

ダイヤ「それでラブライブに勝てるんですの?」

 

果南「テーマが難し過ぎるし・・・」

 

鞠莉「オフコース!もっとハッピーなのが良いよー!」

 

善子「ええ!?理解出来ないとは・・・」

 

花丸「不幸ずら・・・」

 

千幸「理解出来てないのはお前らだろ?」

 

ダイヤ「そう言う鞠莉さんにも何かアイディアがあるんですの?」

 

鞠莉「任せなーい!前から温めていた、とびっきり斬新でハッピーな曲がありま~す!!」

 

スマホをスピーカーに置いた。

 

鞠莉「はぁ・・・皆に曲を聴いてもらうこの感覚、2年振ーりデスネ~!」

 

花丸「未来ずら〜!」

 

果南「どんな曲?」

 

鞠莉「聴いてみる?」

 

再生。すると。

 

 

 

 

 

 

”ドゥンドゥン”

 

ヘビメタの音楽が流れた。

 

 

 

 

 

 

その頃十千万では。

 

しいたけ「わん!」

 

志満「ん?」

 

 

 

 

 

 

再び黒澤家。

 

鞠莉「イエーーーイ!」

 

果南「何か良いね、体動かしたくなるって言うか。」

 

ダイヤ「まぁ確かに、今までやって来なかったジャンルではありますわね。」

 

鞠莉「音楽に合わせて体を動かせばハッピーになれますネー!」

 

果南「そうだね。ラブライブだもの。勢い付けて行かなきゃ!」

 

千幸「確かにこれでハッピーに・・・なれるか!」

 

ノリツッコミして停止した。

 

鞠莉「何するんです!?」

 

千幸「何故ヘビメタ!?ってか音量デカ過ぎ!それにあれを見ろ!」

 

果南・ダイヤ・鞠莉「ん?」

 

ルビィ「ルビィ・・・こう言うの、苦手・・・」

 

善子「耳がキーンしてる・・・」

 

花丸「単なる騒音、ずら・・・」

 

1年生組がぶっ倒れてた。

 

千幸「ダメだこりゃ。」

 

 

 

 

 

 

一方その頃漣達は。

 

曜「浮かびそうもない?」

 

千歌「うーん・・・”輝き”って事が、キーワードだとは思うんだけどね・・・」

 

梨子「輝きねぇ・・・」

 

漣「輝き・・・」

 

千歌「早くしないと果南ちゃん達に先越されちゃうよ・・・」

 

すると漣のスマホにメールが受信された。

 

漣「ん?千幸?」

 

曜「何て書いてある?」

 

漣「すぐ来てくれ。って。」

 

千歌「嘘!?本当に先越された!?」

 

 

 

 

 

 

4人が黒澤家に向かうと。

 

ダイヤ「それではラブライブは突破出来ません!」

 

千歌「まさか、もう出来た!?・・・ん?」

 

善子「その曲だったら突破出来ると言うの!?」

 

鞠莉「花丸の作詞よりはマシでーす!」

 

千幸「来たかお前達。」

 

漣「千幸、この一触即発の展開は?」

 

千幸「見ての通り。1年生組と3年生組が曲作りの事で争ってる。」

 

ルビィ「でも・・・あの曲は、Aqoursには合わないような・・・」

 

鞠莉「新たなチャレンジこそ!新たなフューチャーを切り拓くのでーす!」

 

ダイヤ「更にそこにお琴を!」

 

花丸「そして無の境地ずら!」

 

千歌「あはは・・・」

 

 

 

 

 

 

EXTRA・Aqours「ラブライブ!EXTRAサンシャイン!」

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「やはり、一緒に曲を作るのは・・・無理かも知れませんわね・・・」

 

 

 

果南・鞠莉「ふん!」

 

花丸・善子「ふん!」

 

この4人が決別してしまった。

 

 

 

ルビィ「趣味が違い過ぎて・・・」

 

千歌「そっか・・・」

 

漣「まぁ色々食い違う事もあるからな。」

 

曜「良いアイディアだと思ったけどなぁ。」

 

