鞠莉「書いてあった通りよ。沼津の高校と統合して、浦の星女学院は廃校になる。分かっていた事でしょ?」
送られたメールの内容は、浦の星女学院の廃校だった。
ダイヤ「それは、そうですけど・・・」
鞠莉「でも、まだ決定ではないの。まだ待って欲しいと私が強く言ってるからね。」
ダイヤ「鞠莉さんが?」
鞠莉「何の為に私が理事長になったと思ってるの?」
ダイヤ「・・・」
鞠莉「この学校は無くさない。私にとって、何処よりも大事な場所なの。」
幼少期の頃、果南にハグされた過去を思い出した。実は果南とダイヤは鞠莉の幼馴染みだった。
ダイヤ「方法はあるんですの?入学者はこの2年どんどん減っているんですのよ?」
鞠莉「だからスクールアイドルが必要なの。」
ダイヤ「鞠莉さん・・・」
鞠莉「あの時も言ったでしょ?私は諦めないと。今でも決して終わったと思ってない。」
握手を求めたが。
ダイヤ「私は、私のやり方で廃校を阻止しますわ。」
彼女はそれを拒否して理事長室から出た。
鞠莉「ほんと、ダイヤは好きなのね・・・果南が。」
放課後の1ーA。
善子「そ、そうよね〜。マジムカつく〜よね〜。よね〜・・・」
クラスメイトA「だよね〜。」
クラスメイトB「じゃあね〜。」
善子「またね〜。」
ようやくクラスに馴染める事に成功した善子。
善子「疲れた・・・普通って難しい・・・」
花丸「無理に普通にならなくても良いと思う〜ずら。」
取り出した黒い羽を善子の髪に取り付けた。
善子「深淵の深き闇から、ヨハネ堕天!・・・はっ!!」
花丸「やっぱ善子ちゃんはそうじゃないと。」
するとそこに。
ルビィ「大変!大変だよ!」
慌てたルビィが戻って来た。
花丸「どうしたの?」
ルビィ「大変!学校が・・・」
すぐに部室で話した。
千歌・曜・梨子・花丸・善子「統廃合!?」
ルビィ「そうみたいです・・・」
漣「ああ。沼津の学校と合併して、浦の星女学院が無くなる可能性があると理事長から得た情報だ。」
曜「そんな!」
梨子「何時!?」
ルビィ「それはまだ・・・一応、来年の入学希望者の数を見て、どうするか決めるらしいんですけど・・・」
千幸「要するに、入学希望者次第って事だな。」
漣「そうだ。多ければ学校が残る。逆に減少すれば廃校が決まる。音ノ木坂学院のように。」
千歌「・・・廃校?」
曜・梨子「え?」
漣「どうした千歌?廃校が嫌なのか?」
千歌「来た!!遂に来た!!」
悔しがる所か、喜んでた。
漣「お、おい千歌!?」
千歌「統廃合ってつまり、廃校って事だよね!?学校のピンチって事だよね!?」
曜「千歌ちゃん?」
梨子「まぁそうだけど・・・」
千幸「ってか何故テンション高いんだお前?」
千歌「だって!廃校だよー!!音ノ木坂と一緒だよ!!」
漣「まさか、音ノ木と同じ運命になったと喜んでるのか・・・?」
千歌「これで舞台は整ったよ!私達が学校を救うんだよ!そして輝くの!あのμ`sのように!!」
梨子「そんな簡単に出来ると思ってるの・・・?」
千幸「救うなんてそんな簡単に出来る事じゃねえぞ・・・」
ルビィ「花丸ちゃんはどう思う?」
花丸「・・・統廃合!?」
ルビィ「こっちも!?」
漣「喜んでる!?」
花丸「が、合併と言う事は、沼津の高校になるずらね!?あの街に通えるずらよね!?」
ルビィ「ま、まぁ・・・」
漣「急にどうした花丸?」
善子「相変わらずね、ずら丸・・・昔からこんな感じだったし。」
漣「そうなのか?」
善子「ええ。」
幼稚園の頃、花丸は街灯を見て興奮していた。
幼少期の花丸『未来ずら〜〜〜〜!!』
曜「そうだったんだ・・・」
千幸「街灯を見て未来って・・・」
漣「田舎者を通り越してるな・・・」
ルビィ「善子ちゃんはどう思う?」
