魔法少女リリカルなのは〜転生してきた魔王〜   作:蒼天の天国

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蒼天の天国です

10話です


10話『友』と言う字は、手を取り合って助け合う仲間。って意味らしいですね。

Side悠我―

 

「はぁ・・・何か面白い事起きないかなぁー」

《お前の場合は面白い=厄介事だからな、普通の人間にとっては、いい迷惑だよ》

「そう言うなヴェーダ実際問題、2年生になってから何も起きないんだもん。起きたとすれば、百号ある拘束制限術式を十号まで減らせたぐらいだろ」

《俺は頑張ったぞ、相棒が多いって言うから、何とかやってやったぜ》

 

月日の経つのは早いもので、いつの間にか小学2年生に進級し、季節も秋になっていた。

2年生に進級するまで面白い事は何も起きていないから退屈だ

校門前で兄貴達を待ちながら、一番の悩みをどう解消するか思案中である

 

「あぁ神様でも来ないかな」

《お前、真人間を自称しているならそう言う発言はどうかと思うぞ》

「だってそれくらい退屈なんだもん」

《ならば主殿、俺と暇つぶしの戦闘でもするか》

「ソレは魅力的なお誘いで・・・おや?」

 

フェンリルからの素晴らしい提案だったが、それ以上のモノが視界に映り込んだため、そちらの方に俺の意識が向いた

 

「おい! 面白い事が目の前で起きたぞ」

《そうみたいだな》

《友達が拉致される処を見て喜ぶのは主殿らしいと言えばそうだがな》

 

そう目の前でアリサちゃんとすずかちゃん、兄貴が拉致られた

 

「こんな人目が多い所で拉致なんて、随分と大胆な方々ですね」

《だが目撃者はお前だけみたいだぞ?》

《どうする主殿、帰るのか?》

「いいや、面白い事が目の前で起きたんだ、普段なら帰るがところだが、最近は暇だから助けに行くさ。なのはちゃんは今日はお休みだしね」

《お前が?珍しい事もあるものだな》

「うるせぇ、GZで追跡しようと思うのだが、ステルスは付いているか?」

《もちろんだぜ》

「なら行くぜぇ!!」

 

人目の付かない所にまで移動しGZを完全に展開しする、ステルスを発動さてから飛翔する

恐らくは、すずかちゃんの件だよな、ってかその方が面白いからね

 

Side Out―

 

 

******

 

 

Side悠希―

 

油断したか、な

捕まってしまったよ誘拐犯に、前世では拉致誘拐はした事もされた事もある

がコレは完全に僕が油断していた、恐くアリサかすずかが目的だろう、2人は完全に怯えているし、幸いにも手は拘束されていない

 

「おい!ガキお前、妙に落ち着いてないか?変な事は考えない方が身のためだぞ」

「・・・はい」

 

今は車の中だ、しかも車内も黒いフィルムで覆われているし、逃げるにしても僕一人ならまだしも、2人一緒となると流石にきついな

敵は6名しかもご丁寧に銃まである、

 

「しかし、月村だけの予定だったが、思わぬ追加ボーナスがついてきたものだ」

「あぁ、小僧の方は知らんが、あの学校に通っているんだ、それなりに金は持っているだろう」

 

やはり身代金が目的ですか

とか思っていたら、車が停車し、車から出され連れてこられたのは、オンボロの廃屋だった

 

「ボス これからどうしますかね」

「取り敢えず、こいつらの家に電話だ」

「了解でーす。・・・おい、お前ら助かりたければ家の電話番号を教えろ」

「スイマセンが、ソレはお断りします」

「なんだとぉ?」

「犯罪者の言いなりにはなるな。ってもが我が家の家訓でね、すずかにアリサ君たち2人も言うな」

「この、クソガキ!」

 

やばっ 挑発しすぎたか

男が鉄パイプを振り上げてきた

 

