1〜2週間空くかもと言いました案外時間が取れたので投稿します。
12話です
Side悠希―
塾の勉強中、僕らは授業よりも先ほど拾ったフェレットの事に集中してしまった。結局はなのはの家、が引き取る事が出来るみたいなので任せることにした
ホント今日一日は不思議だったよ、変な夢を見るし、変な声が聞こえるし、聞こえたと思えばフェレットを拾うし
「ただいま」
「お帰り悠希くん」
「随分お疲れのご様子ですね」
「またくだよ」
「ユーキくんご飯にするから着替えて来てね」
「はーい」
夕飯のあとに、塾の宿題を悠我と沙紀に手伝ってもらいながら頑張って消費し、いざ就寝タイムって時に
《誰か助けて》
「また、あの声か多分拾ったフェレットのものだと思うが、どうするかな」
謎の声の通りに助けに行くかどうか考えていると、部屋に沙紀が入ってきた
「悠希くん!またあの声が聞こえたんだけど」
「うん、僕にも聞こえた。僕は病院へ行って見ようと思うけど」
「私も行くよ」
「悠我は寝てしまったか?」
「今見てきたけど寝てたよ」
「オーライ。行くぞ」
一応、親に許可を取ってから家を飛び出した途中で、なのはすずかアリサの順に合流してフェレットのいる病院へと向かった
「悠我はどうしたのよ」
「アイツは寝ていたよ」
「なによ、どこまで優等生なのよ悠我は!」
「アリサちゃんそんなにイライラしないで、それよりもみんな、声が聞こえたの?」
「やっぱり、なのはちゃんもそうなんだ」
「ここにいる全員が夕方聞こえた声が聞こえたってわけなんだ」
会話をしている内に病院え着いたが喋りながら走ってきたせいで、僕以外は息が上がっていた
「みんな大丈夫・・・か?」
「なんとか」
「そうか、なら入るぞ」
僕がそう言って病院の門に手を伸ばした時にソレは僕達の背後に落ちてきた
「グゥ・・・」
「なにこれ、空の色も変わったし」
「怪物?」
「どちらかといえばスライムかも」
「こんな生物を僕は見たことなぞ」
「みんな、冷静に感想を述べている場合じゃないと思うけど」
「ガァァアァァ!!!!!」
「みんな!避けろ」
スライム?は僕ら目掛けて突進してきたが、寸でのところでみんな回避した。だがそれで病院の壁は破壊されて建物の一部にも被害が出てしまった
「あぁ!あれ」
「フェレット!」
〈来てくれたの!?〉
「「「「「しゃ、喋った!!!!」」」」」
フェレットが喋った!?そんな馬鹿な。と言いかけたが今はそれどころじゃ無かった
体制を立て直したスライムがまたこっちへ飛ぼうとしている
「それよ、スライムがまた襲って来るぞ」
「逃げるわよみんな!」
僕達はフェレットを抱えたままスライムから逃げた
「何が何だかよくわからないけど何なの!」
〈君たちには資質がある。お願い僕に力を貸して〉
「資質?なによそれ」
〈僕は、ある探し物をするために、ここではない別の世界から来ました。けど僕一人じゃ不可能に近くて、だから迷惑は承知ですけど、力を貸して欲しくて。お礼はします、必ずします。だから僕の持っている力を魔法の力を、〉
「魔法ってあの魔法?」
「多分そうだろう」
「みんな、話し合いは後にして!」
あのスライム飛べんのかよ、そして上空から急降下してきて地面に激突し体が辺りに散乱した
凄い土煙が舞う
「僕は協力する、みんなは」
「「「「当然、協力するわよ」」」」
〈ありがとう〉
「だがフェレットくん、どうすれば良い、こちらには武器はないんだ」
〈それならコレを使って〉
そう言うなりフェレットが顔を上げて促してきたのは、首に付いていたペンダントだった
