ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!   作:naogran

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劇場版3「捜索依頼」

翌日、Aqoursは島郷海水浴場で走る。

 

花丸「眩しいずらぁ・・・」

 

曜「後もう1往復行くよー!」

 

5人「えーーーー!?」

 

 

 

 

次は柔軟体操。

 

Aqours「1、2、3、4!2、2、3、4!」

 

善子「それで、練習場所はどうなったの?」

 

千歌「色々探したんだけど、見付からなくて・・・」

 

梨子「しばらくは、ここでやるしかないわ・・・」

 

善子「ここ!?」

 

曜「何か、最初の頃に戻ったみたいだね。」

 

ルビィ「最初?」

 

花丸「ずら?」

 

曜「練習場所も決まってなくて、部室もなくて、グループの名前どうしよう!」

 

千歌「なんて、曜ちゃんと梨子ちゃんと話してた頃、ここで練習してたんだよ?」

 

梨子「そして出会ったのよね?Aqoursと。」

 

千歌「うん!」

 

???「お久し振りでーーす!」

 

ルビィ「え?うわああああ!!」

 

花丸「ずらーーー!?」

 

バランス崩して倒れた。

 

 

 

 

 

 

なんとSaint Snowの2人が来ていた。

 

 

 

 

 

 

ルビィ「あ!理亞ちゃん!」

 

花丸「Saint Snowさんずらー!」

 

曜「どうして2人が?」

 

千歌「メールしたら、『東京に来てる』って言うから、ちょっと練習見て貰おうかなって思って。」

 

理亞「全く、折角の姉様の卒業旅行中だったのに・・・何時も何時も呼び出さないで!」

 

千歌「ごめんね〜。」

 

聖良「平気ですよ。理亞も凄く行きたがってましたし。」

 

理亞「姉様!」

 

Aqours「へぇ〜。」

 

理亞「うっ!」

 

Aqours「サッ。」

 

梨子「じゃあ早速ですけど、見て貰えますか?今の私達のパフォーマンスを!」

 

聖良「はい!」

 

???「おいおい、俺達無しで始める気か?」

 

Aqours・Saint Snow「え?」

 

後ろに振り向くと、そこには・・・

 

 

 

 

 

 

EXTRAの2人が立っていた。

 

 

 

 

 

 

千歌「漣さん!!」

 

曜「千幸さん!!」

 

2人が下りて千歌達に歩み寄る。

 

漣「ようお前ら!」

 

千幸「また会ったな。」

 

梨子「どうしてここに?お2人も旅行ですか?」

 

漣「いや、何か呼び出しを受けたな〜ってここに来たんだ。」

 

曜「千歌ちゃんが呼び出したの?」

 

千歌「ううん。私じゃないよ?」

 

漣「まあその話は後にして、お前達がパフォーマンスをやるのなら、顧問である俺達が必要だろ?」

 

千幸「厳しく審査するからな?」

 

千歌「うん!」

 

 

 

 

パフォーマンスが終わった後。

 

聖良「・・・成る程。」

 

漣「・・・そうか。」

 

千歌「どうですか・・・?」

 

聖良「ハッキリ言いますよ?その為に私達を呼んだんでしょうし。」

 

6人に緊張が走る。

 

聖良「そうですね、ラブライブ優勝の時のパフォーマンスを100とすると・・・今の皆様は・・・30・・・いや、20くらい言っていいと思います!」

 

善子「そんなに!?」

 

ルビィ「半分の・・・半分って事!?」

 

千歌「漣さん達は、どうだったの・・・?」

 

漣「俺もハッキリ言うぞ。」

 

千幸「お前達の点数は・・・」

 

 

 

 

 

 

EXTRA「せいぜい10点だな。」

 

 

 

 

 

 

梨子「そんなに・・・!?」

 

漣「優勝の時に比べたら、かなり劣化している。」

 

聖良「それだけ3年生の存在は大きかった。」

 

千幸「だな。果南のリズム感とダンス、鞠莉の歌唱力、ダイヤの華やかさと存在感。」

 

聖良「それが、Aqoursの持つ明るさと元気さ。そのものでしたから。」

 

千幸「今のお前達には、その3人から受け継いだ五感が無い。」

 

聖良「その五感が無くなって、不安で心が乱れてる気がします。」

 

理亞「何か、ふわふわして定まってないって感じ。」

 

