ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!   作:naogran

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浦の星女学院1年生の国木田花丸は、小さい頃から隅っこで遊ぶ目立たない子だった。運動も苦手だったし、学芸会では木の役で、段々、1人で遊ぶようになっていった。本を読むのが大好きになっていた。




そして中学時代の時。

図書室は何時か、花丸の憩いの場所となり、読む本の中で、何時も空想を膨らませていた。するとチャイムが鳴り始めた。読み終わった時ちょっぴり寂しい気持ちになったが、彼女は本があれば大丈夫だと思ってた。すると本のページを捲る音が聞こえた。

花丸「ん?」

???「うわっ!」

赤い髪のツインテールの少女が居た。彼女の名前は黒澤ルビィ。花丸の大切な親友である。


shiny.1「ふたりのキモチ」

そして浦の星女学院では、スクールアイドル部が承認され、部室が出来上がった。

 

千歌「これで良し!」

 

部室の入り口の上にプレートを置く。

 

梨子「それにしても、まさか本当に承認されるなんて。」

 

曜「部員足りないのにね。」

 

千歌「理事長が良いって言うんだから良いじゃない。」

 

漣「良いって言うか・・・ノリノリだったなあの理事長ちゃん。」

 

千幸「でも良いじゃねえか。ここで新たな活動が出来る訳だし。」

 

漣「まぁそうだな。」

 

そこに漣と千幸も居た。今朝手続きを済ませて来たのだった。

 

梨子「でもどうして理事長は私達の肩を持ってくれるのかしら?」

 

千歌「スクールアイドルが好きなんじゃない?」

 

漣「それだけで承認するなんて、ただの親バカみないな感じだな。」

 

千歌「兎に角入ろうよ!」

 

 

 

 

部室に入った瞬間、3人は固まった。何故なら・・・

 

漣「ガラクタばかりだな。」

 

梨子「片付けて使えって言ってたけど・・・」

 

千歌「これ全部ーーーー!?」

 

千幸「こりゃあ酷えな・・・」

 

漣「千歌、文句言っても誰もやってくれねえぞ。さぁ片付けるぞ。」

 

千歌「も〜〜・・・ん?」

 

ホワイトボードを凝視する。

 

千歌「何か書いてある。」

 

梨子「歌詞かな?」

 

曜「どうしてここに?」

 

千幸「前の先輩達が書いた奴か?」

 

千歌「分からない・・・」

 

漣「にしても、何だこの大量の本は?」

 

その部室内を廊下から覗く者が居た。黒澤ルビィだった。ルビィはすぐに何処かへ去って行った。

 

漣「ちょいとこのテーブルをスッキリさせるか。図書室は何処だ?」

 

 

 

 

図書室には、国木田花丸が居た。するとルビィが戻って来た。

 

ルビィ「やっぱり部室出来てた!スクールアイドル部承認されたんだよ!」

 

花丸「良かったね〜。」

 

ルビィ「うん!あぁ、またライブ見られるんだ~。」

 

すると誰かが入って来た。

 

ルビィ「ピィ!」

 

千歌「こんにちは〜。」

 

漣「失礼します。」

 

ルビィはすぐに隠れた。

 

千歌「あ、花丸ちゃん!と・・・ルビィちゃん!」

 

ルビィ「ピギャ!」

 

扇風機に隠れてるルビィを指差した。

 

曜「良く分かったね。」

 

千歌「へへ〜!」

 

千幸「知り合いなのか?」

 

千歌「まぁね。」

 

隠れてたルビィが出て来た。

 

ルビィ「こ、こんにちは・・・」

 

千歌「可愛い!」

 

持って来た本をカウンターに置く。

 

梨子「これ部室にあったんだけど、図書室の本じゃないかな?」

 

花丸「あ、多分そうです。ありがとうございます。」

 

すると千歌が花丸とルビィの手を握った。

 

千歌「スクールアイドル部へようこそ!」

 

花丸「ええ!?」

 

梨子「千歌ちゃん・・・」

 

千歌「結成したし、部にもなったし、絶対悪いようにはしませんよ〜。」

 

すぐに漣が千歌を2人から離した。

 

漣「おい千歌止めろ。2人共戸惑ってるだろ?ごめんね2人共。」

 

花丸「あ、いえ。」

 

ルビィ「・・・・・」

 

怯えているルビィ。

 

漣「ん?どうしたの?俺何か悪い事でもやったの?」

 

