組みを決めます
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グリフィンドールッ!!!×4
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探検しないの?!→しないわ
↓
うるせぇ寝みぃんだ寝かせろ
「それでは始めてくださいッ!」
マグゴナガルの声が辺りに響く、今こなしている授業は変身術、Aの物体をBの物体に変えるという授業だ
「Mr.ポッターはこちらへ、兄の方です」
「分かりましたマグゴナガル先生」
ストリットには魔力がないためマグゴナガルや他の教師の手伝いをしてもらっている
「先生できました!」
「よろしい、それではMr.ポッター、確認して差し上げてください」
ストリットがハーマイオニーの近くによる、今の時間の手伝いは出来た物の品質確認である
「針の材質よし、穴の大きさよし、硬さも問題はなしと、完璧ですマグゴナガル先生」
「よく出来ましたMs.グレンジャー、それではMr.グレンジャーの様な素晴らしい物を期待していますよ!出来た者から私やMR.ポッターに見せてください!」
ガヤガヤと声が上がりながらもグリフィンドールの生徒はこなしていく、その中でハリーやロンも危なげだったが無事に授業は終わった
「これで授業は終わりです!みなさん次の授業もサボらない様にしてください!それとMr.ポッター、この後私のところに来て下さい、兄の方です」
ストリットだけがマグゴナガルに呼び出される、どうやら次の授業で必要なことらしく先に行っててとストリットはハリー達に伝える
「マグゴナガル先生はストリットに何の用があるのかしら?」
「さぁ?でもストリットの事だから大丈夫だよ」
少しだったがストリットは戻ってこなかった、どうやら保健室にいたらしくマグゴナガルとの会話が終わった後に派手に転んだようだ、見れば体がボロボロになっておりまさに『満身創痍』の言葉が合うだろう
「今日は俺保健室で安静にしてないといけないらしいから先生達に伝えておいてくれないか?」
「分かった、兄さんも体を動かさないようにね」
そう言って保健室から3人は出る、しかしハリーには腑に落ちない箇所があった
(なんで兄さん転んだんだろう、いつもならそんなことないのに・・・)
ハリーの中では兄は様々な武術をやっておりその中には柔道も入っていたはずと考えていた、転ぶだけならただ受け身を取ればいいだけなのに何故あんなにもボロボロなのだろうか
(......いや、きっと兄さんは運が悪かっただけなんだ・・・うん)
そう思いながら今日の授業を全てこなす、授業ではストリットが先生の手伝いを務めていたため先生達が目に見えてガッカリしているのがはっきり見て取れた
「そうか、兄のポッターがか・・・」
なんとあのスネイプでさえガッカリする程だ、よほど先生達からの信頼が厚いのであろう、しかし1番落ち込んでいたのは意外な人だった
「ストリットがか?!それは大変だ!わしも見舞いに行ってやらねば・・・!」
そう言ったのはなんとフィルチだった、フィルチの猫もどことなく悲しんでおりハリー達3人は困惑するしかなかった
ー数日後ー
「それではみなさん始めてくださいッ!」
『上がれ!』「上がれ!」『上がれ!』
今やっているのは箒の授業、やはり魔法使いは箒とイメージが強いのかみんなワクワクしながら『上がれ』と言っている
「先生、俺も数日前からマグゴナガル先生にこのことについての対処してもらったんですが・・・いいですか?」
「えぇ良いわよ 、ただし気をつけること」
ストリットが先生から許可をもらうとどこからか悲鳴が聞こえる、悲鳴の方を見ればネビルが箒にまたがり空を飛んでいる姿だった
「ロングボトム!まだ飛んでいいと許可は出してない!」
先生の声が聞こえたと思えばネビルは箒からバランスを崩してしまい、手首の骨を折ってしまった
「早く見せなさい!あーあー全く、生徒達は飛ばないように!飛んだら自分のいる寮にマイナスが付きますからね!」
先生がネビルを保健室へと連れて行く、その後ろ姿をグリフィンドール生とスリザリン生は見ていたが先生の姿が見えなくなるといきなりスリザリン生が笑い出した
『ハーッハッハッハッハー!!!』
「お前ら何がおかしいんだ?ちょっと話してみろよ」
ストリットがキレ気味で問いかける、そこでスリザリンの代表としてマルフォイが言い返してくる
「これが笑わずにいられるか!ほら見ろよ!ロングボトムのバカ玉だ!」
ネビルの忘れ玉をわざわざバカにしながらグリフィンドール生に見せてくる、そこでストリットが掴もうとするがマルフォイは箒にまたがり上に飛び去ってしまう
「ふん!下等なスクイブが魔法の直系である僕にかなうものか!」
カシャッ
『『『え・・・?』』』
いきなりカシャっと音が聴こえる、音のなった方を見るとストリットがカメラを構えてマルフォイを取っていた
「いやぁちょうはつに乗ってくれてよかった、君本当に煽り耐性ないよね〜!!!」www
「は、え、いや、え?!」
突然のことでマルフォイは困惑する、しかし頭を冷やすとキレ出して箒でさらに上へと飛んでいく
「あちゃー、そこまで飛ばれると流石に厳しいなぁ」
「マルフォイ!早くその忘れ玉を返すんだ!」
ストリットが悩んでいるとハリーがマルフォイに向けて言い放つ、それをみたマルフォイはまるで罠にかかったな!とでも言いたそうな顔をして更に言い返す
「なら僕から奪ってみろよ!それとも高いところが苦手かポッター!!!」
(あの、俺もポッターなんだけど)
ストリットが心で思うがそこはぐっとこらえる、ハリーにやらせてみようと思ったのだろう
「やめなよハリー!飛んだらマイナスになっちゃうのよ?!」
「大丈夫だハーマイオニー、ハリーならいける、それにその時は俺が先生に言われるから大丈夫だ」
その言葉を聞いて安心したハリーはすぐさま箒にまたがりマルフォイを追いかける
「おー、あんな感じで飛ぶのか、
「え?違うやり方ってことはストリットも飛べるのかい?」
「おう、ちょいとばかしマグゴナガル先生に頼んでな、そしたら飛べるような細工をしてくれたんだよ、その飛ぶためのアクセサリーがこのブレスレットさ」
そんなことを話しながらストリットはチラッと見る、なんとそこはまっすぐ行けばマグルで言うところの職員室ではないか
「不味いッよっと!!!」
ストリットがしているブレスレットが光だし大きな円型の魔法陣となって浮き始めた
「丁度いい!これが俺の飛び方だぜ!!!」
まるで西遊記に出てくる悟空のような飛び方でまっすぐ飛んでいく、スピードはハリー達より少し早くすぐに追いついた
「ほら!取れるもんなら取ってみろよ!」
マルフォイが忘れ玉を投げる、それをハリーはキャッチしたが箒がいきなり暴れて落ちそうになる
「うわ!ちょ!なんで?!うわぁああああ!!!」
ハリーは必死に箒にしがみつくが振り落とされてしまう、しかしストリットが下にいたため円盤の上に落ちて致命傷は避けることが出来た
「ふぅ、あぶねぇなまったく」
「ごめんね兄さん、ありがとう」
2人は会話をしていたがその会話を見ている人物がいた
「あれは・・・!」
その人物はなんと、ストリットやハリー達のグリフィンドールの先生、マクゴナガルであった
ストリットの使った魔法陣ですが・・・あの飛び方かっこ良くないですか?それだけです