理亞(ううん。)
ルビィ(ルビィも不思議と落ち着いてる。お姉ちゃんが近くに居るからかな?)
理亞(それも勿論あるけど、それだけじゃない。あなたが居たからここまで来れた。)
ルビィ(理亞ちゃん・・・)
道路の真ん中にルビィと理亞が背中合わせになって立っている。
ルビィ・理亞(届けよう。大切な人に。)
数日前の函館国際ホテル。ルビィがある提案を善子と花丸に言った。
花丸「ライブ?」
善子「ここで?」
ルビィ「うん・・・理亞ちゃんと一緒にライブをやって、見せたいの。聖良さんとお姉ちゃんに・・・」
善子「出来るの?」
ルビィ「分からないけど・・・でも、もし出来たら、理亞ちゃん元気になってくれるかなって・・・」
善子「準備とかは?」
ルビィ「それは・・・」
花丸「面白そうずら~!」
善子「そうそう。・・・え!?」
花丸「丸も協力するずら!」
ルビィ「本当!?じゃあこの後、理亞ちゃんと会う事になってるんだけど、一緒に来てくれる?」
花丸「うん!」
ルビィ「花丸ちゃん・・・」
花丸「善子ちゃんも勿論行くずらね?」
善子「わ、私!?くっくっく・・・そんな時間ある訳無かろう。リトルデーモン達を探す崇高な目的がある。ただどうしても言う・・・」
しかし2人は既に居なかった。
善子「ああああ待ってよー!ってかヨハネーーー!!」
その頃漣と千幸の部屋では。
漣「謝罪したのか?」
千幸「ああ。あの時の事をな。」
漣「そうか。ってかお前だけ謝りに行くなんて卑怯だぞ。俺も一緒に行かせてくれよ。」
千幸「悪い悪い。後はお前が理亞に謝罪すれば和解出来るかもな。」
漣「お前はもう和解出来たのか?」
千幸「まあな。」
一方その頃甘味処では。
聖良「理亞、ちょっと買い物に出掛けるから、お店を・・・」
しかし理亞は部屋に居なかった。
聖良「ん?」
そんな理亞はと言うと、ラッキーピエロに居た。彼女はルビィと花丸と善子と一緒だった。
理亞「2人も来るなんて聞いてない・・・」
彼女は少し不機嫌になってる。
ルビィ「あぁでも、花丸ちゃんも善子ちゃ・・・ヨハネちゃんもとても頼りになるから・・・」
理亞「関係無い。私元々皆でわいわいとか好きじゃないし・・・」
花丸「それを言ったら丸もそうずら。善子ちゃんに至っては更に孤独ずら。」
善子「ヨハネ!何サラッと酷い事言ってるのよ。」
理亞「・・・ずら?」
花丸「あっ!これは、おらの口癖と言うか・・・」
理亞「・・・おら?」
花丸「違うずら・・・まる・・・」
善子「ずら丸はこれが口癖なの。だからルビィと何時も図書室に籠ってたんだから。」
理亞「そうなの・・・?」
花丸「ずら・・・今年の春まではずっとそんな感じだったけど・・・」
理亞「私も学校では・・・結構そうだから・・・」
彼女は学校では人見知りのようだ。
花丸「善子ちゃんに至っては、図書室所か学校にも来な・・・」
善子「いちいち言わんでもええわい!てかヨハネ!!」
ルビィ「ごめんね善子ちゃん。」
善子「だからヨハネよ!!」
3人のやり取りを見てた理亞は笑顔になった。
ルビィ「私は負けない・・・何があっても・・・」
花丸「愛する人とあの頂に立って・・・必ず勝利のおたけびをあげようぞ・・・」
理亞「だから言ったでしょ!詩も曲も殆ど姉様が作ってるって・・・」
ルビィ「まだ何も言ってないけど・・・」
善子「しっかし、捻りも何も無いわよね・・・直接的過ぎるって言うか・・・」
理亞「何?文句あるの?」
