ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!   作:naogran

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とある場所。

善子「感じます・・・精霊結界の損壊により、魔力構造が変化していくのが・・・世界の趨勢が天界議決により決していくのが・・・」

少女「津島善子」が部屋で生配信をやっていた。

善子「果の約束の地に降臨した堕天使ヨハネの魔眼が、その全てを見通すのです!全てのリトルデーモンに授ける。堕天の力を!」

蝋燭の火が消え、生配信が終了した。

善子「フフ・・・」

すると彼女は、窓を開けて大声で叫んだ。

善子「やってしまったーーーーー!!!何よ堕天使って!?ヨハネって何!?リトルデーモン?サタン?居る訳ないでしょ、そんなもんーーーー!!」

鏡を見て言った。

善子「もう高校生でしょ!津島善子!いい加減卒業するの!!この世界はもっとリアル。リアルこそが正義!リア充に、私はなる!」

彼女が何故学校に行かないのか。




その理由は入学式直後の教室。

善子『堕天使ヨハネと契約して、あなたも私のリトルデーモンになってみない?』

自己紹介の時にやらかしてしまったのだ。これが切欠で今不登校中なのだ。




善子「あぁぁ!!何であんな事言ったのよー!!学校行けないじゃないー!!」

黒歴史が蘇ってしまった。彼女は学校へ行けるのか?


shiny.2「ヨハネ堕天」

そして浦の星女学院スクールアイドル部部室では。

 

曜「あー・・・今日も上がってない・・・」

 

現在のランクは4768位。

 

梨子「昨日が4856位で、今日が4768位。」

 

漣「でもまぁ落ちてないだけマシだろ?」

 

ルビィ「ライブの歌は評判良いんですけど・・・」

 

千歌「それに新加入の2人が可愛いって。」

 

ルビィ「そうなんですか!?」

 

千幸「特に花丸の人気が愕然と上がってるぞ。」

 

梨子「花丸ちゃん応援してます。」

 

千歌「花丸ちゃんが歌ってる所早く観たいです!」

 

すると花丸がパソコンに近付いた。

 

漣「凄え人気だな花丸。ん?どした?」

 

花丸「おぉぉ・・・これがパソコン!?」

 

曜「そこ!?」

 

花丸「これが知識の海に繋がってると言うインターネット!?」

 

梨子「そ、そうね。知識の海かどうかは兎も角として・・・」

 

花丸「おぉぉぉ!」

 

千歌「花丸ちゃん、パソコン使った事無いの?」

 

ルビィ「実は花丸ちゃん、お家が古いお寺で、電化製品とか殆ど無くて・・・」

 

千幸「そうなのか。」

 

ルビィ「はい。この前沼津に行ったも・・・」

 

 

 

 

 

 

数日前。沼津のとある女子トイレ。

 

花丸「この蛇口、回す所無いずら。」

 

手を近付けると、水が自動で出た。

 

花丸「おぉぉぉぉ!」

 

今度はジェットタオルの風を受けてる。

 

花丸「未来ずら!未来ずらよ!!ルビィちゃん!!!」

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

ルビィ「って。」

 

千幸「何か、都会に興味津々の田舎者みたいだな。」

 

漣「ジェットタオルをドライヤー代わりにするって、発想が良いのか悪いのか・・・」

 

花丸「触っても良いですか!?」

 

千歌「勿論。」

 

漣「思う存分使ってくれ。」

 

花丸「わぁぁぁぁ・・・」

 

すると光ってるボタンを見付けた。

 

花丸「ん?ずら!」

 

それを押した瞬間、電源が落ちた。

 

梨子「な、何押したの!?いきなり。」

 

花丸「え?あ、1個だけ、光るボタンがあるなーと思いまして・・・」

 

漣「電源ボタンを押しちゃったか・・・」

 

梨子「大丈夫!?」

 

曜「衣装のデータ保存してたかなぁ・・・」

 

花丸「ま、まる・・・何かいけない事しました・・・?」

 

千歌「あはは、大丈夫大丈夫。」

 

千幸「・・・危ねえ・・・スリープ状態だった。」

 

梨子・曜「良かった・・・」

 

幸いスリープ状態で助かった。

 

 

 

 

屋上。千幸と曜が花丸にパソコンを教えてる。

 