「やめろ。傷つけると手当が面倒い、電話は後でいい」

「っけ!」

「大丈夫?悠希くん、ごめんね。私のs「おっと、ソレは言うなよ」・・・え?」

「僕達は友達だ、君のせいだとは思ってない、別に気にしなくていいよ」

「そうよ、すずかワタシ達は友達でしょ」

 

パチパチパチ

 

ボスと呼ばれていた男の1人が、まるで三文芝居を見るような目をしながら、わざとらしく拍手をしてくる

 

「いやー、君達子供の友情は美しいな。我々みたいな汚れて汚い大人には眩しすぎるよ。けど君たちも物好きだねぇ。そんなモノを友達とは」

 

どういう意味だ?

男の言葉に僕もアリサも違和感を感じたが ただ、すずかが男の言葉にあからさまに反応していた

 

「すずか?」

「ん? もしかして、君たちは知らないのかい?彼女の正体に付いて」

「どういう事だ」

「ソレは彼女の家族が、一族が吸血鬼っていうバケモンだってことだよ」

「「えっ」」

 

こいつは何を言っている、すずかが吸血鬼?

 

「酷いよねぇ、君たちを騙して友達面なんて、酷い化物だよね」

「ハハハハ、全くですねボス」

「・・・」

 

すずかは黙り、恐らくは事実なんだろうな彼女の反応がそう言っている様なものだ

 

「すずか、本当なのか?」

「その通り、だよ・・・今まで騙していて。ごめんなさい」

「さてさて、君たちは彼女がバケモノと判って、それでも友達と言うのかい?」

 

すずかは完全に否定される覚悟を決めたらしく、今にも泣きそうな顔だ

けど、コイツラは知らない俺は本当のバケモノって奴を知っている、ノルウェーでであったアイツに比べれば何ともない、だから

 

「ソレがどうしたよ、さっきも言ったが、すずかは僕の友達だ!例え人間じゃ無かったとしても、僕は彼女の一生涯の友達だ!」

「ワタシも同じよ、すずかは友達よ」

「そうか、なら」

 

男の1人が僕に銃口を向けた

僕を殺すつもりか?・・・いや、そうじゃいな

 

「君たちは友達らしい、なら今すぐに家の連絡先を教えろ。じゃないとこのガキの命は」

 

下手に動いても直ぐに射たれる、どうしよう

僕が追い詰められて打開策を考えていると、外の方から聞きなれない音が聞こえてきた

 

キュイィィィィィィィィィィ

 

なんだ?何の音だ、敵の増援かとも思ったが違うらしい

 

「なんだ警察か?」

「いやまさか」

 

男たちが混乱して騒いでいると天井からソレはやってきた

 

ドガァァァァァァァン

 

天井から何かが落ちてきて衝撃で粉塵が舞う

粉塵が晴れた中から出てきたのは、緑色の光の粒子を纏った純白白銀の美しい人の形をした何かだった

 

「なんだコイツ、ロボットか?」

「いやまさか、そんなオカルト的な」

 

やがてソレは装甲をパージして建物の中を光が包む

光りがやむと、そこには僕がよく知る子供が立っていた

 

Side Out―

 

 

******

 

 

Side悠我―

 

《なぁ主殿、コレは当初の目的と少しばかり違うのではないか》

《確かに、お前は悠希の特典を見たい言ってなかったか》

《相変わらずの適当さが招いた。まぁ失敗と言えよう》

 

みんな唖然としているな、確かに空からいきなり変なモノが突入してきて、中から子供が出てくればそれはもう・・・驚くよね。ははは

さて、後ろの兄貴たち、すずかの反応を見る限り、やはりあのイベントか、

 

「どうも初めまして。愉快な誘拐犯さん、俺は神叢 悠我、これでも戸籍上は男だ、それと後ろの銀髪のイケメンと美少女二人の家族と友達だ」

「悠我なのか?」

「そうだよ兄さん、まさか弟の顔を忘れたのか?それより犯人さんたちフリーズなう?」

 

まじで固まっている?もしかして今なら、逃げれんじゃね?

