EXTRAとAqoursは、イタリアへ降り立った。
善子「ヨハネ、彼の地に・・・・・堕天!!!」
曜「ん〜〜〜・・・着いた!!」
花丸「ピスタチオバニラずらーー!!」
善子「早っ!!」
花丸「チョコもあるずらー!」
ルビィ「善子ちゃんも食べる?」
善子「当たりま・・・でもこのパターンで前に酷い目に遭った記憶が・・・でも食べる!!」
現在居る場所は、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅。
EXTRA「イタリアキターーーーー!!!」
漣「まさか4年前のアメリカに続いて、今度はイタリアとはな!」
千幸「纏めてタイマン張らせて貰うぜ!!」
江崎「タイマン張ってどうするのよ?」
月「ははは。」
梨子「それで連絡は?」
ルビィ「お姉ちゃんからは何も・・・」
千歌「果南ちゃんと鞠莉ちゃんからも無いまま・・・最初にこっちに来るよって送った時に届いた。これだけ。」
スマホのLINEでメールを送ったら、ある場所の写真が返信された。
曜「この写真の場所に取り敢えず行くしかないよね。」
漣「S.S. アポストリ川!」
月「ここすぐ近くだよ!」
千歌「え?分かるの?」
曜「うん。月ちゃん、小さい頃イタリアに住んでたから。詳しいんだよ!」
月「ガイド役だね!分からない事があったら何でも訊いてよ!さぁ、レッツヨーソロー!」
曜「こらーー!!それ私の台詞ーーー!!」
S.S. アポストリ川へ向かう最中。
漣「これが、お前達の新しい学校・・・?」
曜「そうなの。しかも分校だって・・・」
千幸「分校とか・・・でも何で?」
千歌「実は・・・」
訳を話した。
漣「静真高等学校・・・ん〜、彼処は部活が盛んな名校だからなぁ。」
千歌「何か知ってるの?」
千幸「彼処は部活が多くて、運動部ではかなりの強者が入部してる。さっきお前達が言ったように、部活に支障が出たら全国大会に出られなくなるって事を人一倍考えてる。俺達はそこを『部活の英才教育高校』と勝手に異名を付けてる。」
漣「それにあの学校、俺達の母校の柳瀬高校に一度も勝った事が無いんだ。」
曜「そうなの!?凄いよ!」
千幸「だから柳瀬高校を人一倍憎んでる。」
漣「まあ仕方無えよ。今後は下手な事をせずに堂々とすれば何れ希望が舞い降りて来るかもだぞ?」
千歌「そうだと良いけど・・・」
曜「ねえ、江崎さんって2人のマネージャーさんなの?」
江崎「えぇそうよ。私は江崎由佳。2人が何時もお世話になってます。」
漣「江崎さんは俺達の2代目のマネージャーだ。前のマネージャーは今作曲家として活躍してる。」
しばらく進み。
千歌「凄いね!何処へ行っても川がある!」
月「町中水路が張り巡らされてるからね!」
漣「だが車が通れないと言うんだ。」
梨子「へぇ〜、そうなんですね!」
月「漣さんも結構詳しいんですね。」
漣「まぁな。俺の友人に歴史と地理に檄詳しい奴が居てな。そいつに色々勉強させられたよ。」
ルビィ「何か・・・道に迷っちゃいそう・・・」
左から紫の光が。
ルビィ「ん?」
左を見ると、カーニバル用の仮面があった。
ルビィ「うゆゆゆ・・・・・」
月「ここだよ!」
ルビィ「ピギィーーーーーーー!!!!」
全速力で走り、花丸に抱き付いた。
ルビィ「花丸ちゃーーん!!!」
花丸「おーよしよし。」
千歌「本当だ!」
S.S. アポストリ川に着いた。
漣「生で見ると、雰囲気違うな〜!」
梨子「確かにここね。」
”ジリリリリリ”
千幸「ん?電話?」
遠くにある公衆電話から電話音が。
曜「電話、鳴ってるね?」
千幸「よっ!」
月「っ!」
2人が走り出す。
曜「あ!」
漣「おい?」
カンポ S.S. アポストリの公衆電話の受話器を取った月。
月「・・・・・・」
千歌「月ちゃん?」
受話器を置いた。
月「ボヴォロ・・・」
ルビィ「え?」
漣「コンタリーニか?」
月「うん。コンタリーニ デル ボヴォロだって!」
