善子「感じます・・・精霊結界の損壊により、魔力構造が変化していくのが・・・世界の趨勢が天界議決により決していくのが・・・」
少女「津島善子」が部屋で生配信をやっていた。
善子「果の約束の地に降臨した堕天使ヨハネの魔眼が、その全てを見通すのです!全てのリトルデーモンに授ける。堕天の力を!」
蝋燭の火が消え、生配信が終了した。
善子「フフ・・・」
すると彼女は、窓を開けて大声で叫んだ。
善子「やってしまったーーーーー!!!何よ堕天使って!?ヨハネって何!?リトルデーモン?サタン?居る訳ないでしょ、そんなもんーーーー!!」
鏡を見て言った。
善子「もう高校生でしょ!津島善子!いい加減卒業するの!!この世界はもっとリアル。リアルこそが正義!リア充に、私はなる!」
彼女が何故学校に行かないのか。
その理由は入学式直後の教室。
善子『堕天使ヨハネと契約して、あなたも私のリトルデーモンになってみない?』
自己紹介の時にやらかしてしまったのだ。これが切欠で今不登校中なのだ。
善子「あぁぁ!!何であんな事言ったのよー!!学校行けないじゃないー!!」
黒歴史が蘇ってしまった。彼女は学校へ行けるのか?
そして浦の星女学院スクールアイドル部部室では。
曜「あー・・・今日も上がってない・・・」
現在のランクは4768位。
梨子「昨日が4856位で、今日が4768位。」
漣「でもまぁ落ちてないだけマシだろ?」
ルビィ「ライブの歌は評判良いんですけど・・・」
千歌「それに新加入の2人が可愛いって。」
ルビィ「そうなんですか!?」
千幸「特に花丸の人気が愕然と上がってるぞ。」
梨子「花丸ちゃん応援してます。」
千歌「花丸ちゃんが歌ってる所早く観たいです!」
すると花丸がパソコンに近付いた。
漣「凄え人気だな花丸。ん?どした?」
花丸「おぉぉ・・・これがパソコン!?」
曜「そこ!?」
花丸「これが知識の海に繋がってると言うインターネット!?」
梨子「そ、そうね。知識の海かどうかは兎も角として・・・」
花丸「おぉぉぉ!」
千歌「花丸ちゃん、パソコン使った事無いの?」
ルビィ「実は花丸ちゃん、お家が古いお寺で、電化製品とか殆ど無くて・・・」
千幸「そうなのか。」
ルビィ「はい。この前沼津に行ったも・・・」
数日前。沼津のとある女子トイレ。
花丸「この蛇口、回す所無いずら。」
手を近付けると、水が自動で出た。
花丸「おぉぉぉぉ!」
今度はジェットタオルの風を受けてる。
花丸「未来ずら!未来ずらよ!!ルビィちゃん!!!」
そして現在。
ルビィ「って。」
千幸「何か、都会に興味津々の田舎者みたいだな。」
漣「ジェットタオルをドライヤー代わりにするって、発想が良いのか悪いのか・・・」
花丸「触っても良いですか!?」
千歌「勿論。」
漣「思う存分使ってくれ。」
花丸「わぁぁぁぁ・・・」
すると光ってるボタンを見付けた。
花丸「ん?ずら!」
それを押した瞬間、電源が落ちた。
梨子「な、何押したの!?いきなり。」
花丸「え?あ、1個だけ、光るボタンがあるなーと思いまして・・・」
漣「電源ボタンを押しちゃったか・・・」
梨子「大丈夫!?」
曜「衣装のデータ保存してたかなぁ・・・」
花丸「ま、まる・・・何かいけない事しました・・・?」
千歌「あはは、大丈夫大丈夫。」
千幸「・・・危ねえ・・・スリープ状態だった。」
梨子・曜「良かった・・・」
幸いスリープ状態で助かった。
屋上。千幸と曜が花丸にパソコンを教えてる。
千幸「これはどうだ?」
花丸「おお!こんなに弘法大師、空海の情報が!」
曜「うん。ここで画面切り替わるからね。」
花丸「凄いずら〜!」
梨子「もぉ!これから練習なのに〜!」
千幸「良いじゃねえか少しくらい。」
漣「あんまやり過ぎるなよ?」
千歌「それよりランキングどうにかしないとだよねー。」
ルビィ「毎年スクールアイドル増えてますから。」
漣「やっぱスクールアイドルは今でも流行中か。」