千幸「これはどうだ?」

 

花丸「おお!こんなに弘法大師、空海の情報が!」

 

曜「うん。ここで画面切り替わるからね。」

 

花丸「凄いずら〜!」

 

梨子「もぉ!これから練習なのに〜!」

 

千幸「良いじゃねえか少しくらい。」

 

漣「あんまやり過ぎるなよ?」

 

千歌「それよりランキングどうにかしないとだよねー。」

 

ルビィ「毎年スクールアイドル増えてますから。」

 

漣「やっぱスクールアイドルは今でも流行中か。」

 

千歌「しかもこんな何も無い場所の・・・地味!&地味!&地味!」

 

漣「にこのポーズしてるな。」

 

梨子「やっぱり目立たなきゃダメなの?」

 

曜「人気は大切だよ。」

 

千幸「そうだな。アイドルが1番大切なのは人気だよな。」

 

千歌「何か目立つ事かぁ・・・」

 

梨子「そうねぇ・・・例えば、名前をもっともっと奇抜なのに付け直してみるとか?」

 

漣「良いのかそれで?」

 

千歌「奇抜って、スリーマーメイド?あ!ファイブだ!」

 

ルビィ「ファイブマーメイド・・・!」

 

 

 

 

ファイブマーメイドの想像。

 

千歌「私達は。」

 

5人「ファイブマーメイドです!」

 

 

 

 

漣「何だよその想像は!!」

 

千歌「ってその足じゃ踊れない!」

 

漣「いやそう言う事じゃなくて・・・」

 

ルビィ「じゃあ、皆の応援があれば足になっちゃうとか!」

 

千歌「あ!何か良い!その設定!」

 

漣「人魚姫かよ!」

 

曜「でも代わりに、声が無くなる・・・」

 

千幸「そして耳が聞こえない聴覚障害になる・・・」

 

千歌「ダメじゃん!」

 

梨子「だからその名前は忘れてって言ってるでしょ!!」

 

漣「おい千幸まで話に乗るなよ!」

 

曜「悲しい話だよねぇ〜。人魚姫。」

 

千幸「悲しいねぇ〜。」

 

漣「もういい加減にしてくれよ!」

 

花丸「ん?」

 

すると花丸が何かを見た。こちらを覗いてる者が居た。

 

 

 

 

 

 

善子「何でこんな所に先客が・・・」

 

 

 

 

 

 

不登校中の善子だった。

 

花丸「善子ちゃん?」

 

善子「ずら丸!?」

 

気付かれてしまい、すぐに退散した。

 

 

 

 

廊下にあるロッカー。

 

善子「うぅ・・・いきなり屋上から堕天してしまった・・・」

 

すると誰かが開けた。

 

花丸「学校来たずらか。」

 

善子「うわああ!!」

 

びっくりして飛び出した。

 

善子「き、来たって言うか・・・たまたま近くを通り掛かったから、寄ってみたって言うか・・・」

 

花丸「たまたま?」

 

善子「どうでも良いでしょそんな事!!それより・・・クラスの皆、何て言ってる?」

 

花丸「え?」

 

善子「私の事!変な子だねーとか、ヨハネって何?とか!リトルデーモンだってwぷぷwとか!」

 

花丸「はぁ。」

 

善子「そのリアクション、やっぱり噂になってるのね?そうよね、あんな変な事言ったんだもん・・・終わった・・・ラグナロクよ・・・まさに、デッドオアアライブ!」

 

そう言ってまたロッカーに隠れた。

 

花丸「それ生きるか死ぬかって意味ずら。と言うか、誰も気にしてないよ?」

 

善子「でしょー・・・え?」

 

花丸「それより、皆、どうして来ないんだろうとか、悪い事しちゃったかなって心配してて。」

 

善子「本当・・・?」

 

花丸「うん。」

 

クラスの皆は善子の事を心配してたのだった。

 

善子「本当ね・・・?天界堕天女王に誓って、嘘じゃないわよね・・・?」

 

花丸「・・・ずら。」

 

善子「よし!まだいける!まだやり直せる!!今から普通の生徒でいければ!ずら丸!」

 

花丸「な、何ずら!?」

 

善子「ヨハネたってのお願いがあるの!」

 

 

 

 

 

 

