ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!   作:naogran

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ある冬のある場所。猛吹雪が勃発中。

千歌「ここ・・・何処・・・?」

この場所にEXTRA2人とAqpors9人が立ち止まっていた。

ダイヤ「何も、見えませんわね・・・!」

千幸「くそ・・・こんな時に猛吹雪が・・・!」

ルビィ「天はルビィ達を・・・」

花丸「見放したずら・・・」

鞠莉「これがスノーホワイト!ビューティフル・・・」

果南「しっかりして!鞠莉!」

倒れる鞠莉を果南が支えた。

善子「雪め!甘いわ!」

梨子「善子ちゃん!?」

善子「ヨハネ!避けるべし、避けるべし、避けるべし!」

しかし強烈な吹雪に当たった。

善子「ぐあっ!」

千幸「こんな猛吹雪久し振りに感じるが、これ程強烈とは初めてだ・・・」

曜「何だか眠くなって・・・」

梨子「私も・・・」

千歌「ダメだよ!寝たら死んじゃうよ!寝ちゃダメ!」

寝ちゃう寸前の曜と梨子を千歌が揺らす。

梨子「これは夢だよ・・・夢・・・」

曜「そうだよ・・・だって内浦にこんなに雪が降るはず無いもん・・・」

千歌「じゃこのまま目を閉じて寝ちゃえば、自分の家で目が覚め・・・」

漣「あるか!!」

千歌「うわっ!漣さん?」

漣「お前ら大袈裟過ぎだろ・・・俺達は今・・・北海道に居るだろ!!」

千歌「あ!」

この11人は今北海道に居た。


shiny.21「HAKODATE」

11人は北海道に来てる。

 

千歌「いやぁ〜!遥々来たね、函館!」

 

千幸「北島三郎か?」

 

漣「ってか千幸、お前まで千歌達のノリに乗るなよ。」

 

千幸「いやぁ、面白そうだったからつい。」

 

漣「今回俺達は、この北海道地区予選のゲストとして招待されてこの北海道に来てるんだぞ。」

 

千幸「そして費用も俺達が出してるからな。」

 

果南「まさか地区大会のゲストに招待されるなんてね!」

 

曜「寒い・・・」

 

梨子「曜ちゃん。もうちょっと厚着した方が良いわよ?」

 

善子「さぁ行くよ!リトルデーモンリリー!レッツ、ニューワールド!うわっ!」

 

走り出した瞬間、足を滑らせた。

 

善子「ひゃっ!」

 

そして尻餅付いた。

 

ルビィ「雪道でそんな靴履いてちゃダメだよ。」

 

漣「善子、何でお前だけローファーなんだよ。滑るのは当たり前だろ。」

 

鞠莉「その通りデース!」

 

ダイヤ「そんな時こそこれ!」

 

鞠莉・ダイヤ「ジャーン!」

 

滑り止めのブーツを見せた。

 

鞠莉「そんな時こそこれデース!」

 

ルビィ「流石お姉ちゃん!」

 

漣「テレビショッピングみたいな宣伝するな。」

 

鞠莉・ダイヤ「これで例えこのような雪山でも!ごらんの通り!」

 

でかく積もった雪の上を登った。

 

千幸「おい頂上に立ったら危ないぞ?」

 

その束の間、鞠莉とダイヤの下半身が埋もれてしまった。

 

ルビィ「ピギィ!お、お姉ちゃん!?」

 

ダイヤ「もう何ですの!?」

 

鞠莉「ぬ、抜けない・・・!!」

 

千幸「お前ら何がしたいんだよ。」

 

漣「あれ?花丸は?」

 

花丸「お待たせずら~!」

 

漣「あ、来た・・・か?」

 

全員が花丸を見て目を細めた。

 

花丸「やっと温かくなったずら〜。」

 

ルビィ「花丸ちゃん!?」

 

 

 

 

太った花丸が戻って来た。

 

 

 

花丸「まるは丸々っと丸くなったずら~。」

 

千幸「一体どうやったらこの短時間で太るんだ・・・?」

 

漣「花丸ならぬでぶ丸になってる・・・」

 

善子「ちょっと・・・」

 

花丸「まるは急に・・・ずら〜〜〜!!」

 