コンタリーニ デル ボヴォロに向かう。
善子「ったく、どう考えても怪しいじゃない!はっ!もしかして元老院に・・・?」
花丸「いいから行くずらー。」
千幸「旅気分で面白いなー。」
千歌「こっち?」
月「多分・・・」
漣「いや合ってるぞ。」
狭い道を出た。
千歌「わっ!何コレーーーーー!!!!」
コンタリーニ デル ボヴォロに到着した。
漣「コンタリーニ デル ボヴォロに着いた!!」
江崎「実際見ると雰囲気が違うわねー!」
曜「凄ーい!」
梨子「中世時代にタイムスリップしたみたいー!」
月「この建物の上に居るはずなんだけど・・・」
するとボヴォロの最上階から果南達が手を振った。
ルビィ「あ!お姉ちゃん!」
千歌「鞠莉ちゃん!果南ちゃん!」
最上階へ走る。
千幸「おい待てよ!」
月「良かった!」
漣「っと待てよ。」
後ろにある張り紙を取って最上階へ走る。
ボヴォロ最上階。
ルビィ「はぁ・・・はぁ・・・お姉ちゃん!!」
3人がそこに立っていた。
漣「お前達!」
ルビィ「お姉ちゃーーーーん!!!」
涙を流してダイヤに抱き付いた。
ダイヤ「よくここまで来れましたね。こんな遠くまで。」
ルビィ「だって・・・だって・・・」
千歌「良かった・・・3人一緒だったんだね・・・」
鞠莉「OF COURSE!ずっと一緒だよー!」
千幸「流石幼馴染み3人組だな。」
ルビィ「どうして行方不明に!?」
果南・ダイヤ・鞠莉「行方・・・不明?」
鞠莉「やっぱり!そう言う事になってるのね!!」
千幸「え?何?どゆ事?」
果南「鞠莉のお母さんは、千歌達に何て言ってたの?」
梨子「特には・・・」
千歌「ただ、行方不明になって心配だからって。」
漣「それで、鞠莉のお袋さんからこの手紙がSTAR RINGに送られて来たって。」
花丸「はぁ・・・はぁ・・・」
江崎「花丸ちゃん、大丈夫?」
ダイヤ「っで、そちらの方は?」
月「初めまして!渡辺月と言います!曜ちゃんのいとこです!よーろしくー!」
鞠莉「OH!Berry Pretty!」
梨子「流石。」
千歌「曜ちゃんのいとこ。」
曜「ん?」
花丸「はぁ・・・はぁ・・・この階段・・・目が回るずら・・・」
座り込んで倒れた。
ルビィ「花丸ちゃん!」
善子「ご苦労!」
江崎「ゆっくり休んでてね?」
花丸「ずらぁ・・・」
漣「そうだ!紹介しよう。俺達EXTRAのマネージャーの江崎由佳さんだ。3人は初対面だったな。」
江崎「初めまして。江崎由佳です。」
鞠莉「OH!Nice to meet you!」
果南「でも千歌達や漣君と千幸君が何も知らされてないって事は・・・」
ダイヤ「ダシに使われたって事ですわね・・・」
千歌「ダシ?」
千幸「どゆ事だ?」
鞠莉「チカッち達が来るって分かれば、私達が必ずコンタクトを取る。」
果南「それで誘き出して・・・」
ダイヤ「捕まえようって事ですわ!!!」
懐から指名手配の張り紙を見せた。
千歌「えーーー!?」
漣「それと同じ指名手配書がさっき彼処に貼ってあったな。持って来たけど。」
同じ指名手配書を見せた。
千幸「2枚目?って事はもしかして・・・町中に貼られてるって事!?」
梨子「ええ!?じゃあ行方不明って嘘だったんですか!?」
江崎「無断で貼るって・・・それって迷惑行為なんじゃ・・・?」
千幸「鞠莉のお袋さん・・・結構大胆だな・・・」
イタリア人A「ーーーーーー。」
イタリア人B「ーーーーーー。」
そこにイタリア人達が来た。
鞠莉「ここでのロングステイは無理デスネ・・・!」
曜・月「くんくん。」
千歌・梨子「え!?」
曜・月「くんくん!」
漣・千幸「え!?」
鞠莉「飛べ!!!」
制服を投げ出した。
曜・月「制服ーーーーーー!!!!」
千歌達「ダメーーーーー!!!!!」
花丸「ダメずら・・・」
落ちそうになった曜と月を見事に掴まえた。
曜・月「・・・・あ!」
梨子「流石・・・」
千歌「曜ちゃんのいとこ・・・」
漣「いとこ同士制服好きって・・・一体誰の遺伝子を受け継いでんだ・・・!?」