そして翌日の朝。善子が登校していた。何時もと違い、落ち着いた雰囲気が出てる。クラスメイトが善子を見て驚いてた。

 

善子(見てる見てる。花丸の言った通り皆前の事は覚えてないのよね。よぉし。)

 

立ち止まって振り返る。

 

善子「おはよう。」

 

クラスメイト3人「お、おはよう・・・」

 

 

 

 

校舎内の廊下。

 

千幸「今日も良い天気〜。ん?」

 

漣「そうだな〜。ん?どした?」

 

千幸「いや、あの子。」

 

漣「ん?」

 

 

 

 

1ーAの教室を見ると、善子に集ってるクラスメイトの光景があった。

 

クラスメイトA「雰囲気変わってたからビックリしちゃった。」

 

クラスメイトB「皆で話してたんだよ?どうして休んでるんだろうって。」

 

善子「ごめんね。でも今日からちゃんと来るから、宜しく。」

 

クラスメイトC「こちらこそ。津島さんって、名前何だったけ?」

 

クラスメイトB「酷いな〜。あれだよ。」

 

クラスメイトD「確か・・・ヨ・・・ヨハ・・・」

 

善子「善子!私は津島善子だよ!」

 

クラスメイトB「そ、そうだよね・・・」

 

 

 

廊下。

 

漣「あの子、初めて見る子だな。」

 

千幸「休んでるんだろうって、何かあったのか?」

 

 

 

1ーA。

 

ルビィ「津島さん、学校来たんだね。」

 

花丸「ずら!まるがお願い聞いたずら」

 

ルビィ「お願い?」

 

 

 

 

それは昨日の事だった。

 

花丸『監視?』

 

善子『そうなの。私、気が緩むとどうしても堕天使が顔を出すの。だから・・・』

 

こうして花丸は善子の監視役となった。

 

 

 

 

花丸「危なくなったら止めて・・・と。」

 

ルビィ「堕天使が出ちゃう?」

 

クラスメイトD「津島さんって趣味とか無いの?」

 

善子「趣味?と、特に何も・・・(こ、これはクラスに溶け込むチャンス!!ここで好感度を上げて・・・)う、占いをちょっと・・・」

 

クラスメイトD「本当!?私を占ってくれる?」

 

クラスメイトB「私も私も!」

 

 

 

 

廊下。

 

漣「へぇ〜、占いが出来るんだあの子。」

 

千幸「どんな占いか楽しみだな。」

 

 

 

 

1ーA。

 

善子「・・・今、占ってあげるね。」

 

するとカバンから、魔法陣が描かれた黒い風呂敷を取り出した。

 

 

 

 

廊下。

 

漣・千幸「ん?」

 

 

 

 

1ーA。善子が黒いローブを着た。

 

クラスメイト3人「え?」

 

善子「これでよし!」

 

 

 

 

廊下。

 

漣「急にどうしたあの子?」

 

千幸「何かを召喚するのか?」

 

 

 

 

1ーA。

 

善子「はい。火を点けてくれる?」

 

蝋燭に火を点けた。

 

善子「天界と魔界にはびこるあまねく精霊、煉獄に堕ちたる眷属達に告げます。ルシファー、アスモデウス、堕天使ヨハネと共に・・・堕天の時が来たのです!!」

 

全員がドン引きした。

 

善子(やってしまったあああああああ!!!)

 

そんな中花丸は、冷静に蝋燭の火を消した。

 

 

 

 

廊下。

 

漣「一体何だったんだ・・・?中二病か何かか・・・?」

 

千幸「ルシファーとアスモデウスって、キリスト教の悪魔を呼んでどうすんだ・・・?」

 

 

 

 

その日の放課後。

 

善子「どうして止めてくれなかったのぉぉぉ!!折角上手くいってたのにぃぃぃ!!!!」

 

部室のテーブルの下で蹲ってる。

 

花丸「まさかあんな物持って来てるとは思わなかったずら。」

 

千歌「どう言う事?」

 

ルビィ「ルビィもさっき聞いたんですけど、善子ちゃん中学時代、自分は堕天使だと思い込んでたらしくて・・・」

 

 

 

 

中学時代。

 

善子『天界より舞い降りしフォーリーエンジェル。堕天使ヨハネ。皆一緒に堕天しましょ。』

 