戻って来る最中に転がった。目の前に居た曜と善子とルビィの上に乗っかった。

 

花丸「ずら〜〜〜・・・」

 

曜・善子・ルビィ「ちょっとーー・・・!!」

 

千幸「ったく、早く痩せろ。大玉転がし戦法。」

 

花丸「ずら〜〜〜〜・・・」

 

太った花丸をゴロゴロ転がして3人を解放した。

 

漣「ダメだこりゃ・・・」

 

千歌「あはは・・・」

 

 

 

 

 

 

地区予選会場に到着。

 

漣「やっと到着した・・・今までの茶番は何だったんだ・・・?」

 

千幸「あの短時間で痩せる花丸の体質は何だ?・・・まぁしかし、北海道だけでもこんなに多くのスクールアイドルが居たとはな。スクールアイドルはまだまだ捨て難いな。」

 

千歌「あ、Saint Snowさんだ!」

 

梨子「流石優勝候補だね。」

 

千幸「だな。」

 

善子「フッ。ならばこの目で、この地の覇者とやらを確かめてやろうじゃない。」

 

千幸「久し振りの中二病台詞が出たな。」

 

すると後ろから。

 

女子高生「あのっ!Aqoursの皆さんですよね?」

 

千歌「え?」

 

女子高生「え、えっと・・・あの・・・あの!一緒に写真撮ってもらって良いですか?」

 

梨子「・・・ちょ、ちょっと皆!落ち着こう?」

 

千歌「梨子ちゃんも落ち着いて?」

 

ルビィ「ピギィ!」

 

漣「ルビィも落ち着け。」

 

 

 

 

写真撮ってもらった。

 

女子高生「あの、EXTRAのお2人も、一緒に写真撮ってもらって良いですか?」

 

漣「ああ。良いよ。」

 

千幸「こっちにおいで。」

 

 

 

 

写真撮ってもらった。

 

女子高生「ありがとうございます!応援してます!頑張って下さい!」

 

千歌「ありがとー!頑張るよ!」

 

ルビィ「決勝に進むって、凄い事なんだね・・・」

 

曜「本当。凄い事だよ。」

 

千歌「だね!」

 

 

 

 

 

 

楽屋。

 

千歌「失礼しまーす。あの、Saint Snowのお2人は・・・」

 

聖良「はい。あ、お久し振りです。」

 

楽屋にSaint Snowの2人が居た。

 

漣「聖良、久し振り。」

 

聖良「お久し振りです。漣さん、千幸さん。」

 

梨子「ごめんなさい。本番前に。」

 

聖良「いえ。今日は楽しんでって下さいね。皆さんと決勝で戦うのはまだ先ですから。」

 

千歌「はい。そのつもりです。」

 

一方曜は、影に隠れてる3人のスクールアイドルグループを見付け、その3人と会話する。

 

善子「何?もう決勝に進んだ気で居るの?」

 

花丸「物凄い自信ずら。と、物凄い差し入れずら・・・」

 

ルビィ「お2人共、去年も地区大会は圧倒的な差で勝ち上がって来られたし。」

 

果南「もしかして、また見せ付けようとしてるんじゃないの?自分達の実力を。」

 

漣「おい果南。挑発はよせよ。」

 

聖良「いえいえ、対はありません。それにもう皆さんは何をしても同様したりしない。」

 

ダイヤ「どう言う意味ですの?」

 

聖良「Aqoursは格段にレベルアップしました。今は紛れも無い優勝候補ですから。」

 

千歌「優勝候補・・・」

 

漣「まぁ確かに、聖良の言葉に一理ありだな。」

 

聖良「あの時は失礼な事を言いました。お詫びします。」

 

椅子から立ち上がって、11人に向かって頭を下げた。

 

千歌「聖良さん・・・」

 

漣「聖良、過ぎた事は良いんだ。頭を上げてくれ。」

 

すると聖良が手を出した。

 

千歌「え?」

 

聖良「次に会う決勝は、Aqoursと一緒にラブライブの歴史に残る大会にしましょう!」

 

曜「千歌ちゃん。」

 

鞠莉「ここは受けて立つ所でーす。」

 