善子「くっ・・・!」

 

梨子「見事に言い当てられてしまったね・・・」

 

ルビィ「でも・・・どうしたら・・・」

 

理亞「っ!!!そんなの!!!人に聞いたって分かる訳ないじゃない!!」

 

痺れを切らせた理亞が激怒した。

 

理亞「全部・・・自分でやらなきゃ!!!!」

 

ルビィ「理亞ちゃん・・・」

 

理亞「姉様達はもう・・・居ないんだ!!!」

 

泣き出して走り去った。

 

漣「理亞・・・」

 

聖良「すみません・・・」

 

ルビィ「理亞ちゃん、新しいスクールアイドル始めたんですか・・・?」

 

聖良「そのつもりはあるみたいですけど・・・中々・・・」

 

千幸「何かトラブルでもあったのか?」

 

聖良「新しく一緒に始めようって何人かは集まったみたいなんですが・・・あんまり上手く行ってないようで・・・」

 

善子「あの性格だもんね・・・」

 

花丸「人の事言えるずらか?」

 

善子「うっさいわい!!」

 

漣「まぁ、人一倍ラブライブに熱心なのは凄く分かる。けど、その先の事だけを考え続けてると、周りがどうも自分に付いて行けない。彼奴には、もっと周りを見て欲しいな。」

 

聖良「えぇ・・・」

 

 

 

 

走り続けた理亞が、立ち止まる。その後ろからルビィが走って来た。理亞はルビィを見て、また歩き出す。

 

ルビィ「あ・・・ごめんね!!」

 

理亞「っ!・・・」

 

ルビィ「理亞ちゃんは、1人で頑張ってるのに・・・」

 

理亞「ラブライブは・・・遊びじゃない・・・!」

 

ルビィ「あ・・・」

 

 

 

 

近くに月と、EXTRAのマネージャーの江崎由佳が様子を見に来た。

 

月「ん?」

 

江崎「何?」

 

 

 

理亞・ルビィ「ん?」

 

何処からか響くヘリコプターのローター音。海の向こうからやって来たのは、1機のヘリコプターだ。

 

千歌「な・・・何・・・?」

 

漣「何だあのヘリ?」

 

曜「これ・・・前に確か似たような・・・」

 

ヘリコプターの風力が漣達に。

 

千歌達「きゃあああああああ!!」

 

漣・千幸「おわあああああ!!」

 

月「うわっ!!」

 

江崎「おっと!!」

 

そしてヘリコプターが漣達の前に浮遊した。

 

千歌「ま・・・ま・・・ま・・・!?」

 

Aqours「鞠莉ちゃんだ!!!」

 

漣「鞠莉!?」

 

千幸「彼奴か!!」

 

ドアを開けた人物は・・・

 

 

 

 

 

 

サングラスの金髪の女性だった。

 

 

 

 

 

 

花丸「ずら!?」

 

曜「鞠莉ちゃん・・・?」

 

梨子「じゃない・・・!?」

 

漣「鞠莉の・・・ドッペルゲンガー・・・!?」

 

女性「マイガールが何時もお世話になっておりマース!オハラマリの母、Mari`s Motherデース!!」

 

なんと、鞠莉の母親だった。

 

千歌「へ・・・?」

 

漣「おわっ!?」

 

月の帽子が顔に当たった。

 

 

 

 

 

 

ホテル。

 

Aqours「連絡が取れないーー!?」

 

音楽ホールでピアノを弾きながら漣達にそう話した。

 

漣「ってか何故ピアノを弾きながら・・・?」

 

千幸「凄えピアノ技・・・真姫に匹敵する実力者と言う所か?」

 

後ろでは、聖良が月と江崎に一礼し、月が敬礼して、江崎が一礼した。

 

鞠莉の母「そうなのデース!」

 

漣「あ、演奏終わった。」

 

鞠莉の母「っと、その前に。皆さんの事はマリーからよく聞かされてマシタ。学校の事、本当にアリガトウゴザイマース。」

 

花丸「ルビィちゃんも?」

 

ルビィ「ルビィは、折角の卒業旅行だし、連絡しないようにしてたから。」

 

千幸「え?3人は今卒業旅行してんの?」

 

ルビィ「はい。」

 

千幸「そっか。ってか前にそんな事言ってたな。あはは。」

 

漣「お前忘れてんじゃねえよ。」

 