梨子「もう少し、ちゃんと話し合ってみたら?」

 

ダイヤ「散々話い合いましたわ。ただ、思ったより好みがバラバラで・・・」

 

千幸「それで食い違いの連続で、あの4人が喧嘩してしまった。」

 

漣「また新たな問題が出来ちまったな。」

 

千歌「バラバラかぁ・・・」

 

曜「確かに、3年生と1年生、全然タイプ違うもんね。」

 

梨子「でも、それを言い訳にしていたら何時迄も纏まらないし。」

 

漣「絶交してしまう可能性がある。」

 

ルビィ「それは・・・」

 

ダイヤ「確かにその通りですわね・・・」

 

千幸「お前達は、かなりコミュニケーションが低いかもな。」

 

曜「確かに、前から、1年生と3年生、あんまり話してなかったもんね・・・漣さんと千幸さんは皆と会話出来るし。」

 

千歌「善子ちゃんと、花丸ちゃんは、積極的に話す方じゃないし、鞠莉ちゃんと果南ちゃんも、ああ見えて人見知りな所あるし・・・」

 

ダイヤ「となると・・・」

 

 

 

 

部屋に戻って4人に提案を言った。

 

果南・鞠莉・花丸・善子「仲良くなる?」

 

ダイヤ「そうですわ!まずはそこからです!」

 

ルビィ「曲作りは、信頼関係が大事だし!」

 

花丸「でも、どうすれば良いずら?」

 

漣「そこはお前達で考えるんだ。」

 

すると果南が自信満々に立ち上がる。

 

果南「任せて!」

 

善子「何かあるの?」

 

果南「うん!小さい頃から、知らない子と仲良くなるには・・・!」

 

 

 

 

 

 

グラウンドでドッジボールを始めた。

 

果南「一緒に遊ぶ事!」

 

豪速球を投げた。花丸と善子の間を通って、鞠莉が豪速球をキャッチする。

 

鞠莉「ナイスボール!」

 

善子「何これ・・・」

 

花丸「ずらぁ・・・」

 

漣「いきなりドッジボールとは。」

 

千幸「まぁ確かに初対面の子と仲良くなるには、一緒に遊ぶ事が大事だしな。」

 

鞠莉「さぁ行くよー!マリー、シャイニングー・・・!」

 

花丸「ずらぁ!?」

 

善子「任せて!」

 

花丸の前に出た。

 

善子「力を吸収するのが闇。光を消し、無力化して、深淵の後方に引き摺り込む・・・それこそ!!」

 

鞠莉「トルネード!!」

 

更なる豪速球を投げた。

 

善子「国璽空園!!」

 

しかし顔面にボールが直撃して倒れた。

 

花丸「ずら!」

 

今度は花丸に直撃して、花丸が倒れた。

 

ルビィ「ピギィ!」

 

更に今度はルビィに直撃して、ルビィが倒れた。

 

ダイヤ「ルビィ!?大丈夫ですか!?」

 

鞠莉「あれ?」

 

漣「見事なトリプルキル。」

 

千幸「けど顔面はセーフだけどな。」

 

 

 

 

次は図書室。

 

花丸「ふぅ~、やっぱりここが一番落ち着くずら~。」

 

ルビィ「そうだね。」

 

善子「ふふふ・・・光に汚された心が、闇に浄化されて行きます!」

 

漣・千幸「ぷくくくく・・・顔に痕付いてるぞ・・・」

 

善子「何よ!聖痕よ!スティグマよ!」

 

鞠莉「あ~退屈~・・・」

 

果南「そうだよ、海行こう海~・・・」

 

漣「急に海の話になったな。」

 

千幸「海未?」

 

漣「違う。」

 

花丸「読書と言うのは、1人でも勿論楽しいずら。でも、皆で読めば、本の感想も聞けて・・・」

 

果南と鞠莉が寝てしまった。

 

千幸「説明聞きながら寝るなよお前ら。」

 

ダイヤ「2人は長い話が苦手ですので・・・」

 

漣「ダメだこりゃ。」

 