曜「そうそう。」

 

漣「ほら。握手しろ。」

 

千歌「うん!」

 

2人は握手を交わした。

 

聖良「理亞!理亞も挨拶なさい!」

 

しかし理亞はイヤホンしてる為聞こえない。

 

聖良「理亞!」

 

千歌「あ、良いんです。本番前ですから。」

 

漣「?」

 

ルビィ「?」

 

漣とルビィは、理亞の手が震えてる事に気付いた。

 

千幸「聖良、ちょっと話がある。」

 

聖良「あ、はい。」

 

千幸「漣も。」

 

漣「あ、ああ。」

 

3人は廊下に出た。

 

千歌「ん?」

 

 

 

 

廊下。

 

千幸「理亞はまだあれの克服は出来てないのか?」

 

聖良「ええ。」

 

漣「そっか。彼奴が負けず嫌いなのが俺達にも分かる。今度彼奴に言わなきゃな。それと、理亞の手が震えてるのが見えたんだ。」

 

聖良「理亜の?」

 

漣「ああ。予選のプレッシャーだと思うんだ。」

 

聖良「教えてくれてありがとうございます。あ、そろそろ本番なので。理亞を連れて行きますのでこれで失礼します。」

 

漣「分かった。後で理亞に言っておく。」

 

千幸「予選頑張れよ。」

 

聖良「ありがとうございます。」

 

 

 

 

 

 

ステージ。別のスクールアイドルグループのライブが終わった。

 

千歌「わぁ〜!凄い声援だ!お客さんもいっぱい!」

 

ダイヤ「観客席から見る事で、ステージ上の自分達もどう見えてるか。」

 

果南「どうすれば楽しんでもらえるかのも、凄い勉強になるはずだよ?」

 

千歌「だよね!」

 

漣「流石ラブライブ。更に奥深いぜ。」

 

ルビィ「Saint Snowさんは?」

 

梨子「確か、次のはずだけど・・・」

 

千幸「お!来た来た!」

 

花丸「始まるずら。」

 

ステージにSaint Snowが立った。

 

鞠理「イッツショーターイム!!」

 

2人のパフォーマンスが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

予選終了後。

 

曜「びっくりしたね・・・」

 

梨子「まさかあんな事になるなんて・・・」

 

漣「俺もびっくりした・・・あんな事になるはずじゃ・・・」

 

地区大会決勝にSaint Snowの名前が無かった。

 

千歌「これがラブライブなんだね。」

 

千幸「ああ。少しでもミスをすると、立ち直る難易度は高くなる。」

 

善子「一歩間違えれば私達もって事?」

 

花丸「そう言う事ずら・・・」

 

千歌「でもこれで、もう決勝に進めないんだよね・・・Saint Snowの2人・・・」

 

漣「ん?ルビィ?」

 

ダイヤ「?」

 

 

 

 

楽屋。ノックする。

 

スクールアイドル「はい、どうぞ。」

 

千歌「失礼します。」

 

楽屋には、Saint Snowの2人の姿が無かった。

 

漣「君達、あの2人は?」

 

スクールアイドルA「Saint Snowの2人、先に帰られたみたいです。」

 

千幸「帰った?」

 

スクールアイドルB「はい。この後、本選進出グループの壮行会やるんですけど・・・」

 

スクールアイドルA「控え室で待ってるって聖良さん達言ってくれたのに・・・今日は何時もの感じじゃ無かったから・・・」

 

スクールアイドルC「ずっと理亞ちゃん黙ったままだったし・・・」

 

漣「そうか。」

 

スクールアイドルA「あんな2人、今まで見た事無い・・・」

 

 

 

 

2人は予選の時にミスして転んでしてしまい、決勝進出が出来なかったのだった。

 

 

 

 

千幸「理亞の奴、凄く悔しんでたな・・・」

 

千歌「あれじゃあ同様して歌える訳無いよ・・・」

 

梨子「それにちょっと、喧嘩してたみたい・・・」

 

 

 

 

路面電車に乗って、2人に会いに行く事に。

 

果南「まだ気になる?」

 

千歌「うん・・・」

 

梨子「2人でずっとやって来たもんだからね・・・」

 