善子「そりゃ統合した方が良いに決まってるわ!私みたいな流行に敏感な生徒も集まってるだろうし!」
千幸「何だここ?反対派は居ないのか?」
花丸「良かったずらね!中学の頃の友達に会えるずら!」
善子「っ!?統廃合絶対反対!!」
漣「あ、掌返し。」
千歌「兎に角・・・廃校の危機が学校に迫ってると分かった以上、Aqoursは学校を救う為、行動します!」
曜「ヨーソロー!スクールアイドルだもんね!」
漣「勿論顧問の俺達も協力するぞ。理事長に頼まれたもんだからな。」
千幸「千歌、行動って具体的に何をするんだ?」
千歌「・・・・え?」
全員「え?」
屋上。
千歌「結局、μ’sがやったのは、スクールアイドルとしてランキングに登録して・・・」
漣「頑張って登録したんだぞ彼奴らは。」
石段。
千歌「ラブライブに出て有名になって・・・」
千幸「頑張って出場出来たんだぞ。」
砂浜。
千歌「生徒を集める・・・」
曜「それだけなの?」
漣「確かμ`sは、オープンスクールで踊ったって言ってたな。」
千歌「オープンスクール?」
漣「ああ。絵里が加入した直後にな。」
千歌「そうだったんだ〜・・・後は・・・」
その頃、浦の星女学院の生徒会長室。
ダイヤ「はぁ・・・そもそも受験人数が減っているんですのね・・・」
パソコンで入学者数と志願者数を見ていた。するとノックが聞こえた。
ダイヤ「はい。」
入って来たのは、妹のルビィだった。
ルビィ「お姉ちゃん。」
ダイヤ「どうしたんですの?」
ルビィ「実は今日もちょっと遅くなるかもって・・・」
ダイヤ「今日も?」
ルビィ「うん、千歌ちゃんが入学希望者を増やすためにPV作るんだって言ってて・・・」
ダイヤ「・・・分かりましたわ。お父様とお母様に言っておきますわ。」
ルビィ「良いの?本当に?」
ダイヤ「ただし、日が暮れる前には戻って来なさい。」
ルビィ「うん!じゃあ、行って来る!」
生徒会長室から出た瞬間。
ダイヤ「どう?スクールアイドルは。」
ルビィ「っ!・・・大変だけど、楽しいよ。」
ダイヤ「そう・・・」
ルビィ「他の生徒会の人は?」
ダイヤ「皆他の部と兼部で忙しいのですわ。」
ルビィ「そう・・・お姉ちゃん!」
ダイヤ「早く行きなさい!遅くなりますわよ。」
ルビィ「うん・・・」
そしてPVを作る事に。曜がビデオカメラを回し、千幸が監督。
梨子「内浦の良い所?」
千歌「そう!東京と違って、外の人はこの街の事知らないでしょ?だからまずこの街の良い所を伝えなきゃって!」
善子「それでPVを?」
漣「そうだ。μ`sもPV制作やってたぞ。これをネットに投稿して、内浦の効果をアップするのが狙いだ。」
花丸「知識の海ずら〜。」
千歌「と言う訳で、1つ宜しく!」
千幸「お2人さん!こっち向いて〜!」
花丸「い、いや!まるには無理ず・・・」
ルビィ「・・・ひぃ!」
曜「ん?」
千幸「ルビィ、何処行った?」
善子「見える!彼処よ!」
木の上を指差す。
ルビィ「違います!!」
漣「あ、看板の裏に隠れてたか。」
曜「サッ!」
ルビィ「ぴぃ!」
千歌「おお!何だかレベルアップしてる!」
梨子「そんな事言ってる場合!?」
千幸「何処がレベルアップだよ!!」
気を取り直して。
千幸「よーい、アクション!」
千歌「どうですかぁ~?この裕大な富士山!」
千幸「よーい、アクション!」
千歌「それと、この綺麗な海!」
千幸「よーい、アクション!」
千歌「更に・・・ミカンもどっさり!」
千幸「よーい、アクション!」
千歌「そして街にはー!・・・街には・・・特に何も無いです!!」
千幸「何も無いなら意味ねえだろ!」
千歌「う〜ん・・・じゃあ・・・」
今度は曜の出番。
曜「バスでちょっと行くと、そこは大都会!」
漣(ちょっとって、40分がちょっとか?)