 

 

 

バスに乗って何処かへ向かう。

 

ダイヤ「と言う訳で、何と無く分かったのですが・・・」

 

漣「ああ。このメンバーは・・・」

 

果南「うわぁ~、今日は絶好のダイビング日和だね!」

 

鞠莉「また一緒にトゥギャザーしましょう!」

 

ダイヤ「と言うアウトドアな3年生と・・・」

 

善子「新たなリトルデーモンをここに召喚せしめん。」

 

ダイヤ「と言うインドアな1年生に分かれてる・・・と言う訳ですね。」

 

千幸「インドアのメンバーとアウトドアのメンバー混じってるとは・・・またまた新たな問題が発生したな・・・」

 

ルビィ「どうすれば良いの・・・?」

 

ダイヤ「仕方無いですわね・・・」

 

果南「え?」

 

花丸「何かあるずら?」

 

ダイヤ「こう言う時は、互いの姿を、曝け出すしかありません!」

 

漣・千幸「はい?」

 

 

 

 

 

 

銭湯(女湯)。

 

ダイヤ「即ち、裸の付き合いですわ。」

 

4人「裸?」

 

花丸「安直ずら。」

 

ダイヤ「お黙りなさい。古来日本には、共にお風呂に入る事でコミュニケーションを図り、物事を円滑に進める文化があったのですわ。」

 

果南「でも、こんな時間にお風呂なんか・・・」

 

善子「堕天使が人前で素肌を晒すなんて、ありえないわ!」

 

シャンプーをしていた善子が言った。

 

花丸「善子ちゃーん!暗黒ミルク風呂と言うのがあるずら~!」

 

果南・鞠莉・ダイヤ・ルビィ「白黒どっちやねん!」

 

善子「ギラリン!」

 

暗黒ミルク風呂に入る善子。

 

善子「くっくっ、体に、体に染み渡る・・・このパトスが!」

 

花丸「笑いながら入ってると不気味ずら。」

 

善子「うっさい!」

 

鞠莉「もー飽きた~。」

 

果南「十分あったまったよ~。」

 

ダイヤ「五月蝿い!少しは我慢なさい!」

 

花丸「あれ?ルビィちゃんは?」

 

一方ルビィは、暗黒ミルク風呂に入ってた。

 

ルビィ「あぁああぁぁ~極楽~~。」

 

すると雨が降り始めた。

 

ルビィ「ん?」

 

 

 

 

銭湯から上がった。

 

漣「いやぁ〜良い銭湯だった〜。」

 

千幸「体中に温厚が〜。」

 

果南「折角お風呂入ったのに、雨なんてね・・・」

 

鞠莉「はい。果南。」

 

ハンカチを貸してあげる。

 

果南「ありがとう。」

 

ダイヤ「結局何だったんですの?」

 

善子「確かに何しに行ったんだか・・・」

 

漣「ただの日帰り旅行気分を満喫しただけじゃねえか。俺らもだけど。」

 

花丸「まるはご満悦ずら。」

 

ルビィ「ルビィも。」

 

ダイヤ「はぁ、彼方を立てれば此方が立たず。全く。」

 

果南「より違いがはっきりしただけかも・・・」

 

ルビィ「どうしよ、傘持って来てない・・・」

 

漣「しまった。俺も傘無え。」

 

千幸「くそ、折り畳みが無い。」

 

善子「どうするのよ。さっきの所へ戻る?」

 

果南「それはちょっとな・・・」

 

ルビィ「くしゅっ!結局何も進んでないかも・・・・」

 

漣「どうするんだ?このまま雨が止むのを待つか?」

 

花丸「近くに知り合いのお寺が、あるにはあるずらが・・・」

 

7人「え?」

 

 

 

 

 

 

知り合いのお寺に来た。

 

花丸「入って良いずら!」

 

ダイヤ「え!?こ、ここですの?」

 

鞠莉「良いの?」

 

花丸「連絡したら、「自由に使って良い」って。」

 

ダイヤ「お寺の方は、何方にいらっしゃるんですの?」

 