曜「それで最後の大会でミスをして、喧嘩まで・・・」

 

漣「仲が良い2人が喧嘩だなんて、前代未聞だな・・・」

 

梨子「確かに・・・」

 

千歌「・・・やっぱり、会いに行かない方が良いのかな・・・」

 

善子「そうね!気不味いだけかも。」

 

鞠莉「私達が気に病んでも仕方の無い事デース。」

 

果南「そうかもね。」

 

曜「あの2人なら大丈夫だよ。」

 

梨子「仲の良い姉妹だしね。」

 

千歌「うん。」

 

鞠莉「じゃあこの後は、ホテルのチェックインして・・・」

 

千幸「チェックインなら俺達に任せろ。」

 

果南「明日は晴れるらしいから、函館観光だね。」

 

ルビィはダイヤをジッと見てる。ダイヤがルビィを見て何かを感じた。

 

善子「ではこの地のリトルデーモンを探しに!」

 

花丸「それは無いずら。」

 

漣「無い無い。」

 

善子「待てーい!」

 

漣(千幸、彼奴らに会いに行くなら、理亞に言いに行こうか。)

 

千幸(それが良いな。)

 

 

 

 

 

 

翌朝。全員が函館を観光する。

 

五稜郭タワーから函館の街を見る。

 

千歌「凄い!凄ーい!」

 

花丸「何だか美味しそうな形ずらね。」

 

千幸「流石五稜郭だな。」

 

善子「何と言う光景・・・間違い無い。これこそ我が夢にまで見た魔法陣!」

 

梨子「落ち着きなさい。」

 

千幸「五稜郭は魔法陣じゃねえよ。」

 

善子「ここなら、伝説の超巨大リトルデーモンを・・・」

 

花丸「ちょっと待つずら。」

 

梨子「それは大きいの?小さいの?」

 

漣「五稜郭タワーの高さは避雷針高が107m。全高が98mだ。展望1階は86mで、展望2階が90mだ。」

 

 

 

一方曜は銅像を見て興奮中。

 

曜「千幸さん、この銅像は誰なの?」

 

千幸「新撰組副長の土方歳三のブロンズ像だ。」

 

曜「へぇ!格好良い!」

 

 

 

一方果南は何故か威張ってる。

 

果南「全然平気平気・・・」

 

下を見ると床の窓があり、地上まで見えた。果南は気絶した。

 

果南「はうぅぅ・・・・」

 

ダイヤ「ちょ、ちょっと!?」

 

鞠莉「ワーオ!」

 

千幸「果南は高所恐怖症だったのか。」

 

ルビィ「えへへ。・・・」

 

漣「ルビィ?」

 

ルビィ「え?」

 

漣「お前、気になるのか?」

 

ルビィ「・・・」

 

 

 

 

地上に降りた。

 

千歌「何か落ち着くね。ここ。」

 

漣「流石八幅坂通。良い風景だ。」

 

果南「内浦と同じ空気を感じる。」

 

千歌「そうか。海が目の前にあって、潮の香りがする街で、坂の上にある学校で。」

 

梨子「繋がってないようで、何処かで繋がってるようね。皆。」

 

2人の女子高生が一礼し、漣達も一礼する。

 

花丸「お待たせずら〜。」

 

千幸「ん?・・・またか。」

 

ルビィ「ピギィ!!」

 

 

 

 

また太った花丸が戻って来た。

 

 

 

 

曜「また!?」

 

善子「何でまた来てくんのよ!」

 

しかしまた転がって、曜と善子とルビィの上に乗っかった。

 

ダイヤ「学習能力ゼロですわ・・・」

 

漣「花丸、お前もうちょっと自重しろよ・・・」

 

千幸「カビゴンかお前は・・・」

 

 

 

 

観光を続ける。

 

千歌「寒い・・・」

 

漣「じゃあ何処かでお茶でもするか。」

 

曜「賛成!」

 

花丸「もうダメずら・・・」

 

千幸「太った分痩せろ。」

 

花丸「もう限界ずら・・・」

 

曜「と言う事で!」

 

ある甘味処を発見した。

 

千歌「くじら汁?」

 

善子「渋い。」

 

漣(あれ?ここって・・・)

 