花丸「いえ、ルビィちゃんは人見知りで、男性が苦手なんです。」

 

漣「男性恐怖症かぁ。まぁそう言う子は全国に居るからなぁ。ごめんね。」

 

ルビィ「い、いえ・・・」

 

千歌「でも2人が歌ったら絶対キラキラする!!間違いない!!」

 

ルビィ「え、でも・・・」

 

花丸「お、オラ・・・」

 

漣・千歌「オラ?」

 

花丸「あ、いや・・・まる、そう言うの苦手って言うか・・・」

 

ルビィ「る、ルビィも・・・」

 

曜「千歌ちゃん、強引に迫ったら可哀想だよ。」

 

梨子「そうよ。まだ入学したばかりの1年生だし。」

 

千歌「そうだよね・・・あはは、可愛いからつい・・・」

 

曜「千歌ちゃん、そろそろ練習。」

 

千歌「あ、そっか。」

 

千幸「じゃあね2人共。」

 

5人は図書室を後にした。

 

ルビィ「スクールアイドルかぁ・・・」

 

花丸「やりたいんじゃないの?」

 

ルビィ「え!?でも・・・」

 

 

 

 

放課後。ルビィは海を眺める。

 

花丸「ダイヤさんが?」

 

ルビィ「うん。お姉ちゃん、昔はスクールアイドル好きだったんだけど・・・一緒にμ’sの真似して、歌ったりしてた。」

 

 

 

彼女の姉「黒澤ダイヤ」は浦の星女学院の生徒会長をやっている。彼女はルビィと同じくスクールアイドルが大好きだった。しかしダイヤが高校に入ってしばらく経ったある日、ルビィがスクールアイドルの雑誌を家で読んでると。

 

ダイヤ『片付けて。それ、見たくない。』

 

急にダイヤの表情が一変したのだった。

 

 

 

花丸「そうなんだ・・・」

 

ルビィ「本当はね、ルビィも嫌いにならなきゃいけないんだけど・・・」

 

花丸「どうして?」

 

ルビィ「お姉ちゃんが見たくないって言うもの、好きでいられないよ・・・それに・・・」

 

花丸「それに?」

 

ルビィ「花丸ちゃんは興味ないの?スクールアイドル。」

 

花丸「ないない!まる運動苦手だし、オラとか言っちゃう時あるし・・・」

 

ルビィ「じゃあルビィも平気。」

 

笑顔を見せるルビィだが、花丸は何処か悲しい顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

場所が変わってとあるダイビングショップ。

 

女性大生A「気持ち良かった〜!」

 

女性大生B「うん!魚綺麗だった〜!」

 

果南「ありがとうございました!また宜しくお願いします!」

 

彼女の名前は「松浦果南」。千歌と曜の幼馴染みの少女で浦の星女学院の3年生。現在は休学してる。父親が骨折してしまってる為、彼女がその代理で経営している。

 

果南「ん?」

 

何かに抱き着かれた。

 

???「やっぱりここは果南の方が安心出来るな〜!」

 

金髪の少女が果南に抱き付いたのだった。彼女は「小原鞠莉」。浦の星女学院3年生兼理事長である。

 

果南「って、鞠莉!」

 

すぐに押し離した。

 

鞠莉「果南!シャイニー!」

 

また抱き付いた。

 

果南「どうしたの?いきなり。」

 

急に険しい表情になった果南。

 

鞠莉「スカウトに来たの!」

 

果南「スカウト?」

 

鞠莉「休学が終わったら、スクールアイドル始めるのよ!浦の星で。」

 

果南「・・・本気?」

 

鞠莉「でなければ、戻って来ないよ。」

 

すると果南が鞠莉に何かを言って、仕事に戻って行った。

 

鞠莉「はぁ・・・相変わらず頑固親父だねぇ・・・」

 

 

 

 

 

 

その日の夕方の黒澤家。ルビィは隅っこでμ`sのページを見ていた。彼女は昔を思い出した。

 

 

 

 

ルビィ『ルビィは花陽ちゃんかなー。』

 

ダイヤ『私は断然エリーチカ!生徒会長でスクールアイドル。クールですわぁ!』

 

 

 

 

しかしそれは昔の話。彼女は再びμ`sのページを見る。それを姉のダイヤが廊下からこっそり見ていた。

 

 

 

 

 

 

そして本屋では、花丸がμ`sスクールアイドルの雑誌を立ち読みしていた。

 

花丸「μ’s・・・かぁ。オラには無理ずら。ん?」

 

すると星空凛のページを見た。

 

???(ずら丸降臨!何でここに!?)