曜「お店もたーくさんあるよ!」
漣(シャッター街じゃねえか。)
千歌「そして・・・ちょっと・・・!」
自転車で坂を登る。漣と千幸はバイクで一っ飛びした。
梨子「自転車で坂を超えると、伊豆長岡の商店街が・・・はぁはぁ・・・」
花丸「全然・・・ちょっとじゃない・・・」
ルビィ「はぁ・・・はぁ・・・沼津に行くのだってバスで500円以上掛かるし・・・」
漣「バスで500円って、高くね?」
千幸「こんなんで人気が集まると思ってんのか?」
千歌「う〜ん・・・じゃぁ・・・」
今度は善子の出番。
千幸「よーい、アクション!」
善子「リトルデーモンのあなた!堕天使ヨハネです。今日は、このヨハネが落ちてきた地上を紹介してあげましょう。まずこれが・・・土!」
花丸「やっぱり善子ちゃんはこうでないと〜。」
漣「立入禁止の土を紹介してどうすんだよ。」
曜「根本的に考え直した方が良いかも。」
千歌「そう?面白くない?」
漣「何処が!?」
梨子「面白くてどうするの!!」
ルビィ「あ、あはは・・・」
その後近くの喫茶店に入った。
店のお姉さん「はいお待ちどうさま。こんなに大人数で珍しいわね。ごゆっくり。」
漣「どうも。」
善子「どうして喫茶店なの?」
ルビィ「もしかして、この前騒いで家族の人に怒られたり・・・?」
千歌「ううん、違うよ?梨子ちゃんがしいたけ居るならうち来ないって。」
梨子「い、行かないとは言ってないわ!」
漣「しいたけが苦手なだけだもんな。梨子は。」
梨子「そうですよ!ちゃんと繋いでおいてって言ってるだけ!」
千歌「いやでも。」
曜「ここら辺じゃ、家の中だと放し飼いの人が多いかも。」
梨子「そんな・・・」
ワン!
梨子「またまた・・・」
ワンワン!
梨子「っ!?」
後ろに振り向くと・・・
黒い豆柴が居た。
漣「あ、豆柴だ。」
ルビィ「わあぁぁ!」
梨子「ヒィッ!?」
千歌「こんなに小さいのに!?」
梨子「大きさは関係無いの・・・その牙・・・!そんなので噛まれたら・・・死・・・」
千幸「梨子って、犬に噛まれた過去あり?」
梨子「っ!?」
千歌「噛まないよ〜。ね〜わたちゃん。」
漣「わたちゃん?」
千歌「わたあめのわたちゃんだよ。」
漣「名前あるんだ。」
梨子「あ、危ないわよ!そんな顔近付けたら・・・」
千歌「そうだ!わたちゃんで少し慣れると良いよ?」
わたあめを梨子の顔に近付けた。するとわたあめが、梨子の花を舐めた。その瞬間、梨子が猛ダッシュでトイレに篭ってしまった。
曜「梨子ちゃん!?」
梨子「話は聞いてるから早く進めて!!」
千歌「しょうがないな〜。」
漣「千歌、ちょっとわたあめ抱いて良いか?」
千歌「うん。」
わたあめを抱いてみる。
漣「結構可愛いじゃねえか此奴。千幸、お前も抱いてみるか?」
千幸「お、マジで?」
わたあめを抱いてみる。
千幸「軽いな〜お前。それに愛くるしい。」
千歌「編集出来た?」
善子「簡単に編集したけど、お世辞にも、魅力的とは言えないわね。」
ルビィ「やっぱりここだけじゃ難しいんですかね・・・」
千歌「うーん、じゃあ沼津の賑やかな映像を混ぜて・・・」
賑やかな沼津をバックにして。
千歌『これが私達の街です!』
わたあめ『ワン!』
梨子「そんなの詐欺でしょ!」
漣「止めんか!」
千歌「何で分かったの!?」
曜「段々行動パターンが分かってきてるのかも。」
千歌「そっか・・・」