千幸「(間違い無い・・・でもまぁ良いや。)じゃあここでお茶にするか。」

 

 

 

 

甘味処の玄関を開ける。

 

千幸「すみませーん。」

 

返事が来ない。

 

千幸「あれ?閉店中か?」

 

漣「いや、商い中の張り紙があるぞ。」

 

花丸「うぅ、取り敢えず中に入れて欲しいずら・・・」

 

漣「そうだな。失礼しまーす。」

 

甘味処に入る。

 

 

 

 

玄関。

 

ルビィ「・・・ん?」

 

千幸「どうしたルビィ?」

 

ルビィ「千幸さん、あれは・・・」

 

千幸「・・・ああ。行ってみるか?」

 

2人は奥へ進む。

 

 

 

 

とある部屋。誰かが啜り泣く声が聞こえた。そこにルビィがドアを開けると。

 

ルビィ「っ!」

 

理亞「っ!」

 

千幸「・・・理亞。」

 

ベッドに理亞が居た。彼女は涙を流していた。

 

 

 

 

 

 

EXTRA・Aqours「ラブライブ!EXTRAサンシャイン!」

 

 

 

 

 

 

1階の店では、お茶や善哉が来た。

 

梨子「わぁ〜!綺麗〜!」

 

千歌「凄い美味しそう!」

 

聖良「とても温まりますよ。どうぞお召し上がり下さい。」

 

ここの甘味処は、Saint Snowの実家だった。

 

漣「悪いな聖良。俺の分まで。」

 

聖良「いえいえ。漣さんもお客様ですからお召し上がり下さい。」

 

梨子「いただきます。雰囲気のある良いお店ですね。」

 

果南「そうだね。」

 

曜「その制服も可愛いし!」

 

善子「この美味しさ・・・天界からの貢物!」

 

花丸「おかわりずら!」

 

漣「早!?」

 

聖良「学校に寄られるかもとは聞いてましたが、でもびっくりしました。」

 

千歌「ああ、はい。折角なのであちこち見て回ってたら偶然と言うか・・・」

 

梨子「街並みも素敵ですね。落ち着いてて、ロマンチックで。」

 

漣「やっぱり函館は良い街だな。」

 

聖良「ありがとうございます。私も理亞もここが大好きで、大人になったら2人でこの店を継いで暮らして行きたいねって。」

 

漣「へぇ〜。親御さん喜んでくれたか?」

 

聖良「はい。」

 

ルビィ「そうなんだ・・・」

 

千幸「・・・」

 

ダイヤ「残念でしたね、昨日は・・・」

 

聖良「いえ、でも・・・」

 

すると。

 

 

 

 

 

 

理亞「食べたらさっさと出て行って!」

 

 

 

 

 

 

善子「っ!?」

 

聖良「理亞!何て言い方を!」

 

漣「おい理亞!」

 

すると理亞が、千幸とルビィの耳元で囁いた。

 

 

 

 

 

 

理亞「さっきの事言ったら、ただじゃ置かないから・・・」

 

 

 

 

 

 

ルビィ「ピッ!」

 

千幸「理亞・・・」

 

そう言い残して、理亞が厨房の方へ行った。

 

聖良「理亞!・・・ごめんなさい。まだちょっと昨日の事引っ掛かってるみたいで・・・」

 

梨子「そうですよね・・・やっぱり・・・」

 

善子「会場でもちょっと喧嘩してたらしい・・・うぐっ!?」

 

花丸に口封じされた。

 

聖良「良いんですよ。ラブライブですからね。ああ言う事もあります。私は後悔してません。だから理亞もきっと次は・・・」

 

理亞「嫌!何度言っても同じ。私は続けない。スクールアイドルは!Saint Snowはもう終わり!」

 

聖良「本当に良いの?あなたはまだ1年生。来年だってチャンスは・・・」

 

理亞「いい。だからもう関係無いから。ラブライブも、スクールアイドルも・・・」

 

千幸「理亞・・・」

 

理亞は千幸とルビィを睨んで厨房へ行った。

 

千幸「おい理亜!」

 

聖良「お恥ずかしい所を見せてしまいましたね・・・ごゆっくり。」

 