千歌「しかもこんな何も無い場所の・・・地味!&地味!&地味!」
漣「にこのポーズしてるな。」
梨子「やっぱり目立たなきゃダメなの?」
曜「人気は大切だよ。」
千幸「そうだな。アイドルが1番大切なのは人気だよな。」
千歌「何か目立つ事かぁ・・・」
梨子「そうねぇ・・・例えば、名前をもっともっと奇抜なのに付け直してみるとか?」
漣「良いのかそれで?」
千歌「奇抜って、スリーマーメイド?あ!ファイブだ!」
ルビィ「ファイブマーメイド・・・!」
ファイブマーメイドの想像。
千歌「私達は。」
5人「ファイブマーメイドです!」
漣「何だよその想像は!!」
千歌「ってその足じゃ踊れない!」
漣「いやそう言う事じゃなくて・・・」
ルビィ「じゃあ、皆の応援があれば足になっちゃうとか!」
千歌「あ!何か良い!その設定!」
漣「人魚姫かよ!」
曜「でも代わりに、声が無くなる・・・」
千幸「そして耳が聞こえない聴覚障害になる・・・」
千歌「ダメじゃん!」
梨子「だからその名前は忘れてって言ってるでしょ!!」
漣「おい千幸まで話に乗るなよ!」
曜「悲しい話だよねぇ〜。人魚姫。」
千幸「悲しいねぇ〜。」
漣「もういい加減にしてくれよ!」
花丸「ん?」
すると花丸が何かを見た。こちらを覗いてる者が居た。
善子「何でこんな所に先客が・・・」
不登校中の善子だった。
花丸「善子ちゃん?」
善子「ずら丸!?」
気付かれてしまい、すぐに退散した。
廊下にあるロッカー。
善子「うぅ・・・いきなり屋上から堕天してしまった・・・」
すると誰かが開けた。
花丸「学校来たずらか。」
善子「うわああ!!」
びっくりして飛び出した。
善子「き、来たって言うか・・・たまたま近くを通り掛かったから、寄ってみたって言うか・・・」
花丸「たまたま?」
善子「どうでも良いでしょそんな事!!それより・・・クラスの皆、何て言ってる?」
花丸「え?」
善子「私の事!変な子だねーとか、ヨハネって何?とか!リトルデーモンだってwぷぷwとか!」
花丸「はぁ。」
善子「そのリアクション、やっぱり噂になってるのね?そうよね、あんな変な事言ったんだもん・・・終わった・・・ラグナロクよ・・・まさに、デッドオアアライブ!」
そう言ってまたロッカーに隠れた。
花丸「それ生きるか死ぬかって意味ずら。と言うか、誰も気にしてないよ?」
善子「でしょー・・・え?」
花丸「それより、皆、どうして来ないんだろうとか、悪い事しちゃったかなって心配してて。」
善子「本当・・・?」
花丸「うん。」
クラスの皆は善子の事を心配してたのだった。
善子「本当ね・・・?天界堕天女王に誓って、嘘じゃないわよね・・・?」
花丸「・・・ずら。」
善子「よし!まだいける!まだやり直せる!!今から普通の生徒でいければ!ずら丸!」
花丸「な、何ずら!?」
善子「ヨハネたってのお願いがあるの!」
そして翌日の朝。善子が登校していた。何時もと違い、落ち着いた雰囲気が出てる。クラスメイトが善子を見て驚いてた。
善子(見てる見てる。花丸の言った通り皆前の事は覚えてないのよね。よぉし。)
立ち止まって振り返る。
善子「おはよう。」
クラスメイト3人「お、おはよう・・・」
校舎内の廊下。
千幸「今日も良い天気〜。ん?」
漣「そうだな〜。ん?どした?」
千幸「いや、あの子。」
漣「ん?」
1ーAの教室を見ると、善子に集ってるクラスメイトの光景があった。
クラスメイトA「雰囲気変わってたからビックリしちゃった。」
クラスメイトB「皆で話してたんだよ?どうして休んでるんだろうって。」
善子「ごめんね。でも今日からちゃんと来るから、宜しく。」
クラスメイトC「こちらこそ。津島さんって、名前何だったけ?」
クラスメイトB「酷いな〜。あれだよ。」
クラスメイトD「確か・・・ヨ・・・ヨハ・・・」
善子「善子!私は津島善子だよ!」
クラスメイトB「そ、そうだよね・・・」
廊下。