僕らはそれぞれ、僕が緑のペンダント、沙紀は青いペンダント、なのはは赤いペンダント、すずかは雪の結晶を象ったペンダント、アリサは炎を象ったペンダントを一つずつ手に取った
「これでどうすればいいの?」
〈それぞれ今から僕が言うことを復唱して〉
「わかったわ」
だが、煙幕の役割を果たしてくれていた土煙が晴れてしまいスライムが僕らを見つけてしまった上に三つに分裂して襲ってきた
「マズイわね」
「ど、どうしよう」
「なんとかしなきゃ」
「フェレットくん早く復唱のなんちゃらを言ってくれ」
〈言ったとしても間に合わない〉
ダメだ、僕らは完全に囲まれた、奴らはジリジリと距離を詰めてくる、背後は塀の壁
こりゃ人生詰んだな
〈今更で申し訳ないんですが、こんな事になってしまってごめんなさい〉
「別に、いいですよ」
「そういえば前にもこんな事あったな」
あの悠我が助けに来てくれたんだっけ、また来てれればいいんだけど人生そんなにうまく行かないか
そして距離を詰めたスライムは一斉に飛びかかって来た
もうダメだと思いみんな目を思いっきり閉じた。がしかし何も起きない、みんな恐る恐る目を開けるとそこには、白いマントを羽織り機械の巨大な翼を持った先程脳裏に浮かんだ少年が八角形のシールドを展開して立っていた
そしてその少年はいつもの茶目っ気の混じった声でこういった
「待たせたな」
Side Out-―
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Side悠我―
〈誰か助けて〉
《始まったな》
《あぁ、全てはこれからだ》
「なにやってんだ」
《ソレはこちらのセリフだ相棒、何故ベットで寝ているんだ》
《主殿はコレを待ち望んでいたのではないのか?》
「どうせ、何だかんだでピンチに陥るはずだから、そこで颯爽登場する」
《フラグ》
「うるせー」
俺は兄貴たちとは別々にい出る、その二人も、もう行ったみたいだし
じゃぁ俺たちも行きますか
「相棒、バリアジャケットだ」
《了解だ結界外で着るのは初めてだな》
「あとGZの籠手と翼も頼む」
《心得た》
ジャケットに着替えた後に窓からステルスを展開して飛び立とうとしたが、窓枠に展開した翼がつっかえてしまいでれなかった更に畳んでも突っかてしまい結局、一度しまってから窓からダイブしてすぐさま展開し飛んでいった
《主殿、別段翼を展開しなくても普通に飛べばよかろう》
《確かにな。相棒、何故そうしない》
「・べ・・から・だ」
《なんだて?》
「飛べないからだよ!!」
《《なんだと!》》
そう、俺はGZの翼が無いと飛べない、どうしても飛ぶイメージが出来ない。そりゃ最初は飛べると思ってましたよ、だが現実は違った。
「クソ・・・あっそうだヴェーダ結界展開してくれ」
《確か、封時結界だったか》
「そうだ、やってくれ」
結界が展開され辺り一面の色が変わり結界が無事に展開できたことが確認できた
そしてその後、病院の方から破壊音が聞こえた
「おぉ、始まったみたいだな」
《行くんだろ》
「当たり前だヴェーダ、お前の今の質問は、トイレに行きたい人間にトイレに行くのか?と質問するのと同義だぞ」
《その例えはよくわからんが、とにかく行くんだな》
取り敢えず最初は傍観を決め込んで上空から高みの見物を開始する
兄貴たちが走って逃げるが異相体って言ったっけ?ソレに追われ奴らが上空からダイブした時に煙に紛れて物陰に隠れる
異相体は辺り四散したあとに三体に分かれて五人に襲いかかろうとしている
「そろそろ行くか」
《おう、行ったれ》