花丸「でも、歌いたいイメージはこれで分かったずら。」
ルビィ「ルビィも手伝うから、一緒に作ってみよう。」
理亞「あなた達ラブライブの決勝があるんでしょ?歌作ってる暇なんてあるの?」
ルビィ「それは・・・」
花丸「ルビィちゃんは、どうしても理亞ちゃんの手伝いをしたいずら。」
ルビィ「理亞ちゃんやお姉ちゃんと話してて思ったの。私達だけでも出来るって所を見せなくちゃいけないんじゃないかなって。安心して卒業出来ないんじゃないかなって・・・」
すると善子のスマホにメールが来た。
善子「げっ!リリィだ!何処に居るの?もう帰る準備しなきゃダメよって・・・」
またメールが来た。
善子「思考を読んだだと!?」
ルビィ「もうそんな時間!?」
理亞「どうするの?」
花丸「今は冬休みずら。」
理亞「だから?」
花丸「だから。」
そんな4人の会話を、聖良と理亞と同じ高校に通ってる女子生徒が影から聞いていた。
函館空港。ルビィ達が8人にお願い事を言った。
梨子「ここに残る!?」
花丸「そうずら。理亞ちゃんが大変悲しんでいて、もう少し励ましたいずら。」
善子「そうそう。塞ぎ混んじゃっててどうしようもなくてさ。」
ルビィ「ふゆ!」
梨子「泊まる場所は?」
花丸「幸い、理亞ちゃんの部屋に余裕があるからそこで・・・」
曜「あ!何か面白そう!」
そうですわね。この際私達も・・・」
ルビィ「あぁ・・・!でもそんなに広くないと言うか何と言うか・・・」
花丸「そうずら!それに理亞ちゃん、色々ナイーブになってるずら・・・」
ダイヤ「そ、そう?」
漣・千幸(何だよそれ・・・)
ルビィ「ごめんね。お姉ちゃん・・・2、3日で必ず戻るから・・・」
ダイヤ「別に・・・私は構いませんけど?」
千歌「良いんじゃないの?1年生同士で色々話したい事もあるだろうし。ね?」
漣「だったら俺もここに残る。」
梨子「漣さん?」
漣「顧問が2人居るし、1人が居なきゃダメじゃねえの?」
花丸「・・・確かにそうずら。」
千幸「じゃあ漣、ルビィ達を頼むぜ。」
漣「任せろ。」
7人を乗せた飛行機が飛び立った。
千歌「来て良かったね。」
梨子「うん。凄く。私達の知らない所でも、スクールアイドルは同じ様に頑張ってるんだなって。」
曜「何か、元気になるよね!仲間がいっぱいって気持ちになる。」
千幸「お前達に良い経験が出来て良かったな。あ、すみません。コーヒー下さい。」
ダイヤ「あぁ・・・ルビィ・・・」
果南「何か気に入らない事でもしたんじゃないの?」
ダイヤ「そんな事!」
急な叫び声で周りがびっくりした。
キャビンアテンダント「お客様!?」
果南「あ、大丈夫でーす。」
千幸「ダイヤ、気持ちは分かるが声のボリューム下げろよ。」
果南「でもあの様子、明らかに何か隠してる感じだったけど・・・」
鞠莉「メンバーと別れてSaint Snowの家に・・・もしかして!」
ルビィ『お姉ちゃん、実はルビィ・・・』
善子『Aqoursを堕天して・・・』
花丸『今日から・・・』
ルビィ・理亞・善子・花丸『Saint Aqours Snowになります!』
ダイヤ「ぶっぶーですわ!!!」
キャビンアテンダント「お客様!?」
果南「落ち着いて!」
鞠莉「イッツジョーク。」
千幸「キャビンアテンダントさん、大丈夫ですよ。」
千歌「そうじゃないと思うよ。多分あれは・・・」
ダイヤ「あれは?」
千歌「・・・言ーわない。もう少ししたら分かると思うよ。」
