獣耳っ娘、霊夢の妙な日常 作:kokkin
3人での楽しいお茶会も終え、霊夢は館を歩いていた
目的はとくには無かったが息抜きに、と思っていたのだが、この館は広い、霊夢はもちろん館の構造なんて覚えていない
「…また迷ったわ」
『この館、本当になんでこんな広いのよ・・・』と1人つぶやいていると前方から誰かの足音が聞こえ、振り向いた
そこにいたのは・・・パチュリーだった。図書館の主で滅多に出ないのだが珍しいこともあるものね・・・
だが、さすがのさすがにパチュリーも霊夢に気づいたようで、唖然としていた。
持っていた本を落としてしまうくらいに・・・
が、何とか言葉をつむいできたがその第一声が
「…霊夢ってこんなに小さかったかしら?」
・・・そこはすごく気になるだろうが『そこかよ』とツッコミを入れたかったが何とか我慢する
霊夢はこうなってしまった経緯を話そうとも思ったけど・・・特に無いから話せなかった
とりあえず一言とだけ・・・
「…いろいろあんのよ」
「そう…あとその耳としっぽ、かわいいわね」
「そ、ありがと」
「…どういたしまして」
その返答は予想外だったのか、パチュリーの頬が少し赤くなっていた
「ふぁ・・・」
手を押さえながらあくびをしていた。
また図書館に篭もってて寝てないのだろう。
きっと、小悪魔も心配しているとは思う・・・
「パチュリー大丈夫?少し寝た方がいいんじゃない?」
少し心配になりそんな言葉を投げかけてみた
だがぱチュリーは頬を赤らめたまま霊夢に近づき
「・・・ここで寝ていい?」
「だめに決まってるでしょ・・・大体床、冷たいし硬いと思うわよ
・・・ってあんた、何で私の後ろにくんのよ?」
近づいてきたパチュリーはそのまま霊夢の後ろに回る、すると次の瞬間尻尾に重量を感じた。
だがそんなに重いということもなかった、まるで小さい子供が抱きついてきたときのような・・・そんな軽い重みだった
「じゃ、お休み・・・」
「ちょっ!?」
パチュリーは霊夢の後ろに向かうと同時に、霊夢の尻尾を枕にし、眠ってしまう
まるで最初からそうしたかったかのように自然な動きで・・・
起こそうとも思ったが心地よい寝息が聞こえてきて起こすに起こせなかった
なので無理に起こすこともせずに、霊夢もその場に座り込んだ。
そしてパチュリーの頭をなでると・・・
「・・・お休み、パチュリー
良い夢を」
「くぅ・・・」
こんな姿になってもいつもの生活を遅れると思った、だが、実際はいつもと違う生活だ。
皆から奇異の目で見られるも、それは嫌悪ではなくて・・・案外こんな生活も悪くは無いと思った。