完璧な黒歴史。

 

 

 

 

漣「いててててて・・・」

 

千幸「明らかに中二病過ぎる・・・」

 

腹抱えて痛がってる。

 

ルビィ「まだその頃の癖が抜け切ってないって・・・」

 

善子「分かってるの。自分が堕天使のはずなんて無いって・・・そもそもそんなもの居ないんだし・・・」

 

梨子「だったら、どうしてあんな物学校に持って来たの?」

 

漣「何故蝋燭まで?学校は火気厳禁だろ普通。」

 

善子「それはまぁ・・・ヨハネのアイデンティティーみたいなもので・・・あれが無かったら、私が私でいられないって言うか・・・はっ!!」

 

漣「まぁ、君が複雑な心に取り憑かれてる事はよく分かった。」

 

ルビィ「ですね、実際今でもネットで占いやってますし・・・」

 

曜「え?」

 

 

 

ニコニコ生放送。

 

善子『またヨハネと堕天しましょ。』

 

 

 

千幸「ニコニコ生放送やってんのかこの子・・・」

 

善子「止めて!!兎に角私は普通の高校生になりたいの!!何とかして!!」

 

漣「まぁ方法は簡単。兎に角君のその癖を克服すれば良いんだよ。そうすれば君に取り憑いてる堕天使が浄化されると思う。」

 

善子「でも抜け切れないのよ!」

 

漣「頑張れば何とかなると思う。」

 

千歌「可愛い・・・」

 

善子・花丸「え?」

 

千歌「これだ!!これだよ!!!」

 

曜「千歌ちゃん?」

 

千幸「どうした?何か閃いたか?」

 

千歌「津島善子ちゃん!!いや、堕天使ヨハネちゃん!!スクールアイドルやりませんか!?」

 

善子「・・・何?」

 

漣「まさかのスカウト?」

 

 

 

 

 

 

EXTRA・Aqours「ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!」

 

 

 

 

 

 

後日の十千万。

 

梨子「こ、これで歌うの!?この前より短い・・・これでダンスしたら流石に見えるわ・・・」

 

何故か千歌達6人がゴスロリを着ていた。

 

千歌「大丈夫!」

 

スカートを捲るとズボンがあった。

 

梨子「そう言う事しないの!!」

 

漣「ってか何故ゴスロリ?」

 

千歌「調べたら堕天使アイドルって居なくて、結構インパクトあると思うんだよね。」

 

漣「それで良いのか?」

 

曜「確かに、昨日までがこうだったのが・・・こう変わる。」

 

千幸「何か結構似合ってるな皆。」

 

ルビィ「何か恥ずかしい・・・」

 

花丸「落ち着かないずら・・・」

 

千幸「にこに着せたら雰囲気変わるかもな。」

 

漣「小悪魔的な?」

 

梨子「ねぇ、本当に大丈夫なの?こんな格好で歌って・・・」

 

千歌「可愛いねーー!!」

 

梨子「そう言う問題じゃない・・・」

 

漣「千歌、お前の思考どうなってんだ?」

 

善子「そうよ。本当に良いの?」

 

千歌「これで良いんだよ!ステージ上で堕天使の魅力を思いっ切り振りまくの!!」

 

善子「堕天使の、魅力?・・・ダメダメ!!ドン引かれるに決まってるでしょ!!」

 

千歌「大丈夫だよ!きっと!」

 

 

 

 

善子『天界からのドロップアウター、堕天使ヨハネ!堕天降臨!!』

 

 

 

 

千幸「完璧にダメだろこれ。」

 

漣「おい善子、何笑ってんだよ。」

 

花丸「大人気・・・」

 

ルビィ「協力、してくれるみたいです。」

 

梨子「しょうがないわね。」

 

 

 

 

漣と梨子が廊下に出ると。

 

美渡「よぉしよぉし。良い子だね〜。」

 

漣「あ、美渡さん。しいたけ。」

 

千歌の姉の美渡が飼い犬のしいたけを撫でていた。

 

美渡「あ、来てたんだ。」

 

漣「ようしいたけ。元気そうだな。よしよし。」

 

しいたけを撫でる。しかし梨子が固まっていた。

 

漣「梨子?どした?」

 

 

 

 