ダイヤ「そんなぁ・・・」
一方その頃理亞の部屋では。
ルビィ「ここが理亞ちゃんの部屋?」
理亞「好きに使って良いけど、勝手にあちこち・・・」
花丸「わぁ!綺麗ずら~!」
漣「って言われた傍から。」
スノードームを持って見惚れてる。理亞がすぐに没収した。
理亞「勝手に触らないで!」
善子「雪の結晶?」
理亞「・・・そう。昔、姉様と雪の日に一緒に探したの。2人でスクールアイドルになるって決めたあの瞬間から、雪の結晶をSaintSnowのシンボルにしようって・・・それなのに、最後のラブライブだったのに・・・」
ルビィ「綺麗だね。」
理亞「・・・当たり前でしょ?姉様が見付けて来たんだから。ほら、あなたの姉より上でしょ?」
ルビィ「うぅ・・・そんな事無いもん!お姉ちゃんはルビィが似合う服、すぐ見付けてくれるもん!」
理亞「そんなの姉様だったらもーっと可愛いの見付けてくれる!」
ルビィ「そんなの!!!あ。」
花丸「こんな強気なルビィちゃん・・・」
善子「初めて見た・・・」
漣「お前何時の間に・・・」
ルビィ「そ、それは・・・」
理亞「本当、姉の事になるとすぐムキになるんだから・・・」
ルビィ「それは・・・お互い様だよ・・・」
理亞「そうかも。ふふ。」
彼女はルビィに笑顔を見せた。
”コンコン”
聖良「皆さん、本当に戻らなくて平気なんですか?」
善子「あ、はい。」
花丸「他のメンバーに頼まれて、どうしてもこっちでやっておかなきゃいけない事があるずら。」
聖良「そうですか。」
善子「こちらこそ、急に押し掛けてしまってすみません。」
聖良「いえいえ。うちは全然平気なんですけど。では、ご飯が出来たら呼びますね。お構い無く。」
ドアを閉めた聖良。ルビィと花丸が善子を見て驚いてる。
善子「何とか誤魔化せたわね。」
花丸「善子ちゃんが・・・」
ルビィ「ちゃんと会話してる・・・」
漣「律儀になってる・・・」
善子「ヨハネ!って、あんた達に任せておけないから仕方無くよ!仕方無く!」
漣「それお前の本音か?」
善子「堕天使はちゃんと世に溶け込める術を知ってるのだ!」
花丸「皆意外な一面があるずら・・・」
善子「隠し持ってる魔導力と言ってもらいたい!」
花丸「相変わらずずら。」
漣「確かに。」
ルビィ「でも、そうかも・・・」
理亞「え?」
ルビィ「ルビィ、最近思うの。お姉ちゃんや上級生から見れば、頼りないように見えるかもしれないけど・・・隠された力が沢山あるかも知れないって。」
花丸「じゃ、決まりずら!」
ルビィ「何が?」
花丸「歌のテーマずら!」
漣「けどその前に待ってくれ。」
4人「?」
漣「理亞、お前に言いたい事がある。・・・あの時は本当に悪かった。許してくれ。千幸から聞いてるかも知れないが、軽い気持ちで理亞を怒らせてしまって・・・本当に申し訳無い!」
彼は理亞に向かって頭を深く下げた。
理亞「私の方こそごめんなさい。私も、あなた達EXTRAを認めないって言ってしまって。過ぎた事はもう水に洗い流しましょ?」
漣「理亞・・・」
彼女は手を伸ばした。
理亞「漣さん、改めて宜しく。」
漣「ああ。宜しくな。」
2人は握手を交わし、お互い微笑み合って和解を遂げた。ルビィと花丸と善子は2人を見て笑顔になった。こうしてEXTRAは、理亞と和解を遂げたのだった。
後日の内浦では。
曜「まだ帰って来ないの?」
ダイヤ「さっき連絡がありまして、もう暫くと・・・」