 

変装してる少女「津島善子」が居た。彼女は一体?

 

 

 

 

 

 

そして別の日。

 

梨子「無理よ流石に・・・」

 

千歌「でも・・・μ`sも階段登って鍛えたって・・・」

 

漣「ここにも男坂と同じような石段があったとはな。」

 

千幸「良いね〜。鍛えるには丁度良い場所だ。」

 

曜「でも、こんなに長いなんて・・・」

 

梨子「こんなの毎日登ってたら・・・体が持たないわ・・・」

 

漣「俺達ならこれ毎日いけるな。」

 

千歌「やっぱり漣さんと千幸さんのような本格的なアイドルは違うのかな・・・?」

 

千幸「どうだろうな?」

 

???「千歌。」

 

3人「ん?」

 

漣・千幸「?」

 

上から誰かの声が聞こえた。

 

千歌「果南ちゃん。」

 

漣「知り合い?」

 

千歌「幼馴染みだよ。」

 

曜「もしかして、上まで走って行ったの!?」

 

果南「一応ね。日課だから。」

 

梨子「日課!?」

 

果南「千歌達こそどうしたの?急に。」

 

千歌「鍛えなくちゃって、ほらスクールアイドルで!」

 

果南「そっか・・・っま、頑張りなよ!千歌、その2人は?」

 

千歌「私達の顧問だよ。」

 

漣「宜しくな。顧問をやってるEXTRAの朝霧漣だ。」

 

千幸「城戸千幸。」

 

果南「EXTRA、もしかして・・・」

 

漣「ん?どうかしたのか?」

 

果南「ううん。じゃあ店やらなきゃいけないから。」

 

走って店へ戻って行く。

 

梨子「・・・息一つ切れてないなんて・・・」

 

曜「上には上が居るって事だね・・・」

 

千幸「あの子、俺達と良いライバルになりそうだな。」

 

漣「・・・」

 

千幸「漣?どうかしたか?」

 

漣「あの子、俺達を見て疑問を抱いてたような。」

 

千歌「私達も・・・行くよ〜!・・・」

 

千幸「おい千歌、無理は禁物だ。」

 

千歌「ううぅ・・・」

 

 

 

 

 

 

そして浦の星女学院では。

 

ルビィ「えぇ!?スクールアイドルに!?」

 

花丸「うん。」

 

ルビィ「どうして!?」

 

花丸「どうしてって、やってみたいからだよ。ダメ?」

 

ルビィ「全然!ただ、花丸ちゃん興味とかあんま無さそうだったから・・・」

 

花丸「いや、ルビィちゃんと一緒に見てるうちに、良いなぁって。だから、ルビィちゃんも一緒にやらない?」

 

ルビィ「ルビィも!?」

 

花丸「やってみたいんでしょ?」

 

ルビィ「それはそうだけど・・・人前とか苦手だし、お姉ちゃんが嫌がると思うし、それに男の人苦手だし・・・」

 

花丸「そっか。じゃあ、こうしない?」

 

そこで花丸が提案したのは。

 

ルビィ「体験・・・入部?」

 

 

 

 

 

 

EXTRA・Aqours「ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!」

 

 

 

 

 

 

体験入部と言う形でスクールアイドル部に入ってみる事にした。

 

千歌「本当!?」

 

花丸「はい!」

 

ルビィ「宜しくお願いします!」

 

漣「まさか君達とは驚きだね。」

 

千歌「やった!・・・やった・・・」

 

するとドアを開けて。

 

千歌「やったーーーーー!!!」

 

大ジャンプした。

 

千幸「おい千歌?いきなりどうした?」

 

千歌「これでラブライブ優勝だよ!レジェンドだよ!!」

 

曜「千歌ちゃん待って。体験入部だよ?」

 

千歌「え?」

 

梨子「要するに仮入部って言うか、お試しって事。それでいけそうだったら入るし、合わないって言うなら辞めるし。」

 

千歌「そうなの?」

 

花丸「ええ、まぁ色々あって・・・」

 

曜「もしかして生徒会長?」

 

花丸「あ、はい・・・だからルビィちゃんとここに来た事は内密に・・・」

 

漣「生徒会長?」

 

花丸「この学校の生徒会長はルビィちゃんのお姉さんなんです。」

 

千幸「へぇ〜、生徒会長が君のお姉ちゃんだったとはね。」

 