梨子「いやあああああああああ!!!」

 

 

 

 

しいたけから逃げる梨子。

 

漣「しいたけ!?」

 

美渡「こら!!しいたけ!!」

 

漣(そう言えば梨子は犬が苦手だって千歌から聞いてたな。)

 

梨子「うわああああ!!来ないでーーーーー!!」

 

漣「おいしいたけ!梨子を追うな!!」

 

千歌「大丈夫?しいたけは大人し、ぐへ!」

 

しかし梨子は逃げるのに夢中になってた。

 

千歌「梨子ちゃん!!」

 

漣「おい梨子!!」

 

戸を突き破り。

 

 

 

 

梨子「とりゃあああああああああ!!!」

 

 

 

 

全員「おぉ、飛んだ。」

 

しいたけ「ワン!」

 

そして隣の家の2階のベランダに着地した。この家は梨子の家である。

 

千幸「す、凄え・・・」

 

全員「おぉ〜!」

 

梨子の母「お、おかえり。」

 

梨子「た、ただいま・・・」

 

たまたま掃除していた梨子の母が居た。

 

漣「梨子凄え・・・チャレンジャーだな・・・ってかしいたけ、いきなり梨子を追うなよ。」

 

しいたけ「ワン!」

 

 

 

 

 

 

そして夕方のバス停。

 

千歌「じゃあ衣装を宜しくね。」

 

曜「ヨーソロー!」

 

バスが曜と善子を乗せて出発した。

 

花丸「じゃあまる達も。」

 

ルビィ「失礼します。」

 

漣「ああ。また明日な。」

 

千歌「じゃあね〜!」

 

梨子「あいたたたた・・・」

 

千幸「梨子大丈夫か?」

 

梨子「はい・・・」

 

千歌「えへへへ。」

 

梨子「笑い事じゃないわよ!今度から絶対に繋いでおいてよ!?」

 

千歌「はいはい。あははは。」

 

漣「志満さんに言っておくから。」

 

梨子「もぉ、人が困ってるのがそんなに楽しい?」

 

千歌「違う違う。皆色々個性があるんだなーって。」

 

梨子「え?」

 

漣「個性?」

 

千歌「ほら私達、始めたは良いけど・・・やっぱり地味で普通なんだなーって思ってた。」

 

梨子「そんな事思ってたの?」

 

千歌「そりゃあ思うよ。一応言い出しっぺだから責任あるし・・・かと言って、今の私にみんなを引っ張って行く力は無いし・・・」

 

梨子「千歌ちゃん。」

 

千幸「千歌。」

 

千歌「でも、皆と話して少しづつ皆の事知って、全然地味じゃないって思ったの!それぞれ特徴があって、魅力的で、だから大丈夫じゃないかなって。」

 

梨子「・・・やっぱり変な人ね。」

 

千歌「ええ!?」

 

梨子「初めて会った時から思ってたけど。」

 

千歌「何!?褒めてるの?貶してるの?」

 

梨子「どっちも。」

 

千歌「何!分かんないよ!」

 

梨子「兎に角、頑張って行こうって事。地味で普通の皆が集まって何が出来るか、ね。」

 

漣「流石梨子だな。」

 

千幸「確かに皆集まれば、不可能が可能になるからな。」

 

千歌「よく分からないけど、まぁ良いか。」

 

梨子「うちまで競争!!」

 

千歌「え!?あ!ずるい!!」

 

漣「負けねえぞ!」

 

千幸「俺だって!!」

 

 

 

 

 

 

そして翌日の屋上。

 

善子「はぁい。伊豆のビーチから登場した待望のニューカマー、ヨハネよ!皆で一緒に、堕天しない?」

 

5人「しない?」

 

 

 

 

部室。

 

梨子「やってしまった・・・」

 

千幸「また新たな黒歴史が誕生したなこりゃ・・・」

 

千歌「どう?」

 

曜「待って今・・・あ!」

 

漣「え!?ランクが急上昇!?」

 

何とランキングが愕然と上がっていったのだった。

 

梨子「じゃあ、効果あったって事?」

 

ルビィ「コメントも沢山、凄い!」

 

漣「ルビィちゃんと一緒に堕天したい。ルビィちゃん最高。ルビィちゃんのミニスカートがとても良いです。殆どルビィへのコメントかよ!」

 