曜「まさか・・・本当に新たにグループを結成して・・・」
千幸「無い無いそれは無い。姉思いの妹が反旗を翻す訳無いだろ。」
梨子「思い付きそうなのは、あの堕天使ね・・・」
千幸「あ〜、有り得るかもな・・・」
果南「目がマジだけど・・・」
千歌「大丈夫。大丈夫だよ!」
曜「千歌ちゃん、この前何か知ってる感じだったけど。」
果南「何か聞いてるの?」
千歌「聞いた訳じゃないよ。」
ダイヤ「?」
千歌「ただ、自分達だけで、何かやろうとしてるんじゃないかな・・・」
千幸「・・・確かにそうかもな。千歌の言ってる事が分かった気がする。」
その頃理亞の部屋では。曲作り中。花丸と善子は寝てる。
ルビィ「頑張るって決めたら・・・」
理亞「次、負けないんだって。」
ルビィ「これでこう。どう?」
理亞「こうして。」
ルビィ「だったら・・・」
理亞「じゃあ・・・」
ルビィ「最後は・・・」
漣「どうだ?」
ルビィ「出来た!!」
理亞「うん!凄く良い!!」
遂に曲が完成した。
ルビィ・理亞「やったーーーー!」
善子「五月蝿い!」
ルビィ・理亞「っ!?」
花丸と「んん・・・それはまだ食べられないずら・・・」
2人は寝言を言っていた。ルビィと理亞は喜び合った。
漣「遂に曲が完成したのか。」
翌日の旧函館区公会堂。
理亞「後はイベントにエントリー出来ればだけど・・・」
善子「それに合格しなきゃいけないの?」
理亞「うん・・・このイベントに相応しいかどうかちゃんと話して内容を伝えて・・・」
ルビィ「ルビィ、知らない人と話すの苦手・・・」
理亞「私だって・・・」
花丸「そろそろずら。」
理亞「姉様が居ないのがこんなにも不安だなんて・・・」
漣「何言ってんだよ。例え2人が人見知りでも、やらなきゃいけない事をやらなきゃ意味無いだろ?」
善子「そうよ。自分達で全部やらなきゃ。」
花丸「漣さんの言う通り、全て意味が無くなるずら。」
漣「勇気を出せば、克服出来る。頑張れ。」
ルビィ「ありがとう・・・」
係員「次の方、どうぞ。」
漣「来た。2人共頑張って来い。」
ルビィ・理亞(行こう!私達だけで!)
大広間に足を踏み入れた。
理亞「は、初めまして・・・」
ルビィ「ル、ルビィ達は・・・ぁ、いえ・・・ルビィじゃなくて、あの・・・」
係員達の前で緊張してしまった2人。
ルビィ「・・・お姉ちゃん・・・」
彼女は幼い頃を思い出した。
ダイヤ『早く早くー!』
走ってるダイヤを追い掛けるルビィ。すると。
ルビィ『ピィ!』
転んでしまった。
ルビィ『うわあああああん!お姉ちゃあああん!!』
泣いてるルビィを見て、ダイヤが微笑んだ。
ダイヤ『ルビィは泣き虫さんですね。ルビィは強い子でしょ?ほら、勇気をお出しなさい。』
ルビィの額にキスをした。
ルビィ(そっか。ルビィ、ずっと勇気を貰ってたんだ・・・お姉ちゃん・・・)
そしてルビィは勇気を出した。
ルビィ「私達は、スクールアイドルをやっています。今回はこのクリスマスイベントで、遠くに暮らす別々のグループの2人が手を取り合い、新たな歌を歌おうと思っています!」
理亞「大切な人に贈る歌を!」
外から花丸と善子が見守っていた。2人は涙を流してる。
花丸「何泣いてるずら・・・?」
善子「あんたの方が泣いてるわよ・・・」
花丸「ずらぁ・・・」
漣「お互い泣いてんじゃねえか。ん?」
横を見ると、聖良と理亞と同じ高校に通う2人の女子生徒が見えた。
漣(あの子達、誰なんだ?)
