獣耳っ娘、霊夢の妙な日常 作:kokkin
「…参ったわね」
館の中に入ったはいいが、中は広く迷っていた
『まったく、ムダに広いのよねこの館』とか愚痴をたれつつ『まぁどうせ帰るとしても迷うしこのままレミリアんところに文句でも言いに行こう』と自分に言い聞かせ、再び歩き始める
そんな時、後ろから誰かの足音が聞こえ反射的にそちらを振り向いた。そこには悪魔がいた、パチュリーの部屋へ行く途中なのだろう。
小悪魔は霊夢を確認すると急いで近づいてくる、だが霊夢を見るなり首をかしげた
「あれ?
ええとあの、霊夢さん…ですよね?」
「…またか…」
「はい?」
「ううん、なんでもないわ」
「そうですか」
「で、案内してほしいんだけど、小悪魔」
「お嬢様のところですね、分かりました」
「お願いね」
「はい」
小悪魔と歩き始めるのだが、どうにも小悪魔の様子がおかしい
先ほどからこちらをちらちらと見てくる、そのくせ目を合わせたとたん恥ずかしそうに俯いてしまう。
まさかと思うけどこいつもなのだろうか?そう思い直接聞いてみることにした。
「あのさぁ、小悪魔?」
「ひゃいっ!?」
いきなり話しかけられたのにビックリしたのか体が跳ねる、それにうまくしゃべれていなかった。
動揺してるのが分かり、『あぁ…やっぱり』と思う
「さっきから見てるけど、触りたいの?」
「はい!」
元気いっぱいに肯定される・・・肯定・・・されたくなかったなぁ
目をきらきらさせ、背中と頭の羽がピコピコ動いていた。
「…はぁ、もう触っていいからちゃんと案内もしてよね…」
「はい!じゃぁ失礼して、と」
まずは尻尾を優しく触られた
優しく・・・優しすぎて嬌声が出てしまったがなんとか口をふさぐ、小悪魔はそんな霊夢を見て微笑んだが尻尾をなでる手は休めない、そんなに触ってて気持ちいいんだろうか?
結局、それから数十分にわたり、小悪魔に触られ続けることとなる。その間、変な声が出るのを抑えるのが辛かったけど・・・
数十分後、小悪魔は撫でるのをやめ、離れようとするのだが服の裾を霊夢が恥ずかしそうに掴んでいるのに気づく
今の霊夢は頬を真っ赤に染め上げ、小悪魔を見上げるその瞳はうるんでいた…
裾をつかんでいる手は少し震えている、【さすがにやりすぎたかな?】と反省するが時すでに遅し、霊夢に引き寄せられる。
その時に霊夢の心臓が高鳴ってるのが聞こえ、次の瞬間、霊夢は小悪魔の羽を甘噛みした。
くすぐったくて声が出てしまったがそれを手で抑える、だが霊夢はやめてくれなく数分の間、羽等を触られをくりを繰り返された
やめてほしかったが小悪魔も霊夢の尻尾等にあれだけ触ったし別にいいやとあきらめた…