花丸「ここに住んでる訳じゃないから・・・居ないずら~。」

 

漣「無人か。」

 

ダイヤ「となると、ここで雨宿りして行くしか無いですわね。」

 

鞠莉「雨もまだまだ止みそうも無いしね。」

 

善子「ふっふっ・・・暗黒の力を、リトルデーモンの力を感じっ・・・」

 

花丸「仏教ずら?」

 

善子「知ってるわよ!」

 

千幸「ここでキリスト教を出すな。」

 

漣「誰も居ない寺か。面白そうだな。」

 

果南・ルビィ「っ!?」

 

 

 

 

寺にお邪魔した。大仏がある。

 

善子「で、電気は?」

 

花丸「無いずら。」

 

鞠莉「リアリー!?」

 

漣「この感じ、心霊番組でロケ行った時と同じ感じだな。」

 

鞠莉「行った事あるの!?」

 

漣「アイドルだからな。」

 

ここで雨宿りする事に。

 

千幸「しっかし、少し薄気味悪い雰囲気が漂ってるなぁ。」

 

果南「どどど、どうする?わ、私はへ、平気だけど・・・」

 

"ドォン"

 

果南「うわっ!?」

 

千幸「平気と言ってる稜から怖がってどうする。」

 

鞠莉「他にする事も無いし、曲作り?」

 

千幸「それしか無いな。」

 

ルビィ「でも、また喧嘩になっちゃったりしない・・・?」

 

果南「き、曲が必要なのが確かなんだし、兎に角やれるだけやってみようよ・・・」

 

ダイヤ「そうですわね。」

 

"ギシギシ"

 

果南「ヒャッ!」

 

漣「物音が多いな。」

 

鞠莉「意外とぱぁーっと出来るかも!」

 

花丸「だと良いずらね。」

 

千幸「果南、素直に怖いって言えよ。」

 

漣「ダイヤに抱き付いてるし。」

 

ダイヤ「歌詞は進んでるんですの?」

 

花丸「善子ちゃんがちょっと書いてるの、この前見たずら~。」

 

善子「何勝手に見てるのよ!」

 

果南「へぇ〜、やるじゃん!」

 

ルビィ「凄い!」

 

鞠莉「グレイト!」

 

善子「フッフッフ。良かろう、リトルデーモン達よ・・・だがお前達に見付けられるかな・・・このヨハネ様のアークを!ん?」

 

花丸「あったずら〜。」

 

善子「コラーーーー!!」

 

漣「もう見付かっちゃったな。」

 

ノートの中は。

 

ルビィ「これは・・・」

 

果南「う、裏離聖騎士(うらはなれせいきし)・・・?」

 

善子「裏離聖騎士団(りゅうせいきしだん)!」

 

漣「何だこの中二病ノートは・・・?」

 

ダイヤ「この黒く塗り潰されてる所は何ですの?」

 

善子「ブラックブランク!」

 

ダイヤ「読めませんわ!」

 

"ギシッ"

 

突然の足音に気付いた果南。恐る恐る見ると。

 

果南「ん?」

 

 

 

 

小さな黒い子猫が居た。

 

 

 

 

果南「何だ。お前だったのか。」

 

漣「子猫?」

 

果南「うん。」

 

漣「ちっちゃいな〜。」

 

ダイヤ「そう言えば、このブラックブランク・・・?動きますわ。」

 

ルビィ「お、お姉ちゃん!それ、虫ーーーー!」

 

ダイヤ・ルビィ「ピギャーーーーーー!!!!」

 

すると蝋燭の火が消えた。

 

8人「え?」

 

花丸「ずら?」

 

6人「きゃあああああああああ!!!!」

 

漣「お前ら落ち着け!」

 

千幸「火が消えただけだ!」

 

 

 

 

 

 

結果、バラバラになってしまった。

 

漣「二の舞になってしまったな・・・」

 

千幸「ループしちまったな・・・ってかこれはマズイぞ・・・」

 

善子「一体私達・・・どうなっちゃうの・・・?」

 