漣「あの子、初めて見る子だな。」
千幸「休んでるんだろうって、何かあったのか?」
1ーA。
ルビィ「津島さん、学校来たんだね。」
花丸「ずら!まるがお願い聞いたずら」
ルビィ「お願い?」
それは昨日の事だった。
花丸『監視?』
善子『そうなの。私、気が緩むとどうしても堕天使が顔を出すの。だから・・・』
こうして花丸は善子の監視役となった。
花丸「危なくなったら止めて・・・と。」
ルビィ「堕天使が出ちゃう?」
クラスメイトD「津島さんって趣味とか無いの?」
善子「趣味?と、特に何も・・・(こ、これはクラスに溶け込むチャンス!!ここで好感度を上げて・・・)う、占いをちょっと・・・」
クラスメイトD「本当!?私を占ってくれる?」
クラスメイトB「私も私も!」
廊下。
漣「へぇ〜、占いが出来るんだあの子。」
千幸「どんな占いか楽しみだな。」
1ーA。
善子「・・・今、占ってあげるね。」
するとカバンから、魔法陣が描かれた黒い風呂敷を取り出した。
廊下。
漣・千幸「ん?」
1ーA。善子が黒いローブを着た。
クラスメイト3人「え?」
善子「これでよし!」
廊下。
漣「急にどうしたあの子?」
千幸「何かを召喚するのか?」
1ーA。
善子「はい。火を点けてくれる?」
蝋燭に火を点けた。
善子「天界と魔界にはびこるあまねく精霊、煉獄に堕ちたる眷属達に告げます。ルシファー、アスモデウス、堕天使ヨハネと共に・・・堕天の時が来たのです!!」
全員がドン引きした。
善子(やってしまったあああああああ!!!)
そんな中花丸は、冷静に蝋燭の火を消した。
廊下。
漣「一体何だったんだ・・・?中二病か何かか・・・?」
千幸「ルシファーとアスモデウスって、キリスト教の悪魔を呼んでどうすんだ・・・?」
その日の放課後。
善子「どうして止めてくれなかったのぉぉぉ!!折角上手くいってたのにぃぃぃ!!!!」
部室のテーブルの下で蹲ってる。
花丸「まさかあんな物持って来てるとは思わなかったずら。」
千歌「どう言う事?」
ルビィ「ルビィもさっき聞いたんですけど、善子ちゃん中学時代、自分は堕天使だと思い込んでたらしくて・・・」
中学時代。
善子『天界より舞い降りしフォーリーエンジェル。堕天使ヨハネ。皆一緒に堕天しましょ。』
完璧な黒歴史。
漣「いててててて・・・」
千幸「明らかに中二病過ぎる・・・」
腹抱えて痛がってる。
ルビィ「まだその頃の癖が抜け切ってないって・・・」
善子「分かってるの。自分が堕天使のはずなんて無いって・・・そもそもそんなもの居ないんだし・・・」
梨子「だったら、どうしてあんな物学校に持って来たの?」
漣「何故蝋燭まで?学校は火気厳禁だろ普通。」
善子「それはまぁ・・・ヨハネのアイデンティティーみたいなもので・・・あれが無かったら、私が私でいられないって言うか・・・はっ!!」
漣「まぁ、君が複雑な心に取り憑かれてる事はよく分かった。」
ルビィ「ですね、実際今でもネットで占いやってますし・・・」
曜「え?」
ニコニコ生放送。
善子『またヨハネと堕天しましょ。』
千幸「ニコニコ生放送やってんのかこの子・・・」
善子「止めて!!兎に角私は普通の高校生になりたいの!!何とかして!!」
漣「まぁ方法は簡単。兎に角君のその癖を克服すれば良いんだよ。そうすれば君に取り憑いてる堕天使が浄化されると思う。」
善子「でも抜け切れないのよ!」
漣「頑張れば何とかなると思う。」
千歌「可愛い・・・」
善子・花丸「え?」
千歌「これだ!!これだよ!!!」
曜「千歌ちゃん?」
千幸「どうした?何か閃いたか?」
千歌「津島善子ちゃん!!いや、堕天使ヨハネちゃん!!スクールアイドルやりませんか!?」
善子「・・・何?」
漣「まさかのスカウト?」
EXTRA・Aqours「ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!」
後日の十千万。