漣「元気出せよ聖良。ミスを犯す事は誰にだってある。お前らだけじゃない。それに、ここの善哉は甘い。落ち着く。」

 

聖良「漣さん、ありがとうございます。」

 

 

 

 

 

 

その後のラッキーピエロ。

 

花丸「未来ずら~~~!」

 

ラッキーエッグバーガーを見て目を輝かせる。

 

善子「あんた・・・1人でこれ食べる気・・・?」

 

花丸「ずら〜〜〜。」

 

善子「1口・・・1口だけ!」

 

花丸「ダメずら〜〜。」

 

千幸「お前またブクブクになりたいのか?まぁでもラッキーピエロのTHEフトッチョバーガーは人気No. 1だからな。」

 

千歌「何も辞めちゃう事無いのに・・・」

 

漣「チャンスがあるなら躊躇わずやれば良いのに。」

 

曜「でも理亞ちゃん、続けるにしても来年は1人になっちゃうんでしょ・・・?」

 

漣「そうだよな。聖良は高3だし、来年は卒業するんだもんな。」

 

鞠莉「新メンバーを集めてリスタート!」

 

果南「って、簡単に考えられないでしょ。」

 

漣「新メンバー募集はそんなに容易じゃねえよ。」

 

鞠莉「まぁ・・・ね。」

 

ダイヤ「私達もそうでしたものね・・・」

 

果南「結局ステージのミスって、ステージで取り返すしか無いんだよね・・・」

 

ダイヤ「でも、すぐ切り替えられる程、人の心は簡単ではないって事ですわ。」

 

曜「自信、無くしちゃったのかな・・・」

 

ルビィ「違うと思う・・・聖良さんが居なくなっちゃうから。お姉ちゃんと一緒に続けられないのが嫌なんだと思う・・・お姉ちゃんが居ないならもう続けたくないって・・・」

 

ダイヤ「ルビィ・・・」

 

ルビィ「ピギッ!?」

 

善子「あんた・・・」

 

花丸「凄いずら・・・」

 

梨子「そうだよね・・・寂しいよね・・・」

 

ルビィ「うぅ・・・ち、違うの!ルビィはただ理亞ちゃんが泣いて・・・」

 

千幸「そうだ!理亞が泣いてる所を・・・」

 

ルビィ「あっ!」

 

千幸「げっ!」

 

千歌「泣いて?」

 

ルビィ「ぴ・・・ぴ・・・ピギィィィィィ!!」

 

泣きながら店を出て行ってしまった。

 

千幸「おいルビィ待て!」

 

逃げるルビィを追い掛ける。

 

漣「・・・千幸の勘定も俺が出すか。」

 

 

 

 

 

 

一方千幸とルビィは、海を眺めていた。

 

千幸「ルビィ、バラしちゃったけど理亞は彼処に居ねえよ。だから大丈夫だって。」

 

ルビィ「でも・・・」

 

すると後ろから。

 

ダイヤ「綺麗ですわね。理亞さんに何か言われたんですの?」

 

千幸「ダイヤ。」

 

後ろからルビィにコートを着せた。

 

ルビィ「ううん、ただ・・・きっとそうなんじゃないかって、ルビィもそうだから・・・」

 

ダイヤ「ルビィ・・・」

 

ルビィ「お姉ちゃん・・・お姉ちゃんも決勝が終わったら・・・」

 

ダイヤ「それは仕方ありませんわ。」

 

ルビィ「でも、あんなにスクールアイドルに憧れていたのに・・・あんなに目指していたのに・・・もう終わっちゃうなんて・・・」

 

ダイヤ「私は十分満足していますわ。果南さんと鞠莉さん、2年生や1年生の皆さん、EXTRAの漣さん千幸さん、そして何よりルビィと一緒にスクールアイドルをやる事が出来た・・・」

 

するとルビィが後ろからダイヤにあすなろ抱きした。

 

千幸「ルビィ・・・?」

 

ダイヤを「それでラブライブの決勝です。アキバドームです。夢のようですわ・・・」

 

ルビィ「でも・・・ルビィは・・・お姉ちゃんともっと歌いたい・・・お姉ちゃんの背中を見て、お姉ちゃんの息を感じて、お姉ちゃんと一緒に汗をかいて・・・ルビィを置いて行かないで・・・」