ルビィ「ピギッ!」

 

漣「あ〜・・・俺達は怖くないから安心して良いんだよ?」

 

ルビィ「そ、そうなんですか・・・?」

 

漣「約束する。絶対に悪いようにはしない。」

 

千幸「姉が生徒会長とは、お前とよく似てるな。」

 

漣「おい俺の姉ちゃんの話は止めろ。」

 

千幸「聞いてくれよ。此奴の姉ちゃんも学生時代の頃生徒会長だったんだけど、何時も漣にべったりくっ付いてて、何時も漣の事を抱いてるんだ〜。」

 

漣「だからその話は止めろ!思い出すだけで虫唾が走る・・・」

 

ルビィ「くすっ。」

 

千幸「お?笑ったようだね。」

 

千歌「よっ!出来た〜!」

 

ポスターに花丸とルビィの名前を書いた。

 

漣「おい千歌、人の話をちゃんと聞けよ。」

 

千幸「まだあの子達、入部した訳じゃねえよ。」

 

千歌「え?」

 

漣「まぁまずは、練習をやってもらうのが一番だな。」

 

 

 

 

スクールアイドルの練習のグラフを見せた。

 

梨子「色々なスクールアイドルのブログを見て作ったの。」

 

漣「俺達も少々手伝ったんだ。(海未を思い出すな〜。彼奴今頃どうしてるかな?)」

 

曜「曲作りは?」

 

梨子「それは別の時間を見て作るしかないわね。」

 

ルビィ「本物のスクールアイドルの練習・・・!」

 

曜「でも、練習は何処でやるの?」

 

千歌「あ。」

 

 

 

 

中庭とグラウンドを回って見たが、他の部活でいっぱいだった。

 

千歌「中庭もグラウンドもいっぱいだねー・・・部室もそこまで広くないし・・・」

 

千幸「他の部活でいっぱいだな。」

 

曜「砂浜じゃダメなの?」

 

梨子「移動の時間考えると、練習場所は学校内で確保したいわ。」

 

ルビィ「屋上はダメですか?」

 

千歌「屋上?」

 

ルビィ「μ’sは何時も屋上で練習してたって。」

 

千幸「屋上!良いかもな!」

 

千歌「そっか!」

 

曜「屋上かぁ!」

 

千歌「行ってみよう!」

 

 

 

 

屋上に到着。

 

千歌「うわーー!凄ーーい!」

 

曜「富士山くっきり見えてる!」

 

漣「結構広いな〜。」

 

花丸「でも日差しが強いかも。」

 

千歌「それが良いんだよ!太陽の光を浴びて、海の空気を胸いっぱいに吸い込んで・・・」

 

床を触る。

 

千歌「あったかい。」

 

すると曜達も床を触る。

 

曜「本当だ。」

 

寝転がる花丸。

 

花丸「うーん、気持ち良いずら~。」

 

ルビィ「花丸ちゃん?」

 

花丸の頬をツンツンする。

 

漣「屋上を見ると、音ノ木坂学院を思い出すな〜。」

 

千幸「確かにそうだな。あの頃が懐かしい。」

 

漣「よしじゃあお前ら、練習始めるか!」

 

5人が手を重ね合わせる。

 

千歌「いくよー!アクア・・・」

 

5人「サンシャインー!」

 

 

 

 

練習開始。

 

漣「1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4。」

 

リズムに合わせて千歌とルビィが踊る。

 

ルビィ「出来た・・・」

 

花丸「流石ルビィちゃん!」

 

ルビィ「出来ました!千歌先輩!」

 

千歌「・・・あれ?」

 

漣「おい千歌、お前はやり直しだ。」

 

 

 

 

部室に戻る。

 

梨子「今日までって約束だったはずよ?」

 

千歌「思い付かなかったんだもんー。」

 

花丸「何かあったんですか?」

 

曜「ああ、新しい曲を今作ってて。」

 

千歌「花丸ちゃんも何か思い付いたら言ってね?」

 

千幸「少しだけでも何かないか?」

 

花丸「はぁ。ん?」

 

横を見ると、練習してるルビィが居た。

 

 

 

 

 

 

あの石段の前に到着。

 

ルビィ「これ、一気に登ってるんですか!?」

 

千歌「勿論!」

 

漣「まぁ何時も途中で休憩挟んでるけどな。」

 

梨子「でもライブで何曲も踊るには、頂上まで駆け上がるスタミナが必要だし。」

 