梨子「こ、これで歌うの!?この前より短い・・・これでダンスしたら流石に見えるわ・・・」
何故か千歌達6人がゴスロリを着ていた。
千歌「大丈夫!」
スカートを捲るとズボンがあった。
梨子「そう言う事しないの!!」
漣「ってか何故ゴスロリ?」
千歌「調べたら堕天使アイドルって居なくて、結構インパクトあると思うんだよね。」
漣「それで良いのか?」
曜「確かに、昨日までがこうだったのが・・・こう変わる。」
千幸「何か結構似合ってるな皆。」
ルビィ「何か恥ずかしい・・・」
花丸「落ち着かないずら・・・」
千幸「にこに着せたら雰囲気変わるかもな。」
漣「小悪魔的な?」
梨子「ねぇ、本当に大丈夫なの?こんな格好で歌って・・・」
千歌「可愛いねーー!!」
梨子「そう言う問題じゃない・・・」
漣「千歌、お前の思考どうなってんだ?」
善子「そうよ。本当に良いの?」
千歌「これで良いんだよ!ステージ上で堕天使の魅力を思いっ切り振りまくの!!」
善子「堕天使の、魅力?・・・ダメダメ!!ドン引かれるに決まってるでしょ!!」
千歌「大丈夫だよ!きっと!」
善子『天界からのドロップアウター、堕天使ヨハネ!堕天降臨!!』
千幸「完璧にダメだろこれ。」
漣「おい善子、何笑ってんだよ。」
花丸「大人気・・・」
ルビィ「協力、してくれるみたいです。」
梨子「しょうがないわね。」
漣と梨子が廊下に出ると。
美渡「よぉしよぉし。良い子だね〜。」
漣「あ、美渡さん。しいたけ。」
千歌の姉の美渡が飼い犬のしいたけを撫でていた。
美渡「あ、来てたんだ。」
漣「ようしいたけ。元気そうだな。よしよし。」
しいたけを撫でる。しかし梨子が固まっていた。
漣「梨子?どした?」
梨子「いやあああああああああ!!!」
しいたけから逃げる梨子。
漣「しいたけ!?」
美渡「こら!!しいたけ!!」
漣(そう言えば梨子は犬が苦手だって千歌から聞いてたな。)
梨子「うわああああ!!来ないでーーーーー!!」
漣「おいしいたけ!梨子を追うな!!」
千歌「大丈夫?しいたけは大人し、ぐへ!」
しかし梨子は逃げるのに夢中になってた。
千歌「梨子ちゃん!!」
漣「おい梨子!!」
戸を突き破り。
梨子「とりゃあああああああああ!!!」
全員「おぉ、飛んだ。」
しいたけ「ワン!」
そして隣の家の2階のベランダに着地した。この家は梨子の家である。
千幸「す、凄え・・・」
全員「おぉ〜!」
梨子の母「お、おかえり。」
梨子「た、ただいま・・・」
たまたま掃除していた梨子の母が居た。
漣「梨子凄え・・・チャレンジャーだな・・・ってかしいたけ、いきなり梨子を追うなよ。」
しいたけ「ワン!」
そして夕方のバス停。
千歌「じゃあ衣装を宜しくね。」
曜「ヨーソロー!」
バスが曜と善子を乗せて出発した。
花丸「じゃあまる達も。」
ルビィ「失礼します。」
漣「ああ。また明日な。」
千歌「じゃあね〜!」
梨子「あいたたたた・・・」
千幸「梨子大丈夫か?」
梨子「はい・・・」
千歌「えへへへ。」
梨子「笑い事じゃないわよ!今度から絶対に繋いでおいてよ!?」
千歌「はいはい。あははは。」
漣「志満さんに言っておくから。」
梨子「もぉ、人が困ってるのがそんなに楽しい?」
千歌「違う違う。皆色々個性があるんだなーって。」
梨子「え?」
漣「個性?」
千歌「ほら私達、始めたは良いけど・・・やっぱり地味で普通なんだなーって思ってた。」
梨子「そんな事思ってたの?」
千歌「そりゃあ思うよ。一応言い出しっぺだから責任あるし・・・かと言って、今の私にみんなを引っ張って行く力は無いし・・・」
梨子「千歌ちゃん。」
千幸「千歌。」
千歌「でも、皆と話して少しづつ皆の事知って、全然地味じゃないって思ったの!それぞれ特徴があって、魅力的で、だから大丈夫じゃないかなって。」
梨子「・・・やっぱり変な人ね。」
千歌「ええ!?」
梨子「初めて会った時から思ってたけど。」
