曜「そうそう。そっち気を付けて。」
漣「ゆっくり運べよ。」
校門前で千歌と梨子がアーチを運んでいた。
梨子「千歌ちゃん大丈夫?」
看板を設置して、ロープで固定した。
漣「OK。」
梨子「こっちもOK!固定して!」
曜「行くよー!ほっ!」
ハンマーでアーチを固定するバールを叩いた。
曜「ふぅ、出来たー!」
漣「上出来だ。」
梨子「立派ね。」
千歌「うん!これまでの感謝を込めて盛大に盛り上がろうよ!」
漣「ああ!」
曜「ヨーソロー!」
準備していたのは、浦の星女学院の閉校祭だった。
一方その頃スクールアイドル部室では。
鞠莉「遂にフィニッシュ!ここに新たに誕生したのでーす!シャイニープレミアムが~!」
部室で鞠莉が再びシャイ煮を作っていた。
千幸「またかよ・・・トリュフにフォアグラにキャビアが入ってる・・・」
漣「世界三大珍味・・・」
ダイヤ「部室で料理するの止めていただけません?」
千幸「そうだぞ鞠莉。」
鞠莉「だって、皆がまた食べてみたいって言うから〜。」
千幸「全く・・・」
ダイヤ「普通の学校の理事長は、そもそも学園祭でお店を開いたりしませんわ!」
千幸「鞠莉、ここは理事長らしく行動しろよ。」
鞠莉「ノンノンノン。ダイヤ?千幸?学園祭ではなく閉校祭!最後のお祭りなんだから、理事長だって何かやりたいよー!」
千幸・ダイヤ「はぁ・・・」
ダイヤ「でも本当に良いんですの?3学期のこんな大変な時期に・・・」
鞠莉「当然!だって、学校の皆が言ってくれたんだよ?閉校祭をやりたいって!」
数日前、千歌のクラスメイトのむつ、いつき、よしみの3人が鞠莉に閉校祭の要望書を出した。
鞠莉『これって・・・』
むつ『今の私達の気持ちです!相談したら、皆もやりたいって!』
よしみ『卒業式は真面目にやった方が良いと思うので。』
いつき『でも、最後は卒業生も近所の人もみーんなでドッカーンっと盛り上がるイベントをやりたいって!』
むつ『3学期は、受験とか色々あるのは分かっています。でも、最後だし。』
鞠莉『shiny・・・承〜〜〜〜認!!!』
承認スタンプを3人の額に押した。
むつ・いつき・よしみ『・・・え?』
そして現在。
鞠莉「本当、この学校って良い生徒ばっかりだよね!」
千幸「良い仲間にも恵まれてるしな。」
千歌「鞠莉ちゃーん!」
曜「アーチ、無事設置完了であります!」
鞠莉「ご苦労ー!じゃあ、それぞれ自分の部所に戻って準備進めて?」
ダイヤ「全体的にかなり遅れてますわ。このままでは、夜までに終わりませんわよ?」
千歌・梨子・曜「分かりましたーーー!!」
鞠莉「レッツゴーーー!!」
3人が他の準備しに向かった。
漣「またシャイ煮か?」
千幸「ああ。去年生徒達から評判高かったらしい。」
漣「まぁ実際美味かったけどな。」
ダイヤ「楽しそうですわね。」
鞠莉「千歌っち達も嬉しいんだよ。学校の皆がこの機会を作ってくれた事が。」
ダイヤ「分かりましたわ。この学校でやりたかった事を、皆思いっ切りこのお祭りで発散させる・・・でしたわよね?」
鞠莉「Yes。」
ダイヤ「そう言う事であれば、私も生徒会長と言う立場を忘れて思いっ切りやらせて頂きますわ!」
漣「今回の閉校祭はドッタンバッタン大騒ぎになりそうだな。」
千幸「けどその方が盛り上がるぜ?」
ルビィ「お姉ちゃん!準備はバッチリだよー!」
2階からルビィが手を振った。
ダイヤ「いけませんか?」