千幸「足腰を鍛えるには丁度良い場所だからな。」

 

漣「じゃあ俺と千幸が先導して走るから付いて来いよ?」

 

千歌「じゃあμ`s目指して、よーい・・・ドン!」

 

合図と同時に漣と千幸が駆け上がり、千歌達が2人に続いて駆け上がる。

 

 

 

 

そして駆け上がる途中。ルビィが止まった。花丸がバテていた。

 

ルビィ「花丸ちゃん・・・」

 

花丸「はぁ・・・はぁ・・・やっぱり、まるには・・・」

 

曜「どうしたの?」

 

ルビィ「ちょっと息が切れちゃって、先行ってて下さい!」

 

曜「無理しないでね?」

 

漣「上で待ってるぞ。」

 

5人は先に行った。

 

花丸「ルビィちゃん・・・?」

 

ルビィ「一緒に行こう?」

 

花丸「ダメだよ・・・」

 

ルビィ「え?」

 

花丸「ルビィちゃんは走らなきゃ・・・」

 

ルビィ「花丸ちゃん?」

 

花丸「ルビィちゃんは、もっと自分の気持ち大切にしなきゃ・・・自分に嘘付いて、無理に人に合わせても辛いだけだよ・・・」

 

ルビィ「合わせてる訳じゃ・・・」

 

花丸「ルビィちゃんは、スクールアイドルになりたいんでしょ?・・・だったら、前に進まなきゃ。」

 

ルビィ「・・・」

 

花丸「さぁ、行って?」

 

ルビィ「で、でも・・・」

 

花丸「さぁ・・・」

 

ルビィ「・・・うん!」

 

階段を駆け上がる。

 

花丸(まると一緒に図書室で過ごしてくれたその子は、とても優しくて、とても思いやりがあって・・・でも、気にし過ぎな子。素晴らしい夢も、キラキラした憧れも、全部、胸に閉じ込めてしまう子。その胸の扉を思い切り開いてあげたいと、ずっと思っていた。中に詰まっている、いっぱいの光を・・・)

 

 

 

頂上から5人が待っていた。

 

千歌「後少しだよ!」

 

千幸「頑張れ!もうちょいだ!」

 

 

 

そして花丸は階段を下りて行く。

 

花丸(世界の隅々まで照らせるような、その輝きを、大空に、放ってあげたかった)

 

 

 

頂上ではルビィが登り切った。

 

 

 

花丸(それが、まるの夢だった。)

 

 

 

 

頂上では。

 

ルビィ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・やった・・・やった!」

 

曜「凄いよルビィちゃん!」

 

千歌「見て!」

 

ルビィ「ん?」

 

前を見ると、祠があった。夕日が逆光していた。

 

ルビィ「わあぁ!」

 

漣「登り切った皆へのプレゼントだな。」

 

千歌「やったよ!登り切ったよーーーーーー!!」

 

 

 

 

一方花丸は、階段を下り終えた。

 

ダイヤ「何ですの?こんな所に呼び出して。」

 

そこで待ってたのは、生徒会長でルビィの姉のダイヤだった。

 

花丸「あの、ルビィちゃんの話を・・・ルビィちゃんの気持ちを、聞いてあげて下さい。」

 

ダイヤ「ルビィの?」

 

一礼してすぐに走り去った。

 

ダイヤ「あっ!」

 

彼女は悲しそうな顔をした。

 

ダイヤ「そんなの、分かってる・・・」

 

するとそこに。

 

ルビィ「お姉ちゃん!?」

 

5人が下りて来た。

 

ダイヤ「ルビィ!?」

 

千歌「ダイヤさん、何でここに・・・」

 

漣(あの子がルビィさんのお姉さん?)

 

千幸(しかも生徒会長・・・)

 

ダイヤ「これはどう言う事ですの?」

 

ルビィ「あの、それは、その・・・」

 

千歌「違うんです!ルビィちゃんは・・・」

 

ルビィ「千歌さん。」

 

するとルビィがダイヤに歩み寄る。

 

ルビィ「お姉ちゃん・・・ルビィ・・・ルビィね、・・・」

 

ダイヤ「っ。」

 

 

 

 

 

 

そして翌日の浦の星女学院の生徒会長室。

 

鞠莉「良かったね。やっと希望が叶って。」

 

ダイヤ「何の話ですの?」

 

 

 

 

 

 

そしてスクールアイドル部では、遂にルビィが正式入部したのだった。

 