鞠莉の母「あのハグーとデスワと3人!一切連絡取れなくなってしまったのデース!」

 

曜「ハグーとデスワって?」

 

漣「果南とダイヤ。それ以外無いな。」

 

鞠莉の母「アナタ達なら、きっとマリー達を見付けられるハズーーーー!!!」

 

”チャリン”

 

千歌「え?」

 

漣「チャリン?」

 

千幸「上から?」

 

上を見ると、大量の金貨が降って来た。

 

Aqours「うわああああああ!?」

 

EXTRA「どわああああああ!?」

 

大量の金貨が山積みになった。

 

梨子「まさか・・・3人を見付けたらこのお金を!?」

 

千幸「報酬代!?幾ら何でも受け取れねえよ!!」

 

漣「いやこれ、チョコだ。」

 

千幸「はい!?」

 

この金貨は全てチョコだった。

 

花丸「あーーん。」

 

漣「花丸が食ってる。」

 

鞠莉の母「ハイ!これを出すと言う意味のパフォーマンスデース!」

 

Aqours「コケー!」

 

EXTRA「ズコー!」

 

鞠莉の母「しかし、本当に見付けれたなら、それ相応のお礼は致しマスノデ、ゼヒー。」

 

金一封が入った御礼の封筒。

 

漣・千幸「き・・・金一封・・・」

 

善子「フッ。任せて?この堕天使ヨハネのヨハネ愛にかかれば、3人を見付ける事など造作も無い事!!」

 

花丸「お金に目が眩んだずらか?」

 

善子「うっ!」

 

漣「金の亡者め。」

 

善子「何言ってんのよ!次のライブの資金に決まってるでしょ!!」

 

千幸「どうだかね〜?」

 

ルビィ「ああーーー!!ライブ!!そうだよ!ルビィ達ライブがあるんだよーーー!!」

 

曜「でも行方不明なんだよね?心配は心配かも。」

 

梨子「どうする?」

 

千歌「う〜ん・・・・・」

 

 

 

 

聖良「行って来た方が良いと思います。」

 

 

 

 

千幸「聖良?」

 

聖良「先程皆さんの練習を見て思ったんです。理由はどうあれ、一度卒業する3人と話をした方が良いって。」

 

千歌「でも・・・・」

 

聖良「自分達で新しい一歩を踏み出す為に、今まできちんと振り返る事は、悪い事ではないと思いますよ?」

 

千歌「・・・・・」

 

梨子「千歌ちゃん!聖良さんの言う通りだと思う。」

 

曜「ライブの練習は何処だって出来るし、これまでだってやって来れたじゃん!」

 

ルビィ「大丈夫!出来るよ!」

 

漣「どうする千歌?」

 

千幸「行くか?行かないか?」

 

千歌「・・・うん!分かった!行こっか!!」

 

鞠莉の母「Oh!!berry berry thank youデース!!」

 

嬉しくなって千歌を抱き締めた。

 

漣「そう言えば、STAR RINGのポストにこれが届いたんだけど。」

 

千幸「これってお袋さん、差出人がアンタだったとはな。」

 

鞠莉の母「そうデース!顧問でidleのアナタ達ならすぐ見付けてくれると思いマシテ!」

 

漣「俺達を超能力者みたいに言うな!」

 

千幸「それが出来たら苦労しねえわ!」

 

曜「じゃあ、2人がここに来た理由って?」

 

漣「この手紙が発端だ。ったく、こちとら仕事に備えるのに忙しいってのによ。」

 

千幸「でも今は俺達大いに遊んでるじゃねえか。」

 

千歌「それで、鞠莉ちゃん達3人は何処に卒業旅行へ行ったんですか?」

 

善子「北の試練の地?南の秘境?」

 

ルビィ「それが・・・」

 

花丸「それが?」

 

鞠莉の母「3人が旅しているのは、私達オハラ家が暮らしてた先祖の地。」

 

曜「それって・・・」

 

千歌「もしかして・・・」

 

突然電気が消え、スポットライトが照らされた。

 

鞠莉の母「ココデーーース!!!!」

 

卒業旅行の場所は、伊太利亜だった。

 

Aqours「ギョエエエーーーーー!!!」

 

EXTRA「イタリアーーーーーーー!?」

 

善子「ヨハネーーーーアーーイ!!!」

 

『END』




次回「逃走迷走メビウスループ」
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