すると鞠莉が承認スタンプを出した。
ダイヤ「ん?」
漣「俺達は他を回るか。」
千幸「ああ。」
一方その頃善子と花丸は、教室の真ん中に魔法陣を描いていた。
善子「とても間に合わないじゃない!ルビィはどうしたの!?」
花丸「ルビィちゃんは人気があるから引っ張りだこずら。ここは人気の無い者が頑張るずらよ。」
善子「どう言う意味?・・・ん?」
教室の外を見ると、2体のうちっちーが通り過ぎて行くのが見えた。
善子「今の何・・・?」
花丸「どっかで見た事あるずらね・・・」
その頃漣と千幸は、廊下を歩いていた。
漣「もうすぐでこの学校とお別れか・・・」
千幸「だな。統廃合になったのは可哀想だな・・・ん?」
漣「どした?・・・え?」
前を見ると、善子と花丸が見た2体のうちっちーが通り過ぎて行くのが見えた。
漣「あれ、うちっちーか?」
千幸「うちっちーだな。」
漣「入ってるのは曜か?」
千幸「もう1人は誰なんだ?追ってみるか?」
漣「ああ。」
他の教室では、ルビィが裁縫をしていた。
千歌「おぉ!」
梨子「随分出来てきたわね~!」
ルビィ「あ、おかえりなさい!」
千歌「ルビィちゃんもお手伝いしてくれてたんだー!」
ルビィ「うん、こう言う衣装も作ってみたかったから。ほら!」
制作途中の衣装を見せた。
千歌「可愛い!」
梨子「流石ルビィちゃん!」
するとその時。廊下で2体のうちっちーが通り過ぎた。
千歌・梨子「ん?」
漣「おい待てよ!」
千幸「そこのうちっちー!止まれ!」
後ろから漣と千幸がうちっちーを追っていた。
千歌「曜ちゃん・・・だよね?」
梨子「後1体は誰・・・?」
何処かへ向かう2体のうちっちーを追う漣と千幸。
漣「おいうちっちー!」
千幸「おい止まれ!」
千歌「曜ちゃーーん!!」
漣「あれ千歌?」
千歌「2人も追ってるの?」
漣「ああ。うちっちーの正体を確かめようと思って。」
うちっちーを追う途中に、見失ってしまった。
千歌「あれ?何処行ったんだろう・・・」
漣「見失ったか?」
梨子「こっちに来たはずなんだけど・・・」
花丸「消えたずら!?」
千歌「え?」
横を見ると、白い布が何処かへ去って行くのが見えた。
漣「何だ?」
善子「こ、今度は・・・!?」
花丸「オバケずらか?」
梨子「えぇ!?」
白い布が入って行った教室に入る。
漣「暗いな。スイッチは何処だ?」
梨子「本当にここに入ったの・・・?」
千歌「うん、間違い無い。」
善子「何なの・・・ここ?」
花丸「堕天使が怖いずらか?」
善子「まま、まさか!寧ろこの闇の波動が心地良い今日この頃・・・」
すると白い布が高速で横切った。
善子「うわああ!?」
ルビィ「ピギィ!?」
恐怖を感じた善子が即座に退室した。
千幸「前言撤回だな。」
善子「私はここで結界を張って皆を守っています!」
千幸「おいヘタレ堕天使。」
善子「ヘタレ言うな!」
漣「ん?」
ダンボールとダンボールの間に、動く白い布が居た。
漣「おい千歌、千幸。」
千歌「何?」
千幸「どうした?」
漣「蠢くシーツを発見した。」
千幸「マジか。」
梨子「でも、やっぱりあれ・・・ただのシーツよね?」
千歌「確かめてみるね。」
梨子「気を付けてね・・・?」
漣「俺達が付いてる。」
千歌「とりゃああああああ!!!!」
シーツをバッと捲り上げた。
善子「大丈夫!?ん?」
蠢くその正体は・・・
何としいたけだった。
漣・千幸・千歌・梨子・花丸「え・・・?」