ルビィ「宜しくお願いします!」

 

入部届けを提出。

 

漣「よし。入部届けOK。ようこそスクールアイドル部へ。」

 

千歌「宜しくね!」

 

ルビィ「はい!頑張ります!」

 

梨子「そう言えば、国木田さんは?」

 

千幸「一緒じゃないのか?」

 

ルビィ「・・・・」

 

 

 

 

一方花丸は。

 

花丸(これでまるの話はおしまい。もう夢は叶ったから、まるは本の世界に戻るの。)

 

彼女は図書室に居た。

 

花丸「大丈夫、1人でも・・・」

 

彼女は凛のページを見て少し嬉し泣きした。

 

花丸「ばいばい・・・」

 

雑誌を閉じようとしたその時。

 

 

 

 

 

 

ルビィ「ルビィね!!」

 

 

 

 

 

 

花丸「っ!?」

 

横を見ると、ルビィが居た。

 

花丸「ルビィちゃん!?」

 

ルビィ「ルビィね、花丸ちゃんの事見てた!!ルビィに気を遣って、スクールアイドルやってるんじゃいかって・・・ルビィの為に無理してるんじゃないかって・・・心配だったから・・・でも、練習の時も、屋上にいた時も、皆で話してる時も・・・花丸ちゃん嬉しそうだった・・・それ見て思った。花丸ちゃん好きなんだって・・・スクールアイドルが!」

 

花丸「まるが?・・・まさか・・・」

 

ルビィ「じゃあ、何でその本そんなに読んでたの・・・?」

 

花丸「それは・・・」

 

ルビィ「ルビィね!花丸ちゃんと一緒にスクールアイドル出来たらって、ずっと思ってた!一緒に頑張れたらって!」

 

花丸「でも、オラには無理ずら・・・体力ないし、向いてないよ・・・」

 

ルビィ「ううん、そこに写ってる凛ちゃんもね、自分はスクールアイドルに向いてないってずっと思ってたんだよ・・・」

 

花丸「っ!?」

 

???「でも好きだった。」

 

花丸「っ!?」

 

そこに漣達が来た。

 

梨子「やってみたいと思った。最初はそれで良いと思うけど?」

 

漣「人は誰にでも無理な事がある。けどそれを克服出来て上手くなった人は沢山居る。」

 

千幸「μ`sもそうだった。最初は無理でも、やってみれば上手くやれた。」

 

ルビィ「ルビィ、スクールアイドルがやりたい!花丸ちゃんと!」

 

花丸「まるに、出来るかな・・・?」

 

千歌「私だってそうだよ?一番大切なのは出来るかどうかじゃない。やりたいかどうかだよ。」

 

千幸「やりたいかやりたくないかは、君次第。」

 

全員が花丸に笑顔を見せた。花丸は意を決して、千歌の手を握った。花丸も正式に入部したのだった。

 

 

 

 

 

 

部室に戻った。

 

千歌「じゃあ行くよ?せーの!」

 

ノートパソコンのエンターキーを押すと、Aqoursのランクが4999になった。

 

梨子「4999位?」

 

ルビィ「上に5000組もスクールアイドルがいるって事!?凄い数・・・」

 

千幸「1位が俺達だったりして。」

 

漣「んな訳あるかよ。」

 

千幸「冗談だ。」

 

花丸「さぁ!ランニング行くずらー!」

 

千歌・曜・梨子「おーーー!!」

 

漣「今日もビシバシ鍛えてやるからな!」

 

千幸「付いて来いよ皆!」

 

こうしてAqoursは5人になった。

 

「END」




         キャスト

       朝霧漣:荒井敦史

      城戸千幸:池岡亮介

      高海千歌:伊波杏樹
      桜内梨子:逢田梨香子
      松浦果南:諏訪ななか
     黒澤ダイヤ:小宮有紗
       渡辺曜:斉藤朱夏
      津島善子:小林愛香
     国木田花丸:高槻かなこ
      小原鞠莉:鈴木愛奈
     黒澤ルビィ:降幡愛

      女子大生:朝日奈丸佳
           木野日菜

      女子生徒:春野杏
           牧野天音
           白城なお
           珠宮夕貴
           野口瑠璃子
           河井晴菜
           小峰華子
           木村千咲
           春村奈々
           櫻井絵美里サヴァンナ
           鈴木亜里沙
           金子真由美
           ルゥティン
           岩井映美里
           綾瀬有

次回「ヨハネ堕天」
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