千歌「何!?褒めてるの?貶してるの?」
梨子「どっちも。」
千歌「何!分かんないよ!」
梨子「兎に角、頑張って行こうって事。地味で普通の皆が集まって何が出来るか、ね。」
漣「流石梨子だな。」
千幸「確かに皆集まれば、不可能が可能になるからな。」
千歌「よく分からないけど、まぁ良いか。」
梨子「うちまで競争!!」
千歌「え!?あ!ずるい!!」
漣「負けねえぞ!」
千幸「俺だって!!」
そして翌日の屋上。
善子「はぁい。伊豆のビーチから登場した待望のニューカマー、ヨハネよ!皆で一緒に、堕天しない?」
5人「しない?」
部室。
梨子「やってしまった・・・」
千幸「また新たな黒歴史が誕生したなこりゃ・・・」
千歌「どう?」
曜「待って今・・・あ!」
漣「え!?ランクが急上昇!?」
何とランキングが愕然と上がっていったのだった。
梨子「じゃあ、効果あったって事?」
ルビィ「コメントも沢山、凄い!」
漣「ルビィちゃんと一緒に堕天したい。ルビィちゃん最高。ルビィちゃんのミニスカートがとても良いです。殆どルビィへのコメントかよ!」
ルビィ「いやぁ〜そんな〜。」
漣「照れるな。」
ルビィ『ヨハネ様のリトルデーモン4号、黒澤ルビィです・・・1番小さい悪魔・・・可愛がってね!』
千幸「あざと過ぎる・・・」
生徒会長室。
鞠莉「Wow!pretty bomber head!!」
ダイヤ「pretty・・・?何処がですの・・・こう言うのは破廉恥と言うものですわ!!!」
結局生徒会長室に呼ばれてしまった。
千歌「いやぁ・・・そう言う衣装と言うか・・・」
曜「キャラと言うか・・・」
漣「まぁ、当然の結果だな。」
梨子「だから私はいいのって言ったのに。」
千幸「全くだ。何れこうなるだろうと言う予想は付いた。」
ダイヤ「そもそも、私がルビィにスクールアイドル活動を許可したのは、節度を持って自分の意思でやりたいと言ったからです!こんな格好をさせて注目を浴びようなど!!」
千幸(何だろう、何処か心配しそうな言い方だな。)
ルビィ「ごめんなさい、お姉ちゃん・・・」
ダイヤ「・・・キャラが立ってないとか、個性が無いと人気が出ないとか、そう言う狙いでこんな事するのは頂けませんわ!」
漣(にこの台詞だそれ。)
曜「でも、一応順位は上がってるし・・・」
ダイヤ「そんなもの一瞬に決まってるでしょ!試しに今、ランキングを見てみればいいですわ!」
ランキングを見ると。
漣「うげっ!愕然と下がってる・・・こりゃあヤベエかもな。」
ダイヤ「本気で目指すのならどうすれば良いか、もう1度考える事ですね。」
曜「は、はい・・・」
善子「・・・」
漣「・・・まぁ、今更挫けていても何も得られない。もう1度考え改めるしかねえな。」
全員が生徒会長室から出る途中。
ダイヤ「あなた達人気アイドルは、何故スクールアイドルの顧問を続けてるのです?」
漣「決まってる。・・・頼まれたから。それだけだ。困ってる人が居たら助けるのが俺の主義。それに、君もその内鬱憤が晴れるかもな。」
ダイヤ「鬱憤?」
漣「まぁ気長に待てば良い事あるぞ。では、失礼しました。」
夕方。
千歌「失敗したなぁ・・・確かにダイヤさんの言う通りだね・・・こんな事でμ’sになりたいなんて失礼だよね・・・」
漣「あれで人気を取れたら超人だな。(まぁ、μ`sは嘗てデスメタルで挑んだ事あったな。)」
ルビィ「千歌さんが悪い訳じゃないです!」
千幸「お前が悪いんじゃない。元気出せ。」
善子「そうよ・・・いけなかったのは、堕天使・・・やっぱり、高校生にもなって通じないよ・・・」
千歌「それは・・・」
善子「何かもうスッキリした!明日から普通の高校生になれそう!」
ルビィ「じゃあ、スクールアイドルは?」
善子「う〜ん・・・止めとく。何か迷惑掛けそうだし。少しの間だけど、堕天使に付き合ってくれてありがとね。楽しかったよ。」
お礼を言って帰って行った。