梨子「な〜んだ。しいたけちゃんかぁ。」
漣「しいたけ!?」
しいたけ「ワン!」
善子「お化けな訳無いじゃない・・・」
ルビィ「うゆ!」
千幸「善子、ルビィ、後ろ。」
善子・ルビィ「ん?」
後ろに振り向くと・・・
2体のうちっちーが立っていた。
善子「きゃあああああああ!!!」
ルビィ「ピギャアアアアアアア!!!!」
するとしいたけが、2人の叫び声に驚いて逃げ出した。
漣「おいしいたけ逃げるな!!」
千幸「止まれしいたけ!!!」
2人が全速力で追う。
しいたけは外まで逃げた。
漣「おいしいたけ!そっち行くな!!」
千幸「止めろ!!!!」
だが、しいたけの顔はシーツで覆われて見えなかった。しいたけはそのままアーチにぶつかって、アーチを倒してしまった。
千歌「あ・・・あはは・・・」
漣「アーチが・・・」
千幸「アーチが死んだ・・・」
その日の夕方の生徒会室。
ダイヤ「器物破損、被害甚大・・・アーチの修復だけで10人掛かりで4時間のロス・・・」
花丸「だって・・・」
梨子「そもそもしいたけちゃんが何で学校に居たの!」
漣「そうだ。それが知りたい。」
千歌「何か、美渡姉が散歩してたら、リードを離しちゃったらしくて・・・」
千幸「美渡さんがリードを・・・?」
ダイヤ「言い訳は結構です!兎に角この遅れをどうするか。閉校祭は明日なんですのよ!」
千歌「頑張ります・・・」
ダイヤ「それで済む話ですの?もう下校時間まで僅かしかありませんわ。」
花丸「そろそろ終バスの時間ずら・・・」
千歌「準備、間に合うかなぁ・・・」
梨子「だよね・・・」
漣「俺達は何時でも帰れるけど・・・」
千幸「でも皆を置いて帰る訳には・・・」
鞠莉「OK。そう言う事であれば、小原家が責任を持って送るわ!全員!」
千歌「え!?」
花丸「本当ずら!?」
漣「小原家は伊達じゃねえな。」
千幸「流石鞠莉だ。」
梨子「でも全員って?」
鞠莉「準備で学校に残る生徒全員!勿論、ちゃんと家には連絡するようにね!」
千歌「ありがとう!皆に伝えて来る!」
生徒会室を後にした。
ダイヤ「本気ですの?」
鞠莉「最後なんだもん。許してよ。」
ダイヤ「誰も許さないなんて言ってませんわ?最初からそのつもりでしたから。」
鞠莉「・・・くすっ。」
夜になっても全校生徒は準備を進める。
千歌「はいお待たせー!」
梨子「わぁ!何これ!」
千歌「千歌ちゃん家特製、みかん鍋ー!」
漣「でもみかんは何処で?」
千歌「美渡姉がお詫びにって!」
漣「あぁ。」
女子生徒「こんな美味しそうな鍋食べられるなら、毎日話してOKだよ!」
梨子「毎日は止めてね?」
花丸「おかわりずら!」
漣「早っ!」
千幸「にしても、うちっちーの正体は曜と、まさかの果南だったとはな。」
梨子「その格好は一体・・・」
果南「ああ。閉校祭は曜と2人で、教室に海を再現してみようってこの格好にしてみたんだけど・・・」
千幸「成る程な。」
花丸「て事は・・・」
善子「これは曜?」
もう1体のうちっちーを見る。うちっちーの反応は無し。
善子「・・・って、何か喋りなさいよ!」
花丸「人騒がせずら。」
梨子「もう本番までは、それを着て外に出ないで下さいね?」
果南「はいはい。」
善子「・・・だから喋りなさいよ!」
うちっちーを触ると、首が捥げた。
善子「あ・・・!」
千幸「首が捥げた。」
花丸「首が取れたずら。」
善子「ぎゃあああああああ!!!!」