俺は兄貴と異相体間目掛けて急行下した、そして直ぐさまGZの籠手に意識を集中さてせA・Tフィールドを展開する。異相体はものの見事に後方に吹っ飛んだ
そして顔を上げた兄貴たちにこう言ってやった
「待たせたな」
関係ないがこのA・Tフィールド、ジェネシック・ガオガイガーのプロテクトシェードに似てね、ガジェットツール入れてるからそれの影響か
「悠我くんなの?」
「そうだぜ、なのは。いつもダラダラみんなの隣に這い寄る真神、神叢悠我だぜ」
「悠我くん確かに寝ていたよね、それにその格好は」
「姉さんあれは嘘だ。狸寝入りだ、それより俺が時間を稼ぐからさっさとデバイスを起動しろ」
〈君はデバイスを知っているのか〉
「勿論、知っている、俺はこれでもデバイス持ちだぜ、だからさっさとしろ」
「悠我くん、時間を稼ぐってどうやって」
「俺が戦うのさ、心配無用だすずか、では任せたぞユーノくん」
〈え!どうして僕の名前を〉
当然の疑問をユーノがしてくるが無視して三匹に増えた異相体を撃破しない様に細心の注意を払いながら軽くあしらう、主にエナジーウイングの翼から粒子を刃状にして兄貴たちの邪魔にならない様に体を回転させながら辺り一面広範囲にばらまく
そして5色の光の柱が天高く聳えた
「ようやく起動したか、手加減して戦うの結構きついんだぞ」
《奴らがここまで来るのにもう少し掛かる》
「だから、オメーらを行かせるわけには。いかんのですよー!!」
五人のもとへ行こうとする異相体を最大展開しもはや壁と化したA・Tフィールドで奴らの行く手を塞ぐ、そしてユーノを連れて四人が空を飛んでやって来た・・・アレ?四人?アリサが居ない
「アリサはどこだ」
「アリサちゃんはその飛べなくて、地面を走ってる」
「マジだ」
確かにアリサは地面を何言ってるか聞こえないが喚きながらこっちに向かって走ってる
それで、なのはのバリアジャケットは劇場版仕様か、他の奴のもパッと見観察する、まず兄貴は軍服タイプでデバイスは銃剣かな?姉貴はドレスアーマーのザ・魔導師スタイルすずアリはINNOCENTのバリアジャケットですね
「それじゃ、行きますかみんな、俺が先陣を斬る。ユーノこいつらにジュエルシードの封印方法を軽く教えてやってくれ」
〈わかったけど、僕の名前の事も含めて君は一体どこまでしているんだ〉
「オット、センジンヲキルマエニ、アリサチャンガピンチダー」
誤魔化ではなく本当にアリサが狙われているのでフォローへ向かう
アリサはなれないながらも魔力を炎に変換させ、それを纏わせたデバイスを適当にブンブン叫びながらぶん回しているだけ牽制にすらなっていない
「きゃーこっちに来るなー!!!!」
〈アリサもっとしっかりしてくれ〉
「きたー!」
「よっと、大丈夫かアリサ」
「飛んでる、ってちょっとアンタなにやってんのよ!」
俺はアリサをお姫様だっこの状態で抱きかかえて飛んでいる、分裂して飛ぶ力が落ちたのか奴らは低空をぴょんぴょんと跳ね回ってる
「ヴェーダ、アリサに翼を貸すことは出来るか?」
《出来ん事もないが、お前が飛べなくなるぞ》
「硬質残光を足場にするさ」
「ちょっとアンタ、何独りで喋ってんのよ」
「アリサのデバイス、今から俺が装備している翼を貸すから」
〈わかった〉
エナジーウイングが光の粒子となって霧散したあと、アリサのデバイスへ譲渡しアリサがGZの翼を展開し飛行を始める
俺は硬質残光をうまく足場にして空中を走る様にアリサと共に四人のもとへ向かう
「アリサ今はそれで飛んでるが、自分で飛ぶ練習をしておいてくれよ」
「わかったけど、人が飛ぶなんて非現実的よ」
「俺もそう思うよ、・・・・ユーノみんなには説明したかい?」
