シンデレラ達とのストーリー   作:テリアキ

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ライラさんのSSRが当たらないのはアイスが足りないせいですか?泣


2話

 

凛「じゃあ毅は私と同い年なんだ。てっきり年上かと思った。」

 

毅「老けてるって言いたいのか?そうなのか?」

 

凛「誰もそんなこと言ってないじゃん…。」

 

毅「いやしかし凛がいて助かったわ。あと3秒でマジで泣くとこだ

ったわ。」

 

凛「引っ越してきて土地勘無いのは分かるけど、自分の家くらい覚え

ときなよ。それにそんなに迷うくらいの距離じゃないと思うよ?」

 

毅「周りの景色見ながらランニングしてたつもりが考え事してて何も

覚えてなくてな…。」

 

 

今私達は一緒に毅の家へ帰っている。あの後、毅が家への帰り道が分からないと言ってきたので、スマホにメモしていた住所を見せてもらうと、ここからそんなに遠くない場所だった。ていうか私の家からも近い。ご近所さんだったんだ。

今ハナコのリードは毅が持っていてハナコも嬉しそうにしている。

…やっぱり少し悔しい。

 

凛「毅はどこの高校?ていうかもうすぐGWって時に転校してきたんだ。珍しいね。」

 

毅「確か◯△高校だったかな?それと転校じゃなくてちゃんとこの高校受けたんだぞ?…まぁ家庭の事情で入学が少し遅れたけどな。」

 

凛「あっ私と同じ高校じゃん。すごい偶然だね。…でもうちの担任の先生は何も言ってなかったから、違うクラスなのかもね。」

 

 

同じ学校、同じ学年ってことで少し嬉しかったけど、クラスは違うんだ。まぁそこまで偶然は重ならないか。

 

毅「ま、違うクラスでも会う機会もあるんだし、これからよろしくな。」

 

凛「うん。分からないことあったり、クラスで友達できなかったらいつでも言ってね。慰めてあげる。」

 

毅「ぼっちになるの前提で言うんじゃねえよ!100人作ってやるわ!」

 

凛「だって毅ちょっと見た目ヤンキーっぽいんだもん。怖がられるかもよ?」

 

毅「ぐっ…、人が気にしていることを…!」

 

 

やっぱ自分でもヤンキーっぽい見た目って思ってたんだ。でも見た目とは裏腹にこうやって冗談も言えるし、今歩道を歩いててもさりげなく道路側歩いてくれて優しいし、何よりその笑った顔見せたら大丈夫だと思う。

…なんて恥ずかしくて言わないけどね。

 

 

二人で話しながら歩いていると目的地に着いた。毅の家はマンションで、一人暮らしだそうだ。外観は真新しく、ロビーも綺麗。高そうだなぁ…。

 

凛「綺麗なマンションに住んでるんだね。」

 

毅「じいちゃんの知り合いのマンションでな。家賃安くしてくれてるんだよ。」

 

凛「へぇー。でも一人暮らしかぁ。ちょっと憧れるかも。」

 

毅「いや絶対実家だろ。一人で自炊洗濯掃除とかやってらんねーわ。」

 

凛「これから最低でも約3年やらなきゃいけないのに、今そんなので大丈夫?」

 

毅「大丈夫だろ。やるときゃやる男だから。…たぶん。」

 

 

そう言って彼は苦笑いをした。私は今実家で料理も洗濯も掃除もお母さんがやってくれている。私も少しは手伝ってるけど、それを全部一人でやるのは確かに大変だ。…お母さんありがとう。

 

毅「今日は助かった。じゃあ明日から学校だから、また学校でな。」

 

凛「うん、私の方こそ今日はありがとね。バイバイ。」

 

ハナコ「ワンッ!ワンッ!」

 

毅「ハハッ、ハナコもまたな。」

 

 

毅からハナコのリードを貰って私も帰路に着く。まぁここから10分もかからないけどね。

帰りながらさっきのことを思い出す。ハナコを保護してくれたのが同じ学校の人で、事情により明日から登校する男の子。こんなこともあるんだね。

 

 

しかし今思ってみると、同じ年代の男子とこんなに話したのって初めてかもしれない。同じクラスの男子とは学校が始まって1ヶ月が過ぎようとしているが、ほとんど挨拶だけ。

 

そういえば、クラスの友達の女の子が「凛はちょっと無愛想なとこあるから、男子も話かけにくいのかもねー。」なんて言っていたのを思い出した。

 

そりゃあ私は他の子みたいに見た目が可愛らしくもないし、自分から話しかける方でもないけど…いやこれじゃ人の事言えないか。

ごめんね毅。

 

 

家に着くと、軽くシャワーを浴びて、お母さんの朝ご飯を食べて準備をする。今日も一日レッスンの日だ。頑張ろう!

 

と思いながら外に出ると、ふと思った。

 

 

あ、連絡先聞いてないや。…ま明日でいっか。

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