千幸「そう言えば、曜は何処だ?」
漣「アーチの方へ行った。」
校門のアーチでは。
曜「ふぅ、これでよし!」
アーチの修復が完了した。
曜「ん?」
横を見ると、1箱のダンボールが置かれてあった。曜はダンボールの上に立って、大きく叫んだ。
曜「スクールアイドル部でーす!宜しくお願いしまーす!あなたも!あなたも!スクールアイドル、やってみませんかー?」
千歌「はい!スクールアイドルやります!」
漣「おっす曜。」
千幸「スクールアイドル部の宣言か?」
曜「ふふふ。何か静かだね。学校はあんなに賑やかなのに。」
千歌「うん。何か良いよね、そう言うの!外は普通なのに、学校の中は皆の夢で明日に向いてワクワクしてて、時が過ぎるのも忘れていて・・・好きだな、そう言うの。ずっとこのままだったら良いのにね。明日も、明後日もずーっと!そしたら・・・そしたら・・・」
漣「千歌、良い事言うじゃねえか。」
曜「私ね、千歌ちゃんに憧れてたんだ。千歌ちゃんが見てるものが見たいんだって、ずっと同じ景色を見てたいんだって、このまま、皆でお婆ちゃんになるまでやろっか!えへへ!」
千歌「うん!」
千幸「それは無理あるかもだぞ?」
曜「やっぱり?」
4人「あはははははは!!」
ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!
遂に閉校祭が開催した。多くの人や生徒達で賑わってる。
喫茶店。
千歌・梨子「行ってらしゃいませ。お嬢様。」
すると千歌が、梨子が着てる喫茶店の制服を見た。
千歌「梨子ちゃん似合うよね〜!自分でリクエストしたの?」
梨子「えぇ、ちょっと憧れてて・・・千歌ちゃんも可愛くて似合ってる!」
千歌「そう?ありがと!」
いつき「そう言えば、梨子ちゃんの服・・・これ、すっごく参考になったよ!」
東京へ行った時に梨子が買った壁クイの本を見せた。
梨子「うえ"え"ー!!たまたまよ!!家にたまたまあっただけよ!!」
千歌「梨子ちゃん・・・?」
全力で否定する梨子だった。
むつ「千歌ー、梨子ー!そろそろ交代の時間だよねー。少し校内見て来なよー!」
千歌「本当!?梨子ちゃん一緒に行こっか!」
梨子「あぁ、ごめんなさい。私はちょっと用事があるの。」
千歌「え?」
その頃曜と果南は。うちっちーの着ぐるみを着て、園児達を楽しませていた。
曜「皆ー、浦の星アクアリウムへようこそー!元気かなー?」
園児達「元気ーー!」
曜「はぁ〜い!」
果南「ここは広くて深〜い内浦の海!」
中庭では。多くの店で賑わっていた。
漣「・・・いやぁ〜大盛り上がりだな。」
千幸「ドッタンバッタン大騒ぎだな。」
焼き鳥を食べてる漣と、たい焼きを食べてる千幸が歩いていた。
漣「にしても今日の朝、あの3人からある提案が来るとは。」
千幸「本当だな。」
今朝の閉校祭開催前。
漣『どうしたの皆?俺達に話したいって。』
むつ『お2人は何か出し物とか考えています?』
千幸『出し物?いや無いけど。俺達顧問だからな。』
いつき『そうだろうと思って、お2人のライブを提案したんです!』
漣・千幸『ライブ!?』
よしみ『はい!このライブはAqoursへのサプライズライブです。是非やってみませんか?』
漣『良いねそれ!やろうぜ千幸!』
千幸『上等!俺もその提案乗ったぜ!』
そして現在。
漣「まさか俺達のライブを提案してくれるとは。鞠莉に感謝だな。」