ルビィ「いやぁ〜そんな〜。」

 

漣「照れるな。」

 

 

 

 

ルビィ『ヨハネ様のリトルデーモン4号、黒澤ルビィです・・・1番小さい悪魔・・・可愛がってね!』

 

 

 

 

千幸「あざと過ぎる・・・」

 

 

 

 

生徒会長室。

 

鞠莉「Wow!pretty bomber head!!」

 

ダイヤ「pretty・・・?何処がですの・・・こう言うのは破廉恥と言うものですわ!!!」

 

結局生徒会長室に呼ばれてしまった。

 

千歌「いやぁ・・・そう言う衣装と言うか・・・」

 

曜「キャラと言うか・・・」

 

漣「まぁ、当然の結果だな。」

 

梨子「だから私はいいのって言ったのに。」

 

千幸「全くだ。何れこうなるだろうと言う予想は付いた。」

 

ダイヤ「そもそも、私がルビィにスクールアイドル活動を許可したのは、節度を持って自分の意思でやりたいと言ったからです!こんな格好をさせて注目を浴びようなど!!」

 

千幸(何だろう、何処か心配しそうな言い方だな。)

 

ルビィ「ごめんなさい、お姉ちゃん・・・」

 

ダイヤ「・・・キャラが立ってないとか、個性が無いと人気が出ないとか、そう言う狙いでこんな事するのは頂けませんわ!」

 

漣(にこの台詞だそれ。)

 

曜「でも、一応順位は上がってるし・・・」

 

ダイヤ「そんなもの一瞬に決まってるでしょ!試しに今、ランキングを見てみればいいですわ!」

 

ランキングを見ると。

 

漣「うげっ!愕然と下がってる・・・こりゃあヤベエかもな。」

 

ダイヤ「本気で目指すのならどうすれば良いか、もう1度考える事ですね。」

 

曜「は、はい・・・」

 

善子「・・・」

 

漣「・・・まぁ、今更挫けていても何も得られない。もう1度考え改めるしかねえな。」

 

全員が生徒会長室から出る途中。

 

ダイヤ「あなた達人気アイドルは、何故スクールアイドルの顧問を続けてるのです?」

 

漣「決まってる。・・・頼まれたから。それだけだ。困ってる人が居たら助けるのが俺の主義。それに、君もその内鬱憤が晴れるかもな。」

 

ダイヤ「鬱憤?」

 

漣「まぁ気長に待てば良い事あるぞ。では、失礼しました。」

 

 

 

 

 

 

夕方。

 

千歌「失敗したなぁ・・・確かにダイヤさんの言う通りだね・・・こんな事でμ’sになりたいなんて失礼だよね・・・」

 

漣「あれで人気を取れたら超人だな。(まぁ、μ`sは嘗てデスメタルで挑んだ事あったな。)」

 

ルビィ「千歌さんが悪い訳じゃないです!」

 

千幸「お前が悪いんじゃない。元気出せ。」

 

善子「そうよ・・・いけなかったのは、堕天使・・・やっぱり、高校生にもなって通じないよ・・・」

 

千歌「それは・・・」

 

善子「何かもうスッキリした!明日から普通の高校生になれそう!」

 

ルビィ「じゃあ、スクールアイドルは?」

 

善子「う〜ん・・・止めとく。何か迷惑掛けそうだし。少しの間だけど、堕天使に付き合ってくれてありがとね。楽しかったよ。」

 

お礼を言って帰って行った。

 

梨子「どうして・・・堕天使だったんだろう?」

 

千幸「何か切欠とかあるのか?」

 

花丸「まる、分かる気がします・・・ずっと普通だったんだと思うんです。私達と同じで、あまり目立たなくて。そう言う時、思いませんか?これが本当の自分なのかなって・・・元々は天使みたいにキラキラしてて、何かの弾みでこうなっちゃってるじゃないかなって。」

 

千歌「そっか・・・」

 

梨子「確かにそう言う気持ち、あったりする。」

 

漣「俺達もそう言う経験あったよな?」

 

千幸「あったあった。」

 

花丸「幼稚園の頃の善子ちゃん、何時も言ってたんです。」

 

 

 

 

 

 

幼稚園の頃。

 