 

泣いてるルビィを慰めるダイヤ。

 

ダイヤ「大きくなりましたわね。それに一段と美人に見えました。」

 

ルビィ「そんな事・・・」

 

ダイヤ「終わったらどうするつもりですの?」

 

ルビィ「分かんない・・・でも学校無くなっちゃうし、お姉ちゃん達も居なくなっちゃうし・・・」

 

ダイヤ「そうですわね。」

 

ルビィ「お姉ちゃんは?」

 

ダイヤ「そうね。分からないですわ。その時になってみないと・・・今はラブライブの決勝の事だけしか考えないようにしていますし。」

 

ルビィ「うん・・・」

 

千幸「ラブライブ優勝してから、今後の事を考えよう。それが1番だ。」

 

ルビィ「・・・はい。」

 

 

 

 

 

 

その日の夜の函館国際ホテル。

 

千歌と曜の客室。

 

曜「どんな感じなの?お姉ちゃんて。」

 

千歌「うーん、どうだろ。うちはあんな感じだからあんまり気にする事無いけど・・・でも、やっぱり気になるかな。ほら、最初に学校でライブやった時さ、美渡姉雨の中来てくれたでしょ?何かその瞬間泣きそうになったもん。あぁ、美渡姉だ!って・・・」

 

曜「良いな〜。私そう言うのよく分からないけど。」

 

千歌「私も良く分からないよ。だってあまりにも自然だもん。生まれた時からずっといるんだよ、お姉ちゃんって。」

 

 

 

 

一方善子と花丸とルビィの客室では。

 

善子「あれ?ルビィは?」

 

花丸「ちょっと行きたい所があるって、外に行ったずら。」

 

善子「そう。」

 

またTHEフトッチョバーガーを食ってる花丸。

 

善子「そのハンバーガー、ルビィに買って来てあげた奴でしょ?」

 

花丸「いらないって〜。」

 

善子「ふっふっふ・・・フラグ立ちまくりね。」

 

花丸「ん?どう言う意味ずら?」

 

善子「幸せな奴め、くっくっく・・・」

 

 

 

 

一方漣と千幸の客室では。

 

漣「・・・」

 

千幸のLINE『ちょいと散歩して来る♪』

 

漣「まぁ良いや。・・・理亞の奴、今頃どうしてるだろうな。」

 

 

 

 

 

 

その頃ルビィは何処かへ向かっていた。彼女はダイヤが言ったあの言葉を思い出した。

 

ダイヤ『あなたが私にスクールアイドルになりたいって言って来た時、あの時凄く嬉しかったのです。私の知らない所でルビィはこんなにも1人で一生懸命考えて、自分の足で答えに辿り着いたんだって。』

 

 

 

 

 

 

そしてある場所に到着した。その場所とは、Saint Snowの実家の甘味処だった。

 

ルビィ「あの!」

 

仕事中の理亞がルビィの声を聞いた。

 

理亞「あなた・・・」

 

ルビィ「ルビィ、黒澤ルビィです!お話が・・・お話があるの!少しだけ。」

 

 

 

 

 

 

2人は外を歩く。

 

理亞「ねぇ、何処まで行くの?話って何?・・・まだ仕事あるから、手短に済ませて欲しいんだけど。」

 

するとルビィが立ち止まり。

 

ルビィが「あの・・・ルビィにも理亞さんと同じでお姉ちゃんが居て・・・」

 

理亞「黒澤ダイヤ。」

 

ルビィ「知ってるの!?」

 

理亞「一応調べたから。Aqoursの事をね。でも、私の姉様の方が上。美人だし歌もダンスも一級品だし。」

 

ルビィ「ルビィのお姉ちゃんも負けてないと思う、けど・・・」

 

理亞「バク転出来ないんでしょ?」

 

ルビィ「日本舞踊だったら、人に教えられる位だし。お琴も出来るし!」

 

理亞「スクールアイドルに関係無い!」

 

ルビィ「そんな事無いもん!必要な基礎は同じだって果南ちゃんも言ってたもん!」

 

理亞「でも、私の姉様の方が上!」

 