千幸「この閉校祭の俺達のライブをドッタンバッタン大騒ぎさせようぜ!」
???「あ!漣さん!千幸さん!」
漣・千幸「え?」
そこに、2人の女性が漣と千幸を見付けて名前を呼んだ。その女性の正体は・・・
漣「雪穂!」
千幸「亜里沙!」
2人の女性の正体は、高坂穂乃果の妹の高坂雪穂と、絢瀬絵里の妹の絢瀬亜里沙だった。
ダイヤ「では、次の問題ですわ!」
2階の教室では、クイズ大会が開かれていた。
ルビィ「次の問題は、得点が2倍になります!皆、正解目指してがんばルビィ!」
ダイヤ「では問題!第2回ラブライブに出場、決勝まで進んだ福岡の2人組スクールアイドルと言えば!?」
女子生徒A「めんたいフォー!」
女子生徒B「ハカッタナー!」
女子生徒C「天神ツー!」
ダイヤ「ブッブッブーですわ!正解はドリーム!まだまだラブライブマニアには遠いですわよ!」
ルビィ「流石お姉ちゃん!」
千果「ダイヤさん、本当にラブライブが好きなんだなぁ・・・」
花丸「占いに興味な無いずらかー・・・?」
後ろに暗い顔をした花丸が居た。
千歌「花丸ちゃん・・・?」
花丸「占いに興味は無いずらー!?」
千歌「えーっと・・・」
その頃漣と千幸は、偶然出会った雪穂と亜里沙とグラウンドの石段に座っていた。
漣「どうしたんだ2人共?」
雪穂「実は、亜里沙が浦の星女学院の閉校祭へ行きたいって誘われたんです。」
千幸「へぇ〜。亜里沙、何処でそれを知ったんだ?」
亜里沙「ホームページで見たんです。Aqoursの学校が無くなるからって。」
千幸「2人で来たのか?」
雪穂「いえ、もう1人来てます。」
漣「誰だ?」
???「おーーーい!漣ーーー!!千幸ーーー!!」
後ろから声が聞こえた。後ろに振り向くと・・・
漣・千幸「結羽介!!」
何とEXTRAの同期で、俳優の比良坂結羽介だった。
結羽介「いやぁ〜お前ら久し振りだな〜。」
漣「それはこっちの台詞だ。お前が2人をここまで連れて来たのか?」
結羽介「ああ。亜里沙ちゃんがこの浦の星女学院の閉校祭の話をしたら俺が送ってやろうって事になっちゃって。」
千幸「即許諾したのかよ。電車でか?」
結羽介「いや、俺のNSXでここまで突っ走った。」
千幸「東京からご苦労さんだ事。」
漣「そうだ。雪穂と亜里沙、仕事はどうしてる?」
雪穂「私は、家を継いでます。」
漣「そうか。亜里沙は?」
亜里沙「実は亜里沙、スカウトされたんです。」
漣・千幸「スカウト!?」
結羽介「亜里沙ちゃん、俺の事務所の社長に女優としてスカウトされたんだ。」
漣「えぇ〜マジかよ!凄えな!」
亜里沙「この前結羽介さんが出演するドラマに出演したんです!」
漣「凄え!良かったじゃん!」
その頃千歌は。占いへ向かっていた。
善子「クーックックック!ようこそ迷いリトルデーモンよ!」
千歌「こんなのやってたんだー。」
善子「どんな悩みもズキューンっと解決してあげましょう。・・・分かりました。恋の悩みですね?」
千歌「いえ、全然~。」
花丸「どっちかと言えば、人が来なくて悩んでたのはこっちずら。」
善子「で、では最近太ってきて体重が気になる・・・」
千歌「いえ、さっぱり。」
花丸「それは喜子ちゃんずら。」
善子「ずら丸は黙ってなさい!っつかヨハネ!」
花丸「素直に何を占って欲しいか聞いた方が良いずら。」
善子「うっさい!聞かなくても脳内に響く堕天の囁きが全て教えてくれるのです!良いわ!とにかく占ってあげましょう!ミュージック!!