千幸「おい曜、善子。終バス来たぞ。」
曜「え!?」
善子「嘘ーー!」
ここで曜と善子が抜けた。
善子「フフフ。ではまた・・・」
曜「ヨーシコー!」
善子「っ!?」
急いで終バスに乗った。
千歌「結局何も決まらなかったな・・・」
ルビィ「ああああ!もうこんな時間!失礼しまーす!!ほら花丸ちゃん、口に餡子付いてるよ!!」
2人はすぐに帰って行った。
千幸「会計は俺達が払っておくからな〜。」
千歌「意外と難しいんだなぁ・・・良い所を伝えるのって。」
漣「まぁまた考え直して、また作れば良いだけさ。」
千歌「そうだね。」
梨子「住めば都。住んでみないと分からないよ。沢山あると思うし。」
千歌「うん。でも、学校が無くなったら、こう言う毎日も無くなっちゃうんだよね・・・」
梨子「そうね。」
漣「今までの楽しい思い出も無くなるだろうな。」
千歌「スクールアイドル、頑張らなきゃ。」
わたあめを離した。トイレから梨子が出て来た。
梨子「今更?」
千歌「だよね。」
漣と千幸が千歌と梨子をバイクに乗せて帰る。
千歌(でも、今、気が付いた。無くなっちゃダメだって!私、この学校好きなんだ。)
梨子(・・・うん!)
その日の夜の鞠の部屋。鞠莉が誰かを待っていた。すると誰かが入って来た。
鞠莉「来るなら来ると先に言ってよ。勝手に入ってくると、家の者が激おこプンプン丸だよ?」
入って来たのは、果南だった。
果南「・・・廃校になるの?」
鞠莉「ならないわ。でも、それには力が必要なの。だからもう1度、果南の力が欲しい。」
テーブルの上には、復学届があった。
果南「・・・本気?」
鞠莉「私は果南のストーカーだから。」
果南「・・・・」
EXTRA・Aqours「ラブライブ!EXTRAサンシャイン!!」
数日後。AqoursのPVを鞠莉に拝見させる。鞠莉が真剣に拝見する。
ルビィ『以上!がんばるびー!こと、黒澤ルビィがお伝えしました!』
千歌「どうでしょうか?」
鞠莉「・・・・・・はっ!」
漣「寝てたんかい!」
千歌「もう!本気なのに・・・ちゃんと見て下さい!!」
鞠莉「本気?」
千歌「はい!」
すると鞠莉がパソコンを閉じた。
鞠莉「それでこのテイタラークでーすか?」
千歌「テイタラーク?」
漣「為体。要するに俺達は褒められてないんだ。」
曜「それは・・・流石に酷いんじゃ・・・」
梨子「そうです!!これだけ作るのがどれだけ大変だったと・・・」
鞠莉「努力の量と結果は比例しません!!」
千幸「っ!?」
鞠莉「大切なのは、このタウンやスクールの魅力を、ちゃんと理解しているかでーす!」
ルビィ「それってつまり・・・」
花丸「私達が理解していないと言う事ですか?」
善子「じゃあ理事長は魅力が分かってるって事?」
千幸「俺達にそう言ってるのは、自分の方が理解してるって証拠なのか?」
鞠莉「少なくとも、あなた達よりは。」
漣(あなた達より?何か引っ掛かる・・・)
鞠莉「聞きたいですか?」
千歌「・・・」
その後の下駄箱。
千幸「理事長も結構辛口だな。まぁあれが当たり前か。」
梨子「どうして聞かなかったの?」
千歌「何か、聞いちゃダメな気がしたから。」
善子「何意地張ってるのよ?」
千歌「意地じゃないよ。」
善子「ん?」
千歌「それって大切な事だもん。自分で気付けなきゃ、PV作る資格無いよ・・・」
梨子「そうかもね。」
千歌「え?」
曜「ヨーソロー!じゃあ今日は千歌ちゃん家で作戦会議だ!」