EXTRA・Aqours「ラブライブ!EXTRAサンシャイン!」
旧函館区公会堂の男子トイレから漣が出て来た。
漣「ふぅ〜花が咲いた〜。さてと合流しに行くか。」
4人の所へ行こうとした時。
係員「あ、EXTRAの朝霧漣さんですよね?」
漣「ん?」
後ろから1人の係員に声を掛けられた。
漣「はいそうですけど。」
係員「もし良かったら、これを。」
漣「手紙ですか?」
1枚の手紙を渡された。
一方その頃4人は、児童公園に居た。
花丸「2人共、選考会は頑張ったずらね。」
善子「くっくっく。貴様にリトルデーモン10号の称号を授けよう。」
理亞「・・・ありがと。」
ルビィ「でも、本当に大丈夫かなぁ?あんな事言っちゃって・・・」
理亞「仕方無いでしょ。絶対満員になるって言わなきゃ合格出来そうもなかったし・・・」
善子「しょうがないわね。いざとなったらリトルデーモンを召喚・・・」
花丸「何処に居るずら〜。」
善子「五月蝿い!ってずら丸ってばまた!?」
花丸「美味しいずら〜。」
肉まんを食べてる花丸。
漣「ようお待たせ。」
そこに漣が戻って来た。
理亞「遅かったじゃない。」
漣「悪いな。トイレ長引いちゃって。って花丸、今度は肉まんかよ。」
善子「くっくっく・・・フラグが完全に立ってるわよ。言っておくけど、スクールにはアイドルは体重管理も大切だから。」
花丸「既にフラグは立っていたずらよ。」
善子「え?」
漣「立ってるかもな。」
理亞「寧ろ、見てて気付いたんだけど・・・」
善子の頬を触ると、ポヨンとなっていた。
漣「お前、その頬どうした?」
すると善子が滑り台の上に立って。
善子「何でーーーーーーーーー!!!!!!!」
漣「彼奴、花丸より太ってしまったようだな。フラグ回収。」
花丸「あ、そう言えば鞠莉ちゃん達には連絡したずら?」
ルビィ「うん!さっきメール来たよ!そう言う事なら是非協力させてくれって。」
その頃内浦にある黒澤家。
ダイヤ「函館に?」
千幸「そうだ。」
鞠莉「3人を迎えに行ってくれない?」
果南「何かやっぱり1年生だけだと不安みたいでさ。」
ダイヤ「全く・・・仕方ありませんわね。」
千幸「そう言いながら何笑ってんだよ。」
ダイヤ「べ、別に良いでしょ?」
函館にあるFMいるか。
MC「さぁ今日は!クリスマスフェスティバル出場者の・・・えっと・・・」
理亞「Saint Aqours Snowです!」
漣「顧問の朝霧漣です。」
MC「がお越し下さいました〜!」
花丸「ど直球な名前ずらね。」
善子「北の大地。結界と共に亡者が蘇りし鐘が鳴り響く。我がリトルデーモン達よ・・・」
花丸「ちゃんと告知するずら。」
ルビィ「クリスマスイブにライブを行います!」
花丸「あぁ、宜しくず・・・じゃなくて、宜しくお願いするず・・・じゃなくて、お願いしますずら!」
漣「彼女達の素晴らしいライブを宜しくお願いします。」
ラジオ放送終了後。
花丸「あぁ・・・失敗したずら・・・」
ルビィ「大丈夫だよ花丸ちゃん。」
漣「そうそう。花丸らしい告知だったぜ。」
すると誰かが5人の前に立った。
花丸「ん?」
漣「あれ?あの子達・・・旧函館区公会堂で見た・・・」
それは、聖良と理亞と同じ高校に通う女子生徒2人だった。