室内に音楽が流れた。
千歌「おぉ!本格的!ん?」
梨子「だからって何で私が・・・?」
演奏していたのは梨子だった。
千歌「梨子ちゃん?」
花丸「梨子ちゃんが勝手に手伝ってくれるって。流石リトルデーモンリリーずら。」
梨子「花丸ちゃんだって、1度くらい善子ちゃんの望みを叶えてあげたいって。」
花丸「まるは、たまたま・・・」
善子「ずら丸・・・リリー・・・」
千歌「あ!じゃあ、Aquorsを占って下さい!この先、どんな未来が待ってるか。」
善子「・・・それなら占うまでもありません。全リトルデーモンが囁いています。Aquorsの未来は・・・」
その頃漣と千幸は、雪穂と亜里沙と結羽介と中庭を歩いていた。
漣「そうだ。俺達閉校祭でライブやるんだ。」
亜里沙「ライブですか!?」
結羽介「お!それは楽しみだな!」
雪穂「2人のライブがまた観れるなんて、嬉しいです!」
千幸「期待しろよ?」
漣「ん?」
鞠莉「さぁ!理事長のシャイ煮プレミアムはここだよーー!!」
漣「ガチで売ってやがる・・・ん?」
何かを見付けた漣。
漣「おい皆、ちょっと貰って来る。」
結羽介「何をだ?」
漣「良いから良いから。」
何かを貰いに行った漣。
しばらくして千歌が中庭に来た。
千歌「わぁ!凄い人!ん?」
中庭に、美渡と志満が居た。
千歌「志満姉、美渡姉!」
志満「千歌ちゃん!」
千歌「来てたんだ!」
美渡「食べる?」
千歌「あー、焼きみかんだ!」
焼きみかんを売っていた。
千歌「貰う貰う!この時期美味しいよねー!」
志満「本当みかん好きよねー。千歌ちゃんは。」
千歌「うん!大好き!食べると何時も思うんだよね〜。はぁ〜、ここに生まれて・・・良かったって!」
志満「それにしても、変わってないわねここは。」
美渡「うん、匂いもあの頃のまま。」
千歌「匂い?」
志満「うん。千歌ちゃんは毎日来てるから気付かないかもしれないけど、あるのよ、ここだけの懐かしい匂いが。」
2人はこの浦の星女学院のOGだったのだ。
その頃漣は、焼きみかんを4人に配っていた。
雪穂「みかんですか?」
漣「焼きみかんだ。それ甘いぞ?」
千幸「この前志満さんから貰ったんだ。食べたら甘かった。」
焼きみかんを食べる3人。
雪穂「美味しい!」
亜里沙「ハラショー!」
結羽介「凄え!このみかん甘し!」
漣「喜んでくれて光栄だ。」
するとヘリウムガスの音が聞こえた。
千歌「ん?何の音?これ。」
志満「あら本当ね。」
よしみ「おーい千歌ー!こっちまで来てー!」
屋上からよしみが千歌を呼んだ。
千歌「じゃあね。」
美渡と志満と別れた。
千歌「よしみちゃーん!なーにー?」
よしみ「えへへ!ちょっとねーー!!」
千歌「何?」
よしみ「じゃーん!!」
千歌「わああああ!!」
浦女ありがとうのバルーンアーチが出て来た。
漣「バルーンアーチ!?」
千幸「浦女のバルーンアーチか!?」
雪穂「凄ーい!」
亜里沙「ハラショー!」
結羽介「ヒョーー!!」
むつ・いつき・よしみ「イエーーーイ!!!」
千歌「・・・!!」
よしみ「どうだ!サプライズでしょ!?」
千歌「うん!嬉しいよ!」
いつき「まだまだこんなもんじゃないよーー!!」
千歌「え?」
むつ・いつき・よしみ「せーのっ!!」
バルーンアーチが空に舞い上がった。
見ていた人達や生徒達が歓声を上げた。
千歌『楽しい時間と言うのは、何時もあっと言う間で。』
果南『そこに居る誰もがこの時間が、ずーっと続けば良いのにって思ってるのに。』
曜『でも、やっぱり終わりは来て・・・』
ダイヤ『時が戻らない事、もう一度同じ時間を繰り返せない事が、とても寂しく思えるけど。』
ルビィ『同時に、やっぱりどうなるか分からない明日の方がちょっぴり楽しみでもあって。』
花丸『あぁ、これが時が進んで行くって事なんだなぁって実感出来るずら。』