ルビィ「・・・やっぱり聖良さんの事大好きなんだね。」

 

理亞「あ、当たり前でしょ!あんたの方こそ何!?普段気弱そうな癖に!」

 

ルビィ「だって、大好きだもん。お姉ちゃんの事。」

 

理亞「・・・!」

 

ルビィ「それでね、ルビィ、お姉ちゃんと話して分かったの。嬉しいんだって。」

 

理亞「何が?」

 

ルビィ「お姉ちゃんが居なくても、別々でも、頑張ってお姉ちゃんの力無しでルビィが何か出来たら嬉しいんだって。きっと聖良さんもそうなんじゃないかなぁ?」

 

理亞「そんなの分かってる。」

 

ルビィ「理亞さん?」

 

理亞「だから、頑張って来た。姉様が居なくても一人で出来るって、安心してって。なのに・・・最後の大会だったのに・・・うっ・・・」

 

泣いてる理亞の肩に手を置くルビィ。

 

ルビィ「じゃあ、最後にしなければ良いんじゃないかな?」

 

理亞「え?あ、ちょっと・・・」

 

ルビィが理亞を引っ張る。理亞は戸惑ったが、すぐに笑顔を作った。

 

 

 

 

そしてクリスマスツリーがある広場に着いた。

 

ルビィ「歌いませんか?一緒に曲を、お姉ちゃんに送る曲を作って、この光の中で、もう一度・・・」

 

理亞「・・・」

 

ルビィ「どう思います?千幸さん!」

 

理亞「え!?」

 

壁の影から千幸が出て来た。

 

千幸「ありゃ〜バレちまったか。」

 

理亞「あなた・・・」

 

ルビィ「千幸さん!どう思います?」

 

千幸「良いんじゃねえのか?お姉ちゃんの為に曲を作る事は良い事だぞ。」

 

ルビィ「えへへ。」

 

千幸「・・・理亞、お前に言いたい事がある。」

 

理亞「何?」

 

千幸「・・・あの時はごめん。許してくれ。」

 

理亞「え・・・?」

 

千幸「最初に出会った時、俺達が軽い気持ちで言ったせいで理亞を怒らせてしまって。今まで謝りたかったけど、理亞は許してくれそうも無くて不安だったんだ。だからもう1度言わせてくれ。あの時はごめん。」

 

理亞「・・・私の方こそ、ごめんなさい。」

 

千幸「理亞?」

 

理亞「私も、あの時は怒り過ぎてしまってごめんなさい。2人はまだ怒ってるかも知れなかったから・・・それと、さっきは無礼な事を言ってごめんなさい。」

 

千幸「いや、過ぎた事は良いんだ。理亞が反省してるなら俺の不安は晴れた。元気を出せよ。」

 

理亞「・・・ありがとう千幸さん。あの、漣さんにも、言ってくれる?」

 

千幸「いや、漣への謝罪は漣本人に言ってくれ。」

 

理亞「分かったわ。」

 

2人はお互い微笑み合う。こうして千幸と理亞は和解を果たした。

 

ルビィ「良かったですね。千幸さん。」

 

千幸「ありがとうなルビィ。曲作り頑張れよ?」

 

ルビィ「はい!」

 

「END」




         キャスト

       朝霧漣:荒井敦史

      城戸千幸:池岡亮介

      高海千歌:伊波杏樹
      桜内梨子:逢田梨香子
      松浦果南:諏訪ななか
     黒澤ダイヤ:小宮有紗
       渡辺曜:斉藤朱夏
      津島善子:小林愛香
     国木田花丸:高槻かなこ
      小原鞠莉:鈴木愛奈
     黒澤ルビィ:降幡愛

      鹿角聖良:田野アサミ
      鹿角理亞:佐藤日向
     アイドルA:日野まり
     アイドルB:千本木彩花
     アイドルC:巽悠衣子

      女子生徒:鈴代紗弓
           橋本結
           武藤志織
           芽衣
           久保田ひかり
           小松奈生子
           岡咲美保
           鎌倉有那
           二ノ宮愛子
           樋口桃
           木本久留美
           中村紗彩
           小田果林
           内田愛美
           三浦愛恵

次回「Awaken the power」
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