花丸「あの2人・・・」
ルビィ「どなた・・・?」
理亞「クラスメイト・・・」
どうやら理亞のクラスメイトのようだ。理亞はルビィの後ろに隠れた。
ルビィ「どうして隠れるの?」
理亞「だって・・・殆ど話した事無いし・・・」
ルビィ「・・・Saint Snowのライブです!理亞ちゃん出ます!」
漣「君達!楽しみにしてくれよな?」
理亞「なっ!」
女子生徒A「理亞ちゃん・・・」
女子生徒B「私達も行って良いの?」
理亞「う、うん・・・それと・・・今更だけど、ラブライブ予選はごめんなさい・・・」
女子生徒A「良いんだよ。私達の方こそ嫌われてるのかなって・・・会場にも行けずにごめん・・・」
女子生徒B「理亞ちゃんや聖良先輩が、皆の為に頑張ってたのは知ってるよ。」
女子生徒A「Saint Snowは学校の、私達の誇りだよ!」
女子生徒B「クリスマスフェスティバルに出るんでしょ?皆も行きたいって言うの。良い?」
理亞「・・・うん。」
涙を流して泣いた。
女子生徒A「泣かないで?理亞ちゃん。」
2人が泣いてる理亞を慰める。
漣(理亞、良いクラスメイトに恵まれて良かったな。)
ルビィ(何でだろう・・・嬉しいのに涙が出て来るの・・・お姉ちゃんに早く会いたいよ・・・)
一方ダイヤは、函館に来ていた。するとルビィからメールが来た。
その日の夜の函館山ロープウェイ。
ダイヤ「聖良さん!?」
聖良「あら、どうしてここに?」
ダイヤ「ちょっとここに来るように言われまして。」
聖良「え?実は、私もです。」
2人が展望台に着くとそこには。ルビィと理亞が待っていた。2人はダイヤと聖良に近付いて、1枚の封筒を渡した。
ダイヤ「これは?」
理亞「クリスマス!」
ルビィ「プレゼントです!クリスマスイブに、ルビィと理亞ちゃんでライブをやるの!」
理亞「姉様に教わった事全部使って、私達だけで作ったステージで!」
ルビィ「自分達の力で何処まで出来るか!」
理亞「見て欲しい!」
千歌「あのぉ〜。」
そこに9人も居た。
善子「私のリトルデーモン達も見たいって!」
梨子「誰がリトルデーモンよ!」
ルビィ「千歌ちゃん!皆も!」
理亞「来てたの?」
曜「千幸さんと鞠莉ちゃんが飛行機代出してくれるから、皆でトゥギャザーだって!」
千幸「当たり前だろ!」
鞠莉「こんなイベント、見過ごす訳無いデース!」
果南「流石太っ腹!」
漣「善子は太ってるけどな。」
花丸「確かに〜。」
善子「うにゃーーーーーー!!」
理亞「姉様!」
ルビィ「お姉ちゃん!」
ルビィ・理亞「私達の作るライブ、見てくれますか?」
すると聖良が理亞を、ダイヤがルビィを優しく抱擁した。
聖良「勿論。」
ダイヤ「喜んで。」
ルビィ・理亞「うん!」
曜「どんなライブになるのかな〜?」
梨子「楽しみね〜。」
千歌「それじゃあ、私達も次のサプライズの準備に取り掛かりますか。」
梨子・曜「うん!」
善子「あの2人には内緒だけど。」
花丸「衣装もバッチリずら。」
千幸「そして俺達は、このイベントのゲスト出演だ。」
漣「冬の曲っつったら・・・」
千幸「あれしか無えよな。」
漣「だな。」
千歌「きっと凄いライブになるよ。この景色に負けない位・・・」
聖良「姉様!