善子『そして気付く。きっと二度と同じ時はないからこの時が楽しいって思えるのかな。今こうしていることがたった一度きりだって分かっているから全力になれる。』
梨子『何時か終わりが来る事を皆が知っているから、終わりが来てもまた明日が来る事を知っているから。』
鞠莉『未来に向けて、歩き出さなきゃいけないから!皆、笑うのだろう!』
キャンプファイヤーは全校生徒が手を繋いで踊った。
鞠莉「これで浦の星女学院閉校祭を終わります。今日集まった人を見て、私は改めて思いました。この学校がどれだけ愛されていたか、どれだけこの街にとって、皆にとって大切なものだったか。だから、この閉校祭は私にとって・・・何よりも幸せで・・・私にとって何よりも暖かくて・・・」
ダイヤ「鞠莉さん・・・」
鞠莉「ごめんなさい・・・」
彼女は頭を深く下げて謝罪した。
果南「鞠莉・・・」
鞠莉「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・もう少し頑張れれば・・・もう少し・・・」
むつ「アークーア!アークーア!アークーア!」
全校生徒「アークア!アークア!アークア!アークア!アークア!アークア!」
浦の星女学院全校生徒がAqoursコールした。
鞠莉「皆ー!ありがとー!!じゃあラストにみんなで一緒に歌おう!!最高に明るく、最高に楽しく・・・最っ高に声を出してー!!」
Aqours・全校生徒「やり残したことなどない そう言いたいね いつの日にか そこまではまだ遠いよ だから僕らは♪」
千歌「頑張って挑戦だよね♪」
勇気はどこに?君の胸に!を歌った。キャンプファイヤーの炎が消えた。すると3人の女子生徒がバックライトを海の方へ照らした。
千歌「え?」
照らされたのはグラウンドの端だった。そこには・・・
EXTRAの2人が立っていた。
漣「皆さん!EXTRAです!」
千歌「漣さん?千幸さん?」
漣「これはAqoursへのサプライズライブです。」
千歌「私達への・・・?」
千幸「俺達はこの浦の星女学院に来て、色々ありました。」
漣「多くの挫折や成長が沢山あったけど、それでも彼女達Aqoursは前へ進んで輝きを探し求めた。けど、この浦の星女学院が統廃合で無くなってしまうのは残念です。俺達も残念な気持ちでいっぱいです・・・」
千幸「でも、彼女達は必ずラブライブで優勝して、この浦の星女学院の名前をラブライブの歴史に刻む事を誓った。」
漣「皆さん!Aqoursを応援してくれますか?」
全員が拍手した。
千幸「OK!Aqoursの皆!俺達がお前達Aqoursがラブライブ優勝を願って応援歌を歌うぜ!」
Aqours「っ!!」
漣「ミュージックスタート!虹を待つ人!」
『虹を待つ人』
漣「眠れなかった体に 音が飛び込んで走る 目を閉じれば真っ暗 自分で作る色♪」
千幸「言えないままの痛みが そっと寄り添って歌う 使い古した感情は 壊れたって動く♪」
漣「見えない壁で囲まれた部屋 命に触れて確かめている♪」
全校生徒「オーオーオーオオー!」
EXTRA「そのドアに鍵は無い♪」
全校生徒「ウォーウォーウォウォー!」
EXTRA「そのドアに鍵は無い 開けようとしないから 知らなかっただけ♪」
全校生徒「オーオーオーオオー!」
EXTRA「初めからずっと自由♪」
千幸「冷たいままの痛みが そっと寄り添って祈る 冷たいままの体を 温めようとしている♪」
漣「生きようとする体を 音は隅まで知っている 目を開けたって同じ 自分で作る色♪」