梨子「っ!?」
曜「喫茶店だって、タダじゃないんだから。梨子ちゃんもがんばルビィして!」
梨子「はぁ・・・」
漣「しいたけに襲われた時は任せろって。」
梨子「あ、ありがとうございます。」
千歌「あははははは。」
漣「お、元気が出たか?」
千歌「うん!よーし!・・・あ、忘れ物した。」
千幸「っておい!」
漣「あ、俺も忘れ物。」
千幸「お前もかい!」
漣「ちょっと待っててくれ!」
2人が部室へ走った。
梨子「もぉ・・・」
部室がある体育館に着くと。
千歌「ん?」
漣「どした?」
体育館の舞台に誰かが居た。
漣「生徒会長?」
生徒会長のダイヤだった。彼女は綺麗な踊りをしていた。それを見た千歌が拍手した。
千歌「凄いです!私、感動しました!」
ダイヤ「な、何ですの?」
漣「隠さなくても良いぞ。」
千歌「ダイヤさんがスクールアイドルが嫌いなのは分かってます。でも、私達も学校続いてほしいって・・・無くなってほしくないって思ってるんです。・・・一緒にやりませんか?スクールアイドル!」
漣「千歌?」
ルビィ「お姉ちゃん・・・」
漣「全員来たか。」
するとダイヤが舞台から降りた。
ダイヤ「残念ですけど・・・ただ、あなた達のその気持ちは嬉しく思いますわ。お互い頑張りましょう。」
彼女は笑顔でそう言って去って行った。
曜「ルビィちゃん、生徒会長って前は、スクールアイドルが・・・」
ルビィ「はい。ルビィよりも大好きでした・・・」
漣(やはりな。あの表情、嫌そうでもなかったな。)
千幸「スクールアイドルが、ルビィより人一倍好きだったんだな。」
千歌がダイヤに言おうとしたが、ルビィに止められた。
ルビィ「今は言わないで!!」
千歌「ルビィちゃん・・・」
ルビィ「ごめんなさい・・・」
漣「そうだな。今はそっとしておこうぜ?」
千歌「漣さん・・・?」
実はダイヤは、果南と鞠莉と共にスクールアイドルをやっていたのだった。しかし思わぬアクシデントが起こったのだった。その話は別の時に話そう。
その頃ダイヤは、悲しい顔をしていた。
鞠莉「ダイヤ。逃げていても、何も変わりはしないよ。」
そこに鞠莉が待ち伏せていた。
鞠莉「進むしかない。そう思わない?」
ダイヤ「逃げてる訳じゃありませんわ。あの時だって・・・」
鞠莉「ダイヤ・・・」
そして十千万。梨子が恐る恐る部屋を覗く。
曜「しいたけ居ないよ!ね?千歌ちゃん。」
ベッドの布団の中に千歌が入ってた。
千幸「彼奴どうした?疲れて寝てるのか?」
漣(何か違和感ある。)
善子「それよりもPVだよ。どうすんの?」
花丸「確かに何も思い付いてないずら・・・」
梨子「それはそうだけど・・・」
???「あら、いらっしゃい。」
1人の女性がお茶を持って来た。千歌と美渡の姉の志満である。
千幸「あ、志満さん。」
志満「皆で相談?」
梨子「はい。」
漣「そうですね。」
志満「良いけど、明日皆早いんだから、今日はあんまり遅くなっちゃダメだよ?」
全員「は〜い。」
梨子「明日朝早いの?」
曜「さぁ、何かあったかな?」
???「海開きだよー!」
梨子「あれ!?千歌ちゃん!?」
千幸「お前、ベッドで寝てたはずじゃ・・・」
千歌「ベッド?何の事?」
漣「まさか・・・」
布団を捲ると。
漣「しいたけ!?」
ベッドの布団に入ってたのは千歌ではなく、しいたけだった。
しいたけ「ワン!」