〈バッチリだ〉
「ならみんな、役割分担を決めよう。アリサが最前衛、兄さんは遊撃、なのはは砲撃支援、姉さんとすずかはフルバックでみんなのの支援に集中してくれ、俺とフェレットくんは軽い教導するAreYouOK?」
「「「「「了解!」」」」」
「なら行くぞ。数ではこちらが有利だ、これで負けたら笑いもんだ」
アリサが炎の斬撃を異相体に飛ばす。が全く当たらない
「なんで避けるのよ!当たりなさいよ」
「アリサ攻撃がパターン化しすぎだ、お前は接近戦タイプなんだ、威力の小さい遠距離じゃ、お前は無能だ。攻撃するなら相手に接近しろ」
「わかったわよ近づいて切ればいいんでしょ、あと無能言うなー!」
フッ 元気でカワイイ声じゃないか。俺は牽制砲撃しながら敵に接近する兄貴のもとへ向かった、流石は転生者戦い慣れているのか攻撃に無駄がない
「いい動きだ兄さん。前世では何をしていたんだい?」
「詳しく説明する気はないが、傭兵だった。とだけ言っておく、ようやく転生について聞いてきたか」
「いつかは聞く気でいたさ、それが偶々今だってだけだ。・・・魔法は空中戦が可能なんだ今までのバトルスタイルを応用して昇華させればいいさ、あとアリサと連携してアレを散らばらないようにと、なのはから離れすぎないように誘導してくれ」
「?・・・了解」
次になのはだ、アイツは触りだけでいいだろう
「なのは、お前は高火力砲撃タイプだ兄さんみたいに移動しながらよりも、その場にとどまって遠距離から魔砲を叩き込め」
「わかったの、レイジングハートできそう?」
〈貴方がそう望むのであれば〉
「今、兄さんとアリサが誘導している。レイジングハートタイミングを図って封印する魔砲を放て」
〈了解しました〉
レイハをシューティングモードに切り替え、足元に魔法陣を展開させて砲撃準備にはいる
コレが魔砲少女の始まりか、心が浮き立つ様な感覚だよ
最後に姉さんすずかの元へ行く
「ユーノ、二人には大まかな流れを教えたかい」
〈うん、大まかにね、でも凄いよみんな、魔法文化のない世界なのにこれ程の資質を持っているなんて、君もそうなんだろ〉
「そだけど、俺は君や五人と違ってリンカーコアを使っての周辺魔力素を取り込み変換する魔力ではなく、完全に自己内包生産して魔力を持っている、内包量は文字どうり無限だ」
〈そんな馬鹿、なそれに無限って現実的に有り得ないよ〉
「だがそれが現実だ。それより二人だ」
「悠我くん、私達はどうすれば良いの?」
「すずかは前衛二人の防御サポート、姉さんは攻撃サポートで今回は行こうと思う、ユーノは隙を見て二人と共に思念体をバインドしてくれ」
〈わかったけど君は〉
「俺?俺は高みの見物にきまている」
「「〈は?〉」」
「さよーなら」
そのまま全体を見渡せる高さの建物まで移動し、王の財宝から金ピカの椅子を取り出し完全に座り込む
《いいのか?主殿こんなところで見物していて》
「さっき時間稼ぎの仕事してからいいじゃん」
《だが、GZの翼まで貸出ていいのか?俺の方で人間にも使えるよう出力制限はつけておいたが、あんなものを子供に貸すなんて》
「小さい事を気にするな」
その後の戦闘はなのはが魔砲をぶっぱなして、ジュエルシードを封印して終了した
五人と一匹が俺の所に飛んで来るのが見えたので、取り敢えずこの場で待つことにした
誤字脱字感想アドバイスがありましたらお願いいたします。
設定とかは自己解釈している部分もあるので、原作と違っても多めに見てください。
この作品の会話は「《》:念話」で「〈〉:デバイス、使い魔等」にしています。