「さぁ、説明してもらうわよ?」
月村忍は
「話せないって言った場合は?」
「なんでそんな言葉がでてくるか頭を悩ませるのだけど」
「ですよね…なら!!」
GN粒子を前面に噴射し、エルシーを抱え逃げようとすると
メイド服を着た女性が突っ込んできた
一般人は傷つけられない
そう思えば、GN粒子を散布し、目眩ましにする
あとはそのまま空を飛んでその場を離れた
「ノエル、追跡を」
「申し訳御座いません、レーダー系統に全て異常が発生しており、追跡が出来ません」
「ん?そんな柔な設計してないはずだけど・・・」
「おそらくジャミング系の機械を使われたのかと」
そんな二人に
「ねぇ、なのはちゃん」
「な、なに?すずかちゃん・・・」
「洋服」
「へ?」
なのはは自分の姿がバリアジャケットのままであることに気が付いた
「あ・・・」
「あ、じゃないよなのは~」
とユーノ
「まぁ、ばれちゃったらしょうがないとあたいは思うけどね」
と、アルフは能天気なようだ
「うーん、一応ばれても問題はない位なのだけど・・・
まぁ、説明はしなければならないようね」
「「魔導士?」」
忍とすずかは聞いた
「ええ、魔導士よ
ただ、テレビとやらに出てくる便利なものじゃなくて
戦ったりするだけのものよ、まぁ傷をいやすって魔法もあるけれど」
プレシアはそれからも説明を続けたが、そもそも忍とすずかは裏しか知らないので
1を聞いて10とはいかなかった
「じゃあ、さっきの人たちも魔導士?」
忍はプレシアに説明を求めたがプレシアから帰ってきたのはこんな言葉だ
「・・・化け物だと思うわよ?」
「・・・化け物?あれが?」
「不思議に思わなかった?レーダー系や通信系の異常、さらにはあの不思議な光
私たちがあれに最初にあったのは数十年前」
「数十年前?あれはどう見ても10代の子たちよ?」
「そんなことは序の口よ、あれが怖いのはこっち
私たちに対しての影響よ」
「どういうことですか?」
「うーん、簡単に言うと人類を進化させる、新人類を作り上げる
他者との意識の共有、驚異的な反射神経、他にもあるかもしれないけれどね」
「言って何ですけど、言っていいんですか?
そんなこと話しちゃって?」
「大丈夫よ、とりあえず貴方たちは私のサークルに入ってる時点で何も言えないし
この世界で私たちに勝とうなんて、石ころで太陽を落とすに等しいのだから」
知らずうちに忍たちの足元にはプレシアを中心に薄紫の光のサークルができている
『disappearing whip』
プレシアの専用デバイスから音声が飛び出した
デバイスは二等辺三角形の髪飾りである
「忍お嬢様・・・」
ノエルはアイコンタクトでこのサークルから一気に離れるつもりだが
「分かった、こちら側からは何もしないわ
だから・・・早くその穢れた手をすずかから離しなさい」
「分かっちゃうんだ、良い判断良い判断」
『Three hands』
アリシアのデバイスからも同様に音声が聞こえた
その後、視線でのにらみ合いが始まったが、すぐにそれを終わらせたものが現れた
「あの~、行く場所無いんで誰か家に泊めてくれませんか?」
先ほどかっこよく消えた要であった
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