善子『私、本当は天使なの!何時か羽が生えて、天に還るんだ!』

 

花丸『ずら〜!』

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

花丸「って。」

 

千幸「成る程な。」

 

 

 

 

 

 

翌朝の善子の部屋。彼女は堕天使の道具を段ボールに仕舞った。

 

善子「これでよし。」

 

そして道具を封印した。

 

 

 

 

そして外に出ると。

 

千歌「堕天使ヨハネちゃん!」

 

善子「ん?」

 

ゴスロリを着た千歌達が待っていた。

 

5人「スクールアイドルに入りませんか?」

 

善子「・・・はぁ?」

 

千歌「ううん、入って下さい。Aqoursに!堕天使ヨハネとして!」

 

善子「何言ってるの!?昨日話したでしょ?もう・・・」

 

千歌「良いんだよ、堕天使で!!自分が好きならそれで良いんだよ!」

 

善子「ダメよ!」

 

すると逃げ出した。千歌達が追い掛ける。

 

千歌「待って!」

 

善子「生徒会長にも怒られたでしょ!!」

 

千歌「うん!それは私たちが悪かったんだよ!善子ちゃんは良いんだよ、そのまんまで!」

 

善子「どう言う意味ーー!?」

 

 

 

 

その後も逃走劇は続く。

 

善子「しつこーーーい!!」

 

その途中。

 

善子「っ!?」

 

漣「捕まえたぞ。善子。」

 

千幸「ちゃんと彼女の話を聞けよ。」

 

漣と千幸が待ち伏せしていた。

 

千歌「私ね、μ’sがどうして伝説を作れたのか・・・どうしてスクールアイドルがそこまで繋がってきたのか、考えてみて分かったんだ!ステージの上で、自分の好きを迷わず見せることなんだよ!!どう思われるとか、人気がどうとかじゃない!自分が一番好きな姿を・・・輝いてる姿を見せる事なんだよ!!だから善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ!!自分が堕天使が好きな限り!!」

 

漣「それが千歌の願いなんだ。どうだ?やってみないか?」

 

善子「・・・良いの?変な事言うわよ?」

 

曜「良いよ。」

 

漣「構わねえぞ。」

 

善子「時々、儀式とかするかもよ?」

 

梨子「そのくらい我慢するわ。」

 

千幸「悪魔を呼び出してくれよな。」

 

善子「リトルデーモンになれって言うかも!!」

 

千歌「それは・・・嫌だったら嫌だって言う!」

 

漣「言うんかい。」

 

千歌が善子に黒い羽を見せた。

 

善子「っ!」

 

千歌「だから!」

 

善子「・・・・」

 

彼女は黒い羽を持った。こうして善子は、Aqoursに加入するのだった。

 

漣「Aqoursに堕天使が降臨したな。」

 

千幸「また忙しくなりそうだな。」

 

 

 

 

 

 

そして理事長室では。

 

ダイヤ「鞠莉さん!!」

 

鞠莉「どうしたのデスか?」

 

ダイヤ「あのメールは何ですの!?」

 

鞠莉「何って、書いてあった通りデス。」

 

ダイヤ「そんな・・・嘘でしょ・・・」

 

送られたメールに一体何が。

 

「END」




         キャスト

       朝霧漣:荒井敦史

      城戸千幸:池岡亮介

      高海千歌:伊波杏樹
      桜内梨子:逢田梨香子
      松浦果南:諏訪ななか
     黒澤ダイヤ:小宮有紗
       渡辺曜:斉藤朱夏
      津島善子:小林愛香
     国木田花丸:高槻かなこ
      小原鞠莉:鈴木愛奈
     黒澤ルビィ:降幡愛

      高海美渡:伊藤かな恵
      しいたけ:麦穂あんな
      梨子の母:水樹奈々

        生徒:朝日奈丸佳
           木野日菜
           ブリドカットセーラ恵美

      女子生徒:春野杏
           永沢よしこ
           依田菜津
           珠宮夕貴
           藤田彩
           河井晴菜
           小峰華子
           木村千咲
           春村奈々
           櫻井絵美里サヴァンナ
           鈴木亜里沙
           杉浦しおり
           赤尾ひかる
           雨宮夕夏
           続木友子

次回「PVを作ろう」
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