花丸「全然噛み合わないずら・・・」

 

果南「このままだと、曲なんか出来っこ無いねぇ・・・」

 

ダイヤ「そうですわね・・・」

 

鞠莉「バッド・・・」

 

ルビィ「そんなに違うのかな・・・?ルビィ達・・・」

 

空気がより一層重くなってしまった。するとその時。

 

ダイヤ・ルビィ「ピギャ!?」

 

漣「どうした!?」

 

花丸「雨漏りずら!」

 

善子「どうするの!?」

 

果南「こっちにお皿あった!」

 

鞠莉「こっちにも!えっと・・・」

 

ダイヤ「鞠莉さん、こっちにお茶碗がありましたわ!」

 

善子「こっちにもお皿頂戴!」

 

果南「OK!」

 

花丸「こっちにも欲しいずら!」

 

ルビィ「お姉ちゃん!OKOK!」

 

6人が皿や茶碗や桶を持って来て、雨漏りを防いだ。

 

漣「ん?」

 

千幸「どうした?」

 

漣「千幸、耳を澄ましてみろ。雨のリズムが聴こえるぞ。」

 

千幸「雨のリズム?」

 

雨の音を聴いてみると。

 

千幸「これは・・・」

 

ダイヤ「テンポも、音色も、大きさも。」

 

ルビィ「一つ一つ。全部違ってバラバラだけど。」

 

善子「一つ一つが重なって。」

 

鞠莉「一つ一つが調和して。」

 

果南「一つの曲になっていく。」

 

花丸「まる達もずら。」

 

6人「あははははは!」

 

遂に6人の気持ちが1つになった。

 

漣「ようやく気持ちが繋がったか。」

 

千幸「これで良い曲が出来そうだな。」

 

花丸「よぉし!今日はここで合宿ずらー!」

 

5人「えええーー!?」

 

漣「いきなりだな!?」

 

千幸「それも面白そうだ!」

 

 

 

 

 

 

翌日の十千万。屋根の上で千歌が空を眺めていた。

 

梨子「千歌ちゃーん!」

 

曜「そんな所で何してるのー?」

 

千歌「輝いてる。」

 

梨子「え?」

 

千歌「何か見えたんだ。今何を言いたいか、何を思っているのか・・・私が私に問い掛けていた、答えが・・・」

 

曜「千歌ちゃん。」

 

梨子「うふふ。」

 

するとそこに。

 

 

 

果南「千歌ーーー!!」

 

 

 

千歌「あ!皆!」

 

8人が帰って来た。

 

漣「よう千歌!待たせちまったな!」

 

千幸「色々あってな!」

 

曜「曲は出来たー?」

 

ダイヤ「バッチリですわ!」

 

6人「じゃーん!」

 

千歌「本当!?」

 

梨子「じゃあ練習しなくちゃね。」

 

曜「2曲分あるんだから頑張らないと!」

 

漣「ここから厳しく行くぞ!」

 

千幸「覚悟はあるかー!?」

 

千歌「うん!学校とラブライブに向けて!」

 

するとそこに、鞠莉のスマホに着信が来た。

 

「END」




         キャスト

       朝霧漣:荒井敦史

      城戸千幸:池岡亮介

      高海千歌:伊波杏樹
      桜内梨子:逢田梨香子
      松浦果南:諏訪ななか
     黒澤ダイヤ:小宮有紗
       渡辺曜:斉藤朱夏
      津島善子:小林愛香
     国木田花丸:高槻かなこ
      小原鞠莉:鈴木愛奈
     黒澤ルビィ:降幡愛

      高海志満:阿澄佳奈
      しいたけ:麦穂あんな

      女子生徒:永沢よしこ
           鈴代紗弓
           今泉りおな
           河瀬茉希
           小泉瀬名
           中林新夏
           二ノ宮愛子
           原口祥子
           樋口桃
           米山明日美
           武田羅梨沙多胡
           杉浦しおり
           雨宮夕夏
           篠原侑
           浜崎奈々
           大本久留美
           成岡正江
           赤司よしか

次回「虹」
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