 

「はっ!お前は何者だ!」

「いや、自己紹介したよ。ばか?」

「テメー、年上の口の利き方がなってないぞ」

「俺は友達や家族を傷つける奴に敬語を使う気は、さらさらない」

「友達?今日はその言葉をよく聞くな、さっき2人には言ったが、その月村の娘は人間ではないぞ吸血鬼だ化物だ、お前はそれを助けると言うのか?」

「うん」

「なに!?」

「すずかちゃんが吸血鬼だって事は、知ってたしね」

「知っていたの悠我くん」

「そうだよ理由はいずれ。すずかちゃん、兄さん達は君を友達と言ったみたいだね、俺も同じだ」

「最近の子供は物好きだな、こんな化物を友達とは」

「何か、誤解してないか?兄さん達は知らんが、俺がすずかちゃんをバケモノと見ないのは、俺の方がもっとバケモノだからだ」

「このガキ気でも狂っているのか」

 

俺は間違っていないよな、だって吸血鬼より魔王の方が立場的に上だよね、だから俺の方がバケモノだよね

 

「仮にお前がバケモノだとして、月村が吸血鬼なら小僧、お前はなんだ?」

「魔王だ。最強にして最悪の魔王」

「魔王?そうか魔王かハッハハ。ならば我々は人間として魔王を倒して勇者にならねばな、なぁ皆?」

「「「そのとうりですねボス」」」

「って理由だ、サヨナラ魔王www」

 

パァーン

 

銃弾が俺の頭に直撃しその場に倒れる

 

「悠我!!!」

「弱い魔王だな」

「そうだな誘拐犯、俺自身もそう感じるよ」

「嘘だろ、脳天を打ち抜いたんだぞ」

 

俺は確かに脳天をぶち抜かれたが、カオスの無限の権能のおかげで 死ななかった

驚いたね、前世では掌握しようとしなかったから内容は知らなかったが、コレは掌握しなくて良かったなホントに

 

「さて、勇者になりそこねた諸君、あなたたちは、ココでゲームオーバーだ」

《ヴェーダ、アレするぞ?》

《アレ?》

《偽・拘束制限術式の開放だ、最近十号減らす事に成功したアレだ》

《なるほど、面白そうだ》

《ではやるぞ》

「偽・拘束制限術式、第八号まで開放、状況H、「クロムウェル」発動による承認認識、眼前敵沈黙までの間、能力限定解除。では行くぞ人間、精々抗え」

 

俺の足元から闇が広がってゆく

コレはカオスの副能力で空間を闇のに染め上げて、その中の人間に幻覚を見せるだけだけど、普通の人なら精神崩壊するレベルだ

最もなぜこの権能なのかと言われると、イメージに近いのがこれだったからだ

 

「なんだこれは!あ、足が沈んでゆく・・・」

「クソ、クソ、クソォォォォォ・・・」

「コイツの方が確かにバケモノだ・・・」

 

あっと言う間に全滅したところで、闇を消し、再び術式が架かる

うん!いい暇つぶしになったな、もちろん殺していない

 

「さてと、3人とも帰るよ。あとこのことは内緒ね」

「「「う、うん」」」

「3人とも聞き分けがよくて助かるよ」

 

その後、警察を呼び、事情聴取されて無事に家に帰る事ができた

犯人は全員御用となった

 

 

今日の一言

 

「楽しかった」

 

 

 

 

 




誤字脱字感想アドバイスお願いいたします。

今回は『カオス』です
メインは、オルフェウスの「このカオスは有限なる存在全てを超越する無限を象徴」より、物体概念を無限にする能力にしました。
副能力はちょっとした応用程度ですが、「空の空間」から「無の空間」をイメージして少し神話と関係ないかもしれませんが、空間を闇のに染て幻覚を見せるだけの能力にしまして。

拘束制限術式は、やはり多いので一気に減らしました。

一応今回で原作前は終了です。区切りもいい?ですし
頑張る
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