梨子「どうして・・・堕天使だったんだろう?」
千幸「何か切欠とかあるのか?」
花丸「まる、分かる気がします・・・ずっと普通だったんだと思うんです。私達と同じで、あまり目立たなくて。そう言う時、思いませんか?これが本当の自分なのかなって・・・元々は天使みたいにキラキラしてて、何かの弾みでこうなっちゃってるじゃないかなって。」
千歌「そっか・・・」
梨子「確かにそう言う気持ち、あったりする。」
漣「俺達もそう言う経験あったよな?」
千幸「あったあった。」
花丸「幼稚園の頃の善子ちゃん、何時も言ってたんです。」
幼稚園の頃。
善子『私、本当は天使なの!何時か羽が生えて、天に還るんだ!』
花丸『ずら〜!』
そして現在。
花丸「って。」
千幸「成る程な。」
翌朝の善子の部屋。彼女は堕天使の道具を段ボールに仕舞った。
善子「これでよし。」
そして道具を封印した。
そして外に出ると。
千歌「堕天使ヨハネちゃん!」
善子「ん?」
ゴスロリを着た千歌達が待っていた。
5人「スクールアイドルに入りませんか?」
善子「・・・はぁ?」
千歌「ううん、入って下さい。Aqoursに!堕天使ヨハネとして!」
善子「何言ってるの!?昨日話したでしょ?もう・・・」
千歌「良いんだよ、堕天使で!!自分が好きならそれで良いんだよ!」
善子「ダメよ!」
すると逃げ出した。千歌達が追い掛ける。
千歌「待って!」
善子「生徒会長にも怒られたでしょ!!」
千歌「うん!それは私たちが悪かったんだよ!善子ちゃんは良いんだよ、そのまんまで!」
善子「どう言う意味ーー!?」
その後も逃走劇は続く。
善子「しつこーーーい!!」
その途中。
善子「っ!?」
漣「捕まえたぞ。善子。」
千幸「ちゃんと彼女の話を聞けよ。」
漣と千幸が待ち伏せしていた。
千歌「私ね、μ’sがどうして伝説を作れたのか・・・どうしてスクールアイドルがそこまで繋がってきたのか、考えてみて分かったんだ!ステージの上で、自分の好きを迷わず見せることなんだよ!!どう思われるとか、人気がどうとかじゃない!自分が一番好きな姿を・・・輝いてる姿を見せる事なんだよ!!だから善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ!!自分が堕天使が好きな限り!!」
漣「それが千歌の願いなんだ。どうだ?やってみないか?」
善子「・・・良いの?変な事言うわよ?」
曜「良いよ。」
漣「構わねえぞ。」
善子「時々、儀式とかするかもよ?」
梨子「そのくらい我慢するわ。」
千幸「悪魔を呼び出してくれよな。」
善子「リトルデーモンになれって言うかも!!」
千歌「それは・・・嫌だったら嫌だって言う!」
漣「言うんかい。」
千歌が善子に黒い羽を見せた。
善子「っ!」
千歌「だから!」
善子「・・・・」
彼女は黒い羽を持った。こうして善子は、Aqoursに加入するのだった。
漣「Aqoursに堕天使が降臨したな。」
千幸「また忙しくなりそうだな。」
そして理事長室では。
ダイヤ「鞠莉さん!!」
鞠莉「どうしたのデスか?」
ダイヤ「あのメールは何ですの!?」
鞠莉「何って、書いてあった通りデス。」
ダイヤ「そんな・・・嘘でしょ・・・」
送られたメールに一体何が。
「END」
キャスト
朝霧漣:荒井敦史
城戸千幸:池岡亮介
高海千歌:伊波杏樹
桜内梨子:逢田梨香子
松浦果南:諏訪ななか
黒澤ダイヤ:小宮有紗
渡辺曜:斉藤朱夏
津島善子:小林愛香
国木田花丸:高槻かなこ
小原鞠莉:鈴木愛奈
黒澤ルビィ:降幡愛
高海美渡:伊藤かな恵
しいたけ:麦穂あんな
梨子の母:水樹奈々
生徒:朝日奈丸佳
木野日菜
ブリドカットセーラ恵美
女子生徒:春野杏
永沢よしこ
依田菜津
珠宮夕貴
藤田彩
河井晴菜
小峰華子
木村千咲
春村奈々
櫻井絵美里サヴァンナ
鈴木亜里沙
杉浦しおり
赤尾ひかる
雨宮夕夏
続木友子
次回「PVを作ろう」