ルビィ「お姉ちゃん!」
理亞「今の私達の精一杯の輝きを!」
ルビィ「見て下さい!」
背中合わせに立って。
ルビィ・理亞「メリークリスマス!!」
『Awaken the power』
理亞「始まるときは終わりのことなど 考えてないからずっと♪」
ルビィ「続く気がして 前だけ見つめて 走り続けてきたから♪
理亞「ドコへ♪」
ルビィ「ドコへ♪」
ルビィ・理亞「次はドコへ行こう?♪」
理亞「Come on! Awaken the power yeah! Are you ready? Let’s go!!♪」
聖良「コトバっていくつも知ってるはずでも こんな時でてこないんだね♪」
ダイヤ「想いのつよさで胸がいっぱいで 声になるまえに泣きそうだよ♪」
Aqours「がんばるって決めたら♪」
Saint snow「絶対負けないんだ♪」
Aqours「いっしょにがんばってきた♪」
Saint snow「絶対負けないんだ♪」
善子・花丸「できないなんて やんなきゃわからないね♪」
千歌「自分のなか♪」
聖良「目覚めるのは♪」
千歌・聖良「新しいチカラ♪」
理亞「my power new power yeah!♪」
Aqours・Saint Snow「セカイはきっと 知らないパワーで輝いてる だからいつまでもユメの途中 セカイはきっと 知らないパワーで輝いてる なにを選ぶか自分次第さ Wake up my new power 眠るチカラが動きはじめる Start up now じっとしてないで行こうよ ドコへ ドコへ ドコへ行こうか?My power new power ココロの奥底で My power new power 新しいセカイ探してる Wake up wake up my new world♪」
『2℃目の彼女』
EXTRA「白銀に鳴り響く 始まりの鐘は きっかけも無駄なかけひきも染めて 急降下滑り始めた強引な恋 いつまでもいつまでもと抱きしめた♪」
漣「僕が探してた君とは 少し違うのは月日の影♪」
千幸「さよならから今朝の突然 その間を埋めた フェイクファーを羨んでも戻せない針♪」
漣「まばたきの数も惜しむほど見せて 氷点下想い続けてたんだ♪」
千幸「降り積もる偶然を越えて 見つけた必然もう譲れないよ♪」
漣「白い息にぎわう街見失わないように ずっとずっと君を離さない♪」
EXTRA「白銀に鳴り響く再会の鐘は きっかけも無駄なかけひきも染めて 急降下滑り始めた強引な恋 いつまでもいつまでもと抱き合った♪」
クリスマスフェスティバル終了後。
理亞「姉様・・・私、SaintSnowはやっぱり続けない・・・」
聖良「え?」
理亞「だって・・・これは姉様との思い出だから・・・世界に一つしかない、雪の結晶だから。だから、新しいグループで違う雪の結晶を見つけて、姉様にも皆にも喜んでもらえる、スクールアイドルグループを作る!見てて。」
聖良「・・・うん。」
こうして理亞はSaint Snowを辞め、新しいスクールアイドルグループを作る事を誓ったのだった。
聖良『理亞は、昔から恥ずかしがり屋で、誰とも話せなかったんですよ。』
ダイヤ『2人共もうすっかり大人ですわね。』
聖良『はい。』
ダイヤ『祝福しましょう。2人の新しい羽ばたきに。』
「END」
キャスト
朝霧漣:荒井敦史
城戸千幸:池岡亮介
高海千歌:伊波杏樹
桜内梨子:逢田梨香子
松浦果南:諏訪ななか
黒澤ダイヤ:小宮有紗
渡辺曜:斉藤朱夏
津島善子:小林愛香
国木田花丸:高槻かなこ
小原鞠莉:鈴木愛奈
黒澤ルビィ:降幡愛
鹿角聖良:田野アサミ
鹿角理亞:佐藤日向
キャビンアテンダント:山北早紀
係員:大地葉
函館の同級生:岩井友希
女子生徒:鈴代紗弓
橋本結
武藤志織
芽衣
久保田ひかり
小松奈生子
岡咲美保
鎌倉有那
二ノ宮愛子
樋口桃
木本久留美
中村紗彩
小田果林
内田愛美
三浦愛恵
次回「シャイニーを探して」