千幸「あ!!おい!!俺達を置いてく気か!!!」
ダイヤ「ごめんなさーーーい!!!」
鞠莉「詳しい話はNothingデーース!!」
3人は漣達を囮にして逃げた。
江崎「一体どうしたのかしら?何か理由でもあるのかしら?」
花丸「もしかして・・・鞠莉ちゃん達はお母さんから逃げるずら・・・?」
ルビィ「お姉ちゃん・・・」
千歌「すぐに追っ掛けよう!!」
梨子「無理よ!何処に向かったか分からないし!」
曜「ん?」
さっき鞠莉が投げた制服の中に何かが入ってる。
曜「ん?」
入ってたのは、1枚のカード。
曜「これは・・・?」
漣「カードか?」
曜「漣さん、これって・・・」
漣「えっと?ヨハネが守護する地を見下ろす時、妖精の導きが行く先を示すであろう!」
善子「・・・ヨハネ?」
自分を指差す。
月「違うよ!ヨハネが守護聖人の地って事だと思う。」
善子「そ・・・そんな場所が・・・」
梨子「ん?」
月「あるよ?守護聖人ジョバンニ!ヨハネの地!」
その頃3人は。
鞠莉「そこで落ち合うよ!」
ダイヤ「本気でこのまま逃げるつもりですの?」
果南「嫌なの?」
ダイヤ「嫌だとは言ってませんわ!」
果南「私は好きだよ!小さい頃鞠莉を連れ出して遊んだ時みたいで!」
ダイヤ「すっかりお嬢様がなくなっちゃいましたけどね!鞠莉さん!」
鞠莉「Let's Goーー!!」
果南「それも悪くない!!」
「逃走迷走メビウスループ」
ダイヤ「あっち行こうか?(Oh no!)♪」
果南「こっち行こうか?(oh no!)♪」
鞠莉「どっち行こうか?分かんないならない!(わー!)♪」
3年生「ずっと自由に生きてたいって oh yeah 気がついたら急いで 逃げちゃおうか そう逃げちゃえ 邪魔しないでよ バイバイ!♪」
ダイヤ「走りながら 考えたって 汗と焦りで ああ もう暑いよ♪」
果南「声をだしちゃ 見つかりそうだ 口の形で伝えるよ♪」
鞠莉「登れ 降りて登れ(迷路みたいな) 渡れ 曲がれ渡れ (oh no 危険だ) 走りすぎて苦しいのに なぜか♪」
ダイヤ・果南「みんな♪」
鞠莉「笑い♪」
ダイヤ・果南「出して♪」
3年生「止まらないの♪」
ダイヤ「だ」
果南「か」
鞠莉「ら」
3年生「追いかけられてるはずが 追いかけてるのかもホントは くるくるっと くるくるっと サークル描いて 捕まりたくないけれど 捕まえてみたいねって♪」
ダイヤ「面白く♪」
鞠莉「なってきたよ run away forever♪」
3年生「ずっと自由に生きてたいって Oh yeah 気がついたんだ 急いで逃げちゃおうか? そう逃げちゃえ! 邪魔しないでよ Bye-bye♪」
夜。小原家の別荘。
鞠莉「到着〜・・・」
ダイヤ「凄い所ですわね。此方も小原家の別荘なのですか?」
果南「これだから金持ちは。」
鞠莉「デース!っと言いたい所なのですが、実は此方の知り合いにちょっとだけ貸して貰ったの。多分近くにある本来の小原家の別荘で・・・今頃・・・テヘペロ☆」
予想は的中した。鞠莉の母が本来の別荘に来たが、誰も居なかった。
鞠莉の母「あーのー子ーたーちー!!!!!」
鞠莉「って事になってると思う。」
ダイヤ「わざと千歌さん達に会い、居場所を教えてから撒いた訳ですわね?」
鞠莉「YES!そしたら向こうは逃げられたと勘違いして、別の町にある小原家の別荘を探し始める。」
果南「時間が稼げる訳ね?」
ダイヤ「千歌さん達はどうするんですの?」
鞠莉「ん〜、多分メッセージをちゃんと理解してくれれば気付いてくれると思うんだけど〜。」
果南「でも鞠莉のお母さんに言われたからって、本当に来るとはね〜。」
鞠莉「私達の事なんて放っておいて、新しいAqoursを始めなさいって言ったのに・・・」
ダイヤ「恐らく言われたからではありませんわ。・・・多分、何か話したい事があるのだと思います。」
『END』
次回「Hop? Stop? Nonstop!」