千幸「見えない壁が見えた時には その先にいる人が見える♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「虹を呼ぶ雨の下♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「皆同じ雨の下 うまく手は繋げない それでも笑う♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「同じ虹を待っている♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「音が飛び込んで走る♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「音が飛び込んで走る♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「音が隅まで走る♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「生きようとする身体を あるいは気付いていて 怖かっただけ♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「どこまでもずっと自由♪
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「そのドアに鍵は無い♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「そのドアに鍵は無い うまく手は繋げない それでも笑う♪」
Aqours・全校生徒・雪穂・亜里沙・結羽介「オーオーオーオオー!」
EXTRA「同じ虹を待っている♪」
こうしてEXTRAのサプライズライブが終了して、浦の星女学院の閉校祭が幕を閉じた。
「END」
キャスト
朝霧漣:荒井敦史
城戸千幸:池岡亮介
高海千歌:伊波杏樹
桜内梨子:逢田梨香子
松浦果南:諏訪ななか
黒澤ダイヤ:小宮有紗
渡辺曜:斉藤朱夏
津島善子:小林愛香
国木田花丸:高槻かなこ
小原鞠莉:鈴木愛奈
黒澤ルビィ:降幡愛
高海志満:阿澄佳奈
高海美渡:伊藤かな恵
よしみ:松田利冴
いつき:金元寿子
むつ:芹澤優
しいたけ:麦穂あんな
解答者A:山北早紀
解答者B:千本木彩花
比良坂結羽介:島崎信長
高坂雪穂:東山奈央
絢瀬亜里沙:佐倉綾音
女子生徒:三宅晴佳
嶺内ともみ
小松奈生子
岡咲美保
続木友子
小野寺瑠奈
原口祥子
米山明日美
二ノ宮愛子
樋口桃
木本久留美
成岡正江
小田果林
内田愛美
森永たえこ
次回「光の海」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「
出身地・品川区
生年月日・11月8日
年齢・27歳
血液型・O型
身長・175cm
体重・62kg
性格・ポジティブ
得意料理・焼きそば、お好み焼き
好きな物・ゲーム、ツンデレ、百合
好きな食べ物・お好み焼き、アールグレイ
苦手な物・大葉
苦手な食べ物・大根
モデル・橋本汰斗
髪型・金髪
私服・黄色の服、白いジャケット、赤いジーンズ、オレンジ色のスニーカー
品川区出身の人気アイドルでEXTRAと同期。
性格はポジティブであり、失敗しても何時も笑っていられるほど。
元々は俳優志望だったが、元々アイドル志望だった母に勧められてアイドルになった。
しばらく休止していたが、EXTRA復帰と同時に活動を再開した。
大型自動二輪と普通自動車の免許を持っている。
同じ事務所に所属する絢瀬亜里沙と仲が良く、彼女を可愛がってる。
3年前にアイドルから念願の俳優へ転身し、ドラマ、映画、バラエティ、舞台、声優などマルチで幅広く活躍中。
愛車バイク・ゴールドウィングツアー、BMW S1000XR
自家用車・NSX
家族構成・高校の国語教師の従姉
WEBデザイナーのの母親
父親は生まれる3日前に他界している。
年収・8千万
所属事務所・Earth Entertainment
イメージCV・島崎信長