梨子「・・・・・・・・・・・・」
そして翌日の深夜3時30分。梨子が目覚しで起きた。
ジャージに着替えて砂浜へ向かう。
千歌「おーい!梨子ちゃーん!」
曜「おはヨーソロー!」
梨子「おはよう。」
千歌「梨子ちゃんの分もあるよ。」
曜「こっちの端から、海の方に向かって拾っていってね。」
梨子「・・・曜ちゃん。」
曜「ん?何?」
梨子「毎年海開きってこんな感じなの?」
生徒や町民達がゴミ拾いをしていた。
曜「うん。どうして?」
梨子「この街って・・・こんなに沢山人が居たんだ・・・」
曜「うん!町中の人が来てるよ!勿論、学校の皆も!」
梨子「そうなんだ・・・」
漣「こんなにゴミを捨てやがって、マナーのなってねぇな。」
千幸「全くだ。掃除してる人の気持ちになってみろって。」
漣「にしても、こんなに沢山居たとはな。」
千幸「流石宮内の生まれ故郷だ。」
梨子「・・・これなんじゃないかな?この街や、学校の良い所って。」
千歌「・・・そうだ!」
すると千歌が走り出した。そして階段を登って、台の上に立った。
果南・ダイヤ・鞠莉「ん?」
漣「千歌?」
千幸「どうした彼奴?」
千歌「あのー!皆さん!私達、浦の星女学院でスクールアイドルをやっているApoursです!!学校を残す為に・・・生徒を沢山集める為に・・・皆さんに協力をしてほしい事があります!皆の気持ちを形にする為に!」
『夢で夜空を照らしたい』
ルビィ『気持ちだけ ほかになにもない…♪」
花丸『ちがうんだよ こっち来て こころの眼で見たら♪』
善子『誰の胸にも 願いがある♪』
ルビィ・花丸・善子『大切なこの場所で 感じてみよう♪』
千歌『波が映した 星の輝き 遠いあこがれの色♪』
曜『いつか叶うことを 信じれば♪』
梨子『明日への道が多分♪』
千歌・梨子・曜『分かるんだ♪』
ルビィ『それは階段♪』
ルビィ・花丸『それとも扉♪』
ルビィ・花丸・善子『夢のかたちは♪』
千歌・ルビィ『いろいろあるんだろう♪』
千歌・曜・ルビィ『そして繋がれ♪』
梨子・花丸・善子『みんな繋がれ♪』
千歌『夜空を照らしにいこう♪』
Aqours『消えない 消えない 消えないのは 今まで自分を 育てた景色 消さない 消さない 消さないように ここから始まろう 次は飛びだそう♪』
千歌 曜 ルビィ『それは階段なのか♪』
梨子・花丸・善子『それとも扉か♪』
Aqours『確かめたい夢に出会えて♪』
千歌『よかったねって 呟いたよ♪』
ランタンが輝いて空高く舞った。
漣「ランタン綺麗だな〜。」
千幸「丁度夜明けが差し掛かってるな。」
千歌(私、心の中でずっと叫んでた。助けてって。ここには何も無いって。でも、違ったんだ!この場所から始めよう!出来るんだ!)
「END」
キャスト
朝霧漣:荒井敦史
城戸千幸:池岡亮介
高海千歌:伊波杏樹
桜内梨子:逢田梨香子
松浦果南:諏訪ななか
黒澤ダイヤ:小宮有紗
渡辺曜:斉藤朱夏
津島善子:小林愛香
国木田花丸:高槻かなこ
小原鞠莉:鈴木愛奈
黒澤ルビィ:降幡愛
高海志満:阿澄佳奈
しいたけ:麦穂あんな
わたあめ:麦穂あんな
女子生徒:朝日奈丸佳
木野日菜
店のお姉さん:山村響
女子生徒:春野杏
永沢よしこ
依田菜津
珠宮夕貴
藤田彩
河井晴菜
小峰華子
木村千咲
春村奈々
櫻井絵美里サヴァンナ
鈴木亜里沙
杉浦しおり
赤尾ひかる
雨宮夕夏
続木友子
次回「TOKYO」